暗闇は無く、無知があるのみ。
概要
『ポプテピピック』とは、竹書房のWEB4コマコミックサイト「まんがライフWIN」で絶賛連載中の4コマ漫画。単行本は2021年4月現在4冊発売されている。
作者はpixivユーザーでもある大川ぶくぶ(pixivアカウントはこちら)。
単行本の帯ど真ん中には「とびっきりのクソ4コマ!!」と書かれた。誇張中傷一切無し、原文そのまま。
可愛らしい……いやよくみたらクソむかつく絵柄で、時事ネタ、パロディ、あるあるネタ、風刺、ナンセンス、スラップスティック、天丼等々なんでもあり&やりたい放題のギャグ漫画。
基本は脱力系シュール路線なのだが、時事ネタをやったかと思えばやたらに古いパロディネタを突っ込んできたりすることもあり、ギャグの方向性に一切脈絡がないのが特徴。流行りに便乗してアニメ化した人気漫画の台詞を丸パクリしたこともある(しかも、「私が最初に言い出した事になんねーかな」と乗っ取りを匂わせるような発言も)。
あまつさえ一度では飽き足らず、何回も作中でその台詞をネタにしている。
作中で繰り出される、印象に残りやすい数々の迷言も見どころ(「さてはアンチだなオメー」「サブカルクソ女」など)。
その使い勝手のよさからネット上では煽り用の画像に転用されることも多く、TwitterやLINEスタンプなどで見て初めて本作を知ったという人も多いのではなかろうか。
実際、アニメ放送前にpixivに投稿された作品は、本タグが付いていてもポプ子もピピ美も出てこないパロ作品の方が大多数であった。
時事ネタやパロディに対して解説などは一切入らないため、分かる人には猛烈にウケるが分からない人には何を言っているのかさっぱり分からないネタも多い。「どこが面白いかわからない」という人から、「面白いネタとつまらないネタの当たり外れが激しい」という人まで、評価が割れる作品でもある。この辺りは作品というよりパロディ漫画というジャンルそのものの宿命だろうか。
こんな作風ではあるが、下ネタをあまり使っていない(アニメ1期5話?1巻108ページ?アニメ2期3話?気のせいじゃないの?)のも特徴。
連載開始当初はあまり注目されていなかったが、ネットを通じて知名度が高まり、単行本が幾度も重版されるほどの人気を博すことになった。
しかし、連載元である竹書房に色々な意味でケンカを売りまくった結果、打ち切りに……。
……でデフォルメされたビルを破壊したり
すべての人の愛するものを消しさり 無に帰してくれようぞ〜
……と思っていたら
覚えてろ竹書房… 地べたを這い ドロ水すすってでも まんがライフWINにもどってきてやる…
という作者の執念が通じたのか、セカンドシーズンとして連載復活となった(経緯は『☆色ガールドロップ』の項目を参照)。
ヤッター!! \SUCCESS!!!/
……ものの、作者が海外から自力で帰ってこれなくなったためまた打ち切りに。
これで本当に終わったかと思いきや、三途の川を渡り損ねて(公式のアオリ文)今度はシーズン3として2017年10月から連載再開。
……したが、2019年1月、新年早々最終回となり最終回途中でシーズン3を打ち切り、BL部署預かり扱いとなりまさかのシーズン4が開始。しかも唐突のはらだ作画によるBL路線(作中ではアニメ終了による人気下降に対するテコ入れの為だとされる。ちなみに竹書房には本当にBLの編集部があり、BLコミック雑誌の「麗人」が存在する程)。
…どうしてこうなったと思いたいが、ポプテピピックだからとしか言い様がない。そして定番の竹書房爆破オチでシーズン4は打ち切られた(実質的にはシーズン3終了)。
第1話のサムネイルではやけにカラフルに色分けされたタイトルロゴを添えつつ猫耳姿のポプ子が何者かに「BELIEVE」と語りかけるというあからさまなネタを飛ばし、さらに本編でも「すまねぇ…おそ松さん…うまるちゃん……おめぇらと…覇権争いしたかった…ッ」(抜粋)と、メタ発言で健在ぶりをまざまざと見せつけた。
(ただし、『おそ松さん』第2期はその後1クールだった予定が2クール放映に変更されたので、後半だけながら時期は被り一応は争えている)
2019年10月9日、どこかで見た気がする新キャラクターが主役の「ぽぷたん」が連載されたがやはりポプテピピックシーズン5の前フリだった…
2021年3月5日、ポプテピピックとバトンタッチする形で新連載「幼馴染が俺を差し置いていい雰囲気だ」が始まるも、やはりポプテピピックシーズンシックスの前フリだった…
2022年10月1日、アニメ2期の放送に合わせてポプテピピックシーズン7が連載開始した。
2023年9月1日、☆色ガールドロップREDOROP!が連載されたが8話目でシーズン8に切り替わった。
ちなみに「ポプテピピック」の英語タイトルは「POP TEAM EPIC」で、「ポップ・ティーム・エピック」→「ポプテピピック」になっているようだ。
えっ、…そうは読めない?さてはアンチだなオメー
登場人物
主要人物
ポプ子
CV:(後述)
短いほう。キングレコードにハシゴを外された。
ピピ美
CV:(後述)
長いほう。キングレコードにハシゴを外された。
その他
要するに老害。GOGOしてる最近の若者に憤っているところをポプ子にゲットされた。
謎の公家。
元ネタは『柳生一族の陰謀』に登場した「烏丸文麿」。似てるけど一条三位(麻呂)ではない。
セカンドシーズンで初登場。以降も頻度は高くないがちょこちょこ登場する。アニメではTVスペシャルで初登場を果たし、第二シリーズからちょこちょこ登場している。
- 松林角太郎&一之橋歩
CV:佐々健太(松林)、池田海咲(一之橋)
セカンドシーズン11に登場。棋士っぽいが解説していたのはピピ美の付けボクロ。
アニメ第6話にも登場。こっちではちゃんと棋士として解説していたが、そもそも対局の方が将棋ではない何かになっていた。
一之橋はだらけた目とポニテが特徴で、オウム返しとどうでもいいプライベートの話しかしない。
松林の下の名前と一之橋の名前が判明したのはアニメ版から。
セカンドシーズン最終話に登場。初代ポプ子&ピピ美とは一応別人である。
通常のポプ子&ピピ美と違い頭身が高く普通の萌え絵調の顔だがベクトルは違えど結局中身は悪属性(通常ポプピピがサイコなら二代目組は腹黒)。アニメOPでも後ろ姿だけ出ているが振り向くといつもの2人になる。
他にポプ子本人が「BD版」などと称してこれに似たタッチになったことがあり、アニメ第7話でも再現された。アニメ最終話ではピピ美の「BD版」も登場。
二代目ポプ子はツインテ部分が長く毛先のウェーブが強めなのがBD版ポプ子との見分け方。
また、アニメ第4話のPOP TEAM 8BITでは壁ドンネタで恋愛ゲーム風に描かれた頭身の高いポプ子本人が登場している(原作の同じ場面はいつもの見た目)。
二次創作では頭身が高く美化された2人が「擬人化」と呼称されることもある(後述)。
- ポプ岡&ピピ原
シーズン3「15-5」で竹書房から「シーズン4はBL編集部預かり」と言われ、「15-6」から突如シーズン4が開始。学ランを着たイケメンポプ子とイケメンピピ美によるBL漫画として路線変更されるが、相変わらずの内容と竹書房爆破により「15-10」でシーズン4は打ち切りとなった。(実質シーズン3最終回)
BL漫画とは一体…。
原作のみに登場するアニメオリジナルキャラ。アニメ未登場。
シーズン3第4話に登場。
アニオリとは…?
