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日本の百貨店チェーン。
19世紀より続く老舗で昭和中期からバブル期にかけてはマネーゲームを中心とした経済的バックボーンにより各地方の経済に食い込んでいた。
しかし旧態依然とした経営からの脱却ができず2000年に民事再生法を適用して実質上の倒産状態となり旧経営陣が退く。と、同時にグループが瓦解し、グループに深く食い込まれていた地方の経済は一時的なパニックに陥れられた。(ここまで旧そごう。イメージカラーは)

現在はセブン&アイ・ホールディングスの傘下の株式会社そごう・西武が運営する。(ここから新そごう。イメージカラーは水色)

沿革

1830年に十合伊兵衛が、大阪の坐摩神社(陶器神社)近くに創業した大和屋を前身とする。
1919年に法人改組し、株式会社十合呉服店となり、1940年には株式会社十合となる。
1969年には法人改組50周年を記念し株式会社そごうとなる。
2000年には民事再生手続を開始し事実上倒産となる。その際、旧経営陣の放漫経営と一族防備の姿勢が散々にマスコミから暴かれ、店舗ブランドとしても失墜。西武百貨店の支援を受ける事に。
2002年に西武百貨店側の経営体制の問題点(不良債権の増大)が表面化。両社合同で経営再建の道を探る。
2005年に西武百貨店との関係が支援から提携に変更。セブン&アイHD入り。ブランドの立て直しに着手。
2009年に西武百貨店とそごうの運営が完全に一本化され「そごう・西武」となる。

エピソード

倒産前はbayfmで千葉そごうの、FMヨコハマで横浜そごうの時報CMが流れていた。
bayfmは公開生放送のスタジオがあるだけマシだが、FMヨコハマとの関係は殆ど無くなってしまった。
その経緯から閉鎖店舗が多いが、柚木(南大沢)や奈良のようにイトーヨーカドーになった店舗もあれば、有楽町や札幌のようにビックカメラがテナントになっているところもある。

ちなみにプロ野球の応援セールは昔は有楽町そごうを読売グループから借りていた縁もあり巨人びいきだったが、西武百貨店との経営統合後は西武ライオンズを応援している。

鉄道ファンには西武グループの一社としての顔だけでなく、かつては「動く(走る)電車の博物館」とまで謳われた高松琴平電気鉄道(コトデン)を民事再生法適用にまで追い込んだ会社として知られている。
理由は当然、2000年の旧そごうグループの瓦解。高松の瓦町駅ビルで「コトデンそごう」を経営していた合弁子会社(会社名は店名と同じ)がグループの負債の一部をモロにひっかぶり倒産し、その債務保証をしていたコトデンまで煽りをモロに喰らったため。
それまで殿様運営でサービスは悪かったとはいえ、一応は健全経営をしていた会社を、たった一夜でぶっ潰すという連鎖倒産の見本を見せた。この事は当時のうどん県経済にとっても上へ下への大騒ぎとなり、その余波は現在でも続いていると言われている。(ただし、この一件はコトデンが「ことでん」として資産整理と共に顧客サービスの見直しをも行う契機にもなっている)
また、経営破綻以前は3店舗しかなかった直営店の1つである「そごう神戸店」が阪神・淡路大震災で被災したことも経営破綻の遠因でもある(「そごう神戸店」は2017年にエイチ・ツー・オー リテイリングに事業譲渡)。

なお、倒産前はJR茨木駅付近に「茨木そごう」の出店を計画していたが、経営不振により白紙撤回された。もし「茨木そごう」が開店していたら、日本最大の郊外型百貨店であった。

東京ディズニーリゾートとの関わり

そごうと聞けば、かの有名なアトラクションイッツ・ア・スモールワールドを連想する人は未だにいるだろう。
というのも、東京ディズニーランド開園から25年間、同アトラクションのオフィシャルスポンサーを務めていたからである。また、東京ディズニーシーでも、2003年からステージ「ドックサイドステージ」のスポンサーも務めていた。
それだけでなく、横浜そごうなどの一部の店舗では、時報前に『小さな世界』を演奏し、からくり人形が一斉に踊りだす、イッツ・ア・スモールワールドのからくり時計が入口に設置されていた。

だが、経営破城後、一部店舗のからくり時計が運用停止。その後、奇しくもディズニーリゾート25周年の2008年に、東京ディズニーリゾートからのスポンサー撤退と共に、全店舗のからくり時計が惜しまれつつも稼働停止。現在は時計機能のみの運用となっている。

この運用停止の際に書かれた、ご案内には、子供たちのために「おにんぎょうさんたちは、おやくそくがあって、おうちにかえることになりました。」という注意書きも書かれていた。


関連タグ

セブン&アイ・ホールディングス 西武百貨店
高松琴平電気鉄道
イッツ・ア・スモールワールド

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