ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次[非表示]

概要

THE LIONKING 2016
The LionKing-23th anniversary


『THE ライオン・キング』(原題:THE LION KING)は、1994年6月24日にアメリカで公開され、日本では、7月29日に公開された、ディズニーの32番目の長編アニメーション映画。またはこれを原作としたミュージカル劇団四季が有名。日本では、一般的にライオンキングと表記されることも多いが、正式にはライオン・キングである。略称表記では、TLKやLKとされることが多い。日本ではLK表記も多いが、海外ではTLK表記が一般的である。
ディズニーの長編アニメーション映画としては、初の原作が存在しない作品である。
ディズニー公式アニメーション版では、シリーズに、続編及びスピンオフとして、「ライオン・キングのティモンとプンバァ」(1995年)、「ライオン・キング2シンバズ・プライド」(1998年)、「ライオン・キング3ハクナ・マタタ」(2004年)、「ライオン・ガード」(2015年)、「ライオン・キング」(2019年)等がある。「ライオン・キングのティモンとプンバァ」と「ライオン・ガード」はTVアニメシリーズである。その他、絵本では、ディズニーが監修した、広義の意味での公式の作品もある(例:ドイツで発売されたオーディオブック「The lion king Six new Adventures」)。
後づけ設定も多い為、矛盾する点も存在し、厳密に言えば、同じ世界線上の続編及びスピンオフ作品は存在しない。ライオン・キングは複数の世界線を持つ、マルチバースである。しかし、「ハクナ・マタタ」という言葉通り、細かい部分を気にしなければ同じ世界線上としても何ら問題は無い。
YouTube等で度々「ライオン・キング4」と言う表記を見かけることがあるが、公式では3までしか無い。
特に音楽への評価が高く、エルトン・ジョンが手がけた主題曲『愛を感じて』(Can You Feel the Love Tonight)と、ハンス・ジマーによる作中楽曲はアカデミー賞を獲得している。
サウンドトラックの売上は1500万枚を記録しており、これはアニメーション映画としては世界一となっている。
ディズニールネサンス期中期に制作された作品で、好調だったディズニールネサンス期の中でも、2位に4億ドル近い差をつけての1位で、ずば抜けて売れた作品である。興行収入は9億8千万ドルで、当時アニメーション映画としては第1位で、その後2010年までは抜かれることは無かった。現在、「アナと雪の女王」「トイ・ストーリー3」に次ぎ第3位である。しかし、インフレ調整版では「アナと雪の女王」よりも上である。全ての映画の中では54位である。シリーズ累計では26億2千万ドルであり、全ての映画の中では28位である。観客動員数は1億4千万人であり、2022年現在アニメ映画史上最も観客動員数が多かった映画でもある。セルビデオの売上は2003年夏時点で全世界で5500万本であり、全ての映画の中でも第1位である。日本でも200万本売上ており、アラジンの220万本に次ぎ第2位である。

ミュージカル

1997年ブロードウェイで初演。大ロングラン公演となった。
原作映画を大幅に膨らませた休憩含め2時間半の2幕構成。台詞や歌も増え、テーマである「サークル・オブ・ライフ(命は巡る)」がより強く伝わるようになっている。また、シンバの成長譚としての側面も強調されており、早く王様になりたい無邪気な子どもから本物の王となるまで、シンバの精神的な成長が丁寧に描かれている。
演出はジュリー・テイモア。ミュージカルとしての質は保持しつつ、アフリカのアートとアジアの文化を融合させた演出や、演者が人間としての顔を見せながら同時に動物を演じるという新しい手法により、原作映画版の魅力を損なうことなく舞台に落とし込むことに成功している。

日本では1998年から劇団四季が上演を続けている。
2015年上演回数が10000回を超えた劇団四季最大のヒット作である。国内で最もヒットしているミュージカル演目と言っても過言ではないほどの高い人気を誇り、2023年現在も無期限ロングラン上演が続いている。
また、原作映画版とは訳者が違い、台詞や歌の歌詞が異なる。場面によってはかなり印象が変わるため、聞き比べるのも面白いだろう。
2023年12月20日に、日本上演25周年を迎える。

