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東京メトロ

とうきょうめとろ

首都圏を走る地下鉄の一つ。
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東京地下鉄株式会社」の通称。地下鉄事業者としては唯一大手私鉄扱いされている。

東京地下鉄9路線(銀座線丸ノ内線日比谷線東西線千代田線有楽町線半蔵門線南北線副都心線)を管理・運営する企業。
2014年時点での総営業キロは195.1km。

歴史

帝都高速度交通営団が2004年に民営化し現在の名称になる。地下鉄の運営には莫大な資本が必要なため、民営の地下鉄事業者は世界的にかなり珍しい。ただし、現在も東京都が大株主であり、事実上の第三セクター路線とも言える。
これはもともと営団の前身(東京地下鉄道と東京高速鉄道)が民間資本だったためである。昭和初期の日本はインフレ経済とは無縁で人件費が低く、人海戦術を使っても建設費が安かったため民間資本で比較的容易に地下鉄事業に参入することが出来た。

都営地下鉄との関係

東京都の運営する都営地下鉄とは古くから事業提携をしており、路線図デザインの統一や駅ナンバリング制度などの同時実施、南北線と都営三田線における線路共用など連携がみられる。しかし料金体系は異なっているため、原則として両者路線間の乗り換えには改札を通る必要があり、乗り換えすると初乗り料金がかかる。
東京都は東京メトロ側に対し、都の財政健全化、利用者への経済的・物理的負担の低減を目的として都営地下鉄線を東京メトロに移管することを求めているが、東京メトロ側は都営路線の不採算を理由にこれを拒否しており、実現の見通しは立っていない。

トリビア

  • 銀座線は日本最初の地下鉄であるが、鉄道要覧における東京都地下鉄路線番号では3号線である。これは、同路線が純粋に民間によって計画されたもので、東京都の都市計画に基づかない路線であったためである。関東大震災の発生とその復興のために都市計画が制定された際、1〜5号線は皇居から見た位置関係で割り振られ、結果として銀座線はたまたま3号線に割り当てられたが、土地も資金も確保済みであったため、最初に完成した。
  • 日比谷線以降に建設された路線では、地上線規格の大型の車両を使用し、私鉄やJRなどの他社線と広範囲な乗り入れを行っているが、地上線との直通運転を前提とした地下鉄システムは世界的にはかなり珍しい。海外では、日本の技術を導入した韓国などでのみみられる。
  • 銀座線と丸ノ内線は地上鉄道との乗り入れを考えていないため他の路線とはシステムが根本的に異なり、運転系統は全く分断されている。また、この2路線は受電方式が第三軌条式で、1990年代まで使用されていた古い車両では駅間に1つ以上あるデッドセクション(給電の途切れる地点)通過時に室内灯が消灯し、一時的に非常灯に切り替えられていた。他の地域の地下鉄では発生しないものであったため、地元でない利用者が驚くこともあった(同じく第三軌条式の大阪市営地下鉄では開業当初から電動発電機の搭載でこのような問題を解決していた)。このことは漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」でも「東京人かどうかを見分ける方法」としてネタにされた。


路線一覧

記号路線名区間営業キロ相互直通運転軌間集電方式
G銀座線渋谷〜浅草14.3-1435mm直流600V第三軌条
M丸ノ内線荻窪〜池袋24.2-1435mm直流600V第三軌条
Mb方南町支線方南町〜中野坂上3.2-1435mm直流600V第三軌条
H日比谷線中目黒〜北千住20.3東武伊勢崎線1067mm直流1500V架空線
T東西線中野〜西船橋30.8JR中央・総武緩行線(両端接続)・東葉高速鉄道1067mm直流1500V架空線
C千代田線代々木上原〜綾瀬24.0JR常磐緩行線小田急小田原線多摩線1067mm直流1500V架空線
C北綾瀬支線綾瀬~北綾瀬2.1-1067mm直流1500V架空線
Y有楽町線和光市〜新木場28.3西武池袋線/狭山線/西武有楽町線東武東上線1067mm直流1500V架空線
Z半蔵門線渋谷〜押上16.8東急田園都市線東武伊勢崎線/日光線1067mm直流1500V架空線
N南北線目黒〜赤羽岩淵21.3東急目黒線埼玉高速鉄道1067mm直流1500V架空線
F副都心線和光市〜渋谷20.2西武池袋線/狭山線/西武有楽町線・東武東上線東急東横線横浜高速鉄道みなとみらい線1067mm直流1500V架空線


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