アニメのみ登場
アニメ第1話と第12話に登場。ポプ子たちを監視しつつ何かを企んでいるようだが…。
- 勇者&魔法使い&幼女&エルフ&猫か犬、魔王
アニメ第2話に登場した「異次元遊戯ヴァンヴー」の登場人物らしいなんかのパーティとラスボスっぽい奴。「異次元遊戯ヴァンヴー」が一話で万策尽きたらしくラフ画程度の見た目で猫か犬に至ってはラクガキ同然の姿。召喚されたポプ子とピピ美にDISられたり無茶振りされる。ちなみにエルフだけセリフが全くない。
『ぼくもそう思うニャワン』
- おりこうモンキーズ
アニメ第3話に登場したアイドル。ポプちんwithおりこうモンキーズというユニットを組んでいたが担当プロデューサー・ピピPの寵愛を受け暴虐の限りを尽くすポプちんに振り回される。最終的にポプちんの足を引っ張っているとのピピPの判断でグループを追い出された。
元ネタは「安室奈美恵 with SUPER MONKEY'S」、衣装の元ネタは一部メンバーが色々やらかした某グループだと思われる。
ちなみにこの回の挿入歌はおりこうモンキーズ名義になっているが、実際にはポプ子&ピピ美役(歌唱担当)の二人が歌っている。
さらに余談だがポプちんwithおりこうモンキーズの中の人は全員元アイドル。
- J・カヴィ&ジョン・K
アニメ第4話に登場。スケルトン・ワールドカップ・グランプリの実況者。
どんどんレースという枠から逸脱していく試合展開にも動じず実況し続ける。
その後、コラボアニメ「ポプテピ記念」にも登場(後述)。
- 桜木伊代
CV:逢田梨香子
アニメ第5話に登場。
「イモ☆ヨバ」のヒロイン。16歳、セイントカルチャー学園の1年生。父親(ピピ美)の再婚で北条先輩の妹になる。
声が逢田梨香子で名前に「桜」が入っているが、桜内梨子が元ネタかは定かではない。
余談だが、逢田梨香子は第4話ではメリーさんの声を担当していた。
- 北条先輩
CV:内田雄馬
同じくアニメ第5話に登場。
伊代の憧れの先輩。サッカー部のキャプテンで学園一の成績で生徒会長で人気者。母親(ポプ子)の再婚で伊代の兄になる。
- イッテゾンちえこ
CV:夏川朋子
アニメ第6話に登場した棋士。名前の由来は実在の戦法「一手損角換わり」。
名前といい両隣の取り巻きといい決め台詞といい、どう見ても某女芸人のパロだが、本人の見た目だけは別の芸人。
- 億千万京兆
CV:矢野正明
アニメ第6話に登場した棋士で実はアンドロイド。名前の由来は全て数の単位。外見は某鉄拳王がモデルと思われる。最終話ではらしき人物が委員会によって囚われていた中に混じっている。
- 竹生会の方々
アニメ第8話に登場。
詳細は竹生会の記事へ。
- ジョセフ
CV:(後述)
アニメ第9話に登場。ニューヨークにやってきた家出少年だが、出会ったポプ子&ピピ美に一方的に感銘を受け生き方を変える。後に市長になった彼がその時のことを語るのが第9話「奇跡とダンスを」の内容。最終話では億千万京兆同様にらしき人物が委員会によって囚われていた。
少年時の見た目は多分この人のパロ。
CV:渕崎ゆり子(第2シリーズ8話Aパート)、佐々木望(第2シリーズ8話Bパート)
CV:御本人
アニメ第10話に登場。見た目はさすがに似せていないが、某キャラの堂々たるパロディ。
温泉旅館での殺人事件の捜査に来たが銀座のお節介ママ・ピピ美に捜査を邪魔されていた。
サスペンス物のお約束のせいか堂々と描かれたダイイングメッセージを見落としたりとあまり有能ではない様子。
読みは「ひぐれ」で、名前は似てるけどオリンピック警官ではない。
CV:蒼井翔太(実写・顔出し)
アニメ最終話に唐突に現れた謎?の蒼井翔太。見たまんまの蒼井翔太だがなぜ蒼井翔太なのかはちょっぴり謎。時を自由に行き来できるらしい。キングレコードと刺し違えて力を失ったピピ美を救うべくポプ子とピピ美をBパートの時空へ送り届けた。すべてが終わった後はエンディング画面を乗っ取ってワンマンショーを繰り広げていた。アニメオリジナルキャラだが原作シーズン3【7】にて扉絵として出演を果たす。後にまさかの他局であるFNS歌謡祭で唐突の登場を果たす。しかも本人が全く知らない形で。2019年4月1日の「ポプテピピックTVスペシャル」で再び登場し、またしても便利な「デウスエクスマキナ」ばりの活躍をした…はずだった。その改変された世界に現れたもう一人の人物による衝撃かつ謎を残す結末でTVスペシャルは終わった。
他作品キャラ
本作では時々なんの説明もなく無関係の別作品のキャラや時に実在人物が(版権的にギリギリ出せる場合)そのまま登場したりする事がある。
- ヒストラル
作者の前作品のキャラ。ポプ子に「前作のキャラが出てくるとかそういうの1番きらい」と一蹴された。
CV:井澤詩織
つくしあきひと作・「メイドインアビス」のキャラ。
「でもナナチはこんなにかわいい…」
「メイドインアビス」アニメ12話エンドカードでは「秋アニメの覇権をとるために※」ポプ子とピピ美が拉致してきた。「ポプテピピック」アニメ第1シリーズ第2話の「ポプテピクソみくじ」にも大吉として出演。第2シリーズ第3話の「ナナチランキング」にてとうとう声出しで出演したが、「ヒラメの昆布締め寿司」の美味さに感動し思考放棄してしまった。
※アニメは延期になりました。
レゲエファンにタオルを奪われたボクサー&トレーナー。
段◯っぽい人物はアニメ版にてヘルシェイク矢野のマネージャーとしても登場。(そっくりさんの可能性もある)
- 熊川哲也
- おっさん
(たぶん頼んでないのに)食レポの指導に来たが、食事顔が果てしなく気持ち悪かった。顔の元ネタは史上最悪のグルメマンガとして一部で名高い『めしぬま。※』(※検索してはいけない言葉)か。
エイプリルフール…なのか?
2017年4月1日、"http://hoshiiro.jp/"でぶくぶ氏がかつて手がけた『☆色ガールドロップ』のアニメ化を報じる公式サイトが登場した。
OP映像があったものの、そもそも原作が1話未満しかなく、加えて2日0:00に振り切れる妙なカウントダウンバーが付いていたため、当初から「ああエイプリルフールネタね」と思われていた。
しかし2日を迎えると、予想されていた「ごめんなさい」的な表示でなく、コミック通りのポプ子の「私だよ!!!!」の一声と共に同サイトは『ポプテピピック』のアニメ化の告知に様変わりした(当然ドメインはそのままである)。
後日、あらすじとキャラ紹介が追加されたが、あらすじは当項目見出しに載ってるシェイクスピアの格言のみ、キャラ紹介には年齢・性別・身長が高いか低いかしか載っていない上に、ポプピピの2人が横スクロール形式で延々と(しかも結構速く)回り続ける。
さらに後日発表されたキービジュアルでも、縁側でくつろぐほのぼのとした情景に見せかけて竹書房の看板を叩き割っている。
小ネタだが、PCでアクセスするとポインターがポプ子になる。
2017年11月17日には本格的なアニメ放送に備えて公式ページの再リニューアルを実施、それから約半月後にはスタッフ・キャストの発表が行われた、が……(後述)。
ちなみに
2018年のエイプリルフールには、「ポプテピピック」の竹書房公式ページとアニメ版サイトがまる1日消滅し「なかった」ことにされた(しかもアニメ版ページはなぜかバジリスク〜甲賀忍法帖〜にリダイレクトされるようになっていた)。
2024年には頭文字Dとエイプリルフールコラボが行われ4月2日に実装予定……だったが諸事情により大幅に遅延した。コラボ内容はスピードメーターがブチ切れているポプ子の瞳になったりしている(別ゲームであるGtsportのスキン変更でGTRのテールランプにポプ子の両目をはめた画像が話題になっていた)。ちなみに以前からアニメで中里似のキャラが登場している。
アニメ版
主な製作はキングレコード(製作委員会方式によらない、単独での出資)・神風動画。
キャッチコピーは「どうあがいても、クソ」(公式)、「覚えてろ竹書房――」(キービジュアル第1弾)、「世界一無駄な30分」(ブルーレイ・DVDのCM)。
放映開始は2017年10月からのはずだったが、公式曰くキングレコードの勘違いにより2018年1月からに変更(延期)となってしまった。初っ端からどうしてこうなった。
放送局はTOKYOMX、とちぎテレビ、AT-XおよびBS11など。
また、AbemaTV、Amazonビデオ、ニコニコ動画、バンダイチャンネル、Hulu、NETFLIXといった各種動画配信サイトでの配信も実施される。
期待半分不安半分で見守られていた中で公開されたアニメ版だったが、その内容は案の定とんでもないものであった。
その特徴を列挙すると…
- 第1話冒頭から唐突に違うアニメが始まる(専用OP付き)
- 第1星「君だけに教えるよ!」→ポプ子「教えねーよ!!!」
- 事前に告知されていたキャストと違うダンディな男性声優の声で喋る女子中学生2人
- 事前に行われた先行上映とは声優だけでなくストーリー自体も全く違う内容を放映(※第1話の先行上映とは言ってなかった)
- 第1話から君◯名は。にポケットモンスター※、と◯◯のトト◯、蒼き流◯S◯◯レイズナー、クロノトリ◯ー等々確実なものだけでも15以上のパロディを断続的にぶちかます。そして第2話以降もこのノリで進む。
- 30分枠でメイン2人の声だけ変えてほとんど全く同じ内容の15分アニメを再放送する。
- サブキャラクターの担当声優にセリフのほとんどが「アドリブで」と書かれた雑な台本で演技をさせ、しかも唐突にモノマネをさせる無茶ぶりを行う。
- そのアドリブをダメ出しされた直後画面が収録スタジオの光景(実写)に変わり、プロデューサーに無茶ぶりをさせられた声優がキレる茶番を見せる。
- 竹書房営業(竹村響@竹書房)のTwitterアカウントが「#竹書房はこのアニメにまったくもって関係ありません」というハッシュタグを付けてツイート
- 名前を言ってはいけないあのネズミのネタを1話の中で3回もやらかし、映像や音声に修正を入れられる。原作ではまんまアレである。まずいですよ!
