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概要編集

THE LIONKING 2016The LionKing-23th anniversary

『THE ライオン・キング』(原題:THE LION KING)は、1994年6月24日にアメリカで公開され、日本では7月23日に公開された、ディズニーの32番目の長編アニメーション映画。本編は88分ある。またはこれを原作としたミュージカル劇団四季が有名。日本では、一般的にライオンキングと表記されることも多いが、正式にはライオン・キングである。略称表記では、TLKやLKとされることが多い。日本ではLK表記も多いが、海外ではTLK表記が一般的である。

ディズニーの長編アニメーション映画としては、初の原作が存在しない作品である

ディズニー公式映像作品には、シリーズに続編及びスピンオフ作品として、『ライオン・キングのティモンとプンバァ』(1995年)、『ライオン・キング2 シンバズ・プライド』(1998年)、『ライオン・キング3 ハクナ・マタタ』(2004年)、『ライオン・ガード』(2015年)、『ライオン・キング』(2019年)、『ライオン・キング ムファサ』(2024年公開予定)等がある。『ライオン・キングのティモンとプンバァ』と『ライオン・ガード』はTVアニメシリーズである。その他、絵本では、ディズニーが監修した、広義の意味での公式の作品もある(例:アメリカ、イギリス、ドイツなどで発売された短編小説やオーディオブックなどの「The lion king Six new Adventures(コパが登場する作品)」)。

後づけ設定も多い為矛盾する点も存在し、厳密に言えば同じ世界線上の続編及びスピンオフ作品は存在しない。ライオン・キングは複数の世界線を持つマルチバースである。しかしながら「ハクナ・マタタ」という言葉通り、細かい部分を気にしなければ同じ世界線上としても何ら問題は無い。公式では、アニメ世界は同一世界線上とされており、別世界線上の作品は上記の絵本版と超実写版である。その為、大きく分けると、アニメ世界、絵本世界、超実写世界の3つの世界線に分けられる。少なくとも、この3つの世界線は互いに交わる事のない、それぞれが独立した、完全に異なる世界線である。『ライオン・キングのティモンとプンバァ(ティモプン)』に関してはその他のアニメ世界とは別世界線である。『ライオン・キング3 ハクナ・マタタ』に関しては『ライオン・キングのティモンとプンバァ』とは別世界線だが、その他のアニメ作品と同じ世界線かと言われるとかなりグレーな部分である

現在公開予定の『ライオン・キング ムファサ(ムファサ:ザ・ライオン・キング)』は、超実写版作品であり、2019年の前作、超実写版『ライオン・キング』の続編であるが、前作とは設定が大きく異なり、矛盾する点が多い為、前作とは別の世界線だと考えられている。

公式作品の世界線としては上記の2つもある為、アニメ版、絵本版、超実写版、ティモプン、ムファサの5つの世界線が存在する。なお、ミュージカル版は含まれない。

YouTube等で度々「ライオン・キング4」と言う表記を見かけることがあるが、公式では3までしか存在していない

特に音楽への評価が高く、エルトン・ジョンが手がけた主題曲『愛を感じて』(Can You Feel the Love Tonight)と、ハンス・ジマーによる作中楽曲はアカデミー賞を獲得している。

サウンドトラックの売上は1500万枚を記録しており、これはアニメーション映画としては世界一となっている。

ディズニールネサンス期中期に制作された作品で、好調だったディズニールネサンス期の中でも、2位に4億ドル近い差をつけての1位で、ずば抜けて売れた作品である。興行収入は約10億6千万ドル(9億8千万ドルとされる事も)であり、当時アニメーション映画としては第1位で、その後2010年までは抜かれることは無かった。現在、「アナと雪の女王」「トイ・ストーリー3」に次ぎ第3位である。しかし、インフレ調整版では「アナと雪の女王」よりも上である。また、手描きアニメーション映画、2Dアニメーション映画としては現在も尚第1位である。その為、世界で最も売れた長編手描きアニメーション映画、長編2Dアニメーション映画と言えるだろう。全ての映画の中では54位である。どの程度含まれているかは不明(※シリーズ累計にしては少な過ぎ、計算が合わない)だが、少なくともシリーズ累計は26億2千万ドル以上であり、全ての映画の中では28位である。観客動員数は1億4千万人であり、2022年現在アニメ映画史上最も観客動員数が多かった映画でもある。セルビデオの売上は2003年夏時点で全世界で5500万本であり、全ての映画の中でも第1位である。日本でも200万本売上ており、アラジンの220万本に次ぎ第2位である。


ミュージカル編集

1997年ブロードウェイで初演。大ロングラン公演となった。

原作映画を大幅に膨らませた休憩含め2時間半の2幕構成。台詞や歌も増え、テーマである「サークル・オブ・ライフ(命は巡る)」がより強く伝わるようになっている。また、シンバの成長譚としての側面も強調されており、早く王様になりたい無邪気な子どもから本物の王となるまで、シンバの精神的な成長が丁寧に描かれている。

演出はジュリー・テイモア。ミュージカルとしての質は保持しつつ、アフリカのアートとアジアの文化を融合させた演出や、演者が人間としての顔を見せながら同時に動物を演じるという新しい手法により、原作映画版の魅力を損なうことなく舞台に落とし込むことに成功している。


日本では1998年から劇団四季が上演を続けている。

2015年上演回数が10000回を超えた劇団四季最大のヒット作である。国内で最もヒットしているミュージカル演目と言っても過言ではないほどの高い人気を誇り、2023年現在も無期限ロングラン上演が続いている。

また、原作映画版とは訳者が違い、台詞や歌の歌詞が異なる。場面によってはかなり印象が変わるため、聞き比べるのも面白いだろう。

更に、演者によっても印象が大きく異なり、それぞれがライオン・キングやキャラクターに対する、独自の考えや受け取りをしている。その為演者毎に独自の世界観が存在し、毎度、世界線がより細かく枝分かれをしており、その時の演者の組み合わせや調子、気分などによって絶妙に異なり、同じものは2つとない。

2023年12月20日に、総上演回数1万3980回を超えたと共に、日本上演25周年を迎えた。


実写化編集

(超実写版)

2019実写ライオンキング日本版ポスターをアニメに戻してみた

2019年に、アラジントイ・ストーリー4のすぐ後に実写化(超実写版)が公開された

監督はジャングル・ブック等を担当したジョン・ファヴロー

公開日は全米は2019年7月19日、日本は2019年8月9日


というか、登場する動物は全てCGであり、実写?と思わせるが、クオリティが高く実写そっくりに仕上がっており、実写を超える程リアルと言われ、超実写版と呼ばれている(公式名称)。映像は「Circle of Life(サークル・オブ・ライフ)」冒頭の日の出のワンカットを除き、全編、つまり動物、風景などその全てがフルCGで描かれてる。逆に言えば日の出のワンカットは実際にアフリカで撮影されたものである。大まかなストーリーは、アニメ版とほぼ同じだが、細かい部分やセリフ等はかなり異なっている。アニメ版とは異なった設定や、追加されたシーン等も多くあり、本編の長さはアニメ版が88分間なのに対し、超実写版は119分間である。内容的にはアニメ版よりも掘り下げられており、より暗く、重たいものになっている。また、ミュージカルは「I Just Can't Wait to Be King(王様になるのが待ちきれない)」や「Hakuna Matata(ハクナ・マタタ)」、「The Lion Sleeps Tonight(ライオンは寝ている)」、「Can You Feel the Love Tonight(愛を感じて)」など全体的にアニメ版よりも質が向上しており、「Spirit(スピリット)」など追加された曲もある。また、アニメ版を観た前提のネタや設定等もあり、例えば「Hakuna Matata(ハクナ・マタタ)」は、アニメ版では、プンバァがオナラの話をしかけた時にティモンが「おいやめろ。子供の前だぞ。」と言って止めていたが、超実写版では、ティモンは止め飽きた為に止めておらず、プンバァに「ティモン止めないのかい。」とツッコまれていたり、ティモンとプンバァが「生命は輪ではなく線だ」などと発言していたりする。逆にカットされたシーンも多く、人気の高いシーンもあったが、リアルさを求めた為と一部設定を変更した為にカットされた。これには批判の声もあった。また、リアルさを求めた為に、キャラクター等はドキュメンタリー映像と見間違う程の為、表現等のアニメの良さが激減し、批判の声も多い。ディズニー実写化には批判が付き物であるが、ライオン・キングに対してもそれなりにあった。しかし、結果として大ヒットを記録した。興行収入は16億5千6百万ドルであり、全ての映画の中で第9位である。また、ライオン・キングシリーズで最も売れた作品でもある。この興行収入を叩き出した訳には、実はアニメ版ライオン・キング(第一作)以来劇場公開されたのが初ということがある。それまでの続編作品は、ビデオのみであったりTVシリーズだったりした為、興行収入がイマイチだったが、超実写版はライオン・キングが成功して以来初めての劇場公開であり、既にアニメ版ライオン・キングやその派生作品による下地や知名度等があり、大々的な宣伝と共に公開されたことで、これだけの興行収入を叩き出した。

前述の通り、アニメ版と超実写版は完全なる別世界線上の物語である

なお、今作は実際に撮影した実写映像ではなく、CG映像の為、アニメに分類されることもある。アニメに分類された場合には興行収入第1位となる。しかしながら、ディズニーはあくまでも実写作品としている。実際には、アニメとも実写とも言い切れない『超実写』という新ジャンルである。


超実写版ライオンキング円盤発売おめでとう‼てことでイラストまとめ

2024年に、超実写版の続編が公開される。

監督は『ムーンライト』等を担当したバリー・ジェンキンス

公開日は全米は2024年12月20日、日本は2024年12月20日。ライオン・キングシリーズ初となる日米同時公開の予定である。


邦題は『ライオン・キング ムファサ』(原題:MUFASA:THE LION KING)。邦題発表以前は通称『超実写版ライオン・キング2 ムファサ:ザ・ライオン・キング』と呼ばれていた。現在は『超実写版ライオン・キング2』や『ムファサ』等と呼ばれている。本記事内では、『ライオン・キング ムファサ』、『ムファサ:ザ・ライオン・キング』の両表記。

本作はアニメ版ライオンキング2とは異なり、ライオン・キングの前日譚で、ムファサが王になるまでを描く。現在明らかにされている情報によると、アニメ版ライオン・キング2に登場したシンバの娘、キアラにラフィキがムファサの話を聞かせるというもので、ティモンやプンバァなども登場する予定である。また、ムファサとスカーは義兄弟という設定に変更されているようである。前作とはまた矛盾する設定なども多い為、これまでのシリーズ作品同様、厳密に言えば前作とは別の世界線である。しかし、これまでのシリーズ作品以上に設定が大きく変わり、矛盾している為、厳密に言わなくとも別の世界線であると言える。そもそも、この作品は第5の世界線である。

ムファサとスカーが実の兄弟では無いという設定に変更された事に対して、公開前の現時点で既に批判の声も上がっている。

どちらかと言うと、別作品、別世界線として観た方がいいだろう。

批判の声がある一方で、キャラクターの表情が超実写ながらも前作よりも若干豊かになっており、これに関してはかなり好評である。

2024年4月3日に最初の静止画が解禁され、約2秒間の映像(無音声)も解禁された。同4月11日には、シネマコンにて一部の映像が上映された。

4月29日には、最初の予告編(約1分半)が公開され、それと同時にキャスト陣も発表された。予告編には、ムファサ以外に、タカ(スカー)やラフィキ、ザズー、サラビ、ティモンとプンバァ等の従来のキャラクターらしき姿も見える。ライオン・キングやアニメ版ライオン・キング2を彷彿とさせるシーンもある。また、新キャラ等も登場した。

また、5月8日に特報映像(日本語訳版予告編(吹き替えではない))が公開された。

7月3日には新しい特報映像(日本語吹き替え版予告編)が公開された。日本語版のキャストは公表されていない。

ハリウッドで続いていたストライキの影響を受け、一時、制作が停滞していたが、2023年11月10日に、公開が2024年7月5日から2024年12月20日延期される事が発表された


ストーリー編集

動物たちの王国、プライドランド。プライドランドの王であるライオンのムファサは、息子であるシンバに、自然界を支配するバランス、サークル・オブ・ライフ(生命(いのち)の輪、生命の理)について、また王としての心構えについて教える。シンバはいつか王様になることを夢見ながら、幼馴染のメスライオンであるナラと遊んでいた。


