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概要編集

世間に大きく露出せずに活動するアイドル


地下」とされるのは、表立って活動する有名なアイドルを「地上」とすると、それに対して「地下」のように活動範囲がひっそりとしているからとされる。また、活動拠点のライブハウスなどが(半)地下にあることからこう呼ばれるようになったという説もある。

「地下アイドル」という表現を「差別的である」として好ましく思わないアイドル自身もいる。このため、後述するようにライブ活動を中心とすることから「ライブアイドル」と呼ばれたり、リアルに会いに行けることから「リアル系アイドル」と呼ばれたりもしている。ほかにも、本格的にメジャーデビューする前の段階として「プレアイドル(アマチュアアイドル)」、シンガーソングライターなどが活動を行う上でアイドルという形式を取った(もしくは単純に「世間的にはメジャーな場面に出ていない」という意味で)「インディーズアイドル」という呼び方も多い。


何をもって「地下」とするかははっきりとはしないものの、おおむね「テレビ(特にゴールデンタイム)への出演がほとんどない」・「小規模なライブハウスや劇場、路上ライブなどライブ活動の比重が大きい」・「アイドルとファンが一対一で触れ合える握手会チェキ会など、ファンとの距離が密接である(また、運営収益の多くをイベントやグッズで賄っている)」などの特徴を持ったアイドルと定義されることが多い。

CD、グッズ展開は自主制作インディーズレーベルが基本となっており、運営母体自体も小さな事務所や本業を別に持つ企業の小規模部門であることが多い。フリーランスや、アイドル自身が運営団体を立ち上げて、メンバーがプレイングマネージャーとして活動している場合などもある。

中には道玄坂69のようにライブが殆どストリップのような卑猥な演出の地下アイドルも存在している。道玄坂69に関しては現在でもライブの切り抜き動画などでその様子が見られる。


古くは1990年代からぽつぽつと見られたが、2010年代になって急速にそのグループ数が増えており、メジャーなシーンで活躍することになったグループもいる。

有名プロデューサーが関与し、専用の劇場を持つAKB48や、母体が大手芸能事務所であるももいろクローバーZなども、その活動形式から「地下アイドル」に分類される。


また、秋葉原が「オタクの街」として知られるようになった2000年代以降は、秋葉原周辺のステージを拠点とするアイドルは「アキバ系アイドル」に含まれることがある。

秋葉原にも多いコンセプトカフェは、アイドル活動を行なっている店員が所属している、あるいはカフェ自体がアイドルグループの運営母体となっているケースも少なくない。例として、秋葉原ディアステージを拠点とするでんぱ組.incや、アフィリア・グループの人気店員を選出して結成された純情のアフィリアなどが挙げられる。


女性グループが圧倒的に多いが男性もそれなりにおり、男性地下アイドルは「メンズ地下アイドル」を略して「メン地下」と呼ばれたりもする。


ちなみに、地下アイドル以上に知名度が劣る最底辺のアイドルの事は俗に「地底アイドル」と呼ばれている。


著名な地下アイドル・ライブアイドル編集

1990年代編集

※当時は現在のライブアイドル・地下アイドルに相当する表現として「プレアイドル」が使われていた

2000年代編集

2010年代編集

2020年代編集


関連タグ編集

アイドル ローカルアイドル 営業

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