- 1コーナーのほとんどをアニメではなくオッサン2人が朗読する紙芝居(実写)で消費
- 第2期第7話ではついに全編に渡って紙芝居(実写)が行われ、AパートはAC部、Bパートは山寺宏一が声を担当
- AbemaTVが第8話を8回も連続リピート放送することを発表
- 第1期第8話AパートのEDで原作者の◯◯xivのあん◯◯二次創作について言及。
- 第1期最終話で実写出演した蒼井翔太の存在に全てを持っていかれ、第2期第1話でいきなり蒼井翔太が登場、第1期で演じた諸星すみれと江原正士も実写で出演。
- 第1期の再放送をリミックス版と銘打って、ポプ子とピピ美の配役をシャッフル。
- テレビスペシャル前半OPと2期2話のPOP TEAM STORYでサンライズが制作に携わる。
- チョコボが出演する。これについてはスクウェア・エニックスから許諾を得ている。
- 第2期第4話BパートのEDで香港映画でよくあるNGシーン集を流す。さらに配信版の最後には堂々と「劇終」を表示した。(声優繋がり)
- 社長が逮捕されたことで渦中の状態であるかっぱ寿司がハローマックの居抜き店舗という形で登場、ネット上で話題となった「パフェいわし」も披露(カッパ・クリエイト許諾済み)
- ハローマック居抜きのかっぱ寿司は実在しないが、アルペン居抜きのかっぱ寿司は実在する。
- ナダル(コロコロチキチキペッパーズ)とゆいP(おかずクラブ)が実写で出演。
- 第2期第10話Bパートで上条当麻の中の人が「その幻想をぶち殺す」を言い放つ、更に相手の 中の人はこの人だったため、上条さんにブチギレる一方通行に聞こえる事故が発生した。
- 第2期第12話は上記の第1話の続きを再放送なしの尺フル使用で放送した。 さらに西川貴教がラスボスとして登場、中村優一と中村悠一が共演。
- ここで取り上げたものもあくまで代表的な例であって全部ではない。
※ アニメ『ポケットモンスター サン&ムーン』78話でまさかの公式によるポプテピピックネタがあった件を考慮し、伏字を取り止めた。
このあまりのクソっぷり、もとい強烈さに放送直後、公式サイトがアクセス過多で落ちる、Twitterで世界規模でのトレンドに上がる(しかも1位〜3位までを関連で独占)という現象を見せ、ニコニコ動画では1日で100万回再生達成、一週間もしないうちに200万回再生到達、10日経たずに300万再生突破という快挙を果たしてしまった。しかも第2話まで1日経たずに100万再生突破してしまう。第3話以降も一週間の無料配信期間中に100万再生を突破し続け、最終的に全話で100万再生突破という前代未聞の偉業を達成してしまった。
ニコニコ生放送で「第1話【TV同時】上映会」も行われたが、アクセス過多のため数分間上映されず、地上波と同じタイミングでの上映を謳っていたにもかかわらず数分遅れで上映された上に「ニコ生と地上波で内容が違う」という情報まで流れる始末。もちろん(アンチが流した)デマである。TV同時配信時には他局がCMの間、ニコ生でも同じ尺の動画を流す場合があるが、内容が内容のためCM尺ということに気づかず、なおかつ全く同じ動画を何度も流したため、あの夏の悲劇を盛り込んだニコニコオリジナルストーリーと勘違いされた〔後に、前述の通りAbemaTVが独自にパロった〕
……とまあ、30分という枠の中で嫌というほど暴虐の限りを尽くしたアニメ版ポプテピピックだが、内容は原作をしっかり踏まえたものであり、そのイメージを守りつつも一定のクオリティを保ったオリジナルパート、自重も妥協も感じさせないネタ(製作)への全力投球っぷりなど、アニメ化としては実は大成功と言っていい部類。
ネット上では毎話ごとにトレンド入りするほど話題になり、現状クソとは言われてもクズと呼ぶ人がいない(独自)ことが、その証拠ではないだろうか。
もっとも、『ポプテピピック』という作品自体が気軽に人に勧められるようなものではないので、過度な宣伝は控えるべし。友人から引かれる可能性大。
2019年4月1日に完全新作のテレビスペシャルが放送。なんと各種放送媒体ごとに出演キャストが全く異なりという相変わらずのぶっ飛びっぷりを見せつけた。
ついにはネット流行語100 2018において大賞を受賞。
さらには第十三回声優アワードにてシナジー賞を受賞した。
そして2020年、キングレコードと神風動画の悪ふざけは別の作品でも発揮されることになる。
さらに2021年、秋枠で再放送されることになったが「このクソアニメが普通にそんなことをするわけがない」という世間の予想通り、普通の再放送ではなく「再放送(リミックス版)」という、声は新録、映像が一部差し替えという、さらなる新バージョンでの放送となっている。
番組構成
本作はアニメ作品でありながら、どちらかと言えばパート別に分かれたバラエティ番組に近い形式となっており、大まかに以下のコーナーが存在する。
POP TEAM STORY
一応のメインとなる長編パート。各話サブタイトルもこちらから取られている。
それぞれに連続性があるかは不明だが、基本的に様々な世界観のもと、ポプ子とピピ美が破天荒な行動を起こす。
話自体はほぼアニメオリジナルだが、原作からのネタやパロディもふんだんに含まれている。
制作は第1シリーズ7話、第2シリーズ(2,4,7,9,11)を除き、シリーズ構成を担当する青木純氏とスペースネコカンパニーが担当。
ちなみに公式サイトに12ある各項目の隅にいるポプ子とピピ美の姿がこのコーナーの内容を暗示している。(第2シリーズではまれに『オープニングでの大川ぶくぶの肩書』がその内容を暗示することがある。)
第1シリーズ7話ではボブネミミッミの生みの親(?)AC部が担当。また、コーナー名が高速紙芝居「ヘルシェイク矢野」になっていた。その後の第2シリーズではまさかの15分丸ごと続編として「ライジング・ヘル 〜ヘルシェイクの矢〜」が作られる前代未聞の回となってしまった。
第2シリーズではそれぞれの制作会社が担当しており、いずれも「作:????」表記。
話数 | 作 | 備考 |
---|---|---|
第2話 | サンライズ | テレビスペシャルから引き続き登場。スーパーバリザーこと大張正己に無茶な仕事を押し付けた。コーナー名は「超予算勇者☆グレードバリバリピピック」。 |
第4話 | FLAT STUDIO | アニメ映画サマーゴーストが代表作。クソアニメに似合わない美しい世界観は必見。コーナー名は「トレインバトル」。シーズン5の109ページが元になっている。 |
第9話 | CONTRAIL | 絵コンテ・演出は篠原ぱらこ担当。1990年代アニメ風の作画と声優繋がりもあってか、一部からはエヴァ回と呼ばれた。コーナー名は「BUMP-BOO-CRUSADERS」。 |
第11話 | studio corocodile | コンテ・演出は文原聡担当。アニメ「The world of GOLDEN EGGS」、「キュービックマウスシリーズ」等が代表作。33コレクティブはアニメ制作協力担当。コーナー名は「熟年コンビピピック」。 |
POP TEAM EPIC
原作再現パートその1。基本的に原作に準じたショートストーリーだが、時事ネタなどは放送時のトレンドに合わせてアレンジされる場合も多い。
制作は神風動画またはスペースネコカンパニーが担当。
POP TEAM 8BIT
原作再現パートその2。原作のうち、主にゲームネタの場面をレトロゲーム風のドット絵で描く。アレンジの際はパロディ分を原作からさらに割り増しにすることが多い。タイトルはPOP TEAM 8BITなのに、実は16BITゲーム機、もしくはそれ以降に出たゲームのネタが多かったりする。
制作は山下諒氏が担当。山下氏は「吉祥寺アニメワンダーランド 吉祥寺アニメーション映画祭(初回、第12回)」などで数々の受賞歴を持つ実力派クリエイターで、視聴者有志の検証によると背景から動作、回転に至るまでの作画全てに一つ一つドットを打ち込んで作られているという凝りっぷり。まさに手の込んだ手抜き。
ただし第5話では原作再現でなくアニオリで、某ネタのリスペクトとなっておりドット絵は背景の一部のみ。
第6話と第11話では休止。第12話では後述の「Pop Team Epicrimson」が挿入された。
TVスペシャルでは第13話で登場。AとBとで内容が異なり、Bパートにはラストこれまで登場したものの映像が映りこむシーンがある。
Pop Team Epicrimson
第12話に挿入。「ポプテピピックリムゾン」と読む。
POP TEAM 8BITとやってることはほぼ同じだが別名義。元ネタはまんま「クソゲーの帝王」ことデスクリムゾン。
元ゲームの冒頭シーン再現のため、わざわざロケ地の友ヶ島まで出向いて撮影した(ただし、一部撮影場所が立ち入り禁止となっていたため、再現できていない場面がある)。
しかも元ネタのエコールソフトウェアが協力する形で公認していた。
ボブネミミッミ
(一応)原作再現パートその3。基本的に各話2回挿入される永遠の新コーナー。
原作再現パートだが、他のパートとは一線を画す本作最大の異色パート。
制作はAC部が担当。詳しくは記事参照。
第7話(1期と2期両方)ではAC部がPOP TEAM STORYに相当するパートを手掛けたため休止。
第12話では尺の都合で1回に減少した…が、AパートとBパートで全く異なる内容になっていた。
ボブッミ
第14話のみ、ボブネミミッミの代わりに登場した新コーナー(一夜限りの復活)。
BパートのOPを手掛けたため、このような形がとられたものと見られる。
忙しい人のためのボブネミミッミ。
JAPON MiGNON
第1シリーズ限定。第5話を除く奇数回に挿入。フランスの映像作家であり、神風動画のスタッフでもあるティボ・トレスカ(Thibault Tresca)氏による全編フランス語パート。
作風といい最後のロゴといいどう考えても公共放送でやってる外国語教育アニメ辺りのパロ……いえオリジナルです。
制作はティボ氏が所属する神風動画が担当。Bパートではティボ氏による解説と本編中の台詞に字幕が追加される。
ちなみにタイトルはフランス語で「可愛い日本」と言う意味。そのタイトルに違わず、他のコーナーに比べると奇天烈さは薄めで、ポプ子とピピ美も普通の性格で表情も豊か(第1話ではジャンキーな現地民にファ××サインされていたが)。
プロデューサーの須藤氏によれば、ティボ氏に原作を渡したところ日本語が分からず、内容を知らぬまま製作に入ったため、ポプ子とピピ美がフランスに行くことになってしまったという逸話が雑誌『CONTINUE Vol.51』にて語られている。
2021年のリミックス版ではティポ氏の解説に吹き替えが加わりポプ子とピピ美の声も本編と同じ声優が担当しているが、吹き替えに関しては両パート共通してるためBパートの字幕はほとんど意味がなくなっている。
POP TEAM DANCE.
1期第2話、第4話、第12話、第14話、2期12話に挿入。UchuPeople制作のフェルト人形によるストップモーションアニメパート。
ポプ子とピピ美の熱唱する挿入歌(この際の2人の担当声優は本編ではなくED歌唱担当準拠)に合わせて無駄にヌルヌル動く無駄に手間のかかった無駄にクォリティの高いミュージックビデオ。
ポプテピクソみくじ
1期2話で行われた「尺稼ぎ」のコーナー(実際にAパートとBパートで尺が違う)。視聴者に高速で変化する画面を撮影させ、撮影した瞬間の画像で運勢を占う。元ネタはNHK Eテレで毎週月曜朝6:55に放送されている『0655』のワンコーナー「たなくじ」である。
当然内容はいずれもネタまみれで、某鬱フラグクラッシャーの次回予告+同期アニメ群のごった煮ネタや謎の照準を向けられる竹書房社屋の写真、「大吉 ナナチがかわいい」という文と共にこっそりゲスト出演しているナナチなどが存在。
なお、おみくじ(全34種)の全容は、『アニメージュ』2018年4月号に(「ページが余ったから」との理由で)掲載されている。
後に竹書房クエストでサーバーメンテナンス中に再登場したが…。
ポプテピクッキング
ポプ子とピピ美が織りなすお料理コーナー。内容自体は原作再現、なのだが……?