そんな中、シンバが王になる事を望まず、王位を狙うムファサの弟スカーは、ムファサ親子を亡き者にしようと画策する。スカーはシンバを谷間に置き去りにし、手を組んだハイエナ(シェンジバンザイエド)達によってヌーの暴走を引き起こした。ムファサはヌーの群れに巻き込まれたシンバを助けるも、スカーによって崖から突き落とされて死んでしまう。シンバは自分のせいで父が死んでしまったと思い込んでしまい、スカーに脅され(直後に『殺せ』とシェンジ達に命じる)追跡してくるハイエナ達から逃れるべく、茨の森を通って王国から逃亡する。

絶望に支配され、砂漠で力尽きたシンバは、ミーアキャットとイボイノシシのコンビ、ティモンプンバァに拾われる。シンバは2匹と一緒に「ハクナ・マタタ(くよくよするな)」をモットーとした暮らしを続け、やがて大人に成長した。


一方プライドランドは、暴君となったスカーによって荒廃していた。シンバは、助けを求めて故郷を出てきたナラと偶然にも再会し、王国の現状を知らされる。過去と向き合うことに躊躇し、葛藤するシンバだったが、王国へ戻ってスカーと対決することを決意する…


登場キャラクター編集

※以下の紹介には、続編及びスピンオフ作品のTVアニメ版や広義の意味での公式絵本版などでの設定も含む。


主要キャラクター

シンバ(Simba)

本作の主人公である、子供のオスライオン。プライドランドの王であるムファサと女王サラビの息子。アハディとウルの孫。茶色と黄色の中間的な体色と赤い鬣(たてがみ)と目を持つ。一人称は幼少期の頃は「僕」と統一していたが、成長してからは「俺」・「僕」と使い分けていた。続編作品では過去の時系列を除き、王となり、子供を持った事で「私」と統一するようになった。ムファサとサラビの愛情を一心に受けて育つ。幼少期はやんちゃで、叔父のスカーにそそのかされた事にも気づかず、勇気を示そうとムファサの命に背いて危険なゾウの墓場へ行ってしまい、「勇気と無謀は違う」と叱られたこともあった。

ある時、スカーに「お父さんが見せたい物があると言っていだぞ」「雄叫びの練習もした方がいいぞ」などと乗せられ何も知らないまま雄叫びの練習をして待っていた際にヌーの大暴走に巻き込まれ、その事でシンバを助けたムファサが死亡してしまい、「お前のせいで死んだ」「お母さんはどう思うかな」などと言うスカーの発言もあり、故郷であるプライドランドから追放されてしまう。

その後はティモンとプンバァに出会い、二匹に助けられながら共に育っていき、立派なオスライオンへと成長していく。その後、再会したナラにプライドランドがスカーとハイエナに乗っ取られたことを聞き戻るよう誘われるも、自暴自棄で自分の過去を忘れたいと思ったがために彼女の説得に応じなくなってしまう。しかし、ラフィキや父の幻に励まされ、ナラや自分を案じて合流したティモン達と共に帰還。一度は追い詰められるがスカーが父の仇であると知ると激怒し態勢を立て直す。スカーを撃破後、プライドランドの新たな王となった。後のシリーズ作品では、ナラとの間に娘のキアラと息子のカイオンがいる。また、広義の意味での公式絵本に登場するコパという息子や、超実写版のラストシーンで登場するフラッフィーと言う息子も存在する。本作のラストシーンで登場する子ライオンは誰であるか、また雌雄も不明で長年論争が続いている。

『キングダム ハーツ』及び『キングダムハーツチェインオブメモリーズ』では召喚獣として登場する。

『キングダム ハーツII』ではプライド・ランドでの仲間キャラクターとして登場する。

「シンバ」とはスワヒリ語で「ライオン」を意味する。


ナラ(Nala)

サラフィナの娘で、シンバとは幼馴染で一番の親友。本作のヒロイン。サラフィナの娘。父親の登場シーンもあるが、一瞬で、名前も不明である。白っぽい体毛で青い目をしている。一人称は「あたし」または「わたし」。

プライドランドの危機の際には、群れを離れ、単身で助けを求めにきた(後述の未公開シーン内で、スカーによって追放された為)。子供の頃はお転婆で活発な女の子であった。勝ち気なメスライオンであり、シンバとの取っ組み合いで圧倒することがあるなど、体力もある。ひょんなことから成長したシンバと再会し故郷に戻るよう誘うも、シンバが自暴自棄になっていたため彼の消極的な態度に腹を立ててしまうが、シンバがプライドランドへ戻る決意をしたと知り、和解した。スカーとの決戦時にはハイエナの群れに立ち向かった。平和が戻ってからはシンバと結ばれ、プライドランドの王妃となる。超実写版では登場シーンが増え、サラビの下で雌ライオンのリーダー的存在として率いている。最終決戦(スカーとの戦い)では、雌ライオン達に号令を掛け、先陣を切っていた。また、アニメ版とは異なりスカーからは追放されておらず、サラビらに反対されながらも自らプライドランドを離れて助けを探しに出た。ナラがハイエナやスカーの包囲網を掻い潜り、プライドランドを抜け出すシーンはかなりの緊迫感がある。なお、ナラがプライドランドを抜け出す様子を見て、サラビは心配をしていた。

『キングダム ハーツII』にも登場する。

「ナラ」とはスワヒリ語で「贈り物」を意味する。


ムファサ(Mufasa)

プライドランドの王であるオスライオン。シンバの父親であり、アハディとウルの長男でスカーの兄。息子同様の体色と鬣をしている。一人称は「私」(シンバの前では「父さん」)。

シンバの良心的な父親であり、誰からも信頼されている誠実で誇り高い王であった。王である責任から厳格にふるまっており、ゾウの墓場へ立ち入ったシンバに事の重大さや、勇気と無謀の違いを厳しく説いたり、弟のスカーが取った不敬行為も贔屓せずに冷徹に対応した。しかし、最期はスカーの策略により、ヌーの大暴走に巻き込まれたシンバを助け、崖をあがくが、スカーに崖から落とされて殺害された。その後、シンバを空から見守り自分を見失いかけた彼を励ます。その後の続編作品では、夢の中や過去の時系列での登場シーンもある。また、空から見守っており、『ライオン・キング2 シンバズ・プライド』ではラフィキに風の姿となって助言したり、『ライオン・ガード』では孫のカイオンに助言したりしている(※空から霊体的な姿となって普通に会話している)。

現在公開予定の『ムファサ:ザ・ライオン・キング』は、世界線こそ違うものの、初めてムファサに焦点が当てられムファサが主人公となる作品である。

『ムファサ:ザ・ライオン・キング』(※の現在公開されている情報)では、ムファサは両親を失い、スカーの一族に引き取られた事でスカーと家族となり、やがて兄弟のようになった事が判明した。

『キングダム ハーツII』にも登場する。

「ムファサ」とはマナゾト語で「王」を意味する。


仲間

ラフィキ(Rafiki)

年老いたヒヒ(見た目はマンドリル)。呪術師であり、王の最初の子供の誕生の儀式では欠かせない存在となっている。ムファサの死とシンバの追放によってプライドランドがスカーによって支配された時は落ち込んでいたが、偶然にも風に飛ばされたシンバのフケの臭いを嗅いでシンバが生きていることを確信する。自分を見失って悩んでいたシンバを導いた。また、プンバァとティモンにハクナ・マタタを教えた人物でもある。年は取っているものの格闘技術は相当なもので集団で襲ってきたハイエナを仕留めたほどである。また、格闘シーンではカンフー技も多く使い、本作のクライマックス(スカーとの決戦)や『ライオン・ガード』では、ハイエナ相手に「燃えよドラゴン」のパロディも行っている。一人称は「ワシ」。

なお、『ライオン・キング3 ハクナ・マタタ』でティモンは最初に彼に会っているが、当時その設定がなかったため、ラフィキがナラやティモン達に「王(シンバ)は戻られた」と言う場面で初対面という設定になった。

『キングダムハーツII』にも登場する。

「ラフィキ」とはスワヒリ語で「友」を意味する。


ザズー(Zazu)

プライドランドの王に仕える執事のアカハシコサイチョウ。ズズの息子。父親は不明。劇団四季版では「ザズ」とも表記される。幼少期のシンバ、ナラの面倒をみることもあり、そのやんちゃぶりには手を焼いていた。王に忠実である故かムファサの命令には逆らえず、彼にシンバの狩りの練習相手になるよう押し付けられている。補佐役としてモグラのゴーファーがいる。シンバ誕生の儀式を欠席したスカーに対して「出来損ない」「家族の恥さらし」「敷物にしてひっぱたいてやります」などと陰口を叩いていた。ムファサの死によってスカーが王となってからもプライドランドへ残ったが、スカーによって骨で作った檻に幽閉され、彼の傍若無人な振る舞いに辟易していた。しかし、ティモンとプンバァによって解放された。礼儀正しく、ツッコミ役を担うことも多い。後に『ライオン・ガード』では、回想シーンにて本作同様、幼い頃のカイオン、バンガらの面倒を見ることもあった。一人称は「わたくし」。


ティモン(Timon)

砂漠のオアシスに住むミーアキャット。陽気な性格でお調子者。一人称は「オレ」。

プンバァと共にシンバを助けたことが縁で親友になった。当初は肉食のシンバを怖がっていたが、シンバを味方にすれば外敵に襲われずに済むと考え仲間として歓迎した。シンバの子育ての時にはザズー同様、やんちゃぶりに手を焼き、後にその苦労を「子育て地獄」と称した(『ライオン・キング3 ハクナ・マタタ』にて)。

口が悪い上に小心者で、危機に陥ると保身に走ることもある一方、プライドランドへ戻ることを決めたシンバを放っておけずに協力するなど面倒見が良い。頭の回転が非常に速く、様々な作戦を思いつく。

以前は穴掘りの仕事が嫌になったのが災いして、ハイエナに故郷を襲われた折に仲間から除け者にされてしまい、自ら故郷を出た。放浪中にラフィキにハクナ・マタタの精神を学び、プンバァと出逢う。

本作の後、プライドランドで暮らし、『ライオン・キング2 シンバズ・プライド』ではプンバァとともにシンバからキアラのお目付け役を頼まれている。『ライオン・ガード』ではプンバァとともに養甥にラーテルのバンガがいる。

『キングダム ハーツII』にも登場する。

「ティモン」とはギリシャ語で「尊敬者」を意味する。


プンバァ(Pumbaa)

ティモンの相棒のイボイノシシ。大変な大食いで虫が大好物。一人称は「オレ」。

砂漠で倒れていたシンバを見つけ、助けたことが縁で親友になった。ティモンと違い、シンバを恐れずにペットとして飼おうとした。気が優しく力持ちで、成長したシンバがナラと再会したことでオアシスでの生活が終わることを危惧するティモンの妨害に協力するが、彼らに感動して共にプライドランドへ渡る。のんきでおっとりしてはいるもののブタと呼ばれるのが嫌いで、ハイエナたちに「ブタ」と呼ばれた際には激怒し、ハイエナの群れを蹴散らした。本人曰く「オレを呼ぶときは“ブタさん”だ!」。

ティモンと出会う前は、体臭やおならの臭いが酷く群れから追い出され、そのせいで友達がいなかった。

本作の後、プライドランドで暮らし、『ライオン・キング2 シンバズ・プライド』ではティモンとともにシンバからキアラのお目付け役を頼まれている。『ライオン・ガード』ではティモンともに養甥にラーテルのバンガがいる。

『キングダム ハーツII』にも登場する。

「プンバァ」とはスワヒリ語で「にぶい」を意味する。


スカー(Scar)

アハディの次男で、ムファサの弟(敵)であるオスライオン。シンバの叔父。黒く長い鬣と痩躯、左目の傷が特徴。本作のディズニー・ヴィランズ。一人称は「俺」。モデルはバーバリライオン。

王位継承順位はムファサに次いで第二位であったが、王子であるシンバの誕生によって第三位になってしまった。その事を不快に感じムファサとシンバを殺害しようと画策する。

影で、ライオンの敵であるハイエナと組んでおり、言葉巧みに自分の計画に加担させるなど陰険かつ狡猾な性格であり、目的のためなら血の繋がった兄であるムファサ(※『ムファサ:ザ・ライオン・キング』は別)を殺害するなど冷酷な心の持ち主である。「力比べではひとかけらの自信もない」と発言しているが、シンバと互角の戦いを繰り広げ、むしろシンバの方がやや劣勢であるなど戦闘力は高い。しかしながら、追い詰められた際には「真実の敵はハイエナだ」と命乞いをし、王位についてからは自分の保身しか考えずムファサの名前を耳にするだけで癇癪を起こし、更に反乱を起こしたシンバ達からの戦いのさなかに逃げ出そうとするなど小心者な面もある。