実写化

2019実写ライオンキング日本版ポスターをアニメに戻してみた


2019年に、アラジントイ・ストーリー4のすぐ後に実写化が公開された
監督はジャングル・ブック等を担当したジョン・ファヴロー
公開日は全米は2019年7月19日、日本は2019年8月9日

というか、登場する動物は全てCGであり、実写?と思わせるが、クオリティが高く実写そっくりに仕上がっており、実写を超える程リアルと言われ、超実写版と呼ばれている。大まかなストーリーは、アニメ版とほぼ同じだが、細かい部分やセリフ等はかなり異なっている。アニメ版とは異なった設定や、追加されたシーン等もある。逆に、カットされたシーンも多く、人気の高いシーンもあったが、リアルさを求めた為にカットされた。これには、批判の声もあった。リアルさを求めた為に、キャラクター等は、ドキュメンタリー映像と見間違う程の為、アニメの良さが激減し、批判の声も多い。ディズニー実写化には、批判が付き物であるが、ライオン・キングに対してもそれなりにあった。しかし、結果として大ヒットを記録した。興行収入は16億5千万ドルであり、全ての映画の中で第9位であり、ライオン・キングシリーズで最も売れた作品でもある。

2024年に、超実写版の続編が公開される。
監督は『ムーンライト』等を担当したバリー・ジェンキンス
公開日は全米は2024年7月5日、日本は未定。

原題は「MUFASA:THE LION KING」。通称「超実写版ライオン・キング2ムファサ:ザ ライオン・キング」と呼ばれる。
本作はアニメ版ライオンキング2とは異なり、ライオン・キングの前日譚で、ムファサが王になるまでを描く。

ストーリー

動物たちの王国、プライド・ランド。プライド・ランドの王であるライオンのムファサは、息子であるシンバに、自然界を支配するバランス、サークル・オブ・ライフ(生命の理)について、また王としての心構えについて教える。シンバはいつか王様になることを夢見ながら、幼馴染のメスライオンであるナラと遊んでいた。

そんな中、シンバが王になる事を望まず、王位を狙うムファサの弟スカーは、ムファサ親子を亡き者にしようと画策する。スカーはシンバを谷間に置き去りにし、手を組んだハイエナ(シェンジバンザイエド)達によってヌーの暴走を引き起こした。ムファサはヌーの群れに巻き込まれたシンバを助けるも、スカーによって崖から突き落とされて死んでしまう。シンバは自分のせいで父が死んでしまったと思い込んでしまい、スカーに脅され(直後に『殺せ』とシェンジ達に命じる)追跡してくるハイエナ達から逃れるべく、茨の森を通って王国から逃亡する。

絶望に支配され、砂漠で力尽きたシンバは、ミーアキャットとイボイノシシのコンビ、ティモンプンバァに拾われる。シンバは2匹と一緒に「ハクナ・マタタ(くよくよするな)」をモットーとした暮らしを続け、やがて大人に成長した。

一方プライド・ランドは、暴君となったスカーによって荒廃していた。シンバは、助けを求めて故郷を出てきたナラと偶然にも再会し、王国の現状を知らされる。過去と向き合うことに躊躇し、葛藤するシンバだったが、王国へ戻ってスカーと対決することを決意する…

挿入歌

「Circle of Life(サークル・オブ・ライフ)」
本作のオープニング曲であり、ライオン・キングで最も有名な曲。シンバ誕生のシーンで流れる。サークル・オブ・ライフや生命の賛美等を歌っている。冒頭部は、ズールー語と言うアフリカの言語で歌われている。1994年度アカデミー歌曲賞にノミネートされた。

本編では、ムファサのイメージに合わないと言う理由でカットされたが、未公開シーンには、ムファサとザズーがシンバに王の心得を歌う、「ムファサの歌」と呼ばれる歌があり、この位置に入る。
始め、ムファサがプライドロックの頂上でシンバと王国について話していると、ザズーがやってくる(プライドロックの頂上に直接来る。朝の報告は無い)。その後、プライドロックから降りて行く時にムファサが王の心得について歌い始め、大変な所を教える。逆にザズーは王の良い所や楽しい所を教える。最後は動物達も歌い、ムファサのことを褒め称える。

