注意
本項とライオンガードは、内容が過剰化・肥大化したので、一時的に白紙化を行い、問題が解消した部分から順に復旧させています。内容が非常に多いため、個別の記事の製作が可能ならば可能な限り内容を分散させています。
概要
『ライオン・キング(THE LION KING)』は、1994年6月24日にアメリカで公開され、日本では同年7月23日に公開された、ディズニーの32番目の長編アニメーション映画またはこれを原作としたミュージカル。監督はロジャー・アラーズとロブ・ミンコフ。本編は88分。
日本では、一般的に「ライオンキング」と表記されることも多いが、正式には「ライオン・キング」である。略称表記では、「TLK」や「LK」とされることが多い。日本では「LK」表記も多いが、海外では「TLK」表記が一般的である。
ストーリー
「プライドランド」の王子シンバはいつか王様になることを夢見ながら、幼馴染のメスライオンであるナラと遊んでいた。
そんな中、シンバが王になる事を望まず、王位を狙うムファサの弟スカーは、ムファサ親子を亡き者にしようと画策する。スカーはシンバを谷間に置き去りにし、手を組んだハイエナトリオによってヌーの暴走を引き起こした。ムファサはヌーの群れに巻き込まれたシンバを助けるも、スカーによって崖から突き落とされて死んでしまう。シンバは自分のせいで父が死んでしまったと思い込んでしまい、スカーに脅され(直後に「殺せ」と命じる)追跡してくるハイエナたちから逃れるべく、茨の森を通って王国から逃亡する。
音楽面
本作の楽曲はエルトン・ジョンとハンス・ジマーによる。主にミュージカル部はエルトン・ジョンが作曲し、ハンス・ジマーが編曲、BGM的位置付けの挿入歌はハンス・ジマーが作曲している。
『サークル・オブ・ライフ』などでズールー語の歌詞を歌っているレボ・Mはハンス・ジマーの友人であり、当時バスの運転手をしていたレボ・Mをハンス・ジマーが起用した。
アニメ版のサウンドトラックは、日本語版には下の11曲が収録されており、原語版には『ハイエナ!』を除き、『サークル・オブ・ライフ』と『早く王様になりたい』のエルトン・ジョン版を加えた計12曲が収録されている(参照)。
- サークル・オブ・ライフ
- 早く王様になりたい
- 準備をしておけ
- ハクナマタタ
- 愛を感じて
- エンドクレジット版
- アフリカの大地
- ハイエナ!
- 命をかけて
- Under The Stars
- キング・オブ・プライド・ロック
評価
特に音楽への評価が高く、エルトン・ジョンが手がけた主題曲『愛を感じて』(Can You Feel the Love Tonight)と、ハンス・ジマーによる作中楽曲はアカデミー賞を獲得している。
ディズニールネサンス期の中盤に制作された作品であり、好調だったディズニールネサンス期の中でも、2位に4億ドル近い差をつけての1位で、ずば抜けて売れた作品である。興行収入は約10億6千万ドル(または9億8千万ドル)であり、当時アニメーション映画としては第1位で、その後2010年までは抜かれることは無かった。
現在は、『アナと雪の女王』と『トイ・ストーリー3』に次ぎ第3位である。
その為、世界で最も売れた長編手描きアニメーション映画、長編2Dアニメーション映画と言えるだろう(全ての映画の中では54位)。どの程度含まれているかは不明(※シリーズ累計にしては少な過ぎ、計算が合わない)だが、少なくともシリーズの売り上げの累計は26億2千万ドル以上であり、全ての映画の中では28位である。
観客動員数は1億4千万人であり、セルビデオは日本でも200万本売れており、『アラジン』の220万本に次ぎ第2位である。
関連イラスト
関連リンク
関連タグ
バンビ:題材その①。少年から青年への成長譚。
ハムレット:題材その②。主人公が、叔父の手によって実父を殺される上に母国から追放されるも生き延び、叔父に戦いを挑みに戻る点が共通。
バグズライフ:日本語版でシンバvsスカーが起こった。ライオン・キングの主人公のシンバとバグズライフの主人公のフリックの声をどちらも宮本充が担当しており、ライオン・キングの第一ヴィランのスカーとバグズライフの第一ヴィランのホッパーの声をどちらも壤晴彦が担当している。更に、スカーもホッパーも最期は食われると言う点でも共通している。
動物最強王図鑑ザ・ストーリー:学研から出版されている最強王図鑑シリーズ公式二次創作のようなものであり、ストーリーなどが本作と類似しているという指摘がある。なおこれを指摘したYoutuber,SOTA M氏も幼少期から『ライオン・キング』を視聴していたガチ勢でリバイバル上映を鑑賞した際に6回号泣したと語っている。