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ヘラクレス(ディズニー)

へらくれすでぃずにー

1997年に公開されたディズニー映画
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概要

ギリシャ神話を題材にしているがストーリーはほぼオリジナルであり、一部の国ではタイトルが変更されるなどの賛否両論を呼んだ。ストーリー的にはスーパーマンのそれにとても近い。
その辺り『ヘラクレスの栄光』や『光神話パルテナの鏡』も似た系譜にあると言った所か。

キングダムハーツ』ではこの作品をモチーフにしたワールドが登場している。なお『KH3』までの『KH』シリーズにおいて1作品(『KH3d』)除くの全ての作品で登場している。他のディズニー作品でこのような優遇を受けているケースは存在しない。

主人公の日本語吹き替えの声はTOKIOの松岡昌宏が務めたことで話題になった。1988年公開『オリバー ニューヨーク子猫ものがたり』で初めて主人公の吹き替えが声優以外を起用し、それ以降も何度か著名のタレントを起用されていることが多いが、本作では日本語吹き替えの主演声優で初めてジャニーズ事務所の所属アイドルが起用された作品である。

あらすじ

世界が誕生した頃タイタン族が暴れ世界は荒れ果てていたがオリュンポスの神々の王ゼウスによって封印された。
長い月日が流れゼウスに息子のヘラクレスが生まれ、多くの神々が集まりヘラクレス誕生を祝った。
しかしオリュンポスの支配を企む死者の国の神ハデスは将来邪魔になるのではないかと思い快く思っていなかった。
そこに現れた運命の女神の話によるとタイタン族を復活させればゼウスを倒せるとのこと、しかしヘラクレスはその邪魔をするのは本当だった。
そこでハデスは手下のペイン、パニックにヘラクレスを暗殺のため下界に誘拐させ薬で人間にしてしまったが、最後の一滴まで飲まなかったため暗殺に失敗。
下界で人間夫婦に拾われそこで育てらることになった。成長したヘラクレスは自分の怪力を制御できずトラブルを起こしてしまう事に悩みながら過ごしていたが、
両親に本当はゼウスの子と言う事を知らされた。ゼウスの神殿で実父ゼウスと再開したヘラクレスは神になるには本当の英雄になるしかないと知らされ、修行が始まった。

キャスト

ミューズ
挿入歌と物語の語り手担当。ヘッドバンドで髪をまとめたカリオペ、小さなポニーテールを作ったクレイオー、長い巻毛のメルポメーネ、縮れ毛のテルプシコーラ、小太りなタレイアの5人が登場。

ヘラクレス
CV:松岡昌宏(TOKIO)、秋山純(ジャニーズJr.)(少年時代)
ゼウスの息子で神々の一族だがハデスの策略で人間の姿に変えられてしまいオリュンポスを追われ下界で暮らしている。愛称はハーク。一生懸命で誠実な性格だが怪力のためそれを制御できずトラブルを起こす事もザラ。本人にとっても周囲にとっても悩みの種。自分がゼウスの息子と知らされ、ゼロからヒーローを目指す修行に出る。

  • 神話的には、例えばアリエル等とも親戚になる。

メグ
CV:工藤静香
川の番人ネッサスに囚われていたところをヘラクレスに助けられた謎の美女。その正体はハデスの配下で恋人の命を救うためハデスに魂を売ったが裏切られ男性不信になりハデスの配下になった。しかし次第にヘラクレスの誠実さと優しさに惹かれていき頑なな心を開いていく。ヘラクレスの事を「ワンダーボーイ」と呼んでいる。色仕掛けで様々な男や怪物をハデス側に回していてフィルからは性悪と言われているが根は純真無垢な恋する乙女。
モデルは神話におけるヘラクレスの初妻メガラ。

フィル
CV:永井一郎
本名ピロクテテスサテュロス。過去に多くの英雄を育て上げてきたがことごとく失敗。諦めかけていたが彼の前に現れたヘラクレスに最後の夢を託し彼をヒーローに育てる事にした。女好き。

ペガサス
ヘラクレスの忠実な愛馬。ゼウスがヘラクレスのために雲から作った。身も軽いがちょっぴり頭も軽い。

ゼウス
CV:若山弦蔵
神々の王でヘラクレスの実父。神話の様な浮気っぷりは見せない。どうしてこうならなかった。ヘラクレスがさらわれた際連れ戻そうとしたものの、すでに人間の姿になってしまったため、あきらめざる得なかったが、18年後、ヘラクレスが訪れた神殿のゼウス像に宿ったことで再開を果たす。

ヘラ
CV:池田昌子
ゼウスの妻で。神話と異なりヘラクレスの実母。ゼウスに浮気性がないためか、性格は残忍だった神話と打って変わって温厚。息子の名前の由来(ヘラの栄光)が神話以上にしっくり来るのは何とも皮肉である。