「Morning Report(朝の報告)」
ザズー、シンバが歌い、シンバとムファサの会話が入る…
この曲は、オリジナル映画版には無く、2003年のスペシャル・エディション版にて追加された曲である。オリジナル映画版では、カットされた曲ではあるが、ミュージカル版で成功していたこの曲を、ライオン・キング制作のオリジナルメンバーが再度結成し、アニメーション化した。その為、オリジナル映画版に加えても何ら不自然は無い。オリジナル映画版から時間が経ってしまっていた為、原語版、日本語版共に、ヤングシンバの声優が声変わりしてしまった為、このシーンのみ代役が立てられた。超実写版では使われていない。

「I Just Can't Wait to Be King(王になるのが待ちきれない)」
シンバ、ナラ、ザズーが歌う。
シンバが早く王になりたいと言う気持ちを歌うもので、明るい歌である。この歌のシーンは、他のシーンとは色使いが異なるが、これはシンバの夢、想像である事を表現している。しかしながらそのまま現実に繋がっており、これがどういう事なのかは説明されていない。超実写版では、色使いは変わっておらず、現実の設定であり、サーカスシーン等はカットされており、アニメ版に比べると盛り上がりに欠ける。夢や想像のシーンに色使いが異なると言う用法は、ライオン・ガードでも使われており、主に、ネオン色でヴィランズソングに使われる事が多い。(ここで言う現実とはアニメ世界の中での現実である。)

「Be Prepared(準備をしておけ)」
スカー、ハイエナ達が歌い、スカーとシェンジ、バンザイの会話が入る。
スカーがハイエナ達にムファサとシンバの暗殺計画を歌いながら伝えるものであり、暗い歌ではあるが、最後は盛り上がり、お祭り騒ぎとなる。ハイエナ達のナチスを彷彿とさせる行進等、人気の高いシーンもあるが、超実写版ではカットされており、かなり編曲されている。
本編ではカットされ、未公開シーンとなっているが、本来のBe Preparedは、スカーがナラに自分の后となるように迫るシーンで歌うものであった。映画制作の中で必要になったのが、ナラがプライドランドを去る理由付けであり、そこで、スカーがナラに自分の后になるように迫り、それを拒絶したが為に、スカーによって追放されたと言うストーリーになった。未公開シーンの中でも、特に長いシーンである。
スカーとザズーが会話をしていると(ザズーは檻に入れられていない)、ザズーがスカーに足りないものを幾つか上げて行ったが、その中の一つに、王妃があった。それに反応したスカーは自らの伴侶を求め、子供も設け、自分の跡を継がせ、自らの支配と名声が永遠に続くようにしようと画策する。そこへタイミング良くナラが現れ、スカーはナラに后になるように迫り歌い始めた(この時ザズーはスカーに命令され、追い出せれていた)。その後ナラは拒絶しスカーをビンタし、逃げ出すが、プライドロックの外で集まっていたプライドの雌ライオン達に対して、スカーはナラを后にすると宣言する。しかし、ナラは拒否する。それに対してスカーは追放を言い渡す。しかし、サラビを始めとする雌ライオン達は誰一人として従おうとしない。そこでスカーが呼んだのはハイエナだった(このシーンでプライドランドにハイエナ達が正式にスカーの側近として来ると言う予定であった)。そして、ハイエナ達が歌い始め、その後スカーも歌うと言うものであった。このシーンは「Old Version Be Prepared」と呼ばれる。

「Hakuna Matata(ハクナ・マタタ)」
シンバ、ティモン、プンバァが歌い、シンバ、ティモン、プンバァの会話が入る(超実写版では、ホロホロ鳥、ガラゴ、アンテロープ等その他の動物達も入る)。
ティモンとプンバァがシンバに、ハクナ・マタタとは何かを教える歌であり、彼らにとって重要な歌である(超実写版では、テーマソングと言っていた)。この歌の中で、シンバは子供から大人へと成長していく(青年期のシンバも2秒間だけ出演するが、細かい部分は3で描かれる)。この歌の中で、プンバァの過去が歌われているが、未公開シーンではティモンの過去を歌った、ティモンバージョンも制作されていた。この設定が、後のティモプンや3に繋がる。この歌はシリーズで最も使われる歌である。シリーズでは、「ライオン・キングのティモンとプンバァ」、「ライオン・キング3ハクナ・マタタ」、「ライオン・ガード」等でも使われ、それぞれ編曲されている。ライオン・ガードでは、この歌がきっかけとなり、シンバとバンガが意気投合し、兄弟として互いを認識した。
「ハクナ・マタタ」とは、スワヒリ語で「くよくよするな。落ち込むな。心配無い。」等の意味で、励ましの言葉である。この言葉が、後の劇団四季版、ひいては大西ライオンの「しーんぱーいないさー」へと繋がる。
1994年度アカデミー歌曲賞にノミネートされた。