第10話では原作の内容の関係かポプ子が不在。代わりに「ポプテピクッキングお姉さん」が代役として登場する。(1期11話、2期2話にも出演。)
製作は東京芸術大学の大学院生で、「新千歳空港国際アニメーション映画祭2017」にて日本グランプリに輝いた若きクリエイター、関口和希氏。少し顔が違うのが見て取れる。
ベーコンムシャムシャくん
1期8話で挿入されたコーナー。その名の通り、「ベーコンムシャムシャくん」がメインとなるパート。本パートではポプ子とピピ美が一切登場しない。
制作は中国南京市出身のアニメーション作家、胡ゆぇんゆぇん氏。
ポプテピピック昔ばなし
第1シリーズ限定。第8話と第11話で挿入されたコーナー。砂絵と油絵(第11話)で紡がれるクソ昔話。
第8話ではBパートだけAパートにはないナレーションが追加。
製作は「あいち国際女性映画祭(2014、2015)」「ソウル国際マンガ・アニメーション映画祭2015」など多数のコンテストでの受賞歴を持ち、アニメ版『モブサイコ100』のEDアニメーションに参加したことでも知られる佐藤美代氏。
タイトル映像は当然日本一有名な昔話アニメのパクリである。
バラバラタイちゃん
1期9話で挿入されたコーナー。バラバラタイちゃんをメインとしたパート。
よく聞くとAパートにあった笑い声のSEがBパートではなくなっている。スベったのか?
制作はゴリラフィルム。原作を忠実に再現している。
ピピ美覚醒
1期12話で登場したコーナー。最終話なのに新コーナー。
近年よく見かけるようになった、ソーシャルゲームのキャラ強化画面のパロディ。
制作はゴリラフィルム。
POP CLAY EPIC
第13話で登場したコーナー。
名前通りクレイアニメで作られたパート。
制作は野田ゆり子氏。
やっぱつらいのぅ、ポプ
第13話のエンディング後に挟まれた謎のコーナー。
顔がポプ子とピピ美になっているリアル頭身の男性4名とオープンカー、そして一本道の荒野。
どう見てもファイナルファンタジー15です、本当に(ry
なお、スクエニによる全面協力である。というか、ポプ子とピピ美の顔以外全部FF15から持ってきている(しかもコピーライト付きで)。
POP TEAM COLLAGE
第14話で登場したコーナーその1。
コラージュ技法で描かれた、毒々しい色合い・目まぐるしく変わる場面展開が特徴の作品。
制作は幸洋子氏。
POPXAR 3D
第14話で登場したコーナーその2。
3DCGで描かれ立体的になったパート。
制作は青山敏之氏。TVスペシャル告知用の静止画も青山氏によるもの。
その後の第2シリーズでは2話と10話にて度々挿入された。2話のタイトルコール(?)は完全にアウト。 しかも一連の流れや動きまで完全に再現している。
もしもしD社?
POP TEAM PASTEL
第14話で登場したコーナーその3。
パステル画で描かれたパート。クソアニメにおよそ似つかわしくない癒やし系パート。
制作は米谷聡美氏。
スクウェア・エニックスコラボパート
第2シリーズで登場したまさかのスクエニコーナー。
1話と3話でファイナルファンタジーのチョコボと共演したり、ポートピア連続殺人事件とアストロノーカといった隠れた名作に乱入したりとやりたい放題である。
FFシリーズ回は神風動画、それ以外は第1シリーズでPOP TEAM 8BITを担当してきた山下諒氏が制作。
上記の通り、スクエニから正式な許諾を得ている。クソアニメはいい加減スクエニの両親を解放しろ。
企業コラボパート
第2シリーズで度々登場してくるコラボパート。
話数 | 企業名 | 備考 |
---|---|---|
第2話 | アース製薬 | ポプ子とピピ美がアースノーマットモチーフのアニメをPRしようとする内容。 ピピ美「エェースノォォーメェーッッ!」 |
第6話 | かっぱ寿司 | 二人が国道沿い大型チェーンに出没した凶悪妖怪「河童」の調査に挑む。あのパフェいわしも衝撃のアニメ化となる。 |
第7話 | あぽろん | 新潟ローカルの楽器店。紙芝居の中で30秒CMを実行した。 |
第9話 | 鷲羽山ハイランド | 岡山県にある遊園地。POP TEAM STORYの最後にCMっぽく流した(しかも実際の写真を使用)。 |
第10話 | サンポール | 車止めや旗ポールなどのメーカー。「ピコリーノ」は同社製の金属製小鳥の像がついた車止めのこと。 |
制作は山元隼一氏(7話を除く)。下記の星色ガールドロップの次回予告パート等も担当した。
ポプテピピックB-Side
第2シリーズ1話から毎話続いていた新コーナー。
シーズン4からの原作ネタで、男体化したポプ子(ポプ岡)とピピ美(ピピ原)のBL(?)コントを見ることが可能。なお第1話で採用されたのは第1シリーズの第1話のネタだった。
原作ではシーズン3終了直前で連載開始して5本のみ連載だったが、こちらも案の定5話で終了し、竹書房を爆破した。
アイキャッチ
その名の通り各コーナー開始前に挿入され、コーナー制作者もここで紹介される。担当は基本的にポプ子とピピ美の声優どちらかが担当。(1期12話Bパート、2期8話Aパートみたいに二人以外がやる例もある。)
基本的には「ポプテピピック」と各声優が様々な声色で喋るだけであるが、中にはそもそも「ポプテピピック」と喋らずに全く別の台詞を喋ったり、噛んだりむせたりして「ポプテピピック」と言い切れなかったり、別のキャラクター風に演じていたりと非常にバラエティに富んでいる。
そしてアイキャッチ中にパロディセリフを喋ったりする。特に、「ポプテピピック」と言わずにこのセリフ第二シリーズ5話Bパートのセリフがパロディセリフでしゃべっている。
アイキャッチ中にポプテピピックに関連する、セリフも存在する。第二シリーズ11話Aパートの「でっけおめぇ」や第一シリーズ8話A&Bパート共通する英語なども言っている。
次回予告
その名の通り次回のストーリーの予告……ではなく、『星色ガールドロップ』の嘘予告。言うまでもなく、本編とは一切無関係。予告担当キャラクターは本編には一切絡まないため、声優は予告だけのために出演する結果となってしまっている。
話数は「第◯星」表記。第2星までは原作単行本の嘘目次を再現していたが、第3星以降のエピソードは完全なアニメオリジナルとなっている。
あたかも『星色』が実際に放映されているかのようにストーリーが着々と進んでいるため、実質的に次回予告だけで話が進むアニメと化している。
そして最終話前最後の次回予告となる「最終星予告」では、意外な展開とフラグ回収の凄まじさに一時本編タイトルを超えるトレンド検索数を叩き出す。
ちなみに、ライバルユニット「デビルボルケーノ」の面々など、アニメに合わせて発売された『星色ガールドロップ コミックアンソロジー』に出ているネタも含まれているため、こちらも合わせるとより楽しめるかもしれない。
最終話にて大好評を受け第二期が決定したことが発表された(もちろん嘘予告だが)。が、いつものことながらポプテピピックの情報は影も形も無かった。
POP Tuber
第2シーズンでは次回予告……ではなく、ポプテピピックでのポプ子とピピ美を演じた声優(EDを歌った声優達は出番なし)がなぜか雑談やフリートークをする謎のコーナー。
ちなみに、そのコーナー名は各回によって違う。基本的にはトーク番組や帯番組のパロディであり、クソナンデヨ!やピピ美の部屋やアンチさんいらっしゃい!等々。星色ガールドロップがない代わりに雑談やフリートークという、ポプテピピックらしい次回予告(?)である。内容はこちらから
制作陣のツイートによると、Vtuber機材をアフレコブースに持ち込み、キャスト陣がキャラを直接コントローラーで操作するという方法で撮っているらしい。
また地上波放送版は最新の話題を盛り込むため放送日直前に収録している。
その後、第8話放送前に突然「ポプテピピック VTuberラジオ」があることが発表された(毎週金曜日18:00に「KING AMUSEMENT CREATIVE」公式チャンネルがアーカイブ配信。主に第1期の出演者がVTuberの姿でトークする、全5回)。
なお、第7話を除き地上波放送版(ニコニコ生放送やTikTokなどのライブ配信、YouTubeでの期間限定配信)とAmazon prime video版(ニコニコ動画版も含む)ではトーク内容が異なるというクソ仕様。 両方観たい人はアマプラ会員になる必要があるのでよく考えてから登録しよう。
再放送
驚愕のBパート。上記の内容がAパートで一旦終了した後、ポプ子とピピ美の声優だけを変えて(ボブネミミッミなど一部コーナーは例外)ほとんど同じ内容の本編をそのまま放送するという、ある意味本作の象徴とも言える部分。「もう見た」
これは元々本作がWeb配信の15分アニメとして企画されていたものが地上波での放送に変更となり、残り15分を別のアニメで埋める事態を回避するための措置として生まれたものである。
さらに突っ込むと、大川ぶくぶの「主音声を女声で副音声を男声にしたらどう?」という提案を発展させたのがこの再放送であることが須藤氏から語られた。どういうことなの……。
内容が同じながらも著名な豪華声優陣による演技の違いを楽しめるのが魅力。挿入歌やEDを歌う声優も(キーごと)切り替わる。それゆえ、大御所などが出演すると大炎上する。
ただし、「JAPON MiGNON」では後半のみ字幕が追加されたり、第2話「異次元遊戯ヴァンヴー」ではAパートとBパートでシチュエーションは同じだが映像が異なる部分がある他、声優の演技に合わせて映像の動きを微調整しているなど、本放送と再放送で微妙に異なっている箇所もある。