ゾウの墓場に立ち入ったシンバを襲うようハイエナ達に指示するもムファサの妨害で失敗。その後シンバをヌーの大暴走に巻き込ませ、助けに来たムファサを崖から突き落として殺害した。そしてシンバに責任を負わせ、プライドランドから逃げ出すように仕向けた(この際にハイエナたちにシンバの殺害を命じているが、ハイエナ達はシンバが茨の森に落ちたことで深追いが厳しいと悟り、また「シンバがその後も生きていられるわけがない」「戻って来るような事があれば殺せばいい」などと高をくくったことで彼を逃がしてしまった)。その後はプライドランドの王になり、ハイエナとメスライオン達を支配下に置いて傍若無人な生活をしていた。だがハイエナ達が食い物を食べ荒らすそのやり方は早々にプライドランドの生態系を壊し、次第にそのしわ寄せはメスライオン達を含めた他の動物はおろかハイエナ達にも影響し、シェンジら(バンザイ)からも「ムファサの頃の方がマシだった」と愚痴を言われる程だった。

更にその後、プライドランドに帰還したシンバを一瞬ムファサと見間違えていたが、正体がわかると一進一退の闘いを繰り広げるも一瞬の隙を突かれ崖から突き落とされてしまう。最後はシェンジらハイエナたちに助けを乞うが、前述の命乞いを聞かれていたせいで彼らの怒りを買い食い殺されるという、自業自得の最期を遂げた。

前述の通り、シンバとは互角の戦いを繰り広げており、シンバが虫のみを食べていたこと、戦闘経験が少ないことなどを考慮しても、スカーは既に年老いていた。力に自信がないと言っていたが、かなり強いことが想像される。一説には当時のシンバよりも強かったと言われている。弱気にならず、隙も作らなければスカーはシンバに勝てていただろう。

シンバらの人生に大きな影響を及ぼし、物語において最大の敵として描かれた。その後の続編作品でも、最大の敵として長い間影響を与え続けた。暗い歌よりも明るい歌の方が好きだが、『小さな世界』だけは聞きたくないらしい。これは『小さな世界』が自分に対しての皮肉に聞こえるからである。

また、制作時の原案では、負けかけたとは言え、落ちかけたスカーを助けようとしたシンバをプライドロックの下へ引きずり落とし勝利していた。その後、シンバが死んだと思い高笑いをしながら、上昇気流によりプライドロックの上まで昇ってきた炎に包まれながら焼け死ぬというのがスカーの最期であり、スカーが死んだ事によって結果的にシンバが勝利するというものだった。しかし、ディズニーキャラクターが生きたまま焼け死ぬのは怖すぎるという意見や、悪役が勝ったまま終わるのは胸糞が悪い等という意見が出た為、現在のものに変更された。

ムファサを殺して王になってからは、決して幸せという訳ではなく、逆に大きな喪失感ややる気のなさ等不幸気味である。ムファサを殺す直前まで、もしくは王になった直後までがスカーの絶頂であった。スカーはムファサを殺して王になって初めて、それらのことに気づいたようである。つまり、大事なものほど失って初めて気づくというものである。王になってからも何かとムファサと比べられており、ムファサの名に対してかなりの拒絶反応を見せ、癇癪を起こしがちである。また、ムファサの名を口に出すことをスカーは禁止している。

更に、公式では言及されていないが、スカーはムファサを殺して以来大きな罪悪感を抱え、ムファサの亡霊を見たり、悪夢にうなされたりしていたと言われている。因みにライオン・キングのストーリーの参考にされた『ハムレット』でも、スカーにあたる人物が兄を殺した罪悪感に苛まれている。

スカーが王としてまともに仕事をしなかったり、めちゃくちゃな行動や命令をしたりしていたのには、王になることだけが目的であったからという理由だけでなく、これらのことが大きな原因でもある。

なお、本名は「タカ」であり、広義の意味での公式絵本版では、父のアハディが次期王をムファサに選んだため彼を見下すようになり、その時に自ら「スカー」と命名したらしい。「スカー(Scar)」とは英語で「傷」を意味する。「タカ」とはスワヒリ語で「汚れ」「欲望」という意味がある。また、顔の傷は子供の頃にムファサを嵌めようとした際に、ヌーの角によって付けられたものである事が判明した。この話はアニメ版とは別世界線である。

『ライオン・ガード』では、ライオン・ガードのリーダーとして仕切っていたが、力を持ったことで、プライドランドの王になりたいと思うようになり、それを利用しようとした悪のライオンとコブラに騙され、コブラによって毒の傷を付けられた事が判明した。その後、ムファサにこの事を報告した際に、ムファサによって「スカー」という渾名を付けられ、そこからムファサを恨むようになった。ムファサを倒すよう、当時のライオン・ガードの仲間たちに計画を持ち掛けたが悉く断られたため、雄たけびの力で当時のライオン・ガード達全員を殺害してしまったことが明らかになった。ライオン・ガードのリーダー、つまり『最も強き者』として活動していたということは、かつてのスカーはかなり強かったことが想像できる。この話はアニメ版の世界線の設定である。

超実写版では、サラビの事が好きであり、過去にはムファサとサラビとの三角関係になり、ムファサと決闘をして敗北した事が判明した。また、ムファサの死後はサラビに対し、自分の妃となるように迫っている。この話はアニメ版とは別世界線である。が、アニメ版でもサラビに対し好意を持っていた可能性や自分の妃となるように迫っていた可能性は高い。

現在公開予定の『ムファサ:ザ・ライオン・キング』(※の現在公開されている情報)では、ムファサとは血の繋がっていない義兄弟である事が判明した。

また、王族であったのはムファサではなくスカーの方であった事やとある事件により孤児となったムファサを助け、迎え入れたのはスカーであった事も判明した。この話はアニメ版とは別世界線である。

『キングダム ハーツII』にも登場している。


ハイエナトリオ

スカーの協力者である「シェンジ」「バンザイ」「エド」の3頭のハイエナたち。『ライオン・キング3 ハクナ・マタタ』では、ティモンの故郷を襲ったのも彼らであり、ティモンにとって彼らはトラウマにあたることが明らかになった。ティモンの故郷を襲った時の様子からも見てとれるが、多くのハイエナ達は生きる為よりも、楽しむ為に狩りをしており、サークル・オブ・ライフを無視した無秩序な狩りを繰り返していた。これがプライドランドからハイエナ達が追放されている理由でもある。

なお、多くのハイエナ達が生きる為よりも、楽しむ為に狩りをしていたというのは、ライオン・キングの本編以前の話である。その後は多くが去ったこともあり、少数派となっていった。

スカーの命令には忠実で王に就いた彼に意見できる数少ない存在だった。しかし終盤でシンバに追い詰められたスカーが自分たちに罪をなすりつけたことを許せずに彼を食い殺した後、プライドランドから逃走した。ハイエナトリオのように多くのハイエナはプライドランドや象の墓場から去ったが、一部のハイエナはそのままアウトランドに残った。『ライオン・ガード』に登場するジャンジャの一族は、シェンジらと血縁関係にある(子供)とされている。本当に子供なのかは議論が続いているが、なんらかの血縁関係があるのは確実である。同じく、『ライオン・ガード』に登場するジャスィリは、シェンジと似ているという意見もあるが、ジャスィリとその一族はシェンジらと血縁関係がある訳ではない。

前述の通り、スカー殺害後はプライドランドから去っているが、去った後が一部描かれている『ライオン・キングのティモンとプンバァ』はその他のアニメ版とは別世界線である為、アニメ版では死亡説も出ている。しかしながら、死亡している可能性は低い。とは言え、生きているならば何故、子供の可能性が高いジャンジャらをアウトランドに置き去りにしているのかという問題もある。その為、ジャンジャらは捨てられたという説も浮上している。もっとも、そんなことはないだろうが、あまり深く考えすぎないことをおすすめする。

『キングダム ハーツII』ではボスキャラクターとして登場する。


シェンジ(Shenzi)

メスのハイエナでリーダー。鬣が前に少し垂れていて、顔つきは彼女の声を担当する女優本人。一人称は「アタシ」。姉御肌でしっかり者、頭の回転が速い。実質的にバンザイとエドを従えている。常に冷静で、スカーの治世でプライドランドが食料不足に陥った際は、感情的になるバンザイを抑え、落ち着いてスカーに現状報告をしていた。色気があるためティモンに告白されたこともある(実際には時間稼ぎの為の陽動作戦だったが。『ライオン・キング3 ハクナ・マタタ』にて)。また、その際「シェンジ・マリー・ニクショック・シバチャッカリーナ・ハイエナ(Shenzi Marie Predatora Veldetta Jacquelina Hyena)」とフルネームで呼ばれていた。

「シェンジ」とはスワヒリ語で「獰猛」を意味する。


バンザイ(Banzai)

オスのハイエナ。一人称は「俺」。気が荒っぽくぶっきらぼうだが、冷静なため仲介役。感情を抑えるのは苦手で口が悪くなることがよくあり、そのたびにシェンジに止められている。ドジが多く喧嘩早いトラブルメーカー。

「バンザイ」とはスワヒリ語で「こそこそする」を意味する。


エド(Ed)

オスのハイエナ。いつも笑っていて何を考えているのか分からない。無口で、犬のような鳴き声を出す。かなり子供っぽい行動をすることもあるが、その一方で意外と頭の回転が早い。そして、実は最も賢いのはエドであり、普段狂っているように見えるのは全て演技である。これらの事からディズニー最恐キャラの上位に入る事が多い。また、シェンジとバンザイが事ある毎に「エドは?」と聞くのもエドが最も賢いからである。ほんの一例だが、その他にも、ムファサの名前を呼び、その震えを楽しむという遊びをしていたのはシェンジとバンザイのみであり、ムファサの死のあとシンバを追いかけ、茨の森の手前で真っ先に止まり、スピードを調整し、わざと一番前にいたバンザイのみを茨の森に落としている。更に、クライマックスのシーンで、バンザイがプンバァをブタと呼び、プンバァの逆鱗に触れ、ボコボコにされた際には、エドのみは後ろに下がり、少し離れた位置から慌てている演技をしつつもその様子を眺めていた。一説には、ライオン・キングの物語の裏にはハイエナ達の決定を最終的に殆ど決めていたエドがいたとも、全てはエドの掌の上で踊らされていたとも、黒幕だとも言われている。※勿論非公式であり絶対的にそんなことがある訳でもない。

「エド」とは英語圏で使われる名前で「陽気な友人」を意味する。


その他

サラビ(Sarabi)

ムファサの妻で、シンバの母親である心優しいメスライオン。ムファサの死(シンバが死んだと思い込み、ショックを受けた)により未亡人になった後、王位に就き独裁政治を振るった義弟スカーに諫言するなど気丈な性格だったが、悉く撥ねつけられた。大人になった息子のシンバと再会した時は、一瞬ムファサと見間違えたが、最愛の息子だとわかると喜んだ。ムファサが死んだのは「自分のせいだ」と聞いた時に青ざめたが、スカーから「俺がムファサを殺した」との一言でシンバと共にハイエナ達と戦った。ティモプンを除く、『ライオン・キング2 シンバズ・プライド』や『ライオン・ガード』等の続編作品では未登場。『ライオン・キング』と『ライオン・キング2 シンバズ・プライド』の間で亡くなったと言われている。

「サラビ」とはスワヒリ語で「蜃気楼」を意味する。


サラフィナ(Sarafina)

ナラの母親であるメスライオン。日本語版では「サフィナ」とも表記される。彼女の夫(ナラの父親)と思われるオスライオンも登場しているが、出番は少なかった。なお、彼は自身がサラフィナの枕になって眠っていた。サラビ同様続編作品では未登場で、亡くなったと言われている。


ゴーファー

序盤の朝の報告とシンバの狩りの練習のシーンのみで登場し、ザズーにハイエナがプライドランドに現れたことを伝えたモグラ。ザズーの補佐役である。要点だけを伝えて直ぐに何処かへ行ってしまう。『ライオン・キングのティモンとプンバァ』にもザズーの補佐役として登場する。その他のシリーズ作品には登場しない。超実写版では、モグラの生息地ではないとの理由で登場していない。『ライオン・キング』の日本語吹き替え版では、大人シンバと同じ宮本充が声を担当している(※『ライオン・キングのティモンとプンバァ』では別の声優が担当)。