「Old Version Be Prepared」
スカー、ハイエナ達が歌い、スカーとナラ、サラビの会話が入る。
本編では、あまりにも暗く、不気味過ぎる上に長いと言う理由でカットされているが、この位置に入る。本編では、下記の「It's a Small World」、「I've Got a Bunch of Coconut」等を歌い、ザズーとスカーが会話をしている所にハイエナ達がやってきて、シェンジとバンザイが食い物も水も無いと訴えかけるシーンになっており、本来はナラが訴えに来ると言うものであった。ミュージカル版では、このシーンが使用されており「スカー王の狂気」と言うアルバムである。

「The Lion Sleeps Tonight(ライオンは寝ている)」
ティモンとプンバァが歌う(超実写版では、その他の動物達も加わる)。この歌の途中でプンバァは離れ、成長したナラに襲われる(超実写版では、歌っている最中に、その他の動物諸共襲われ、最終的にプンバァのみが標的となる)。
この歌は映画オリジナルの歌では無い。

「Can You Feel the Love Tonight(愛を感じて)」
ナラ、シンバ、ティモン、プンバァが歌う。
本作の主題歌、エンディング曲であり、本作の中でも特に人気の高い歌である。エンドクレジット内では、エルトン・ジョンが歌うフルバージョンが流れる。この歌の中で、シンバとナラは恋に落ちて行く。アニメ版では、サビ部分等大部分をナラが歌っていたが、超実写版では、ナラとシンバが一緒に歌う(アニメ版同様それぞれのセリフ部分となる歌詞部分は別)。序盤のシンバがナラを遊びに誘うシーン(毛繕いのシーン)でも流れる。当初、新鮮だと言う理由で、試写会の際には、ティモンとプンバァのみが歌っていたが、エルトン・ジョンから批判の声が上がり、また、エルトン・ジョンは、ディズニーのラブソングが好きだと言った為、この案は却下された。その後、ナラとシンバのみが歌うバージョンも制作されたが、しっくり来なかった為、最終的に、最初と最期はティモンとプンバァが歌い、真ん中をナラとシンバが歌うと言う現在のものになった。1994年度アカデミー歌曲賞にノミネートされた。

「Spirit」
ナラが歌い、シンバとナラの会話が入る。
この曲はオリジナル映画版には無く、超実写版にて追加された。超実写版ライオン・キングのために、特別に書き下ろされた、ビヨンセ(原語版のナラ役)の新曲である。シンバがプライドランドに戻るシーンで流れ、アニメ版では、「This Land」又は「King Of Pride Rock」が流れる(どちらも繋がっており、共通の節が入る。その為、どちらかは判別出来ない)。

「Never Too Late」
この曲はオリジナル映画版には無く、超実写版で追加された。ドナルド・グローヴァーとビヨンセの新曲でエンドクレジット内でのみ流れる。

その他


「Hawaiian War Chant(ハワイの戦争の歌)」
ザズーが歌う。
スカーによって骨で作られた檻に入れられたザズーが歌っていたが、「暗い歌はやめろ」とスカーに言われ、歌うのをやめた。超実写版では使われていない(と言うか、そもそも、超実写版では、ザズーは檻に入れられていない)。
この歌は映画オリジナルの歌では無い。

「It's a Small World(小さな世界)」
ザズーが歌う。
上記の歌を歌っていたが、「やめろザズー、明るい歌だ」と言われこの歌を歌ったが、「やめろ!その歌だけは聴きたくない!」と言われ、一節のみを歌って、歌うのをやめた。超実写版では使われていない。この歌は、3でも使われている(ティモンが歌う)。
この歌は映画オリジナルの歌では無い。