モブとして登場する神様達

作中にモブキャラとして登場する神様達。キャラクターデザインにはそれぞれの神様に関する逸話が反映されていることが多い。

  • アフロディーテ:ナイスバディな女神。
  • アテナ:全体的に体が青暗く、梟を侍らせた女神。
  • アレス:全身が真っ赤な鎧を着た戦神。
  • アポロ:赤い鎧を見にまとう紫色の肌をした神。肌が紫色なのは太陽の黒点を意識したからだろうか。
  • ヘルメス:羽根兜を被った小柄な神。サングラスがトレードマークで今作のコメディリリーフの一人。
  • バッカス:原典が酒の神様なのか、小太りで鼻が赤い。
  • ポセイドン:肌が青く、頭から魚のヒレが生えた槍を持つ神。顔は意外と可愛い。
  • デメテル:頭から野菜の葉が生えた緑色の女神。
  • アルテミス:鹿を世話している、狩の女神。
  • ヘパイストス:アフロディーテの隣にいた褐色肌の神。あまり容姿がよろしくないとされる神話から一転、中々のイケメンに魔改造されている。
  • ヘスティア:頭にフルーツを乗せた女神。
  • ナルキッソス:紫色の肌をした神。手鏡片手に自分の姿にウットリしていた。元ネタの神話では神様ですらない人物。
  • キューピッド:天使の姿をしており、弓矢の手入れを行う。
この他にも実に多くの神様が登場し、中にはマイナーな神様もちらほら。

ハデス
CV:嶋田久作
死者の国の神。ゼウスを敵視しており彼を蹴り落としオリュンポスの王になる事を企む。半人間になったヘラクレスを部下が殺し損ねたため怪物をけしかけ抹殺しようとする。実質的に神話におけるヘラ役。髪の毛は青い炎になっており怒ると赤くなる。性格はどこぞの冥府神ばりに軽いが残忍。

キングダムハーツでは隠しボスでありその時期の関係でオピニオンリーダーラスボスよりも強い。

初期には数々の個性的なデザインも存在した。

ペイン&パニック
CV:チャップ(ペイン)、パニック(パグ)(フーリューズ)
ドジで間抜けな頼りないハデスの手下。赤いほうがペイン、青い方がパニック。変身が得意。前述の性格のため作戦はことごとく失敗している。

運命の女神
CV:ラケシス津田延代CV:クロト京田尚子CV:アトロポス磯辺万沙子
ラケシスクロトアトロポスの三女神で一つの目を3人で使っている。過去、現在、未来を見通せる。ハデスが遅刻した理由もお見通しだった。ハデスに助言をする。外見は女神というより魔女に近い。

ケルベロス
冥府の番犬で3つ首。今回では活躍の場が殆どないがキングダムハーツではクラウドを蹴散らす等少しは活躍の場を見せた。

ヒュドラ
ハデスがヘラクレスを倒すために誘き寄せた谷に住む魔獣。首を切断するたびに増えて行く。体内には毒があるらしくヘラクレスはこの毒で意識がもうろうとした。

ネッソス
河の番人たるケンタウロス。メグにちょっかいを出したところをヘラクレスに退治された。
なお、原典だとヘラクレスが死ぬ原因を作った張本人である。また、この時の妻はメグのモデルとなったメガラではなく、ニンフのディアネイラである。

その他の怪物達
ご存知獅子座のモデルたる人喰いライオン。最後はヘラクレスにぶん投げられて退場した。出番はこれだけで、ヘラクレスの被る毛皮役としては登場していない。
アルカディア地方に住んでいる巨大な猪。神話では生け捕りにされたが、本作ではヘラクレスにより射殺され、フィルのご馳走になってしまった。
おそらく外見から見るにリヴァイアサンがモデルだろう。原典の神話におけるヒュドラの役回りで登場する。一応今回登場する魔獣の方とは別物。ヘラクレスに倒される。
なお、原典の神話にはラードーンというドラゴンも登場するが、彼は水に棲むドラゴンではない。
集団で生活する原典とは異なり一体だけ登場。ペガサスに乗ったヘラクレスに勝負を挑むが、生け捕りにされてしまった。ちなみに原典だと残らず矢で射殺されている。
原典でヘラクレスが倒してすらいないモンスター達。3人仲良くヘラクレスに敗れて山積みされた。
なお、ミノタウロスを倒したのはテーセウスメドゥーサを倒したのはペルセウスである。というかグリフォンはギリシャ神話にあまり登場していない。ただしこの中で密接にヘラクレスと関わりがあるのがミノタウロスで、彼の父親はヘラクレスがクレタ島で生け捕りにした雄牛である。


タイタン
かつて下界を荒らし回っていた巨人族。ゼウスに封印されたがハデスが運命の女神の助言に従い復活させた。
  • ロックタイタン
岩石でできた双頭の巨人。キングダムハーツによると頭が2つなので一つの事を考えるのが苦手らしい。また、ハデスを差し置いてハデスカップ1位に輝いている。能力値だけなら作中最強。しかしFMで追加されたセフィロスには敵わない。
  • アイスタイタン
氷でできた細身の巨人。冷気を吐く。ラーバタイタンとタッグを組んでゼウスを閉じ込めた。キングダムハーツではFMで追加された。ロックと並び能力値はセフィロスに次いで二番目。
  • ラーバタイタン
マグマでできた巨人。マグマを吐き出す。アイスタイタンとタッグを組んでゼウスを閉じ込めた。
  • トルネードタイタン
竜巻の様な巨人。神々を捕えた。
CV:郷里大輔
目一つの巨人でタイタン族で唯一有機的な体を持つ。ハデスにヘラクレスを倒す様に依頼された。



余談

スカー(ライオン)の毛皮が登場するが、一瞬だけ登場したヌメアの獅子がスカーの先祖ではないかという考察を行う者もいる。

関連項目

ギリシャ神話 Ms.ハーデス
ファイナルファンタジー…キングダムハーツでは毎回この作品のキャラが今回のキャラと共演している。

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