スパイラル~推理の絆~
すぱいらるすいりのきずな
「月刊少年ガンガン」で1999年9月号~2005年11月号まで連載された。
ミステリー漫画と銘打っており、当初は殺人事件の推理を取り扱っていたが、話が進むごとに推理の舞台は知能ゲームなどに移っていく。
このため話が進むごとサスペンス色が薄れていくことになり、狭義の意味でのミステリーとは、印象を異にしている作品でもある。初期の推理モノのノリを引き続き楽しみたい方は、小説版を読むと吉。
本作の前日譚である外伝として『スパイラル・アライヴ』が連載されていた。
公式サイトではweb小説として『名探偵 鳴海清隆 ~小日向くるみの挑戦~』が掲載されており、『スパイラル・アライヴ』より更に過去の出来事を描いている。
TVアニメ版はテレビ東京系列で2002年10月1日~2003年3月25日まで全25話が放映。前半は原作のエピソードをほぼ忠実に再現しているが、後半のエピソードは原作とは設定レベルから全く異なる独自展開をたどった。特に一部のキャラは性格が真逆に描かれている。
警視庁で神の頭脳と謳われながら、突如姿を消した鳴海清隆。彼の弟である鳴海歩は、兄にも負けない頭脳を生かして周囲で起こる事件に挑んでゆくのだが、それは、「ブレード・チルドレン」と呼ばれる少年少女達と兄をめぐる謎の序章にすぎなかった。
CVは、アニメ / ドラマCDの順。一人表記の場合はアニメでのキャスト
アイズ・ラザフォード(CV:石田彰 / 佐々木望)
オープニングテーマ
「希望峰」
作詞・歌 - Strawberry JAM / 作曲 - あき
エンディングテーマ
「カクテル」
作詞・作曲 - たくや / 編曲 - 佐久間正英&Hysteric Blue / 歌 - Hysteric Blue
多重人格探偵サイコ…本作と同じ「探偵」という共通点がある他、テーマの変換や設定が一部類似している。