概要
大阪城公園前ストリート・ライブ天国で活動していたTamaとたくやにナオキが声をかけ1997年結成。
デモテープを聞いた佐久間正英の目に止まり彼のプロデュースで1998年シングル「RUSH」でメジャーデビュー。
「なぜ…」「春〜spring〜」などのシングルがヒット、1999年には紅白歌合戦出場も果たす。
正式なベーシストはいなかったためメジャー以降はプロデューサーの佐久間正英がサポートをしたり、音源では人時が弾いていたりした。
2003年9月に「各自のやりたいことをやった後にまた集まる」と発表して活動を休止。
しかし翌年2004年3月、リーダーのナオキが性犯罪を起こし逮捕されるという衝撃的な事件が起こる。しかも1件ではなく被害者は9人、うち一件は当時高校生だった被害者をナイフで脅して複数回暴行するという非常に悪質なものだった。
残されたTamaとたくやは3月4日付で「今回の事件をふまえ、これ以上Hysteric Blueという名前で音楽活動を続けることができないと考えました」と連名で発表し、同日付で解散となった。
その後、2011年にTama、たくやで'Sabão’を結成、2013年配信限定でデビュー。
現在配信中心で楽曲リリースしている。
2016年にナオキの出所が報じられ、ファンの中にも再結成を期待する向きがなくはなかったが(無論、ナオキに反発するファンの方が多い)2020年にナオキが再犯して逮捕され、再結成どころかヒスブル当時の音源の再販すら絶望視されている。
メンバー
- ヴォーカル Tama(タマ)
1980年10月28日生まれ、大阪府八尾市出身、本名、竹田真弓(たけだ まゆみ)。
現在はThe Screaming Frogs、Sabão、ソロで活動中。
1979年5月29日生まれ、大阪市出身。
実刑判決を受け山形刑務所で12年服役、2016年に出所し一部メディアで再犯防止プログラムの受講及びキリスト教の洗礼を受けたことを公表していた。
出所後はファンや関係者に謝罪をすることもなく、「Maggy」というHNを使いフェミニズム活動を行なって萌え絵を罵っていたりデモに参加して左派市民運動を行なう一方でアカウントで地下アイドルにセクハラを送っていたりした。やがて彼の被害者が反フェミニズムアカウントに告発したことで正体が露見し(参照)、アカウントを削除して逃亡。
2020年7月に再び強制わいせつ致傷事件を起こし逮捕された。本名は最初の逮捕時赤松直樹(あかまつ なおき)だったがこれは当時の妻の姓であり、妻から見捨てられる形で離婚し、2度目の逮捕時には養子縁組(養親との関係は不明)により姓が二階堂となっており「蒼井」という偽名を名乗っていた。
2021年11月24日に懲役1年2ヶ月の実刑判決を地裁で受けたが控訴し、2022年8月30日に高裁で控訴棄却の判決を受けた。
- ドラムス たくや
1980年4月12日生まれ、大阪市出身、本名、楠瀬拓哉(くすのせ たくや)
多くの作曲を担当し、一般的知名度の高いヒスブルのヒット曲は彼が作詞作曲を手掛けたものがほとんど。解散後は本名名義(楠瀬タクヤ表記の場合も)でサポートや、佐久間正英と共同で楽曲制作活動も行なっている。
「Poco」名義でPsycholeCemuメンバーとのユニットMIMIZUQでも活動。