概要
1977年8月25日生まれ。身長163cm。O型。秋田県能代市生れで、10歳の時に埼玉県三郷市に移る。
声優として、アイムエンタープライズ、アーツビジョン、青二プロダクションを経て2021年1月1日より所属フリーランスへ転向。
童話作家としては、らいとすたっふ所属。
2018年2月12日 自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組『浅野真澄×山田真哉の週刊マネーランド』にて、少し前に漫画家の畑健二郎と結婚したことを発表した。
声優として
国学院大学在学中、友人に誘われて『ボイスアニメージュ』主催の合宿制オーディション「声優サマースクール」でグランプリを獲得。もともと女優指向だった事もあり、声優の道に進む。
2001年、『ちっちゃな雪使いシュガー』のサガ・ベルイマン役で初主演(2人の主人公の一方。単独主人公としては2003年『一騎当千』の孫策伯符役が初)。
『一騎当千』の孫策に代表される天真爛漫なキャラクターを得意とするが、『クイズマジックアカデミー』のシャロンのようなツンデレもこなす。
本人曰く、いわゆる「萌え声」も出せないわけではないが長く続かないとか。
ラジオ
声優業の一環として、ラジオパーソナリティの仕事がある。そのドS&ド黒いトークから、声優・パーソナリティとしての浅野は、黒浅野と称されている。
特に文化放送における鷲崎健との殴り合い…もとい共同作業は10年に及ぶ。
基本的に浅野の毒舌や貧乏ネタに対する鷲崎のツッコミというのがパターン。
自称「S」で、MCとしてはもちろん、ゲストとして呼ばれる時も強気系のトークを崩さない。
その威力は『A&G 超RADIO SHOW〜アニスパ!〜』で下ネタ弾幕を張りまくられた阿澄佳奈が
「浅野さんなんか声優業界からいなくなっちゃえばいいんだ!」と叫んだほど。
17歳教信者のリアル年齢をバラすために、同教の信者からは天敵扱いされる。
(ただしネタ的なものであり実際に険悪な関係と言うワケではない)
その一方、小野坂昌也と『昌也・真澄のバクバクON AIR!』を受け持った時はM扱いされ、節分の鬼に見立てられて豆(正確には炒り大豆ではなく,生まれ故郷・能代の風習に従って落花生。<関連記事 公式ブログ内で豆まきについて語った記事>)をぶつけられたり、電流を流されたり、鼻の穴に落花生を突っ込まれたり、蜂蜜漬けの原稿を持たされたりしながら台詞を読まされた経験があったりする。
ラジオバーソナリティとして影響を受けたのは宮村優子とのこと。
作家として
作家としては「あさのますみ」の名義を使用する。
2007年、小学館主催・第13回おひさま大賞・童話部門において最優秀賞を受賞。童話作家としてデビュー。
2009年には『ぼくんちにマツイヒデキ!?』というタイトルからなんとなく内容が想像できる絵本を描き下ろし、本書は全国学校図書館協議会選定図書に認定された。
公式サイトによるとこれがきっかけで野球ファンになったらしい。
のちに角川つばさ文庫より『ウルは空色魔女』シリーズを上梓し、児童文学作家となる。
角川つばさ文庫や小学館の童話誌『おひさま』を拠点に活動している。
本人は「子供嫌い」を公言しているが、川澄綾子から「あなたの人生嘘ばっか」と言われた事があるだけにどこまで本気かは謎。
児童文学の基礎に沿ったハートフルな作風は、声優としての浅野を微塵も感じさせないものであるため、こちらの「あさのますみ」はファンより白浅野と称されている。
2012年より畑健二郎とタッグを組み、同人サークル「はじめまして。」を主宰。声優業界のあるあるネタをふんだんに盛り込んだ4コマ漫画同人誌『それが声優!』の原作を担当。コミックマーケットを拠点に同作品の発表・発刊を行い続け、ついに2015年夏アニメとしてアニメ化される。