ヌーの群れ

スカーの計画でシンバを襲ったヌーの大群。一頭だけ転倒した。


シンバとナラの子供

本作のラストシーンで登場する。この子ライオンは、雌雄が断定されておらず、誰であるのかも不明のままである。しかし、アニメ世界では、『ライオン・キング2 シンバズ・プライド』に登場したキアラとするのが一般的である。絵本世界では、『The lion king Six new Adventures』に登場したコパとするのが一般的である。また、超実写版のフラッフィーとは別の子であるが、同一世界線上として考える場合は、フラッフィーとするのが一般的である(なお、関連記事ではフラッフィーとされている)。つまり、どの続編作品で考えるかによって、どのキャラクターとなるかが異なってくる。因みに、厳密に言えばシンバとナラの子供は、アニメ版一作目のラストで登場したこの子ライオンの他に、絵本版のコパ(雄)、アニメ版(続編)のキアラ(雌)とカイオン(雄)、超実写版(一作目)のフラッフィー(雄)等5人(5頭)が確認されている。


超実写版オリジナルキャラクター

ハイエナトリオ(超実写版)

スカーの協力者である「シェンジ」「アジジ」「カマリ」の3頭のハイエナたち。シェンジはアニメ版から登場しているが、本作ではリーダーとしての姿が強調されており、アジジやカマリ等のハイエナたちに命令をするような形になっている為、普段はアジジやカマリと一緒ではなく、別行動をとっている。ハイエナトリオというよりは、アジジとカマリのハイエナコンビである。よく勘違いされるが、アジジとカマリはアニメ版のバンザイとエドとは別のハイエナである。

アニメ版や過去のシリーズ作品では、ハイエナたちとスカーは『ライオン・キング』が始まる前から関係を持っており、スカーが象の墓場を訪れた際も仲間として受け入れている。しかし、本作では、以前から関係を持っていたという訳ではなく、スカーがシンバを象の墓場へ向かうように仕向けたのは、あくまでもハイエナがシンバを襲うだろうと予想したからであり、前もってハイエナたちにシンバを襲うように命令していた訳ではない。また、シンバとナラが象の墓場を訪れ、ムファサが助けに来たあと、スカーが象の墓場を訪れた時が初対面という設定になっている。その為、スカーとの関係もアニメ版と比べ、対等な同盟関係となっている。

ハイエナトリオはアニメ版同様、スカーにシンバを「殺せ」と命令された。その後、シェンジがアジジとカマリに「(崖の)下まで行って、トドメをさしな」と命令したが、カマリはシンバが崖下まで落ちた(実際には途中で止まっているが、カマリらはその事を知らない)事と崖下が茨の森になっていた事で深追いが厳しいと悟り、また、下まで行く事を面倒臭がり、更に、シンバを1番近くまで追っていた仲間のハイエナ(アニメ版とは異なり、ハイエナトリオ以外のハイエナ達も追っていた)が一匹、崖下に転落(恐らく死亡)した事もあり、「この高さだ、生きてる訳がねぇ」と高をくくった事で、アジジに対して「シェンジにはこう言っとこうぜ。俺たちで捕まえて、食っちまったって。」等と発言した事で、アジジもそれ以上追わなかった事により彼を逃してしまった。


アジジ

オスのハイエナ。アニメ版のエドにあたるキャラクター。少し間が抜けていて、ボケ担当のような立ち位置。カマリとよく一緒にいる。その言動からアジジによく怒られる。エドとは異なり、本当の天然キャラである。どちらかと言うと、『ライオン・ガード』のチーズィとチュングを合わせたようなキャラクターである。日本語吹き替え版では、チュングと同じ白熊寛嗣が声を担当している。


カマリ

オスのハイエナ。アニメ版のバンザイにあたるキャラクター。アジジに対して指示を出していて、ツッコミ担当のような立ち位置。アジジとよく一緒にいる。アジジの言動に対しては、イライラすることが多い。バンザイよりは感情的では無い。どちらかと言うと、バンザイとジャンジャを合わせたようなキャラクターである。


その他

フラッフィー

シンバとナラの息子。絵本版に登場した後述のコパとは別の子である。本作のラストシーンで登場した子ライオンである。アニメ版のラストシーンで登場した子ライオンは性別不明であったが、本作ではオスと断定されている。また、フラッフィーというのは、区別をする為に、監督たちが便宜的にそう呼んでいた名前である。現在公開予定の『ムファサ:ザ・ライオン・キング』には、アニメ版の『ライオン・キング2 シンバズ・プライド』で登場したキアラが登場する予定だが、フラッフィーに関しては不明である。恐らく登場しないが、アニメ版とは異なり雄であると断定されているにも拘わらず、雌のキアラが出て来るという事からも本作と『ムファサ:ザ・ライオン・キング』は別の世界線である。


絵本オリジナルキャラクター

広義の意味の公式絵本(The lion king Six new Adventures)でのみ登場している。

コパ(Kopa)

シンバとナラの息子(ムファサとサラビとサラフィナの孫息子)で『ライオン・キング2 シンバズ・プライド』は登場せずに妹のキアラが登場する。絵本版(初期、または絵本版の設定を含んだ)の家系図では、最初に生まれた子はコパという名前だが、アニメ版では名前が出て来ない。よく勘違いされるが、アニメ版のラストシーンで登場した子ライオンはコパでは無い。超実写版のラストシーンで登場した前述のフラッフィーとも別の子である。コパは絵本版のみの設定である。

「コパ」とはスワヒリ語で「心」を意味する。


アハディ (Ahadi)

ムファサとスカーの実父で、シンバとは父方の祖父にあたる。体の色はムファサと同色、鬣はスカーと同色である。ウル、モハツ、ズズなどと同じく、アニメ版では登場こそしていないものの同様の設定である。超実写版(一作目)に関しては不明(同様の可能性が高い)だが、『ライオン・キング ムファサ』では異なる。


ウル (Uru)

ムファサとスカーの実母で、シンバとは父方の祖母にあたる。体の色はスカーと同色である。アニメ版では登場こそしていないものの同様の設定である。『ライオン・キング ムファサ』では異なる。


モハツ (Mohatu)

ムファサとスカーの母方(父方とされることも)の祖父で、シンバとは父方の曽祖父にあたる。アニメ版では登場こそしていないものの同様の設定である。『ライオン・キング ムファサ』では異なる。


Mheetu

ナラの実弟で、シンバとは義弟にあたる。絵本版のみの設定で、アニメ版ではナラに弟は存在しない。


ズズ(Zuzu)

ザズー同様、ブライドランドの王に仕える執事のアカハシコサイチョウ。ザズーの母親。絵本版ではアハディに仕えていた。アニメ版では登場こそしていないものの同様の設定である。


タマ

シンバとナラの友達の雌ライオン。アニメ版には存在しない。


バブ

子ライオン。アニメ版には存在しない。


ボガ

子ライオン。アニメ版には存在しない。



挿入歌編集

「Circle of Life(サークル・オブ・ライフ)」

本作のオープニング曲であり、ライオン・キングで最も有名な曲。シンバ誕生のシーンで流れる。サークル・オブ・ライフ(生命の輪)や生命の賛美等を歌っている。冒頭部は、ズールー語と言うアフリカの言語で歌われている。この歌は物語のエンディングでも「キング・オブ・プライドロック」の一部として使われる。1994年度アカデミー歌曲賞にノミネートされた。超実写版では編曲されている。

サウンドトラックにはエルトン・ジョン版も収録されている。


本編では、ムファサのイメージに合わないと言う理由でカットされたが、未公開シーンには、ムファサとザズーがシンバに王の心得を歌う、「ムファサの歌(Mighty King)」と呼ばれる歌があり、この位置に入る。この歌の中で、ムファサは「Mighty king」と歌われているが、後述の「I Just Can't Wait to Be king」の冒頭部でシンバが「I'm gonna be Mighty king」と歌っている。

始め、ムファサがプライドロックの頂上でシンバと王国について話していると、ザズーがやってくる(プライドロックの頂上に直接来る。朝の報告は無い)。その後、プライドロックから降りて行く時にムファサが王の心得について歌い始め、大変な所を教える。逆にザズーは王の良い所や楽しい所を教える。最後は動物達も歌い、ムファサのことを褒め称える。


「Morning Report(朝の報告)」

ザズー、シンバが歌い、シンバとムファサの会話が入る…

この曲は、オリジナル映画版には無く、2003年のスペシャル・エディション版にて追加された曲である。オリジナル映画版ではカットされた曲ではあるが、ミュージカル版で成功していたこの曲を、ライオン・キング制作のオリジナルメンバーが再度結成し、アニメーション化した。その為、オリジナル映画版に加えても何ら不自然は無い。当時、既にオリジナル映画版から時間が経ってしまっており、原語版、日本語版共に、ヤングシンバの声優が声変わりしてしまった為、このシーンのみ代役が立てられた。超実写版では使われていない。


「I Just Can't Wait to Be King(王様になるのが待ちきれない(早く王様になりたい))」

シンバ、ナラ、ザズーが歌う。

シンバが早く王になりたいと言う気持ちを歌うもので、明るい歌である。この歌のシーンは、他のシーンとは色使いが異なるが、これはシンバの夢、想像である事を表現している。しかしながらそのまま現実に繋がっており、これがどういう事なのかは説明されていない。超実写版では、色使いは変わっておらず、現実の設定であり、サーカスシーン等はカットされている為、アニメ版に比べると盛り上がりに欠ける。夢や想像のシーンに色使いが異なると言う用法は、『ライオン・キング2 シンバズ・プライド』や『ライオン・ガード』でも使われており、『ライオン・ガード』では主にネオン色でヴィランズソングに使われる事が多い。(ここで言う現実とはアニメ世界の中での現実である)超実写版では編曲されている。

サウンドトラックにはエルトン・ジョン版も収録されている。


「Be Prepared(準備をしておけ(覚悟しろ))」

スカー、ハイエナ達が歌い、スカーとシェンジ、バンザイの会話が入る。

スカーがハイエナ達にムファサとシンバの暗殺計画を歌いながら伝えるものであり、暗い歌ではあるが、最後は盛り上がり、お祭り騒ぎとなる。ハイエナ達のナチスを彷彿とさせる行進等、人気の高いシーンもあるが、超実写版ではカットされており、一応、元のメロディや歌詞等の面影が残ってはいるものの、かなり編曲されている。また、アニメ版では3分超あり、1番から2番まで歌詞があるが、超実写版では約2分となっており、そのうち歌うのはアニメ版の2番の途中からの歌詞のみである。

本編ではカットされ、未公開シーンとなっているが、本来のBe Preparedは、スカーがナラに自分の妃となるように迫るシーンで歌うものであった。映画制作の中で必要になったのが、ナラがプライドランドを去る理由付けであり、そこで、スカーがナラに自分の妃になるように迫り、それを拒絶したが為に、スカーによって追放されたと言うストーリーになった。このシーンは約5分間あり、未公開シーンの中でも特に長いシーンである。

スカーとザズーが会話をしていると(ザズーは檻に入れられていない)、ザズーがスカーに足りないものを幾つか上げて行ったが、その中の一つに、王妃があった。それに反応したスカーは自らの伴侶を求め、子供も設け、自分の跡を継がせ、自らの支配と名声が永遠に続くようにしようと画策する。そこへタイミング良くナラが現れ、スカーはナラに妃になるように迫り歌い始めた(この時ザズーはスカーに命令され、追い出せれていた)。その後ナラは拒絶しスカーをビンタし逃げ出すが、プライドロックの外で集まっていたプライドの雌ライオン達に対して、スカーはナラを妃にすると宣言する。しかし、ナラは拒否する。それに対してスカーは追放を言い渡す。しかし、サラビを始めとする雌ライオン達は誰一人として従おうとしない。そこで静かにスカーが歌い始め、呼んだのはハイエナだった(このシーンでプライドランドにハイエナ達が正式にスカーの側近として来ると言う予定であった)。そして、ハイエナ達が歌い始め、その後スカーも本格的に歌うと言うものであった。このシーンは「Old Version Be Prepared」と呼ばれる。


「Hakuna Matata(ハクナ・マタタ)」

シンバ、ティモン、プンバァが歌い、シンバ、ティモン、プンバァの会話が入る(超実写版では、ホロホロ鳥、ガラゴ、アンテロープ等その他の動物達も入る)。

ティモンとプンバァがシンバに、ハクナ・マタタとは何かを教える歌であり、彼らにとって重要な歌である(超実写版では、テーマソングと言っていた)。この歌の中で、シンバは子供から大人へと成長していく(青年期のシンバも2秒間だけ出演するが、細かい部分は3で描かれる)。