12話や14話のようなAパートとBパートで異なる展開が用意されることもある。
第2期12話では構成上、再放送そのものがなくなってしまう。 普通のアニメでは当たり前なことだが、クソアニメにとっては前代未聞の出来事である。
テレビスペシャル
2019年4月1日に放送。本放送の13話・14話扱い。
2018年9月16日の「ポプテピピックスペシャルイベント 〜POP CAST EPIC!!」において、放送されることが発表された。
なんと各種放送媒体ごとに出演キャストが全く異なり、それぞれTV放送版が「青龍ver」、ニコニコ動画限定配信版が「朱雀ver」、AbemaTVのポプテピピックチャンネル版が「白虎ver」、その他インターネット配信版が「玄武ver」と4パターンも存在するという相変わらずのぶっ飛びっぷりを見せつけた。
再放送(リミックス版)
2021年10月より放送。
当初「再放送」というテレビ欄表記になっていたため、再放送だからと高をくくって裏番組に集中していた視聴者を戦慄させることになった新バージョン。
放送後に、今回の放送が「再放送(リミックス版)」である事が明かされた。
配信サイトでは「ポプテピピック 再放送(リミックス版)」と本放送とは別番組扱いになっており、このバージョンも見ることができる。原作者によると、円盤化しない事を前提に収録し直したとのこと。
基本的には、本放送版からさらにペア毎の担当話数をシャッフル(つまり声は新録)となっている、むやみに人件費をかけたものなっている。なお、このバージョンは、本放送では別の声優が担当していたボブネミミッミやJAPON MiGNONも、その回担当の声優が声を当てている(このためJAPON MiGNONは音声が日本語になっており(ティボ・トレスカ氏の吹き替えは矢野正明)、Bパートは日本語に日本語の字幕が付いている(のだが、アドリブにより字幕とセリフが違ったりもする))。
また、異次元遊戯ヴァンブーの背景がよくなっていたり、ポプテピクソみくじの内容が差し替わっていたりなど、映像も微妙に手が加えられていたりする。
ちなみにAパート開始時に「再放送」のテロップが表示されるが、Bパート開始時は「再放送」「再放送」のテロップが表示される。
さらに、ボブネミミッミはAC部お二方の音声ではなくそのまま声優の新規録り下しボイスに吹き替えられている。(板倉俊介氏の声はポプ子役声優、安達亨氏の声はピピ美役声優)
第2シリーズ
リミックス版第12話放送後、例によって蒼井翔太出演の特報映像と共に製作が発表された。
その後2022年3月26日には細かい放送予定時期が明らかにされた。
2022年秋よりTOKYOMX、BS11、MBS、BS日テレ、HTB、AT-Xにて放送される。さらに、Amazon prime Videoでの見放題独占配信と、ニコニコ生放送とTikTok LIVEにて地上波同時生配信が行われる。なお、BS11とBS日テレで同じ時期に同じアニメが放送されるのは、かなり珍しいケースである。
放送形式は第1シリーズと同様。第1話OPパートはテレビスペシャル終盤の続きを描いた特撮パロディである(詳細は上記の通り)。
なお、今回のニコニコでは見逃し配信アーカイブや期間限定無料公開は行われていない。これは上記のAmazon prime Videoに独占配信権がある為である。
...などと「こいていた」が、2023年3月18日に、ニコニコ動画などの動画配信サービスでの配信が開始された。 1話は無料配信、2話以降は有料配信となっている。なお、上記のPOPTuberはアマプラ版と同じ内容で配信されている。
また、2024年1月31日までニコニコ動画でプレミアム会員の方は本作が見放題となっている。
主題歌・挿入歌
『POP TEAM EPIC』以外は全て、サウンドトラックCD『ポプテピピック ALL TIME BEST』に収録されている(インストゥルメンタル含む)。
※微ネタバレ注意
OP
「Twinkling star」
歌:ドロップスターズ
本編とは一切無関係の『星色ガールドロップ』OP。本編より注がれてるリソースが多い疑惑あり。
スタッフクレジットも「市民レコード」だの「そよ風動画」だの、どっかで見た・聞いたような名前が並び、ツッコミどころが満載。
サントラには、フルバージョン及びインストゥルメンタルが収録されている。しかも無駄に完成度が高い。
歌:上坂すみれ
第2話〜第10話で使用。謎のネタ満載かつ高クオリティなサブカルクソ(神)OP。
映像制作は神風動画の社員がなどが制作された映像による。
クレジット内の大川ぶくぶの肩書が回を追うごとに低くなっていき、しまいにはおおよそ「肩書」と呼べなくなっているのが見所(詳細は大川ぶくぶを参照)。
なお曲名は本作『ポプテピピック』の英語表記と同じだが、こちらは「ポップ・チーム・エピック」と読むのが正解。
ちなみにOP映像の釘バットは神風動画の社員が作ったものによる
詳しくは神風動画のTwitterで見れるらしい。こちらからの画像から見れるそうです。
歌(?):ポプ子
ボイスパーカッション(Aパート)、合いの手(Bパート):ピピ美
第11話のOP。主題歌……これ歌か?
アニメーション制作は神風動画の社員が制作。
厳密にはPOP TEAM EPICの間奏部分をリミックス化している。
※第12話ではOP曲が存在しない。
歌:上坂すみれ
第13話で使用。オープニングはどこかで見たことがあるようなロボットアニメ風であり、なんとサンライズが制作している。しかもバリってるしスシってる。
第2シリーズ第2話のメインパートはこのOPのキャラデザと世界観を丸々引き継ぎ突然の最終回という暴挙をやらかした。
「Pretty candle star」
歌:ドロップスターズ(Aパート)、AC部(Bパート)
第14話で使用。Aパートは『星色ガールドロップ』OPであるが、問題はBパート。冒頭を過ぎると突然AC部によるアニメーションに様変わりし、歌もAC部の2人が歌うというカオスな事態に。
「POP TEAM EPIC(REBROADCASTING MIX)」
歌:上坂すみれ
再放送(リミックス版)第4話〜第9話の前半で使用。主題歌・OP映像ともに大幅にリミックスしたバージョン。OP映像は、本編映像の再編集映像の他、作中のネタを元にした新規製作映像を混ぜる形で構成されている。
オープニング制作協力者は、神風動画・スペースネコカンパニー・山下諒の原作ポプテピピックの再現関係者が制作したと思われる。
余談だがキングレコード公式YouTubeチャンネルではOPは映像だけ見れるが...音が小さいためイヤホンをつけないという使用だし、YouTubeMusic(上坂すみれ)では音が聞き取れるが本放送のOPのフル(5分20秒)ではないそのためOPと同じく1分30秒なため短い!そうはならんやろ
第1期(リミックス版じゃない方は)大川ぶくぶ先生の肩書が変わっていたが、リミックス版ではPOP TEAM EPIC(REBROADCASTING MIX)のみの肩書はすべて原作のみで成り立っている。(このリミクッス版のOPだけは原作者として成り立っていた。)
歌:蒼井翔太
第2シリーズ第1話・第12話のOP。
実写で特撮パロをこれでもかと言うくらいぶち込んだシロモノ。キャストには声優界から第一シリーズ出演者でもある若手とベテランを実写で起用した他、特撮経験者も出演しており、OPパート監督も三大特撮ヒーローの監督経験者が担当していた。
「PSYCHO:LOGY」
歌:蒼井翔太
第2シリーズ第2話〜第11話のOP。まさかの蒼井翔太レギュラー起用である。
ゆはらかずき氏による、数多のポプ子とピピ美が画面を跋扈する高クオリティのクソ(エモい)OPは必見。
クレジット内の大川ぶくぶの肩書は今回もやりたい放題で、とうに肩書の体をなしていない。
そして作詞者がやたら多いのも特徴。どういう制作体制だったのか。
7話ではOP映像がAC部による実写となった。
第10話では映像の最後にうにゅ丸が追加された。うにゅ丸は本編にも登場している。
ED
「POPPY PAPPY DAY」
歌:ポプ子&ピピ美(最終話Bパート以外)、蒼井翔太(最終話Bパートのみ)
第5話・第7話・第10話以外で使用。歌詞のごく一部に怪しいセンテンスがあるが、全体的にはポップで可愛らしい見た目だけを演出したほのぼのとしたED。上述の通り、AパートとBパートで女性バージョンと男性バージョンがそれぞれ別に使用される。メロディもアレンジが若干異なる(そして2バージョンを同時再生すると見事な不協和音が出来上がる)。
第3話では最後のオチからそのままEDとなったため、本来のEDアニメーションが背景のテレビで小さく流れる仕様に。
最後に流れ星が映ってから「制作 キングレコード」と表示されるが、通常と異なる第3話EDでも背景の窓に流れ星が映ってから表示されているので、もしかすると今は亡きあのレーベルを揶揄しているのかもしれない。
1〜6話・最終話と、8話・9話・11話では歌唱担当が男女それぞれ異なる。さらに後者の女性バージョンでは二人がイントロでフリーダムに駄弁りまくる(しかも内容が毎回違う)。
さらに最終話Bパートでは蒼井翔太の実写映像が流れ、歌唱と踊りを兼任した。加えてアレンジも異なる。
TVサイズはサビ部分のみだが、サントラには、大幅に拡張されたフルバージョン(しかも5組分)及びインストゥルメンタル(女性版キー、男性版キー、蒼井翔太版)が収録されている(下記のアレンジバージョンは全てTVサイズ)。
