アトラクションが存在するディズニーランド
アメリカ
ディズニーランド(カリフォルニア州アナハイム)
マジックキングダム(フロリダ州オーランド)
日本
東京ディズニーランド(千葉県浦安市舞浜)
フランス
ディズニーランド・パリ(パリ郊外セリ)
中国
香港ディズニーランド(香港ラオタン島)
アトラクションの歴史
1964年のニューヨーク世界万国博覧会でウォルト・ディズニーがペプシコーラ社と共同でユニセフのために支援するパビリオンとなる、世界万博のテーマの『平和な世界』、つまり『子供達の世界』をテーマにアトラクションを製作。
曲はシャーマン兄弟、コンセプトアートはメアリー・ブレア、衣装製作はアリス・デイビスが担当。
その後、世界万国博覧会で一番魅力的なパビリオンとして称えられ、1966年5月28日にカリフォルニアのディズニーランドに移設され、オープンした。
各施設紹介
ディズニーランド(カリフォルニア)
1966年5月28日にオープン。
ウォルト・ディズニーが最初で最後に作ったスモールワールド。フィナーレエリアが他の施設とは違い、子供達が遊んでいる天国がイメージしているシーンとなっている。
1990年代にはディズニーランド・パリのオープン記念として、特別バージョンである『ローランドオーケストラアンサンブルバージョン』を行った。
更に、1997年から冬のホリデーシーズンのみ限定の『イッツ・ア・スモールワールドホリデー』がスタート。2009年2月6日にはリニューアルオープンし、29体のディズニーキャラクターや北アメリカエリアが登場した。
ディズニーキャラクター一覧
航海ルート
Welcome
↓
北極&スカンジナビア
↓
ヨーロッパ
↓
アジア
↓
アフリカ
↓
中南米
↓
南太平洋の島々
↓
スピリットオブアメリカ(2009年導入)
↓
フィナーレ(ヘブン)
マジックキングダム(フロリダ)
1971年10月1日にオープン。
メアリー・ブレアが最後に作ったイッツ・ア・スモールワールド。
カリフォルニアのものに比べて規模的には縮小されたが、古典的なところが特徴。
建物はクロックタワーではなく普通のファンタジーランドの建物でクロックタワーは建物内にある。だがクロックパレードは行わない。
また、2016年3月にフィナーレエリアの最後に子供達が自分の名前とさよならを言ってくれるシステムが追加された。(このシステムを利用するにはディズニーテーマパークアカウントが必要。)
航海ルート
ヨーロッパ
↓
アジア
↓
アフリカ
↓
中南米
↓
南太平洋の島々
↓
フィナーレ
東京ディズニーランド
1983年4月15日にオープン。
マジックキングダムと同じ古典的なスモールワールドのひとつ。
2011年を除いた、2003年~2014年まで『イッツ・ア・スモールワールド ベリーメリーホリデー』というクリスマスバージョンが開催されていた。
子供達が煌びやかな衣装を身に纏っていたり、クリスマスの飾り付けが施されたバージョンだったが、色々な理由で終了してしまった。(なお、2011年のみ未開催。東日本大震災の影響ではと噂されているが、公式の発表はないため不明。)
また、かくれディズニーキャラクターがいて、ヨーロッパに隠れミッキーけんミッキーズボンのドイツ人とフィナーレエリアに隠れピノキオことピノキオ人形の女の子がいる。(ディズニーファン創刊2号にて参照)
2018年4月15日、東京ディズニーリゾートの35周年のオープニングとともに大幅リニューアルした。
ディズニー映画のキャラクターが史上最多の40体加わったほか、映画の音楽と小さな世界の曲を織り込んだ。
またリニューアルと同時にディズニーファストパス®を期間限定で導入。
『みなさんの思い出とともにさらに幸せな船旅へ』
このバージョンは2018年4月8日から数日間スニークオープンしている。
航海ルート
ヨーロッパ
登場キャラクター
・ピーターパン、ウェンディ、ティンカーベル(ピーター・パン)
・アリス、ホワイトラビット(ふしぎの国のアリス)
・メリダ、三つ子の子熊(メリダとおそろしの森)
・シンデレラ、プリンス・チャーミング(シンデレラ)
・ピノキオ、ジミニー・クリケット(ピノキオ)
↓
アジア
登場キャラクター