この歌の中で、プンバァの過去が歌われているが、未公開シーンではティモンの過去を歌った、ティモンバージョンも制作されていた。この設定が、後のティモプンや3に繋がる。ティモンバージョンの頃は、会話シーンを挟んだ後半部分はなく、別の歌が入っていた。

この歌はシリーズで最も使われる歌である。シリーズでは、『ライオン・キングのティモンとプンバァ』、『ライオン・キング3ハクナ・マタタ』、『ライオン・ガード』等でも使われ、それぞれ編曲されている。『ライオン・ガード』では、この歌がきっかけとなり、シンバとバンガが意気投合し、兄弟として互いを認識した。

「ハクナ・マタタ」とは、スワヒリ語で「くよくよするな。落ち込むな。心配無い。」等の意味で、励ましの言葉である。この言葉が、後の劇団四季版、ひいては大西ライオンの「しーんぱーいないさー」へと繋がる。超実写版では編曲されている。

1994年度アカデミー歌曲賞にノミネートされた。


「Old Version Be Prepared(オールド・バージョン・ビー・プリペアード)」

スカー、ハイエナ達が歌い、スカーとナラ、サラビの会話が入る。

本編では、あまりにも暗く、不気味過ぎる上に長いと言う理由でカットされているが、この位置に入る。本編では、下記の「It's a Small World」、「I've Got a Bunch of Coconut」等を歌い、ザズーとスカーが会話をしている所にハイエナ達がやってきて、シェンジとバンザイが食い物も水も無いと訴えかけるシーンになっており、本来はナラが訴えに来ると言うものであった。ミュージカル版(日本では劇団四季版)では、このシーンが使用されており「スカー王の狂気」と言うアルバムである。

実は、ライオン・キング(現在の一作目の物語のみで)は二部作となる予定で、一部目はこのシーンで終わる予定だった。後に、「Be Prepared」をその前のシーンでも使うことになり(これが現在のものである)、「Old Version Be Prepared」はリプライズとなることになったが、更にその後、「絶望感を与えたまま終わるのは、ディズニーとしてはどうか」という意見や「スカーに王国を奪われたまま終わるのは胸糞が悪い」という意見、「この終わり方は暗すぎる」等という意見が出た為、二部作にするという案は却下された。最終的には、前述の理由からこのシーンそのものがカットされた。


「The Lion Sleeps Tonight(ライオンは寝ている)」

ティモンとプンバァが歌う(超実写版では、その他の動物達も加わる)。ティモンが歌詞部分を歌い、プンバァが伴奏をする。この歌の途中でプンバァは離れ、成長したナラに襲われる(超実写版では、歌っている最中に、その他の動物諸共襲われ、最終的にプンバァのみが標的となる)。超実写版では編曲されている。

この歌は映画オリジナルの歌では無い。


「Can You Feel the Love Tonight(愛を感じて)」

ナラ、シンバ、ティモン、プンバァが歌う。

本作の主題歌、エンディング曲であり、本作の中でも特に人気の高い歌である。エンドクレジット内では、エルトン・ジョンが歌うフルバージョンが流れる。この歌の中で、シンバとナラは恋に落ちて行く。

アニメ版では、サビ部分等大部分をナラが歌っていたが、超実写版では、ナラとシンバが一緒に歌う(アニメ版同様それぞれのセリフ部分となる歌詞部分は別)。序盤のシンバがナラを遊びに誘うシーン(毛繕いのシーン)でも、音量は小さいながらも微かに流れる。当初、新鮮だと言う理由で、試写会の際にはティモンとプンバァのみが歌うバージョンで制作されていたが、エルトン・ジョンから批判の声が上がり、また、エルトン・ジョンはディズニーのラブソングが好きだと言った為、この案は却下された。その後、ナラとシンバのみが歌うバージョンも制作されたが、しっくり来なかった為、最終的に最初と最後はティモンとプンバァが歌い、真ん中をナラとシンバが歌うと言う現在のものになった。超実写版では編曲されている。

サウンドトラックにはエルトン・ジョンが歌うフルバージョン(エンドクレジット版)も収録されている。

1994年度アカデミー歌曲賞にノミネートされた。


「Spirit(スピリット)」

ナラが歌い、シンバとナラの会話が入る。

この曲はオリジナル映画版には無く、超実写版にて追加された。超実写版ライオン・キングのために、特別に書き下ろされたビヨンセ(原語版のナラ役)の新曲である。シンバがプライドランドに戻るシーンで流れ、アニメ版では「This Land」又は「King Of Pride Rock」が流れる(どちらも繋がっており、共通の節が入る。その為どちらかは判別出来ない。恐らく「King Of Pride Rock」である)。


「Never Too Late」

この曲はオリジナル映画版には無く、超実写版で追加された。ドナルド・グローヴァーとビヨンセの新曲でエンドクレジット内でのみ流れる。


その他編集


「Hawaiian War Chant(ハワイの戦争の歌)」

ザズーが歌う。

スカーによって骨で作られた檻に入れられたザズーが歌っていたが「暗い歌はやめろ」とスカーに言われ、歌うのをやめた。超実写版では使われていない(と言うか、そもそも超実写版ではザズーは檻に入れられていない)。

この歌は映画オリジナルの歌では無い。


「It's a Small World(小さな世界)」

ザズーが歌う。

上記の歌を歌っていたが「やめろザズー、明るい歌だ」と言われこの歌を歌ったが「やめろ!その歌だけは聴きたくない!」と言われ、一節のみを歌って歌うのをやめた。スカーにはこの歌が自分に対する皮肉に聞こえるらしい。超実写版では使われていない。この歌は3でも使われている(ティモンが歌う)。

この歌は映画オリジナルの歌では無い。


「I've Got a Bunch of Coconuts(ココナッツを沢山持っている)」

ザズーとスカーが歌う。

上記の歌を歌っていたがやめさせられた為、ザズーはこの歌を歌った。その後途中からスカーも一緒に歌った。その後、ザズーは歌うのをやめ「ムファサ様はこんなご無理おっしゃらなかったのに」と愚痴をこぼし、それを聞いたスカーは歌うのをやめ、激怒した。超実写版では使われていない。

この歌は映画オリジナルの歌では無い。


「Hula(フラ)」

ティモンとプンバァが歌う。

この歌はシンバにハイエナ達を惹きつける為、囮となることを頼まれたティモンとプンバァが、ハイエナ達が自分達に注目するように歌った歌である。ティモンがフラダンスを踊りながら歌い、プンバァが伴奏をする。

超実写版では使われていない。代わりに美女と野獣の「Be Our Guest(ひとりぼっちの晩餐会)」の歌い出し部分を、このシーンにてティモンとプンバァが歌う。


以下はBGM的位置付けの挿入歌である。


「This Land(アフリカの大地)」

本作中、シリーズ共に最も使われる挿入歌。一部歌詞はズールー語で歌われている。


「The Hyenas(ハイエナ!)」

ハイエナの登場シーンで流れ、主にシンバがハイエナに追われるシーン(象の墓場とムファサの死の後)で使われる。この曲自体は超実写版では使われていないが、「Battle for Pride Rock」の中で一節のみ使われている。


「To Die For(Stampede)(命をかけて)」

スカーの策略により、ハイエナ達によって起こされた「ヌーの大暴走」にシンバが巻き込まれ、ムファサが助け出すシーンから「ムファサの死」、超実写版ではその後のシンバが砂漠を越えるシーンまで流れる。「ヌーの大暴走」のシーンとこの曲の曲名は「スタンピード」とも呼ばれる。


「Under The Stars(星空の下で)」

ティモンとプンバァにからかわれて落ち込んだシンバが星空を見上げ、その際抜けた毛が遠くプライドランドまで届き、ラフィキがシンバが生きているという事に気付くシーンで流れる。


「King Of Pride Rock(キング・オブ・プライド・ロック)」

スカーとの戦いを終え、シンバがプライド・ロックの先端に立ち雄叫びを上げるシーンで流れる。エンドクレジット内でも流れる。一部歌詞はズールー語で歌われている。


以下は超実写版のBGM的位置付けの挿入歌である

「Life's Not Fair」

タイトルコール直後、ネズミとスカーの登場シーンにて使われる。

アニメ版より追加されたシーン等が多いこともあり、新しく追加された曲である。


「Rafiki's Fireflies」

ラフィキがシンバの壁画を描いているシーンで使われる。


「Elephant Graveyard」

シンバとナラが象の墓場に訪れ、ハイエナに追われるシーンから、その後の星空の王達のシーンまで使われる。

アニメ版では、「The Hyenas(ハイエナ!)」のシーンと「This Land(アフリカの大地)」が使われるシーンにあたる。


「Stampede」

ヌーの大暴走から、ムファサの死の後シンバがプライドランドから逃げ出すシーンで使われる。

アニメ版の「To Die For(Stampede)(命をかけて)」を編曲したもので、大部分はアニメ版と同じである。アニメ版の「To Die For(Stampede)(命をかけて)」のシーンと「The Hyenas(ハイエナ!)」が使われるシーンにあたる。


「Scar Takes the Throne」

スカーが王になるシーンで使われる。


「Simba Is Alive」

シンバの毛が遠くプライドランドまで届き、ラフィキがシンバが生きているという事に気付くシーンで使われる。

アニメ版の「Under The Stars(星空の下で)」を編曲したものである。


「Reflections of Mufasa」

シンバがラフィキに会い、ムファサの幽霊と話すシーンで使われる。


「Battle for Pride Rock」

シンバがプライドロックに戻って来たシーンからスカーとの決戦の後のスカーの死のシーンまで使われる。

アニメ版では、「This Land(アフリカの大地)」や「King Of Pride Rock(キング・オブ・プライド・ロック)」等が使われるシーンにあたる。


「Remember」

スカーとの戦いを終え、シンバがプライド・ロックの先端に立ち雄叫びを上げるシーンで流れる。

アニメ版の「King Of Pride Rock(キング・オブ・プライド・ロック)」を編曲したもので、大部分はアニメ版と同じである。



また、超実写版のサウンドトラックにはレボ・Mが歌う「He lives in you (ヒー・リブズ・イン・ユー)」のズールー語版が収録されている。


ライオン・キングの楽曲はエルトン・ジョンハンス・ジマーによるもので、主にミュージカルはエルトン・ジョンが作曲し、ハンス・ジマーが編曲、BGM的位置付けの挿入歌はハンス・ジマーが作曲している。「Circle of Life(サークル・オブ・ライフ)」などでズールー語詞を歌っているレボ・Mはハンス・ジマーの友人であり、当時バスの運転手をしていたレボ・Mをハンス・ジマーが起用した。