後期女性パートについては、アニメで未使用となった、7話・10話・最終話用と思われるものもサントラに収録された。
そして後にデレステであんきらのカバー曲として実装され、「カバー曲(本人)」とネタにされる事になった。
「POPPY PAPPY DAY(Route66 Mix)」
歌:ポプ子&ピピ美
第5話の内容に合わせて編曲された特別版ED。
イントロがどう聞いてもパロディ(ちなみにパロディ元の指定まで含めて原作ネタ)。しかもBパートでは「いつものラーメン」の空耳ネタまで飛び出す始末。
「POPPY PAPPY DAY(8BIT MIX)」
第7話の内容に合わせてチップチューンアレンジされた特別版ED。
いつもと違いボーカル無しのインスト。ピッチは女性バージョン準拠。
スタッフ・出演者クレジットのフォントもドット調になっている。
「人生」
歌:ポプ子&ピピ美
第10話用の特別版ED。唯一の「POPPY PAPPY DAY」ではないED曲となった。
この演出のために、第10話のPOP TEAM STORYの開始位置が最後に回された。
「風船飛行」
歌:ポプ子&ピピ美(第13話)、蒼井翔太(第14話Aパート)
「AOI Traveler」
歌:蒼井翔太
第14話Bパート用の特別版ED。黒背景をバックにスタッフロールが上スクロールという異色のEDとなった。
「仲良ピース」
歌:ポプ子&ピピ美
第2シリーズ第1話~第11話で使用。可愛らしくセンチメンタルなメロディに乗せてFU◯Kサインを堂々と歌い上げるクソソング。しかもタイトル(とサビの歌い方)からして全く隠す気がない。
毎話ED映像が異なっている豪華仕様という点もポイント。以下はその例である。
1話 | ポプ子SRを引き当てたピピ美の笑顔の写真を横に、海沿いの窓辺で黄昏るピピ美 |
---|---|
2話 |
|
3話 | ポプ子とピピ美の着ぐるみがAパートでキングレコード本社、Bパートで竹書房本社に殴り込み |
4話 |
|
5話 |
|
6話 | THE FIRST TAKE風。歌っていたポプ子がサビから唐突にリコーダーを使用、タッチも落書き風に |
7話 | AC部による実写 |
8話 |
|
9話 | ミニピピ美の4WDに追いつけなくなるポプ子。遠くへ走っていったピピ美4WDは世界旅行を敢行、ラストシーンでピサの斜塔の写真をポプ子に送る。 |
10話 |
|
11話 |
|
「蒼井翔太体操」
歌:蒼井翔太
第2シリーズ第12話の特別版ED。作詞はなんと原作者・大川ぶくぶ本人。
某教育テレビのような背景で、第2シリーズに登場した様々なポプ子・ピピ美と蒼井翔太が踊り続ける。温和でポップな雰囲気と思わせ、サビで子供向けの体裁を放棄していくロックな歌詞が印象的。
12話は本編そのものがニチアサのパロディになっているがEDとて例外ではなく、振りつけは本家キャスト・振付経験者であるミユキニシジマ氏が担当。氏のツイートによると、「戦隊のEDを意識したい」というオーダーだったらしい。
挿入歌
「恋して♥ポプテピピック」
歌:ポプ子&ピピ美
第2話POP TEAM DANCE.にて使用。
ポップでキャッチーなアイドルソング風の楽曲。怪しい内容はあったりするが、本作の挿入歌としては比較的毒の薄い歌詞。
「オリコうんナンバーワン」
「売れたいモンキーズ」
歌:おりこうモンキーズ
第3話POP TEAM STORY「ザ・ドキュメント」にて使用。
ストーリーに合わせてこちらもアイドルソングらしい曲調だが、歌詞をよく聞くと不穏な内容が……。「ナメプですわ」
なお、歌唱担当は本来のおりこうモンキーズ役ではなく、1〜6話ED歌唱担当準拠になっている。そのためBパートは男声。
「LET'S POP TOGETHER」
歌:ポプ子&ピピ美
第4話POP TEAM DANCE.にて使用。
80年代洋楽風の曲調、MVだが実はEarth,Wind&Fireの「レッツ・グルーヴ」のもろパク……オマージュ。
原作リスペクトでMV含めかなりギリギリまで似せてきているため両者を見比べてみるのもいいかもしれない。
しかもよく聞くと日本語を外国語っぽく歌ってるだけだったり、歌詞も信者を金蔓扱いしアンチを無能呼ばわりする両方に喧嘩を売った内容だったりする。
「貴方に伝えたいコト」
最終話予告で使用された『星色ガールドロップ』挿入歌。
アニメでは冒頭部分のみだったが、サントラではフルバージョンが収録された。
「心の大樹」
歌:ポプ子&ピピ美
最終話POP TEAM DANCE.にて使用。
卒業式シーズンらしい曲調…と見せかけていつになく毒全開の歌詞。間違ってもこっちではない。
作詞はなんと原作者・大川ぶくぶ本人。
「おねんねコンちゃん」
歌:ポプ子&ピピ美
第?話POP TEAM DANCE.にて未使用。
サントラに収録されたが本編未使用。予定変更や構成の重複により第1話放送前から未公開になることが決定していた。(→参考リンク)
特典映像としてBD/DVD3巻に収録されているので見たい人は金払って買って見よう!(動画サイトとかで探すんじゃねーぞ)
「ポプ子にソース」
歌:ポプ子&ピピ美
第13話POP TEAM 8BIT にて使用。
このコーナーのドット絵はネタが多いことに定評あるのだが歌詞自体もゲームネタが突っ込まれている(タイトルもおそらく某キャラにしょうゆのオマージュ)。
「Bansaku neender」
歌:ポプ子&ピピ美
第14話POP TEAM DANCE.にて使用。
元ネタはあのPV。今回もやたらギリギリまで似せてきた。
「アイデンティティ」
歌:ポプ子&ピピ美
第2シリーズ第1話POP TEAM STORY「アイデンティティ」にて使用。
某夢の国の映画のミュージカル調の音楽。
「SHINING SHOULDER」
歌:ポプ子&ピピ美
第2シリーズ第5話POP TEAM STORY「SHINING SHOULDER」にて使用。
歌詞が全て英語で書かれているが、ちゃんと日本語訳もある。
「POPメモリーズとぅYOU♪」
歌:ポプ子&ピピ美
第2シリーズ第6話POP TEAM STORY「POPメモリーズとぅYOU♪」にて使用。
恋愛ゲームをイメージした歌詞となっている。
「脊髄ぶっこ抜き音頭」
歌:ポプ子&ピピ美
第2シリーズ第12話にて使用。
可愛らしい曲調に乗せてバイオレンスな歌詞が続く衝撃のスルメ曲。
もしかしなくても元ネタはコレ。
ポプ子・ピピ美のキャスティング(もとい被害者、一部加害者)
※微ネタバレ注意
キャラクター紹介で書いた通り、この2名の声優は話数、パート、EDごとにバラバラとなっているのが特徴。そのため、当記事を含む各種サイトでも1話放送ごとにキャスト欄が増えていくという他に類を見ない更新がなされている。サブキャラクターも合わせれば100人以上と言う1クールアニメとしては破格のキャスト数となっている。更にコーナーの数とそれに関わるスタッフの数も非常に多いため、本放送終了後の打ち上げは凄まじい規模になっていた。
「女子中学生」という設定だが容赦なく男性声優も多数起用されている(と言うよりもむしろ総数では男性声優の割合の方が高い)。その為、キャストによってはデザイン通りの可愛らしいキャラクターになる事もあれば洋画の吹き替えと勘違いしたんじゃないかと誤解されそうなハードボイルドなキャラクターになることもしばしばである。それぞれ2名には何かしらの接点があり、豪華さもさることながら組み合わせ的にニヤリとさせられる面々が揃えられている。今をときめく若手からアニメ黎明期より活躍するベテラン、最年少は10代から80代まで非常に広い範囲の声優が起用されており、毎回どのような声優が出演するかと言う面でも盛り上がりを見せている(役者自身にとっても刺激になっているようで、2期11話Bパートでポプ子を演じた黒田などは声質やキー的にヤ〇ザやコワモテキャラを演じることが多いため、曲がりなりにもJC役を演じられたことに新鮮味を感じていたと語っている)。
同じアニメで複数人の声優が声を当て、しかも女性キャラのくせに半分以上が男性声優というのは前代未聞であり、1話目からいかに常軌を逸した作品かをまざまざと見せつけたと言えるだろう。
第1話を除き、メインの声優がAパートが女性声優コンビ・Bパートが男性声優コンビとなっている。
ちなみに、事前発表でキャストとされた声優は第3話Aパートで起用された(先行上映も実はこのパートだった)。
一部のキャスティングに含まれる加害者は、視聴者によって意見が分かれるが、理由としては以下の該当が含まれている事が多い。
- とにかく台本を無視したアドリブが多い。
- 下ネタや中の人の自虐ネタに走る。
- かねてより、性格や話題等でネタにされる事が多い声優。
- そもそも演技をしない。
また、被害者だった人達が再放送(リミックス版)では演技のコツを掴んだのか、積極的にアドリブ等を入れて加害者に変わる場合がある一方、さらに酷くなって重症化した被害者もいる。当然その理由としては以下の該当が含まれている。
- 作品および作者への不満・恨み節を劇中でぶちまける。
- 内容について行けなくなる。
- 加害者に一方的に振り回される。
声優個々の演技論の違いが明確に分かるポプ子とピピ美の複数キャスティング。
ある意味、俳優教育、声優教育に一石を投じるコンテンツにも思える。
基礎訓練(土台)は同じでもその上に建てる演技論(家)は多種多様。
極論にせよ「演技論はプロの表現者の数だけ有る」は成り立つ、と。
……これってそんな高尚なアニメでしたっけ?