「I've Got a Bunch of Coconuts(ココナッツを沢山持っている)」
ザズーとスカーが歌う。
上記の歌を歌っていたが、やめさせられた為、ザズーはこの歌を歌った。その後途中からスカーも一緒に歌った。その後、ザズーは歌うのをやめ、「ムファサ様はこんなご無理おっしゃらなかったのに」と愚痴をこぼし、それを聞いたスカーは歌うのをやめ、激怒した。超実写版では使われていない。
この歌は映画オリジナルの歌では無い。

以外はBGM的位置付けの挿入歌である。

「This Land(アフリカの大地)」
本作中、シリーズ共に最も使われる挿入歌。一部歌詞はズールー語で歌われている。

「To Die For(命をかけて)」
スカーの策略により、ハイエナ達によって起こされた「ヌーの大暴走」にシンバが巻き込まれ、ムファサが助け出すシーンで流れる。

「Under The Stars(星空の下で)」
ティモンとプンバァにからかわれて落ち込んだシンバが星空を見上げ、その際抜けた毛が遠くプライドランドまで届き、ラフィキがシンバが生きていると気付くシーンで流れる。

「King Of Pride Rock(キング・オブ・プライド・ロック)」
スカーとの戦いを終え、シンバがプライド・ロックの先端に立ち雄叫びを上げるシーンで流れる。エンドクレジット内でも流れる。一部歌詞はズールー語で歌われている。

二次創作における扱い

ディズニー映画の中でも「ロビン・フッド」などと並んで特にケモナーからの人気が高い。
特に海外のケモナー(英語では「furry」と呼ばれる)にとってはバイブルのような作品となっており、
海外のケモノ系サイトやケモノ系グループでも二次創作やライオンキングの世界観を元にしたオリジナルキャラクターなどのイラストが多く見られ、
ライオンキングの世界観を元にした二次創作物専用のSNSサイトなどが複数存在する。
Twitter(X)等でもライオン・キング及びライオン・ガードを元にした二次創作物等が多く見られる。

逸話

  • 公開当時、手塚治虫の「ジャングル大帝」に一部のストーリーや設定が酷似していると話題となり、日本の漫画家ディズニーとの対立に発展した(「ジャングル大帝」の記事も参照)。ディズニーは「ジャングル大帝」を知らず、「バンビ」「ハムレット」から着想を得たと主張し、逆に、似ていない点の方が多いとし、その例などを挙げ、更に手塚がディズニーファンであったことが幸いし「もしこの一件を知ったら喜んでいたであろう」と手塚側がコメントした上、手塚側もディズニー叩きに加担するわけにはいかなかったため、対立は発展に至らず収束した。手塚は「ジャングル大帝」の構想を途中で変えたのは、連載中に見た「バンビ」に感銘を受けたと明記している。ディズニーによるライオン・キングのコンセプトの一つも、アフリカのバンビらしい。
    • ライオン・キングとジャングル大帝には、酷似シーンがかなりあるが、それ以上に異なる点の方が圧倒的に多く、物語としては、全く異なる作品である。
    • しかし、未だにライオン・キングはジャングル大帝のパクりであるとの考えも根強い。一方で日米の天才達が互いに影響を与え合い、名作を造り上げて行った良い話だとの意見もある。これには、より良いものは、模倣の連続によって産まれるものであるとの考えも含まれている。
    • ライオン・キングはジャングル大帝のパクりであると言う話題は、1994年の段階で落ち着いているが、その後も、続編が作られる度に、小規模ではあるが再燃し、議論が今なお続いている。
    • ジャングル大帝もシリーズが長く、シリーズ作品数も多い為、本作中での類似シーンもジャングル大帝シリーズ作品に散らばっている。
    • ライオン・キングシリーズもシリーズ作品にそれぞれ、ジャングル大帝と類似している部分がある(例:主に11965年版や1989年版に、21966年版や劇場版に、3ティモプンライオン・ガードは全体的に)。
    • 1997年にジャングル大帝の映画が公開された際には、逆にライオン・キングに類似した情景の箇所を複数含んでいたとして訴訟問題となった。その為、この映画は日本と海外で最初に公開されたカナダ以外では今なお上映出来てない。
    • ライオン・キングジャングル大帝盗作騒動がザ・シンプソンズでネタにされた。ムファサが「キンバ…じゃなかった、シンバ」と言い直している。キンバとは、レオの英語名である。「ムファサの幽霊」のシーンを彷彿とさせ、ムファサの他にも、ダース・ベイダー(原語版の声優がムファサと同じ)なども並んで、雲の上から霊体の姿を現している。
      • なお、ザ・シンプソンズ以外にも本作をネタにした作品が存在していて、例えば、2021年に配信された『D4DJ』のミニアニメ『ぷっちみく♪ D4DJ Petit Mix』の第2話では、「シンバ誕生の儀式」のシーンのパロディをする場面が存在していた。参考その他にもスティッチ等にも同様のシーンがある。
  • 岡村オファーがきましたシリーズ』では、岡村隆史率いるめちゃイケ警察と劇団四季による公式ゲリラコラボが2000年と2015年に行われた(2000年時は、シンバが警察に捕獲連行されムファサとスカーが復活しシンバの代役として大西ライオンが推薦された)。このスカーが復活すると言う設定は、後のキングダムハーツ2やライオン・ガードに先駆けたものであると言えるだろう。