二次創作における扱い編集

ディズニー映画の中でも「ロビン・フッド」などと並んで特にケモナーからの人気が高い。

特に海外のケモナー(英語では「furry」と呼ばれる)にとってはバイブルのような作品となっており、

海外のケモノ系サイトやケモノ系グループでも二次創作やライオン・キングの世界観を元にしたオリジナルキャラクターなどのイラストが多く見られ、ライオンキングの世界観を元にした二次創作物専用のSNSサイトなどが複数存在する。

pixivは勿論、Twitter(X)等でもライオン・キング及びライオン・ガードを元にした二次創作物等が多く見られる。


逸話編集

  • ライオン・キング‐ジャングル大帝盗作騒動
  • 公開当時、手塚治虫の「ジャングル大帝」に一部のストーリーや設定が酷似していると話題となり、日本の漫画家ディズニーとの対立に発展した(「ジャングル大帝」の記事も参照)。
    • 本作発表の前後、手塚治虫による1960年代のテレビアニメ『ジャングル大帝』とプロットやキャラクター、またいくつかのシーンが酷似しているという指摘がアメリカのファンやマスコミから提示された。
    • 日本からはディズニー側の態度に疑念を抱いた漫画家の里中満智子が、配給を行うブエナ・ビスタ・インターナショナルへ国際宅配便で質問状を送り、漫画家82人を含む計488人が質問の趣旨に賛同して署名を添えた。
    • これに対しディズニーは当初、製作者は『ジャングル大帝』を知らず、『ジャングル大帝』に似ているのは偶然の一致に過ぎないと反論した。しかし、サンフランシスコ・クロニクルが主要スタッフにインタビューを行ったところ、8名中3名が『ジャングル大帝』を知っていると答えた。また、ヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞を受賞している『ジャングル大帝』を、アニメ映画に携わる者が知らない方が不自然とも指摘された。
    • 反論として、ディズニーは「ジャングル大帝」を知らず、「バンビ」や「ハムレット」などから着想を得たと主張し、アフリカを舞台にすれば登場する動物の種類は限られる事や、逆に相違点等も数多く挙げた。更に手塚がディズニーファンであったことが幸いし「もし手塚本人が生きていたら、『自分の作品がディズニーに影響を与えたというのなら光栄だ』と語っただろう」と手塚側がコメントした上、手塚側もディズニー叩きに加担するわけにはいかなかったため、対立は発展に至らず収束した。手塚は「ジャングル大帝」の構想を途中で変えたのは、連載中に見た「バンビ」に感銘を受けたと明記している。ディズニーによるライオン・キングのコンセプトの一つも、アフリカのバンビである。
    • ライオン・キングとジャングル大帝には、酷似シーンがかなりあるが、それ以上に異なる点の方が圧倒的に多く、物語としては、全く異なる作品であり、そもそものテーマが全く異なる。ライオン・キングはライオンの王家の物語であり、仇打ちや神話的要素も強く、また、動物だけの世界で完結している。一方のジャングル大帝は生命や争いなどがテーマの一つではあるが、主に動物と人間の関わり、心を通わせること、平和などといったものがテーマであり、動物と人間の争いや心を通わせることが物語の殆どを占めており、人間が出て来ることを大前提としている。とはいえ、類似シーンやキャラクターデザインの一部を見ると、パクリとは言えないが、多少の影響を受けていた(制作の際に参考にした作品の中に含まれていた)可能性は否めない。
    • ライオン・キングとジャングル大帝のそれぞれのテーマを端的に表した言葉として、ライオン・キングは『生命の讃歌』、ジャングル大帝は『生命の尊厳』というものがある。
    • また、日本では未だにライオン・キングはジャングル大帝のパクりであるとの考えも根強い。一方で日米の天才達が互いに影響を与え合い、名作を造り上げて行った良い話だとの意見もある。これには、より良いものは、模倣の連続によって産まれるものであるとの考えも含まれている。
    • ディズニーが批判を受ける一方で、手塚作品にはディズニーキャラも度々登場しており、ディズニーを代表する某有名ネズミ俳優も結構出演している(無断で)。更には、手塚はバンビやピノキオ等と言ったディズニー作品を漫画化している(勿論無断で)。
    • もしも、本当に裁判になっていたとしたら、手塚側はかなり危なかったという意見もある。
    • ライオン・キングはジャングル大帝のパクりであると言う話題は、1994年の段階で落ち着いているが、その後も、続編が作られる度に、小規模ではあるが再燃し、議論が今なお続いている。特に、25年が経過した超実写版の際には、リメイク版であり、大々的な宣伝をされた劇場公開の作品という事もあり、比較的激しい論争が巻き起こっていた。
    • 日本では、未だに国内外でパクリ疑惑が出た時やディズニーやアメリカでパクリ疑惑や著作権等の話になった時に、このライオン・キング-ジャングル大帝盗作騒動が持ち出される事が多い。
    • ジャングル大帝もシリーズが長く、シリーズ作品数も多い為、本作中での類似シーンもジャングル大帝シリーズ作品に散らばっている。現在、ライオン・キングがいわゆるパクった根拠として挙げられている類似シーンには、ライオン・キングが公開された1994年以降のジャングル大帝作品が含まれており、特に1997年版の劇場版が多く含まれている(というか大半がこの作品である)。これはむしろ後述のジャングル大帝側がパクったという事を助長してしまう事になる。
    • ライオン・キングシリーズもシリーズ作品にそれぞれ、ジャングル大帝と類似している部分がある(例:主に11965年版や1989年版に、21989年版の最終回や1966年版や劇場版に、3ティモプンライオン・ガードは全体的に(※これらは筆者の個人的な意見である))。
    • 1989年版が原作の設定とは遠いものの、レオが人間の言葉を喋れず、人間の技術や考えなどを殆ど持ち込まない等の現実の動物に近いと言う点等から、特にライオン・キングに近いように思われる。
    • もしも、これらの盗作問題が出て来た時に現在のようなSNSがあったならば、ディズニー側は勿論炎上し、逆に訴えた漫画家側は大炎上していただろうという意見もある。(現在、小規模ながらも漫画家側はそれなりに批判を受けている)
    • 1997年にジャングル大帝の映画が公開された際には、逆にライオン・キングに類似した情景の箇所を複数含んでいたとして訴訟問題(※注意)となった。その為、この映画は日本と海外で最初に公開されたカナダ以外では今なお上映出来てない。
    • なお、これらのライオン・キング‐ジャングル大帝盗作騒動はあくまでも公式、企業、プロダクション等とは関係無いファンやその他の人が起こし、盛り上がっていたものであり、手塚側とディズニー側が実際に裁判や訴訟等で直接ぶつかり合ったことは無い。※よって、ここで言う訴訟問題は、実際に起こった訴訟の事を指している訳ではない。
    • 最近では、そもそもライオン・キングどころか、ジャングル大帝すらも観た事が無い人も多くなっており、「ライオン・キングはジャングル大帝のパクリらしい」という話を聞いただけの人が増えている。観た事があったとしても、昔観た事があるだけで、記憶が曖昧だと言う人も多い。また、ライオン・キングはジャングル大帝のパクリと言う人の7割以上は1965年版:ジャングル大帝初代アニメを観た事が無いと言われている。そもそも、わざわざ自分でライオン・キングとジャングル大帝を観比べようという人は希少である。
    • この問題の原点とも言える、漫画家82人を含む計488人が署名したと言う里中満智子氏の質問状だが、後に署名した人の多くがライオン・キングを観ておらず、ジャングル大帝の記憶も曖昧な人が多かった事が判明した。中には「先輩達が言っているから」や「こんなにも有名な方達が署名しているなら」という理由で署名した人も多かったようである。また、里中満智子氏はこの件を回想して、「ライオン・キングはジャングル大帝のパクリだと訴えるべきでは無かった。」という趣旨の発言をしている。
    • なお、田中圭一による手塚治虫パロディ漫画集『神罰』単行本の帯において、手塚るみ子は(表紙絵の吹き出し「お願いです訴えないでください!!」に応える形で)「訴えます!!(怒)」「ライオンキングは許せても田中圭一は許せません!!」という文を寄稿している。田中と手塚るみ子は旧知の仲であり、これは『ライオン・キング』が『ジャングル大帝』に似ていることを前提としたジョークである。『神罰』の増補版である『神罰1.1』には、手塚プロ公認のパロディ作品として「ジャングル小帝」が新たに収録されている。
    • ライオン・キングジャングル大帝盗作騒動がザ・シンプソンズでネタにされた。ムファサが「キンバ…じゃなかった、シンバ」と言い直している。キンバとは、レオの英語名である。「ムファサの幽霊」のシーンを彷彿とさせ、ムファサの他にも、ダース・ベイダー(原語版の声優がムファサと同じ)なども並んで、雲の上から霊体の姿を現している。
      • なお、ザ・シンプソンズ以外にも本作をネタにした作品が存在していて、例えば、2021年に配信された『D4DJ』のミニアニメ『ぷっちみく♪ D4DJ Petit Mix』の第2話では、「シンバ誕生の儀式」のシーンのパロディをする場面が存在していた。参考その他にもスティッチの予告編等にも同様のシーンがある。「シンバ誕生の儀式」のシーンのパロディは様々な場面でよく使われている。
  • 岡村オファーがきましたシリーズ』では、岡村隆史率いるめちゃイケ警察と劇団四季による公式ゲリラコラボが2000年と2015年に行われた(2000年時は、シンバが警察に捕獲連行されムファサとスカーが復活しシンバの代役として大西ライオンが推薦された)。このスカーが復活すると言う設定は、後のキングダムハーツ2やライオン・ガードに先駆けたものであると言えるだろう。
  • 「The Lion Sleeps Tonight(ライオンは寝ている)」無断使用問題
  • 映画公開当時、劇中で使用されている「The Lion Sleeps Tonight(ライオンは寝ている)」が無断使用だった事が判明し、訴訟問題となった。裁判は南アフリカで行われ、最終的には和解した。
    • この他にもこの曲は、古い曲の上、カバーや様々な作品での使用もあり、以前から様々な場面で権利関係では揉めていた。
    • なお、この歌は本作以降にも、ライオン・キング3 ハクナ・マタタやライオン・キング(超実写版)でも使用されている。
  • SEX騒動
  • 中盤のシンバ、ティモン、プンバァが星について会話しているシーン(「星空を見上げて」のシーン)で「かつての王達が僕達を見守っている」と言ったシンバがティモンとプンバァに誂われ、一人離れて星空を見上げたシーンにて、シンバが伏せたことで発生した煙の形がSEXに見えると話題になった。実際にはSEXではなくSFXである。これはライオン・キング制作で使われた特殊撮影の技術であるSFX技術に敬意を称して作中に忍ばせられたものである。
    • 2003年のDVD&ブルーレイ スペシャルエディション版にてこのシーンのSFXの文字はカットされており、ただの煙に置き換えられている。このメッセージは現在、それ以前に発売されていたVHS版にその姿を残すのみである。

ゲーム編集

「ライオン・キング」

  • 1994年12月9日スーパーファミコン用ソフトとして発売。販売はヴァージンゲーム株式会社。このメガドライブ版は、日本ではゲームギア、スーパーファミコンで発売された。
  • シンバを操作してステージをクリアしていく横スクロールアクションゲーム
  • ライオンのシンバがアフリカの大草原を舞台に様々なアクションを駆使して切り抜けていくと言うもの。
  • 話の流れは原作に沿っており、音楽も原作に沿って各シーンのステージで、原作の音楽を当時のゲーム音声に置き換えた物が使用されている。
  • ステージは、ステージ1プライド・ランド、ステージ2おおさまになるのがまちきれない、ステージ3ゾウのはか、ステージ4ヌーのぼうそう、ステージ5シンバのとうぼう、ステージ6ハクナ・マタタ、ステージ7シンバのさだめ、ステージ8じゅんびをしておけ、ステージ9シンバのふっき、ステージ10プライド・ロックの全10ステージある。前半の6ステージはヤングシンバ、後半の4ステージは大人シンバを操作する。
  • 走る、ジャンプするなどの基本動作以外に吠えるもある。基本攻撃は踏みつけ。大人になると引っ掻く、両手で引っ掻くと言った攻撃も追加される。大人になると、吠えるの力も強くなる。

キングダムハーツ

  • 「キングダムハーツ」及び「キングダムハーツチェインオブメモリーズ」では、シンバが召喚獣として登場する。
  • 「キングダムハーツⅡ」では「プライド・ランド(ライオン・キング)」のステージがある。
    • このステージではソラ達も動物の姿となる。
  • エリアは峡谷、象の墓場、サバンナ、プライド・ロック、岩穴、王の間、頂上、ヌーの谷、荒地、ジャングル、オアシスの11エリアある。
  • 話の流れは原作を踏まえており、ヌーの大暴走のシーンも、シンバの回想シーンとして描かれている。
  • 「ライオン・キング」は野村ディレクターがディズニー作品の中でも特に好きな作品ということもあり、キングダムハーツⅠの時点で登場ワールドの候補に挙がっていたが、当時は専用モーションの製作が技術的に(かつスケジュール的にも)ネックとなりボツとなってしまっていた。
    • キングダムハーツⅡの非常に凝った作りには満を持しての企画実現によるディレクターを初めとしたスタッフの情熱が溢れ出ていると言える。