※加害者は太字(注:ボケ役という事もあってか、ポプ子はピピ美と比べると加害者になりがちな傾向が強く、回によっては単独犯になる事が多い)
話数他 | ポプ子 | ピピ美 | 備考 |
---|---|---|---|
第1話Aパート
| 江原正士※1 | 大塚芳忠 | 作者の「リクエスト」 |
第1話Bパート
| 三ツ矢雄二 | 日髙のり子 | 唯一の異性同士の組み合わせ |
第2話Aパート
| 悠木碧 | 竹達彩奈 | |
第2話Bパート
| 古川登志夫 | 千葉繁 | |
第3話Aパート
| 小松未可子 | 上坂すみれ ※2 | 唯一事前発表されたキャスト |
第3話Bパート
| 中尾隆聖 | 若本規夫 | |
第4話Aパート | 日笠陽子 | 佐藤聡美 | |
第4話Bパート | 玄田哲章 | 神谷明 | |
第5話Aパート | 金田朋子 | 小林ゆう | なま物兵器 |
第5話Bパート | 中村悠一※4 | 杉田智和※5 | 声優予想アンケート1位
|
第6話Aパート | 三瓶由布子 | 名塚佳織 | |
第6話Bパート | 下野紘 | 梶裕貴 | |
第7話Aパート | こおろぎさとみ | 矢島晶子 | |
第7話Bパート | 森久保祥太郎 | 鳥海浩輔 | |
第8話Aパート | 諸星すみれ | 田所あずさ | |
第8話Bパート | 小野坂昌也 | 浪川大輔 |
|
第9話Aパート | 中村繪里子 | 今井麻美 | |
第9話Bパート | 斉藤壮馬 | 石川界人 | |
第10話Aパート
| 徳井青空 | 三森すずこ | |
第10話Bパート
| 小山力也 | 高木渉 |
|
第11話Aパート | 水樹奈々 | 能登麻美子 |
|
第11話Bパート | 郷田ほづみ | 銀河万丈 | |
第12話Aパート | 小山茉美 | 三石琴乃 | |
第12話Bパート | 速水奨※6 | 中田譲治 | |
第13話Aパート(青龍ver.) | 田村ゆかり | 堀江由衣 | |
第13話Bパート(青龍ver.) | 保志総一朗 | 石田彰 | |
第14話Aパート(青龍ver.) | 國府田マリ子 | 井上喜久子 | |
第14話Bパート(青龍ver.) | 飛田展男 | 島田敏 | |
第13話Aパート(朱雀ver.) | 花澤香菜 | 戸松遥 |
|
第13話Bパート(朱雀ver.) | 山口勝平 | 緒方賢一 | |
第14話Aパート(朱雀ver.) | 加藤英美里 | 福原香織 | |
第14話Bパート(朱雀ver.) | 関智一 | 秋元羊介 | |
第13話Aパート(白虎ver.) | 玉川砂記子 | 田中敦子 | |
第13話Bパート(白虎ver.) | 小野友樹 | 小野賢章 | |
第14話Aパート(白虎ver.) | 竹内順子 | 佐久間レイ | |
第14話Bパート(白虎ver.) | 関俊彦 | 遊佐浩二 | |
第13話Aパート(玄武ver.) | 花守ゆみり | 東山奈央 | |
第13話Bパート(玄武ver.) | 櫻井孝宏 | 福山潤 | |
第14話Aパート(玄武ver.) | 小桜エツコ | 横山智佐 | |
第14話Bパート(玄武ver.) | 緑川光 | 子安武人 | |
AC部パート(下記以外) | 板倉俊介 | 安達亨 |
|
AC部パート(第7話B・13話) | 安達亨 | 板倉俊介 | 配役逆転 |
JAPON MiGNON(第1〜12話) | Fanny Bloc | Christine Bellier | フランスの女優 |
JAPON MiGNON(第13〜14話) | Fanny Bloc | Kayce Chase | フランスの女優 |
POP TEAM 8BIT(第5話) | 株式会社アクエスト | (同左) | ゆっくり実況プレイ |
竹書房クエスト Aパート ※12 | 潘めぐみ | 伊瀬茉莉也 | |
竹書房クエスト Bパート ※12 | 堀内賢雄 | 大塚明夫 | |
ポプテピピック++ 女性コンビ | 赤﨑千夏 | 田村睦心 | |
ポプテピピック++ 男性コンビ ※12 | 石丸博也 | 水島裕 | |
ED・挿入歌 女声(1〜6・12話) | 牧野由依 | 渡部優衣 | |
ED・挿入歌 男声(1〜6話) | 赤羽根健治 | 武内駿輔 |
|
ED・挿入歌 女声(8〜12話) ※9 | 五十嵐裕美 | 松嵜麗 | |
ED・挿入歌 男声(8〜12話) ※9 | 増田俊樹 | 羽多野渉 | |
ED・挿入歌 女声(13〜14話) | 尾崎由香 | 内田彩 | |
ED・挿入歌 男声(13〜14話) | 伊東健人 | 木島隆一 | |
上映前特別映像 | 高田憂希 ※10 | 秦佐和子 | アニメキービジュアル第1弾の元ネタ作品 |
ニンジャバットマンCM | 山寺宏一 ※12 | 高木渉 ※11 | バットマンとジョーカー |
- ※1 下記の第2シリーズでは第1話のOP映像で本人が実写で登場しており、第12話ではナレーションを担当している。
- ※2 第2話〜第10話のOPの歌唱も担当。また、第1話の偽OPと第5話の次回予告にも参加している。
- ※3 放送終了後に誕生した共通点だが、便宜上記載。
- ※4 第2シリーズでは第12話においてレジスタンスリーダー役の中村優一に吹き替えを担当している。
- ※5 同パートのゆっくり実況プレイでもアドリブ担当として参加。
- ※6 第2シリーズでは第2話においてアカシックレコード/キングレコーダー役で再登板している。
- ※7 第7話の『高速紙芝居「ヘルシェイク矢野」』ではまさかの顔出し出演。第7話Bパートと第13話では配役が入れ替わっている。なお、第10話ではボブネミミッミにピピ美が一切登場しなかった(そのため安達はサボ神・店員役としてクレジットされた)ため、全話において同役を担当したのはポプ子役の板倉ただ1人である。
- なお、「ボブネミミッミ 未公開声優ver.」では第13・14話の全バージョンの声優16組が担当している。
- また、リミックス版ではそのパートでポプ子とピピ美を演じた声優が担当している。
- また、第2シーズンのキャスト版(期間限定公開)ではそのパートでポプ子とピピ美を演じた声優が担当している。
- ※8 『アイドルタイムプリパラ』50話でまさかの公式によるポプテピピック化がなされた。
- ※9 第12話は挿入歌のみ。同話BパートのEDは蒼井翔太が歌と踊りを務めた。
- ※10 作者のお気に入りのために多用されたパロネタの本家である。同作品の劇場特別映像に登場。両者ともに最終回EDクレジットにも記載されている。
- ※11 本編外であり役も若干違うが最初の再登板。両者ともに最終回EDには記載なし。
- ※12 下記の第2シリーズで再登板している。
他、主人公2人以外にAパートとBパートで声優が異なる役を記載。
※両方第2シリーズでポプ子役として再登板。檜山は第2話、真田は第8話に出演。
話数 | ウサギ |
---|---|
第5話Aパート | 米山有佳子 |
第5話Bパート | 杉田智和 ※ |
※同パートのピピ美と兼ね役、本編ではノンクレジット。リミックス版でもピピ美役の兼ね役が継続。
話数 | ベーコンムシャムシャくん | 竹生会幹部 | ザビエル | ナレーションB ※1 |
---|---|---|---|---|
第8話Aパート | 引坂理絵※2 | 不明 | 不明 | なし |
第8話Bパート | 小西克幸 | (同左) | (同左) | (同左) |
第8話Bパート
| 小西克幸 | (同左) | 不明 | 銀河万丈 ※3 |
※1 ポプテピピック昔ばなしのナレーション。メインストーリーのナレーションはAパート・Bパート共通で村井雄治。
※2 下記の第2シリーズでも様々な役で再登板している。
※3 同パートのピピ美と兼ね役、本編ではノンクレジット。
※1 少年時の見た目はジョン・コナー、市長時の見た目はマイク・ハガーが元と思われる。
※2 Bパートでは全編うちなーぐち(沖縄の首里・那覇方言)に変わり、一部は明らかに違う翻訳(チェリーパイと言ったところをサーターアンダギーと言っているなど)がされている箇所がある。ジョセフ(大人)を演じた新垣氏はうちなーぐち翻訳協力も担当。
話数 | キューティーシャーク | 備考 |
---|---|---|
第13話Aパート通常 | 矢野正明 | |
第13話Aパート玄武ver. | 花守ゆみり | 同パートのポプ子と兼ね役 |
第13話Bパート通常 | 桶谷菜穂 | |
第13話Bパート白虎ver. | 小野賢章 | 同パートのピピ美と兼ね役 |
ポプ子・ピピ美のキャスティング再放送(リミックス)版
※加害者は太字、重症化した被害者は斜字
話数他 | ポプ子 | ピピ美 | 備考 |
---|---|---|---|
第1話Aパート | 小山茉美 | 三石琴乃 | |
第1話Bパート | 中尾隆聖 | 若本規夫 | |
第2話Aパート | 諸星すみれ | 田所あずさ | |
第2話Bパート | 玄田哲章 | 神谷明 | |
第3話Aパート | 中村繪里子 | 今井麻美 | ピピ美「殺れ」 ポプ子「誰を?」 ピピ美「ぶくぶ」 |
第3話Bパート | 斉藤壮馬 | 石川界人 |
|
第4話Aパート | 徳井青空 | 三森すずこ | |
第4話Bパート | 森久保祥太郎 | 鳥海浩輔 | |
第5話Aパート | 三瓶由布子 | 名塚佳織 | |
第5話Bパート | 下野紘 | 梶裕貴 |
|
第6話Aパート | 水樹奈々 | 能登麻美子 | ポプ子「いっぺん、死んでみる?」 |
第6話Bパート | 小野坂昌也 | 浪川大輔 | ピピ美「被りすぎ!被り過ぎ!いや、聞いて!」 |
第7話Aパート | 悠木碧 | 竹達彩奈 | 顔出し出演したAC部が左記2人に吹き替えられる |
第7話Bパート | 速水奨 | 中田譲治 |
|