さらなる余談

  • ライオン・キングのビデオの収録内容。(ディスクによって収録内容が異なり、複数バージョンが存在する)
    • DVD版
    • 音声は、スペシャル・エディション版、オリジナル劇場公開版共に日本語、英語、日本語5.1DTS ディズニー・ホーム・シアター・ミックスの3種類がある。また、オリジナル劇場公開版には音声解説があり、制作のドン・ハーン、監督のロジャー・アラーズとロブ・ミンコフが制作の裏側等について解説している。
    • ボーナスコンテンツは、大草原、像の墓場、生命の木、ジャングルに分けて収録されており、大草原には、メイキングオフ『朝の報告』、ゲーム"ザズーの性格占い"、が、像の墓場には、未公開シーンと取りやめになったコンセプトとして、虫フットボール、♪ハクナ・マタタ、♪愛を感じて、が、生命の木には、ミュージック・クリップ♪サークル・オブ・ライフ 歌:サークル・オブ・スターズ、シング・アロング・トラック(英語版)、が、ジャングルには、ゲーム"ティモンといっしょに昆虫採集"、ゲーム"プンバァのじっくり聞いてみて"、が収録されている。別のバージョンでは、『ライオン・キング』:完成までの道のり、ティモンとプンバァのブルーレイ3D案内、のみが収録されているものもある。
    • ブルーレイ版
    • 音声は、DVD版とほぼ同じだが、オリジナル劇場公開版しか無い。音声解説はある。
    • ボーナスコンテンツは、初公開!NGシーン集、や、制作の舞台裏には、『ライオン・キング』の伝説、『ライオン・キング』:完成までの道のり、未公開シーン(監督二人による解説付き)、が、音楽の世界には、シング・アロング(英語版)、エクステンデッド・シーン:朝の報告、が、インタラクティブ・アート・ギャラリーには、イメージボードやキャラクターデザイン等の制作段階の絵や資料が収録されている。
  • 超実写版では、ハイエナのバンザイとエドはキャラクターとして削除されており、アジジとカマリと言う全く別のキャラクターへと変更されている。少し間の抜けた方がアジジ、ツッコミや指示等をするのがカマリであり、アニメ版で言う所のバンザイがカマリ、エドがアジジである。エドには、実は一番賢く、狂ったように見えるのは演技であると言う設定があるが、アジジは本当の天然である。超実写版において、シェンジはリーダーとしての側面が強調されており、指示等をすることが多い為、アニメ版と違い、ハイエナトリオではなく、アジジとカマリのハイエナコンビとなっている。
  • アニメ版の1と3において、中盤の砂漠で行き倒れたシンバを襲い、シンバとティモン、プンバァの出会いのきっかけとなったのはハゲタカであったが、超実写版ではハゲワシ。
  • ライオン・キングは当初、ライオンとヒヒの闘争を描く予定で、現在の物とは全く異なっていた。例えば、スカーは元々ヒヒのボスであり、ラフィキはチーターであった。その後、現在の方向性に決定した。
  • ライオン・キングの制作途中のタイトルは「キング・オブ・ザ・ジャングル」であった。この事が明らかになったのは、ライオン・キングのジャングル大帝盗作騒動の直後であり、鎮静化した後であった為、騒動が再燃することは無かった。
  • イタリア制作のアニメシリーズ『シンバ:キングオブライオンズ』は、「ライオンキングシリーズ」とバンビ、ディズニーではない日本のTVアニメ『ジャングルブック』などの影響を受けているが、主人公の名前はシンバであり、その仲間の小鹿ビンボはバンビが名前の由来であるほか、バンビとパリーンの出会いなども似ている。シアカーンバルーなどのジャングルブックのキャラクターも実名で登場する。ジャングルも舞台になっているのはライオンキングの原案に近い。そしてその原案はジャングル大帝の設定にそっくりである。
  • 北朝鮮のSEKスタジオが制作した『シンバ:ザ・キングライオン』はかなりカオスであり、動物がバーでやけ酒をするサッカーをしているバンビが胸からビームをして戦車を破壊する場面もある。
    • ピノキオアラジン等と同様に、北朝鮮のアニメーターも一部下請けとして制作に参加している。というか、90年代のディズニー作品はかなり北朝鮮が関わっている。
  • ライオン・キング制作時、ディズニーは同時にポカポンタスを制作していたが、ライオン・キングは実験的で売れるか分からず、ポカポンタスの方が本命で売れると確信していた。その為、ポカポンタスは人員も制作費もかけており、ライオン・キング制作班からも多くのスタッフがポカポンタスへ引き抜かれ、ギリギリの状態で作っていた。その為かは分からないが、ミスシーン等が目立つ。しかし、実際にはライオン・キングは大ヒットし、逆にポカポンタスは予想よりもあまり売れなかった。
  • ライオン達の吠え声はトラのものを使用している。また、熊の吠え声やジェット機の音、伝説の声優フランク・ウェルカーの声も使用しており、複数の音源を合成したものとなっている。実際のライオンの吠え声が使われなかったのは、実際のライオンの吠え声があまりドラマチックで無かった為である。
    • ライオンガード』シリーズでの「ロアーオブエルダーズ」も、どちらかと言えばトラの声に近いという意見もある。


