概要
1978年渋谷〜青山一丁目間が開業(この時には東急の車両しかなく、半蔵門線用の車両は開発されていなかった)。その後、半蔵門まで延伸し現在の名称となる。
全区間通して地下であり、途中に車両基地も設置されていない(余地もなかった)ため、川崎市宮前区(東急田園都市線鷺沼駅南東部)にある東急の車両基地を譲ってもらう。1990年に一時建設中断。理由は後述。
2003年に水天宮前から押上まで延伸し、東武伊勢崎線との直通運転を開始。
現在の運行区間は渋谷〜押上となっており、これに直通運転区間が加わる。
東急田園都市線(全線)および東武伊勢崎線久喜駅・東武日光線南栗橋駅まで直通運転を行っている。
直通先でも駅ナンバリングが行われている上に、東京スカイツリー開業に合わせて案内類が色々更新された結果、ホームにある路線図は駅番号だらけになっている。
元々は、銀座線のバイパス路線として建設されたが、バブル崩壊を受けて1990年に一度建設がストップした。というのも、当時銀座線はまだ2000形・1500N形の旧型車編成が残っており、これを01系に統一することでダイヤカットが見込めたため。当面はこれで凌ぐことになったのである。
現在は千代田線の混雑悪化の影響で千代田線のバイパス路線の役割も持つ(現にこの2つに近い場所を走っている事が多い。)。
千代田線は直通を介して中央林間駅(千代田線の電車は直接乗り入れない)~表参道駅~大手町駅~北千住駅と並行しており、行き先などで選ぶ事をお勧めする。
尚、田園都市線から千代田線沿線に用がある場合は表参道駅乗り換えをお勧めする。
又、つくばエクスプレスから東京駅周辺に用がある際には北千住駅で東武伊勢崎線&半蔵門線経由の方が安い(定期だと東武伊勢崎線の運賃が入るので非定期客のみ可能)。
駅一覧
駅番号 | 駅名 | 乗り換え路線 |
---|---|---|
Z01 | 渋谷 | |
Z02 | 表参道 | 銀座線/千代田線 |
Z03 | 青山一丁目 | |
Z04 | 永田町 | |
Z05 | 半蔵門 | |
Z06 | 九段下 | |
Z07 | 神保町 | 都営三田線/都営新宿線 |
Z08 | 大手町 | |
Z09 | 三越前 | |
Z10 | 水天宮前 | 日比谷線/都営浅草線(人形町駅) |
Z11 | 清澄白河 | 都営大江戸線 |
Z12 | 住吉 | 都営新宿線 |
Z13 | 錦糸町 | JR総武快速線/中央・総武緩行線 |
Z14 | 押上〈スカイツリー前〉 |
車両
自社車両
08系 8000系
※8000系は2021年度から導入開始予定の18000系での置換えが予定されている。