さらなる余談編集

  • ライオン・キングのビデオの収録内容。(ディスクによって収録内容が異なり、複数バージョンが存在する)
    • DVD版
    • 音声は、スペシャル・エディション版、オリジナル劇場公開版共に日本語、英語、日本語5.1DTS ディズニー・ホーム・シアター・ミックスの3種類がある。また、オリジナル劇場公開版には音声解説があり、制作のドン・ハーン、監督のロジャー・アラーズとロブ・ミンコフが制作の裏側等について解説している。
    • ボーナスコンテンツは、大草原、象の墓場、生命の木、ジャングルに分けて収録されており、大草原には、メイキングオフ『朝の報告』、ゲーム"ザズーの性格占い"、が、象の墓場には、未公開シーンと取りやめになったコンセプトとして、虫フットボール、♪ハクナ・マタタ、♪愛を感じて、が、生命の木には、ミュージック・クリップ♪サークル・オブ・ライフ 歌:サークル・オブ・スターズ、シング・アロング・トラック(英語版)、が、ジャングルには、ゲーム"ティモンといっしょに昆虫採集"、ゲーム"プンバァのじっくり聞いてみて"、が収録されている。別のバージョンでは、『ライオン・キング』:完成までの道のり、ティモンとプンバァのブルーレイ3D案内、のみが収録されているものもある。
    • ブルーレイ版
    • 音声は、DVD版とほぼ同じだが、オリジナル劇場公開版しか無い。音声解説はある。
    • ボーナスコンテンツは、初公開!NGシーン集、や、制作の舞台裏には、『ライオン・キング』の伝説、『ライオン・キング』:完成までの道のり、未公開シーン(監督二人による解説付き)、が、音楽の世界には、シング・アロング(英語版)、エクステンデッド・シーン:朝の報告、が、インタラクティブ・アート・ギャラリーには、イメージボードやキャラクターデザイン等の制作段階の絵や資料が収録されている。
  • ライオン・キング(アニメ版)の本編(88分間)は、「1.サークル・オブ・ライフ」、「2.王の弟スカー」、「3.父と息子」、「4.スカーおじさんとの約束」、「5.♪王様になるのが待ちきれない」、「6.象の墓場」、「7.星空の王たち」、「8.♪準備をしておけ」、「9.ヌーの大暴走」、「10.王の死(ムファサの死)」、「11.スカーの時代到来」、「12.ティモンとプンバァ」、「13.♪ハクナ・マタタ」、「14.王座についたスカー」、「15.星空を見上げて」、「16.ナラとの再会」、「17.♪愛を感じて」、「18.荒れ果てたプライドランド」、「19.父からのメッセージ(ムファサの幽霊)」、「20.王国に戻る」、「21.スカーに立ち向かうシンバ」、「22.決闘(スカーとの決戦)」、「23.プライドロックに立つシンバ」、「24.エンド・クレジット」の24のシーンに分けられる。
  • ライオン・キングシリーズは15周年を除いて、節目となる年に続編及びスピンオフ作品が制作されており、1周年となる1995年に『ライオン・キングのティモンとプンバァ』が、5周年記念として4周年の1998年(日本では1999年)に『ライオン・キング2 シンバズ・プライド』が、10周年記念として2004年に『ライオン・キング3 ハクナ・マタタ』が、20周年記念として21周年の2015年(日本では2016年)に『ライオン・ガード 勇者の伝説』が、25周年記念として2019年に『ライオン・キング』(超実写版)が制作されている。また、30周年記念として2024年に『ライオン・キング ムファサ』(超実写版)が公開予定である。
  • ライオン・キングはあくまでもフィクションである。その事を理解した上で、現実のものを持ち込んだり、逆に現実に持ち込んだりといった事をやり過ぎ無いで欲しい。また、細かい部分を気にし過ぎる事や矛盾点を指摘し過ぎる事はやめて欲しい。そのような部分はハクナ・マタタでお願いする。
  • ハイエナは、ライオン・キングでの演出から、かなり悪い印象を持っている人も多くいるが、このことを現実にも当てはめるようなことはやめてほしい。
  • ハイエナ達は、『ライオン・キング(1作目)』では、全員悪いような印象を持つ人も居るが、本当に悪いのはハイエナトリオくらいであり、その他のハイエナ達はそこまで悪い訳ではない。とは言え、「Be prepared(準備をしておけ)」の様子を見るに、相当な数のハイエナがヴィランズサイドについている。しかし、悪いハイエナだけではないのは確かで、ライオン・キング公開と同年の1994年発売の『The lion king Six new Advenures(絵本版)』では、シンバの息子(絵本版)のコパと仲良くなるアサンテという、いいハイエナが登場する。また、2015年(日本では2016年)に放送を開始した『ライオン・ガード』では、シンバの息子(アニメ版)のカイオンと仲良くなるジャスィリという、いいハイエナが登場する。
    • ジャスィリ曰く、悪いハイエナはごく一部で、殆どのハイエナはサークル・オブ・ライフを尊重している。また、最終的には、ジャンジャらヴィランズサイドについていたハイエナ達は、全員味方側についている。もっとも、これは他のヴィランズついても言える事だが、そもそも、根っからの悪ハイエナなど、存在していない。
  • 超実写版では、ハイエナのバンザイとエドはキャラクターとして削除されており、アジジとカマリと言う全く別のキャラクターへと変更されている。少し間の抜けた方がアジジ、ツッコミや指示等をするのがカマリであり、アニメ版で言う所のバンザイがカマリ、エドがアジジである。エドには、実は一番賢く、狂ったように見えるのは演技であると言う設定があるが、アジジは本当の天然である。超実写版において、シェンジはリーダーとしての側面が強調されており、指示等をすることが多い為、アニメ版と違い、ハイエナトリオではなく、アジジとカマリのハイエナコンビとなっている。
  • アニメ版の1と3において、中盤の砂漠で行き倒れたシンバを襲い、シンバとティモン、プンバァの出会いのきっかけとなったのはハゲタカであったが、超実写版ではハゲワシ。
  • 物語のエンディングでは、「This Land(アフリカの大地)」「King Of Pride Rock(キング・オブ・プライド・ロック)」「Circle of Life(サークル・オブ・ライフ)」が繋げられ、一つの曲となっているもの(=King Of Pride Rock)が流れる。(※少なくともBGM的位置付けの挿入歌は、それぞれに共通する部分がある為、一つの曲を分割した様なものである)
  • 物語のエンディングで使われる「Circle of Life(サークル・オブ・ライフ)」は、アニメ版では「永遠の時を刻んで。In the circle.The circle of life.Circle of life.」の詩の部分だが、超実写版では「安らぎの時を求めて、果てしなく続く生命。Circle of life.」の詩の部分である。
  • 「This Land(アフリカの大地)」は、前述の「King Of Pride Rock(キング・オブ・プライド・ロック)」以外にも「To Die For(命をかけて)」等とも共に使われる。「This Land」はライオン・キングのBGMの核と言っても過言では無い程、多くのBGMに「This Land」のメロディーが使用されている。
  • ライオン・キングのBGMは複雑で、複数の曲に同じメロディや歌詞が使われており、どこまでがどの曲なのか判断しづらい。
  • ライオン・キングは当初、ライオンとヒヒの闘争を描く予定で、現在の物とは全く異なっていた。例えば、スカーは元々ヒヒのボスであり、ラフィキはチーターであった。その後、現在の方向性に決定した。
  • ※ライオン・キングは制作段階でストーリー等が二転三転していた。
  • ライオン・キングの制作途中のタイトルは「キング・オブ・ザ・ジャングル」であった。この事が明らかになったのは、ライオン・キングのジャングル大帝盗作騒動の直後であり、鎮静化した後であった為、騒動が再燃することは無かった。
  • 前述の通り、ライオン・キングのストーリーは、シェイクスピアの「ハムレット」やディズニー映画の「バンビ」などを参考にしているが、その他にも参考にしている作品がある可能性は高い。また、作品以外にも、複数の神話なども参考にしており、ストーリー的には神話によく見られる展開である。
    • ライオン・キングのコンセプトの一つとして、神話の世界を動物で描く、動物の(世界の)神話、ライオンの(世界の)神話というものがある。
  • ハイエナをヴィランズにした事で、批判の声が多くあるが、元々、ヴィランズとしてスカーの手下となる筈だったのは、リカオンという同じくアフリカのサバンナに生息する、イヌ科の肉食獣だった。リカオンがヴィランズとならなかったのは、リカオンをヴィランズとすることに対して、反対や批判の声が強かったからである。その為、以前からライオンと争っている事が知られており、イメージが良くなかったハイエナをリカオンの代わりにヴィランズとすることになった。つまり、言ってしまえば、リカオンに悪いイメージをつけることに対しては大きな批判にあったが、元々リカオンよりも悪いイメージのついていたハイエナに対しては、批判が少なかったということである。イメージはどうあれ、その結果、ハイエナの知名度は元々高かったものの、ヴィランズとなったことでかなり高いものになっているが、リカオンの知名度は依然として低いままである。
    • 現実では、リカオンはライオンとは勿論敵対関係にあり、ブチハイエナとは競合関係にある。また、リカオンやハイエナは、いづれもライオン等に獲物を横取りされており、どちらかと言うとライオンの方がヴィランズである。
  • 「Be Prepared(準備をしておけ)」の原語版では、前半部をスカー役のジェレミー・アイアンズが歌っているが、ジェレミー・アイアンズの声帯に異常が見られた為、後半部をジム・カミングスが歌っている。その為「Be Prepared」は前半部と後半部とで歌い手が異なるという珍しい歌となっている。
  • 「Be Prepared(準備をしておけ)」のラストはスカーと共にハイエナ達が高笑いをしながら終わるというものだが、このシーンの笑い声にはスカーやハイエナトリオ、コーラス以外に監督らの笑い声も含まれている。
  • 「Hakuna Matata(ハクナ・マタタ)」のシンバが赤い幼虫を左手で持って「ごめんね、ハクナ・マタタなんだ」と言って食べるシーンにて、シンバは左手の小指を立てた状態で幼虫を持っているが、これは西洋の貴族階級や王族の人間が、食事をする際に、小指を立てた状態で食事をしていたからである。つまり、この描写はシンバが王族出身である事を暗示している。
  • 前半部、子供シンバの動きのモーションは雌ライオンのものを使用しており、後半部の途中までの大人シンバの動きも同様であるが、後半部の途中、「父からのメッセージ(ムファサの幽霊)」以降は決意と威厳を表す為に雄ライオンのものを使用している。
    • 前半部から後半部の途中まで雌ライオンのモーションを使っていたことが、シンバがメスっぽいと言われるようになった原因の一つでもある。
  • 物語の終盤、スカーが死んで画面が切り替わり、プライドロックの頂上から降りてきたシンバに対して、ザズーがお辞儀をしているが、このシーンのザズーの口元を見るとお辞儀をしながら口が動いており、声こそはないものの「Your Majesty(陛下)」と言っている。声がないのは直前でやはり「Your Majesty(陛下)」と言わない方がいいのではないか、という話になり、このセリフがカットされたことで、変更出来なかった映像のみ動いていたからである。しかしながら、その後のミュージカル版や超実写版ではこのセリフが復活している。
  • 本作中では、ミスシーンも多くあり、中でも所々ある、ライオンキャラクターのの部分での塗り忘れが目立つ(瞳孔及び虹彩からなる角膜(黒目)部分は塗られているが、眼球結膜及び眼瞼結膜からなる結膜(白目)部分は塗られておらず、白いままであるが、本来ならば、ライオンの目の結膜部分は黄色である)。
    • 同様のミスシーンは、シリーズの他作品にも少ないながらもあり「ライオン・ガード」にもある。
  • ミュージカル版では新しく追加された曲も多いが、アニメ版ではBGM的位置付けの挿入歌だったのを、翻訳して歌詞を付け、普通の挿入歌としているものもある。また、「Morning Report(朝の報告)」や「Old Version Be Prepared(オールド・バージョン・ビー・プリペアード、スカー王の狂気)」など、アニメ版(劇場公開版)ではカットされたシーンや曲(未公開シーン)を元に作られた挿入歌やシーンもある。更に、「He Lives in You(ヒー・リブズ・イン・ユー、お前の中に生きている)」は当時、『ライオン・キング2 シンバズ・プライド』で主題歌として使用されることが決まっていたものを、『ライオン・キング2 シンバズ・プライド』の公開に先駆けて使用されている。アニメ版では2にて使用されているこの挿入歌を、ミュージカル版では1のストーリーの中で「星空の王たち」と「父からのメッセージ(ムファサの幽霊)」のシーンでの二回使用されている。
  • ライオン・キングはその特異さや有名さ故に、何かとネタにされることが多い。特に前述(詳しくは後述の用語解説を参照)の『心配ないさ』は有名である。次いでサークル・オブ・ライフの『シンバ誕生の儀式』のシーンが有名であり、ラフィキがシンバを持ち上げたのと同じように何かを持ち上げることが多い(例えば大事な物や嬉しかった物、子供や動物などである)。また、その次に有名なのも同じくサークル・オブ・ライフの冒頭部の特徴的なズールー語詩(ナーンツ インゴンヤーマ バァバァギィチバァバァ)である。更にそれに次いで有名なものが「Be Prepared(準備をしておけ)」のナチスドイツを彷彿とさせる『ハイエナの行進』である。これはナチネタや独裁ネタなどの際に使用されている(例えば北朝鮮の黒電話将軍などである)。
  • 2023年8月5日に、超実写版ライオン・キングを再アニメ化するのではないかと話題になった。これが事実であるとするならば、9割方同じ様な内容の作品が、3作品に増えると言うことになる。更に世界線や作品がジャングル大帝レベルに複雑になる可能性もある。
  • イタリア制作のアニメシリーズ『シンバ:キングオブライオンズ』は、「ライオンキングシリーズ」とバンビ、ディズニーではない日本のTVアニメ『ジャングルブック』などの影響を受けているが、主人公の名前はシンバであり、その仲間の小鹿ビンボはバンビが名前の由来であるほか、バンビとパリーンの出会いなども似ている。シアカーンバルーなどのジャングルブックのキャラクターも実名で登場する。ジャングルも舞台になっているのはライオンキングの原案に近い。そしてその原案はジャングル大帝の設定にそっくりである。
  • 北朝鮮のSEKスタジオが制作した『シンバ:ザ・キングライオン』はかなりカオスであり、動物がバーでやけ酒をするサッカーをしているバンビが胸からビームをして戦車を破壊する場面もある。
    • ピノキオアラジンポカホンタス等と同様に、北朝鮮のアニメーターも一部下請けとして制作に参加している。というか、90年代のディズニー作品はかなり北朝鮮が関わっている。
    • そもそも、ディズニー作品に限らず、様々なアニメ作品に北朝鮮が関わっている。最近では、関わる事が激減し、オバマ政権の制裁以降はほぼゼロの状態であった。しかし、2024年4月に日米の複数のアニメ作品に北朝鮮が関わっていた事が明らかになり、現在でも北朝鮮はアニメ作品の下請けとして制作を続いている。明らかになっている限りでは、この一件でSEKスタジオがアニメ作品の下請けをしたのは実に7年ぶりのことである。北朝鮮が現在もアニメ作品に下請けとして関わっているのは、中国が孫請けとして北朝鮮に仕事を依頼しているからでは無いかとも言われている。
  • ライオン・キング制作時、ディズニーは同時にポカポンタスを制作していたが、ライオン・キングは実験的で売れるか分からず、ポカポンタスの方が本命で売れると確信していた。その為、ポカポンタスは人員も制作費もかけており、ライオン・キング制作班からも多くのスタッフがポカポンタスへ引き抜かれ、ギリギリの状態で作っていた。その為かは分からないが、ライオン・キングにはミスシーン等が目立つ。また、このことがライオン・キングが幾つかの問題を抱える原因の一つにもなったと考えられる。しかし、実際にはライオン・キングは大ヒットし、逆にポカポンタスは予想よりもあまり売れなかった。
  • 超実写版ライオン・キング2『ムファサ:ザ ライオン・キング(ライオン・キング ムファサ)』は、元々2024年7月5日に公開予定だったが、長らくアメリカのハリウッドで続いていたストライキの影響を受け、制作速度が遅れた結果、2024年12月20日に延期となった。また、2024年5月5日に日本公開予定日がアメリカと同日の2024年12月20日である事と、正式には未発表だったが、邦題が『ライオン・キング ムファサ』である事が発表された。正式に発表されたのは、5月8日である。ライオン・キングシリーズで、公開が日米同時公開となるのは今作が初めてである。ライオン・キングシリーズはこれまで、日本公開はアメリカ公開から1ヶ月から10ヶ月程遅れて公開されていた。
  • 『ムファサ:ザ・ライオン・キング』は、公開前の現時点で、ムファサとスカーが実の兄弟では無い等、これまでの作品をほぼ無視したような設定や物語の改変に次ぐ改変で、既に炎上しており、改悪だとまで言われている。しかし、批判の声が多くある一方で、マッツ・ミケルセンが出演するという事でかなりの期待と好印象が持たれており、既にマッツが演じるキロスの人気が高まっている。今後、批判の声が大きくなる一方で、キロスは人気の高いヴィランになると言われている。
  • ライオン達の吠え声はトラのものを使用している。また、熊の吠え声やジェット機(戦闘機)のエンジン音、伝説の声優フランク・ウェルカーの声も使用しており、複数の音源を合成したものとなっている。フランク・ウェルカーの声を収録した際には、反響音を出す為にゴミ箱の中に出した声を収録していた。実際のライオンの吠え声が使われなかったのは、実際のライオンの吠え声があまりドラマチックで無かった為である。
    • ライオン・ガード』シリーズでの「ロアー・オブ・エルダーズ」も、どちらかと言えばトラの声に近いという意見もある。