関連イラスト

ハクナマタタリース
ビープリペードツリー



関連動画

(「ミュージカル」であるディズニー作品お約束の「撮り直し(NGシーン集)」)

(上映会)


関連タグ

ディズニー 百獣の王 ケモノ
ミュージカル 劇団四季 
フランク・ウェルカー
シンバズ・プライド ライオンガード…共にライオンキングの続編。
優しきライオン・ランバート

超実写ライオンキングFAイラコン・・・公式企画

バンビ…題材その①。少年から青年への成長譚。

ハムレット…題材その②。主人公が、叔父の手によって実父を殺される上に母国から追放されるも生き延び、叔父に戦いを挑みに戻る点が共通。

バグズライフ…日本語版でシンバvsスカーが起こった。ライオン・キングの主人公のシンバとバグズライフの主人公のフリックの声をどちらも宮本充が担当しており、ライオン・キングの第一ヴィランのスカーとバグズライフの第一ヴィランのホッパーの声をどちらも壤晴彦が担当している。更に、スカーもホッパーも最期は食われると言う点でも共通している。

キングライオン大戦記…後にネタにされる特撮番組強化形態

大西ライオン…舞台版をパロディにしたピン芸人。

関連リンク

海外のライオンキングの二次創作物専用のSNSサイトの一つ
The Lion King WWW Archive
ライオン・キング
ライオン・キングのティモンとプンバァ
ライオン・キング2シンバズ・プライド
ライオン・キング3ハクナ・マタタ
ライオン・ガード
ライオン・キング(2019年の映画)

関連記事

親記事

ディズニールネッサンス でぃずにーるねっさんす

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 8721777

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました