プロフィール
名前 | シンバ |
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英名 | Simba |
性別 | 雄 |
種族 | 食肉目・ネコ科・ライオン |
日本語CV | 宮本充(吹き替え版)、中崎達也(吹き替え版・幼少期) |
英語版CV | Jonathan Taylor Thomas、Matthew Broderick、Joseph Williams(歌)、Frank Welker(鳴き声)、Cam Clarke(歌)、Matt Weinberg、Rob Lowe |
初登場作品 | ライオン・キング |
作者 | Linda Woolverton、Jonathan Roberts |
概要
『ライオン・キング』に登場するキャラクターであり、同シリーズの実質的な主人公(派生作品ではこの限りではない)。『シンバ』とはスワヒリ語で『ライオン』という意味である。
父系の祖父母はアハディとウル。曾祖父はモハツ (モハトゥ)。
養叔父(保護者)にミーアキャットのティモンとイボイノシシのプンバァがいる。養兄弟は、彼らの養甥でラーテルのバンガ。
1990年版の『ライオン・キング』と同一または別の『キング・オブ・ザ・ジャングル』(後のプライドランダーの先駆けである、プライド・ランドのジャングルに棲むプライド「ンドナ」が舞台)限定では、母系の叔母にナアンダ、ディク、ドゥワラがいる。ナアンダが、最も優れた狩りの名手のメス。同作品での義弟にミェートゥがいる。
母系の従弟にモトトがいる。また、父系か母系か不明の叔父・叔母と2頭の従兄弟(両方とも雄)が確認されている。また、短期間の養兄弟マルカ(雄)もいる。
妻はナラで、長女にキアラ、長男(または次男)にカイオンがいる。その他、別の世界線(絵本版)での子供コパ(長男または次男)がいる。そのほか、第一作目の最後に見られた第一子は別の子ライオンだとされることもある。便宜上、フラッフィーと呼ばれており、アニメ版では性別不明だが、超実写版の小説では雄である。この子ライオンは、前述の通り厳密には別の子ライオンとされることもあるものの、どの続編作品で考えるかよって誰であるかが異なり、例えばアニメ版だとキアラ、絵本版だとコパなどとなる。
余談だが、超実写版ではアニメ版とは異なり、この子ライオンは雄であると断定されているにも拘らず、続編の『ライオン・キング:ムファサ』では、雌であるキアラが登場することからも、『ライオン・キング:ムファサ』はまた別の世界線である。
『ライオン・キング』の挿入歌「Hakuna Matata(ハクナ・マタタ)」の中で、シンバは子供から大人へと成長するが、このシーンにて青年期の姿が2秒間だけ登場する。
『ライオン・キング3 ハクナマタタ』では、一部ではあるものの、少年期から成人期までの変化がより詳しく描かれており、青年期のシンバもしっかりと登場する。
少年期では夜中にトイレへと行くことが多く、また、その自由奔放な行動からティモンをよく困らせており、ティモンからは『子育て地獄』と称されていた。
青年期では、ティモンやプンバァを身体能力や食べる量で超すようになり、カタツムリなどの早食い競争でティモンを超えていた。
成人期では、ティモンやプンバァと共に風呂に入っている姿が見られる。
長年の故郷からの追放を経て、父系の叔父であり宿敵のスカーを倒して、父のかたき討ちと王位継承に成功した。
『ライオン・キング2 シンバズ・プライド』ではより筋肉質になっており、王となり、娘も産まれて父親になっている。また、一人称は「僕」、「俺」から「私」へと変化している。
これは『ライオン・ガード』でも同様である。
『ライオン・キング2 シンバズ・プライド』や『ライオン・ガード』では、王として、また父親として奮闘する様子が見られる。
1990年版の『ライオン・キング』/『キング・オブ・ザ・ジャングル』でも、おおよその立ち位置は同じだが、味方につける動物たちの種類が異なる。また、他のライオンのプライド(かつての敵だが後の同盟の「ムバラ・プライド」)や人間の存在が判明している部分も違う。
余談
- (当たり前だが)子供の時から歌が上手く、在りし日のジャクソン5を彷彿させると言われることもある。
- 撮影秘話(「ライオンキング」を参照(NGシーン集))では、「ハクナマタタ」が上手く言えず、アフリカの言葉は苦手だと言っている。
- サンスクリット語でもライオンを意味する「シンハー」という言葉があり、シンバの妻であるナラ(スワヒリ語で贈り物)と組み合わせると偶然にもナラシンハとなる。(インド神話に登場する獅子頭の英雄。)この話は以前からよく言われており、度々『シンバ』や『ナラ』の名前の由来と間違えられることがある。しかしながら前述の通り、全くの偶然であり、遠く離れた地の言語が似ているという偶然によって引き起こされた事象である。
- ライオン・キングの多くのキャラクターの名前の由来となった「スワヒリ語」で『シンバ』は『ライオン』、『ナラ』は『贈り物』という意味だが、サンスクリット語で『シンハー』は『ライオン』、『ナラ』は『人』という意味である。
関連イラスト
関連動画
ライオン・キングより「I Just Can't Wait to Be King(王様になるのが待ちきれない)」
ライオン・キング3 ハクナ・マタタより夜中のトイレシーン
ムーランやチキン・リトルをも越えアトランティスに匹敵しかねないディズニー史上最悪の殺戮シーンの一つに数えられる場面(ライオン・キング3 ハクナ・マタタより)
昆虫食を覚えてしまった場面(ライオン・キングより「Hakuna Matata(ハクナマタタ)」)
外部リンク
キング・オブ・ザ・ジャングル(英語)