作詞家としても活動しており、これまで堀江由衣をはじめと声優としての同業者は勿論(堀江自身があさのの書く歌詞を気に入っている)、それに留まらず歌手の中孝介、相川七瀬等に歌詞を提供している。
エピソード
貧乏ネタ・守銭奴キャラ
高校時代は無遅刻・無欠席・無早退を貫いたが、これは実家が貧しく、大学進学の学費が用意できなかったため、大学の奨学金と日本育英会(現・日本学生支援機構)の学費貸与を得るためで、本人自身、高校時代は奨学金を得るために過ごしたとブログで書いたことがある。
このような経歴から、ラジオでは貧乏生活をネタにすることが多い。
また、歯に衣を着せないトークと相まって守銭奴キャラとしても鳴らしている。
(後述の『昌也・真澄のバクバクON AIR!』では「守銭奴ポイント」なるイベントまで設けられた)
Kirakira☆メロディ学園
バンプレストやニッポン放送らによる「オーディションによって選ばれた学園生が、レッスンを受けながら様々なアイドル活動を行い、最終的にアイドル声優を目指す」という企画「Kiribati☆メロディ学園」。これが浅野真澄のデビューであり初のメジャー活動となる。
同期にはいのくちゆか、門脇舞以、榊原ゆい、徳永愛、 薮田尚子(現:樹元オリエ)らがいる。
ただ当時大学生だったにもかかわらず常に学園の制服姿でいなければならない、そのクリーニングは自前などスタッフからの扱いは非常に悪く、大学やレッスンとのスケジュール合わせ、メンバー同士の仲が悪かった等、当時の事は黒歴史同然との事。
しかしアニスパにて鷲崎健にいじられネタに使われ、ついにはあちこちで自虐ネタにした他、同企画を放送していたラジオ番組のパーソナリティだった岩男潤子の番組にゲスト出来た時に自分から話している(外注企画のため、岩男本人はメロディ学園には関わっていない)
なお、岩男の番組にゲストに来る前にファンから「黒浅野は封じるように」と釘を刺された模様。しかし岩男以外には黒浅野が発動した。
その他
堀江由衣率いるAice5のメンバーだった。その堀江に関しては『それが声優!』内で「ON(ライブ・撮影時)とOFF(アフレコ・プライベート時)のギャップが激しい人」と評し、OFF状態の堀江に対して「ゆりえほい」のあだ名を冠している。(堀江自身は自ら、それを楽しんでいる)
『それが声優!WEB』内 堀江氏登場回
勉強家の一面を持つ。『Go!プリンセスプリキュア』出演に当っては『ふたりはプリキュア』から『ハピネスチャージプリキュア!』までの500話超に及ぶ過去作全てに目を通し、絵本・童話に手を染める際には『あらしのよるに』の作者として知られる木村祐一の元で基礎を学ぶ。『ぼくんちにマツイヒデキ!?』執筆時にはそれまで知らなかった野球ルールを勉強。経済番組『浅野真澄×山田真哉の週刊マネーランド』の一環として3級ファイナンシャル・プランニング技能士試験に挑み合格する…などのエピソードがある。
東洋大学の2012年箱根駅伝総合優勝に貢献した柏原竜二(現アメリカンフットボール富士通フロンティアーズマネージャー)のマブダチである。
主な出演作
アニメ
イラスト無し
レオノーラ@新米錬金術師の店舗経営
中田明美@じいさんばあさん若返る
※OVA・クビキリサイクル第4巻・原作者書き下ろしオーディオコメンタリーでの配役。
ドラマCD
※ミリオンメモリーズでは小松未可子に変更。
ゲーム
※初出は『スーパーロボット大戦J』
イラスト未確認
ラジオ
浅野真澄×山田真哉の週刊マネーランド
みらいブンカ village 堀江由衣×浅野真澄の#とれとれ
タイトル通り堀江由衣との二人ラジオ。放送局は文化放送
浅野真澄・堀江由衣のHappy Birthday わたしたち
上記番組の継続的番組。放送媒体は音泉
その他
にんまる@Let's天才てれびくん
ナレーション
関連イラスト
外部リンク
公式サイト<個人>
公式サイト<浅野と夫である畑健二郎との同人ユニットサークル>