・ヘラクレス、ペガサス(ヘラクレス)(アジアエリアにギリシャが含まれているため)
・ムーラン、ムーシュー、クリキー(ムーラン)
↓
アフリカ
登場キャラクター
・シンバ、ティモン、プンバァ(ライオン・キング)
↓
中南米
登場キャラクター
・ドナルド、ホセ、パンチート(三人の騎士)
↓
南太平洋の島々
登場キャラクター
・リロ、スティッチ(リロ・アンド・スティッチ)
・ニモ、ドリー、マーリン(ファインディング・ニモ)
↓
フィナーレ
いったんクローズする2017年2月中に乗るとラゲッチタグ風のカード配布があった。
オフィシャルスポンサー
そごうがオフィシャルスポンサーを務めていた際には、一部店舗に正時の5分前にイッツ・ア・スモール・ワールドに登場する人形が展開され、テーマソング「小さな世界」が流れる大型からくり時計「世界の人形時計」が設置されていた(詳細はそごうの記事を参照)。
ディズニーランド・パリ
1992年4月12日にオープン。
史上初のテーマソングを変えたイッツ・ア・スモールワールド。
クロックタワーや内装はメアリー・ブレアのデザインではない。そのほか、アメリカエリアが登場したり、歌われている言語が英語・日本語・イタリア語・スペイン語・スウェーデン語に加え、フランス語・ドイツ語・アラビア語などを追加した。
2009年からホリデーシーズンの期間限定バージョン『イッツ・ア・スモールワールドセレブレーション』が登場。
また、2015年12月19日に大型リニューアルオープンし、Welcomeやgoodbyeを香港ディズニーランドやマジックキングダムのデザインに変えたりし、更に『イッツ・ア・スモールワールドセレブレーション』を2016年に新しくすることを発表した。
航海ルート
Welcome
↓
ヨーロッパ
↓
アジア
↓
アラビア
↓
アフリカ
↓
南太平洋の島々
↓
中南米
↓
北アメリカ
↓
フィナーレ
↓
Goodbye
香港ディズニーランド
2008年4月28日にオープン。
史上初のディズニーキャラクターが登場するイッツ・ア・スモールワールド
さらに中東エリアやアメリカエリアが登場したり、アジアエリアが拡張したり、歌われている言語は広東語や北京語やタガログ語、韓国語が増えたり、新しいイッツ・ア・スモールワールドが楽しめる内容になっている。
さらに2009年と2010年にはイッツ・ア・スモールワールドクリスマスが開催された。(現在は開催していません。)
ディズニーキャラクター
・バンビ&サンパー
・マリー
・シンデレラ&プリンス・チャーミング
・ピーターパン&ティンカー・ベル&ウェンディ
・アラジン&ジャスミン&アブー&ジーニー
・シンバ&ティモン&プンバァ&ムファサ
・ドナルド&ホセ&パンチート
・ポカホンタス&フリット&ミーコ
・ウッディ&ジェシー&ブルズアイ
・モーグリー&バルー
・ムーラン&ムーシュー
・アリエル&フランダー&アティーナ&アドリーナ
・ニモ&ドリー
・リロ&スティッチ
航海ルート
Welcome
↓
北極
↓
ヨーロッパ
↓
中東
↓
アフリカ
↓
アメリカ(南米→中米→北米)
↓
アジア
↓
南太平洋の島々
↓
熱帯雨林
↓
フィナーレ
↓
Goodbye
クロックタワー
クロックタワーとは、ディズニーランドイッツ・ア・スモールワールドの建物の名前。
15分ごとに1回クロックパレードを行い、時間を知らせてくれる。場所によって色や形が異なる。
ゲーム「エピックミッキー」や「ディズニーランドアドベンチャー」などに登場する。
ディズニーランドのイッツ・ア・スモールワールドのシンボルとして
ウォルト・ディズニーはイッツ・ア・スモールワールドのシンボル的な建物について考え、並んでいてもあきないような建物がいいと思い時計台を作ろうとした。
そして1966年5月28日にお披露目され今は毎日ファンタジーランドでゲストの皆様に時間を知らせている。
関連イベント
- イッツ・ア・スモールワールドホリデー(カリフォルニアのディズニーランド)
- イッツ・ア・スモールワールドセレブレーション(ディズニーランド・パリ)
どちらもホリデーシーズン限定
- Smile for Tomorrow(東京ディズニーランド)
2018年11月1日から12月25日までのUNICEFへの募金イベント