曖昧さ回避
造岩物質の「マグマ」
岩石の成分と揮発性成分(水など)で構成され、岩漿(がんしょう)とも呼ばれる。
マグマの流動性は二酸化ケイ素(SiO2)の量で変化する。
この量が少なければマグマは流れやすく、多ければ流出が殆ど無い。
噴出されたマグマは火山ガス、溶岩、軽石、火山弾、火山灰など様々な姿を取る。
マグマと溶岩が混同されがちなのは、溶岩がこのマグマのうち流出した溶融物を指すためである。
如かしながら上述の通りマグマには揮発性の成分が含まれるが、これらは火山ガスなどに姿を変えてしまっている為、溶岩には殆ど含まれない。
創作におけるマグマ
マグマや溶岩はアクションゲーム等を中心としてよく登場する。
多くの場合マップの下方にトラップとして存在し、転落すると即ミスとなるのが一般的、ミスとまでいかなくても大ダメージを受けるパターンも多い。
また、火山等のマップではマグマが徐々に上昇し、焦燥感を煽るシーンが存在する作品もある。
他にも、RPGなどのゲームで炎系統の技や魔法、ダメージゾーンとして登場。
格闘ゲームでリングアウトの要因となったり、FATALITYの一環で相手を叩き込んだりする事も。
関連タグ
「マグマ」の名がつくキャラ・作品
- 仮面ライダークローズマグマ(仮面ライダービルド)
- マグマ・ドーパント(仮面ライダーW)
- サカズキ(ONEPIECE)…マグマグの実の能力を宿した悪魔の実の能力者。
- ダーリン・イン・ザ・フランキス…『マグマ燃料』なるものが作中に登場。
- トレマー(モータルコンバットX)…土を操る能力の一環として、マグマを呼び寄せる技を持つ。
- 映画『ボルケーノ』…街中での火山噴火と溶岩流によるパニックを描いている。
- マグマ大使
- マグマ星人(ウルトラマンシリーズ)
- Minecraft…転落するとほぼ確実に死亡+アイテム全ロスという凶悪性から、作中最悪の死因として悪名高い。ネザーがそれが顕著。また、バケツに汲んでかまどに入れると最強の燃料にもなる。
- テラリア…洞窟地下三層に水と置き換わる形で生成される。アイテムロストの要因だが、敵を効率良く始末するトラップとしても活用でき、床に薄く敷いて使うプレイヤーが多い。
- ポケットモンスター
- マグママン(ロックマン9)
- マグマード・ドラグーン(ロックマンX4)
- マグマミキサー村田(ポプテピピック)…あの人の関係者……らしき人物だが詳細は不明。
- マリオ(スーパーマリオ)…ほとんどの作品でもマグマが関わるステージが登場する。操作を誤ると彼が尻を焼いてしまう。
- デスレックス(ゾイドワイルド)…マグマの中に封印されていたゾイド。
- マグマ(Dr.STONE)のキャラクター。
- ヨガン(星のカービィ64)
関連イラスト
ロックバンドの「マグマ」
フランスのプログレッシブ・ロック・バンド。
ジャズ・ロックをベースに現代音楽やオペラなどの要素を加えたユニークな音楽性で知られる。
1967年、ジャズ・サックス奏者のジョン・コルトレーンが死去。コルトレーンのファンだったクリスチャン・ヴァンデ(フランス人)はショックを受け、イタリアで放浪生活を送るが、啓示を受けてフランスに帰国し、1969年に「マグマ」を結成する。
1970年、ファースト・アルバム「コバイア - マグマ誕生」でデビュー。
1971年、セカンド・アルバム「2 - 摂氏1001℃」をリリース。これ以降は「宇宙からきたコバイア星人の言語」と称する「コバイア語」なる架空言語を使用するようになる。
1973年、サード・アルバム「呪われし地球人たちへ」をリリース。トゥーザムターク三部作の最終作で、1曲39分という大作。商業的には成功しなかったが、マグマの代表作とされる。
その後は曲の尺が短くなり、ソウル、ファンク色が強まり、1984年の「メルシー」では「コバイア語」も使用されず、クリスチャン・ヴァンデは「マグマ」を休止し、ソロ・プロジェクトの「オファリング」で活動した。
1996年より「マグマ」としての活動を再開した。