曖昧さ回避
台東区の地名
台東区の西南端に位置する地名。山手線と首都高1号上野線に挟まれており、山手線と大通りの間には秋葉原練塀公園がある。
ほとんどがビジネスビルで構成されており、一般的に広まっている秋葉原の概念とはかけ離れている。
最寄駅は秋葉原駅ではなく、東京メトロ銀座線の末広町駅である。
秋葉原駅とは割と離れた場所にあるため一般的な定義の秋葉原(アキバ)を舞台にした作品に全く出ないのかと言えばそうでもなく、ラブライブ!二期4話で山手線高架下にある肉のハナマサをモデルにした「HANAMARU store」に矢澤にこが家路の途中で買い出しに出かけていた。
地名は明治天皇の勅令でかつてこの地に建立された神社「鎮火社」に由来する(ただし鎮火社が建立された場所は現行地名の秋葉原から若干南にずれた千代田区神田花岡町)。これが同じく火除けの神として知られる秋葉権現と混同され、「アキバ様の御社がある原」という意味で「あきばのはら」「あきばっぱら」「あきばがはら」などと呼ばれるようになった。後に秋葉原駅開業により現在の「あきはばら」読みで定着したが、今でも当地周辺を指して「アキバ」と呼ぶ事は多い。なお、鎮火社自体は日比谷線入谷駅に近い台東区松が谷に移転し、「秋葉神社」の名で現存している。
かつてはエロ看板がそこら中に立てられていたが、2010年代以降のコンプライアンスの厳格化により、時折見られる炎上案件を除けばほぼ死滅したと言える。