用語解説編集

  • サークル・オブ・ライフ

ライオン・キングのテーマでもあるサークル・オブ・ライフ、生命の輪とは、生命あるものは関わりを持ち釣り合いを保っており、やがて輪となり永遠の時を刻んでいるという考えである。めぐる生命とも呼ばれ、例えばシマウマアンテロープなどの草食動物は草を食べる。そのシマウマやアンテロープをライオンハイエナなどの肉食動物が食べる。その体はやがて死んで土となる。その土に草が生え、その草をシマウマやアンテロープが食べる。このように、生命はめぐっており、一つの大きな輪を形作っているというものである。サークル・オブ・ライフは生態系のバランスそのものであり、捕食者たちはこのサークル・オブ・ライフを尊重することによって、生態系を維持している。

現実の世界ではサークル・オブ・ライフという考えが正しいのかという問題もあり、生物学者の中ではこの考えを疑問視する声もある。しかしながら、栄養素の循環、炭素・空気の循環、水の循環という点では正しいと言えるだろう。余談だが、筆者はこのことを環状生態系理論と呼び、環状生態系、環状食物連鎖、環状食物網などと呼んでいる。

なお、ライオン・キング関連で『生命』と出てきた場合、殆どは『いのち』と読む


  • プライドランド

プライドランドとは動物たちが暮らす王国であり、プライドロックを中心として、詳細は不明だが半径数kmに及ぶ(なお、長方形や楕円形の可能性が高い)。面積も数㎢から数十㎢に及ぶ広大な国である。生命溢れる豊かな国で、ライオンの王家の一族が代々治めている(ライオン・キング ムファサを除く)。隣国にはアウトランドやバックランドなどがある。プライドランドはアフリカのどこかにあるとされているが、実際には制作の際にロケハンを行ったタンザニアのセレンゲティ国立公園付近に位置している。


  • プライドロック

プライドロックとはプライドランドの中心の高台(丘の上)に位置しており、プライドランドを象徴するライオンたちの城である。複数の岩が積み重なり、互いを支え合った形で成り立っている。前方と上方に突き出した形をしており、ティモンには『とんがり岩』と呼ばれていた(ライオン・キング3 ハクナ・マタタにて)。正面、後ろ、左手から見た表、右手から見た裏がある。表から見た構図が多く、後に光を象徴することになり、裏は逆に影や闇を象徴するようになる。プライドロック頂上部の高さは少なくとも25m以上(35mとも(岩部分のみで))ある為、プライドランド全体を見渡すことができ、内部はかなり広い。内部にはライオンたちが住む王家の間やその下にはライオン・ガードの隠れ家があり、少なくとも2層構造になっている。また、地下には巨大な洞窟が広がっており、様々な場所に繋がっている。詳細は下述の関連イラストの豆知識集を参照。


  • 象の墓場

象の墓場とは象の死体や骨が転がっている荒地で、火山の噴出口があり、高温のガスや熱湯などが吹き出している。ハイエナたちの住処であり、平地や谷、火山などかなり広いようである。象の墓場とはこれらの総称であり、ハイエナたちが暮らしている範囲の多くのことを指す。象の墓場はプライドランドとアウトランドの国境付近に位置しており、ムファサの『あそこは我らのものではない』という発言からアウトランドに位置していると考えられる。その後の続編作品では象の墓場付近らしき場所が度々登場しており、ライオン・キング2 シンバズ・プライドではハイエナたちが去って以来かなり荒れており、不気味さが増していた。ライオン・ガードではジャンジャらはライオン・キングでの象の墓場の中心には住んでいないものの、その近くに住んでいるようである。

なお、象の墓場という呼称はライオン・キング(アニメ版と超実写版の一作目)以外では使用されていない。


  • ハクナ・マタタ

ハクナ・マタタとはスワヒリ語で『くよくよするな』、『悩みのない』、『心配ない』などという意味合いの言葉であり、ティモンやプンバァがモットーとしている、『悩まずに生きる』という考えのことである。劇場四季版では『心配ないさ』と訳されており、これを大西ライオンが誇張してネタにしたものが有名である。『心配ないさ』というのは、劇場四季版の挿入歌『ハクナ・マタタ』の歌詞として出てくるのみで、ディズニー版シリーズ(映画版など)では一切出てこない

話を戻すが、正確にはスワヒリ語で『ハクナ』は『ない』、『マタタ』は『問題』という意味である為、直訳すると『問題ない』という意味の言葉である。ライオン・キングシリーズ、特にティモプンでは感嘆詞的な使い方をされることもあり、半万能的な言葉である。

なお、ティモンに対してハクナ・マタタを教えたのはラフィキであり、ラフィキが発祥である(ライオン・キング3 ハクナ・マタタより)。

また、シンバが加わり、シンバもハクナ・マタタをモットーにした気楽な暮らしをしていた。シンバ、ティモン、プンバァの3人はハクナ・マタタトリオと呼ばれている。それに加えて、バンガ、ティモン、プンバァの3人は新ハクナ・マタタトリオと呼ばれている。更に、新旧ハクナ・マタタトリオを合わせて、シンバ、バンガ、ティモン、プンバァの4人はハクナ・マタタ組と呼ばれている。

因みに、舞台界隈には『ハクナ・マタタ』をもじった『フクダ・マタカ(訳:心配しかない)』という言葉が存在している。


  • ヤングシンバ・ヤングナラ

ヤングシンバ・ヤングナラとは子供時代のシンバ・ナラを表す呼称である。ライオン・キングシリーズでは子供時代のキャラクターの名前の前にヤング○○と付けるのが一般的であり、大人になるとアダルト○○と付ける。また、青年期にはティーンエイジャー○○と付けることもある。日本では、子供時代、子供、大人、少年期、少女期、青年期、成人期などの呼称が存在する。なお、少女期という呼称は特殊である為、本関連記事内では女性キャラクターも少年期と表記する。

関連イラスト編集

ハクナマタタリースビープリペードツリー


  • ライオン・キングの豆知識集

個人的ライオンキング豆知識集


関連動画編集

「ミュージカル」であるディズニー作品お約束の「撮り直し(NGシーン集)」


上映会(ライオン・キング3ハクナ・マタタのラストシーン)


ライオン・キングの未公開シーン集(DVDやブルーレイにボーナスコンテンツとして収録されていた物が主である。殆どがストーリーボード(絵コンテ)又は原画の状態であり、絵、音声、ストーリー全てが仮の段階であった為、質が低い上、絵、音声の劣化が共に進んでいる)


関連タグ編集

ディズニー 百獣の王 ケモノ

ミュージカル 劇団四季

フランク・ウェルカー

シンバズ・プライド ライオンガード…共にライオンキングの続編。

優しきライオン・ランバート


超実写ライオンキングFAイラコン・・・公式企画


バンビ…題材その①。少年から青年への成長譚。


ハムレット…題材その②。主人公が、叔父の手によって実父を殺される上に母国から追放されるも生き延び、叔父に戦いを挑みに戻る点が共通。


バグズライフ…日本語版でシンバvsスカーが起こった。ライオン・キングの主人公のシンバとバグズライフの主人公のフリックの声をどちらも宮本充が担当しており、ライオン・キングの第一ヴィランのスカーとバグズライフの第一ヴィランのホッパーの声をどちらも壤晴彦が担当している。更に、スカーもホッパーも最期は食われると言う点でも共通している。


キングライオン大戦記…後にネタにされる特撮番組強化形態


大西ライオン…舞台版をパロディにしたピン芸人。


関連リンク編集

海外のライオン・キングの二次創作物専用のSNSサイトの一つ

The Lion King WWW Archive


世界最大のライオン・キング専用コミュニティサイト(ライオン・キングに関するあらゆる情報が載っている)

ライオン・キングウィキ

THE LION KING WIKI

ライオン・キングの原案 キング・オブ・ザ・ジャングル(ライオン・キングウィキ)

King of the Jungle


Wikipedia

ライオン・キング

ライオン・キングのティモンとプンバァ

ライオン・キング2シンバズ・プライド

ライオン・キング3ハクナ・マタタ

ライオン・ガード

ライオン・キング(2019年の映画)


ミュージカル

ブロードウェイ版ライオン・キング

劇団四季版ライオン・キング

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