概要
JR東日本の総武快速線(JO22)と中央・総武緩行線(JB22)及び、東京メトロ半蔵門線(Z13)が乗り入れている。
半蔵門線で北隣に位置する押上駅と共に同区を象徴する代表駅となっている。
JR側は島式ホーム2面4線を有する。
総武線は当駅(実際は両国駅も含む)~千葉駅間が複々線区間にあたり、快速線は地下を潜って東京駅から横須賀線へ、緩行線は御茶ノ水駅から中央本線を目指すことから、各駅停車と快速の乗換駅としての役割が強い。総武快速線から山手線方面へ乗り換える際は、ここでいったん総武緩行線へと移り、秋葉原駅で乗り換えたほうがよい(これは東京駅の横須賀線ホームが遠く、乗換えに要する時間が長過ぎてあまりにもしんどいからである。ただし、品川駅乗り換えでアクセス可能な大崎駅や五反田駅などはこの限りでもない)。
このほか、特急「しおさい」、「新宿わかしお/さざなみ(臨時)」及び「あずさ」の千葉駅発着便も停車する。
東京メトロ半蔵門線の駅は島式ホーム1面2線を有する地下駅である。
東武鉄道は隣の亀戸駅から当駅を経由して両国駅まで総武鉄道時代の総武線へ乗り入れていた過去があり、時代は流れて現在は東京メトロへの乗り入れを果たしている。
駅ビル「TERMINA」にはヨドバシカメラ等が入居しており、駅前南口にはOIOIやパルコ(元西武百貨店→LIVIN)、北口にはアルカキット(元そごう)から、さらに北にオリナス錦糸町を有する城東地区有数の商業地帯「錦糸町」が広がる。
意外にも北口と南口は繋がっておらず構内での通り抜けが出来ないので注意が必要である(四ツ目通りを通ることになる)。
北口と南口に都営バスが発着し、都市新バスのうち3路線(北口に【都02】グリーンライナーと【都08】グリーンリバー、南口に【都07】グリーンスター)が起終点にしているほか、南口より東へ数分ほど歩くと江東自動車営業所がある。
北口にはさらに京成バスによる墨田区コミュニティバスも乗り入れる。過去には、南口にも京成バス【錦27】小岩駅〜箱崎町線が、都営バスとの共管の形で乗り入れていたが、両国駅以西を廃止した際に京成バスのみ撤退した(都営バスは現存)。
駅構造
ホーム
JR東日本
島式2面4線の高架駅。
乗り場 | 路線 | 方向 | 方面 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 中央・総武緩行線 | 西行き | 秋葉原・新宿・中野・三鷹方面 | 御茶ノ水駅で中央線快速と接続あり。 |
2 | 中央・総武緩行線 | 東行き | 亀戸・本八幡・西船橋・幕張本郷・千葉方面 | |
3 | 総武快速線 | 上り | 東京・品川・横浜・逗子・久里浜方面 | 横須賀線直通。 |
4 | 総武快速線 | 下り | 船橋・千葉・成田空港・君津・上総一ノ宮方面 |
東京メトロ
島式1面2線の地下駅。
開業が2003年と比較的最近のせいか構内で直結しておらず、JR線との乗り換えは地上連絡になる。
総武線から渋谷駅方面に向かうには当駅の利用が便利。錦糸公園及びオリナス錦糸町へのアクセスは4番出口が最も近い。
発車メロディ
JR東日本 | 発車メロディ |
---|---|
1 | JR-SH2 |
2 | JR-SH2-1 |
3 | Water Crown |
4 | Gota del Vient |
東京メトロ | 発車サイン音 |
1 | 光彩都市 |
2 | 五月雨 |
停車駅
JR
中央・総武緩行線
総武快速線(横須賀線)
東京メトロ
半蔵門線
利用状況
近況
JR東日本
- 2022年(令和4年)度の1日平均乗車人員は87,590人である。
- 2012年(平成24年)度に乗車人員10万人を突破。2014年(平成26年)度に御茶ノ水駅を抜いた。
東京メトロ
- 2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は100,039人である。
- こちらも2015年に乗降人員10万人を突破している。
年度別利用状況比較表
事業者名 | JR東日本 | 東京メトロ | |
---|---|---|---|
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 | 乗降人員 |
2008年(平成20年)度 | 99,890人 | 199,780人 | 81,347人 |
2009年(平成21年)度 | 98,986人 | 197,972人 | 81,494人 |
2010年(平成22年)度 | 99,032人 | 198,064人 | 83,324人 |
2011年(平成23年)度 | 99,167人 | 198,334人 | 82,342人 |
2012年(平成24年)度 | 101,250人 | 202,500人 | 89,233人 |
2013年(平成25年)度 | 103,522人 | 207,044人 | 92,658人 |
2014年(平成26年)度 | 103,548人 | 207,096人 | 95,710人 |
2015年(平成27年)度 | 105,191人 | 210,382人 | 100,275人 |
2016年(平成28年)度 | 106,222人 | 212,444人 | 103,851人 |
2017年(平成29年)度 | 106,164人 | 212,328人 | 105,342人 |
2018年(平成30年)度 | 105,669人 | 211,338人 | 107,922人 |
2019年(令和元年)度 | 105,681人 | 211,362人 | 110,136人 |
2020年(令和2年)度 | 74,343人 | 148,686人 | 74,337人 |
2021年(令和3年)度 | 78,597人 | 157,194人 | 79,913人 |
2022年(令和4年)度 | 87,590人 | 175,180人 | 92,013人 |
2023年(令和5年)度 | 100,039人 |