第8話Aパート | 小松未可子 | 上坂すみれ | ポプ子「1点!2点!3点!!♪トゥトゥトゥトゥ〜…」 |
第8話Bパート | 郷田ほづみ | 銀河万丈 |
|
第9話Aパート | 金田朋子 | 小林ゆう |
|
第9話Bパート | 中村悠一 | 杉田智和 | OPトーク |
第10話Aパート | 三ツ矢雄二 | 日髙のり子 | |
第10話Bパート | 古川登志夫 | 千葉繁 | アドリブ祭り |
第11話Aパート | 日笠陽子 | 佐藤聡美 | 左記2人によるアドリブコメンタリー |
第11話Bパート | 小山力也 | 高木渉 |
|
第12話Aパート | こおろぎさとみ | 矢島晶子 | ピピ美「私にはもう出来ない」 |
第12話Bパート | 江原正士 | 大塚芳忠 | ピピ美「判断が遅い」「俺たちはかーなーり強い!」 |
ポプ子・ピピ美のキャスティング第2シリーズ版
※加害者は太字
話数他 | ポプ子 | ピピ美 | 備考 |
---|---|---|---|
第1話Aパート | 平野綾 | 茅原実里 | |
第1話Bパート | 井上和彦 | 堀川りょう | |
第2話Aパート | 朴璐美 | 釘宮理恵 | |
第2話Bパート | 檜山修之 ※1 | 森川智之 | |
第3話Aパート | 大谷育江 | 犬山イヌコ | |
第3話Bパート | 榎木淳弥 | 内田雄馬※2 | |
第4話Aパート※3 | 潘めぐみ | 伊瀬茉莉也 |
|
第4話Bパート※3 | 石丸博也 | 水島裕 | |
第5話Aパート | 皆川純子 | 甲斐田ゆき | |
第5話Bパート | 豊永利行 | 浅沼晋太郎 | |
第6話Aパート | 飯塚雅弓 | 椎名へきる | |
第6話Bパート | 畠中祐 | 増田俊樹※4 | |
第7話Aパート | 板倉俊介 | 安達亨 |
|
第7話Bパート | 山寺宏一※5 | 山寺宏一 |
|
第8話Aパート | 真田アサミ※1 | 氷上恭子 | |
第8話Bパート※3,※7 | 堀内賢雄 | 大塚明夫 | |
第9話Aパート | 緒方恵美 | 宮村優子 | |
第9話Bパート※7 | 立木文彦 | 麦人※6 | |
第10話Aパート※7 | 渡辺久美子 | 西原久美子 | |
第10話Bパート※7 | 岡本信彦 | 阿部敦 |
|
第11話Aパート | 豊崎愛生 | 寿美菜子 |
|
第11話Bパート※7
| 黒田崇矢 | 宇垣秀成 | |
第12話(最終話)※9 | - | 池田秀一 | |
ED・挿入歌 女声 | 石見舞菜香 | 長谷川育美 | |
ED・挿入歌 男声 | 大須賀純 | 高橋広樹 |
- ※1 上記の通り、第1シリーズ2話に実写出演した事がある。
- ※2 第1シリーズ5話にて「北条(ヒロインの相手役)」として出演した事がある。
- ※3 ゲームアプリ担当に続き出演。
- ※4 第1シリーズの歌唱パートでポプ子を担当していた為、ポプ子とピピ美の両方を担当した事のある初の声優となった。
- ※5 先述のバットマンコラボCMでポプ子を担当。
- ※6 第1シリーズ12話で「キングB」として出演した事がある。
- ※7 POPTuber(地上波放送版)で尺が納まりきらずYouTubeでフルサイズを配信する形となった。10話Bパートに至っては10分越えである。
- ※8 戸松遥、高垣彩陽の両名も出演していた。(モッチー、スズメ師匠、椎茸/カンチー、ハト師匠、ポセイドン役で)
- ※9 全編通して蒼井翔太主演のニ○アサ風特撮であり、ポプ子/ピピ美の出番はほとんどなし。ただし、池田氏は最後の最後で一言だけ喋った。
- ※10 放送終了後に誕生した共通点だが、便宜上記載。
他、主人公2人以外にAパートとBパートで声優・俳優が異なる役を記載。
話数 | プレイヤー |
---|---|
第6話Aパート | ナダル(コロコロチキチキペッパーズ) |
第6話Bパート | ゆいP(おかずクラブ) |
※1 準レギュラーとして他の回にも登場。
※2 岩田はTVスペシャル第13話にも出演。
※ 第11話ではクトゥルフ役はウサギ役、ニャルラトホテプ役はクマ役として出演。
※1 戸松はスペシャル13話朱雀ver.でピピ美役として出演済み。
スマートフォンゲームアプリ
配信初日からサーバーメンテナンスによりサービス開始未定というクソっぷりをやらかした。
あのハガキ職人界のレジェンドが起動時の注意書きでイラストを提供していた。
余談
- 顔の構成が某煽りAAと常識的な相方に似ている。
- 長らく竹書房の最寄り駅で会った飯田橋駅には竹書房の案内看板があったのだが、そこにはこの作品の1コマが使用されていた(参照)。「竹書房!? 破壊したはずでは…」
- 2021年3月29日、竹書房は長年住み慣れた飯田橋を離れ、千代田区三番町のテナントビルに移転したのだが、その移転案内にもこの作品の1コマを使用していた(参照)。「どこいきやがった…」
- 「暗闇は無く、無知があるのみ」はシェイクスピアからの引用だが、たまに「時間は無く、無知があるのみ」と表記されている。
- シーズン3のある回の表紙で動画配信者すあだの創作キャラクターであるいぬわんたんのイラストが使用されたが、無許可での使用だったためにすあだ本人より抗議を受け、問題の表紙が差し替えられる事態となった。その後、大川ぶくぶ画によるさょちゃんとすあだ画によるいぬわんたんの正式なコラボ画像が投稿されたため、円満に解決した模様。よかった…
- 中国アニメ掲示板はヴァイオレット・エヴァーガーデンと比較され、「人間の神経」と「人間の聖書」の間で話題になっているのが面白いところです。(参照)
- アニメ配信終了後のニコ生アンケート投票では、「とても良くなかった」の投票率が毎回何故か異常に高かった。これはポプテピピックに関しては「クソアニメ」として通常の高評価を低評価・通常の低評価を高評価に意図的に置き換えてユーザー側から投票されているため。ただし、「とても良かった」と「とても良くなかった」の投票率を合算したのが実質的な高評価としての投票率とニコ生配信版視聴者は認識している。
- 「ファ◯ク」サイン(中指を立てる行為)がやたら出てくるので、ポプテピピックのノリでそのハンドサインをやる者が一部で見られるようになった。ファ◯クサインそのものは挑発以上の敵意の意思表示であり、した瞬間一触即発になりかねない(特に外国人に対しては)とても危険な行為である。TPOと相手を弁えないと思わぬ誤解を与えて大変なことになってしまうので、良識と節度を守って楽しもう(ネット配信において劇中にFU◯Kサインにモザイクがかけられているのは、そういった事情があるからと思われる)。なおシーズン5の15-3で今更言及されていたりする(参照)。
- アニメ化してもなお容赦無くパロディネタがぶっ込まれているが、原作のパロディネタの多さ故に、責任の所在を明確にする必要があるという話になり、あえて制作委員会方式でなくキングレコードによる単独制作となった。作風が制作体制にまで影響を及ぼした例である。
- 第4話POP TEAM 8BITでときめきメモリアルネタがあったが、後に変則的な形としてコナミの「麻雀格闘倶楽部」においてまさかのときめきメモリアルとポプテピピックがクソコラボ(公称)してしまった。しかも、ピピ美が藤崎詩織のコスプレをする事態な上に、原作にもアニメにも無かったチートバグネタなセリフを本家本元でリスペクト仕返している(参照)。予想外の元ネタとのコラボである
- 大川ぶくぶ曰く、アニメ5話における「niceboat.」などの代替シーンは全て完成していたものの、「諸般の事情」により直前で差し替えられたらしい。
- アニメ7話POP TEAM 8BITのUNDERTALEネタ(※車に激突後、「OH…YEAH……」というボイスと共にピピ美が変なポーズで登場する。メタトンEXのパロ)を原作者トビー・フォックス氏が視聴し、大川ぶくぶに対しTwitter上でネタにしてくれたことに感謝を述べたという、ちょっといい話があった(参照)。
- アニメ8話のベーコンムシャムシャくんが話題となったが、Bパートの小西のアフレコが収録現場でもバカウケし、唐突に共演者の小野坂と浪川がスタジオでベーコンムシャムシャくんになりきってのタイトルコールの収録やオーディションを勝手に始める事態に。原作者は死ぬかと思ったそうな。(参照)更にAパートでは現行プリキュアの主人公役の声優が抜擢された所為で、放送終了後に始まったプリキュアで彼女の演じるキャラクターがネット上でひたすらベーコン呼ばわりされるハメになった。⇒キュアベーコン
- しかし、第4話と同じように、アニメ8話にはイントロから元ネタとのAパートコラボである。
- アニメ9話でファイナルファンタジー15ネタ(※ポプ子とピピ美が自動車に乗り、どっかで見た事のある黒い服の男と黄色の服のオッサンに押してもらうシーン)にFF15の公式Twitterが反応。「伝説的な神映画(ゴーストバスターズ、ロボコップ、ターミネーター、ショーシャンクの空に…等)と並べて餌食にしていただいたクソアニメには感謝しかありません。」と、皮肉まみれのコメントを残した(参照)。…スクエニ、おこった?。14話にて再度餌食になった、今度は体はFF15のリアルのものだが頭がポプ子とピピ美になっていた。こちらも公式Twitterが反応した(参照)。
- こちらの画像に石野卓球がTwitterで反応。ついには本当にコラボしてしまった。他の画像もこちらで見ることが出来る。
- アニメ10話に登場した日暮警部(目暮警部のパロディ)の声は1話の矢野正明氏が担当した博士と同様に誰かが茶風林氏の声真似をしていると思われていたが、なんと声優はまさかの茶風林氏御本人だった。特にBパートにおいてはポプ子とピピ美の声優たちも、元ネタ作品である「名探偵コナン」に大いに関わっており、「日暮だってよw」「いいんですか?w」「怖いもの知らずw」と失笑混じりにコメントしている。さらに同作の公式Twitterも「完全に理解しました」と反応した。(参照)また、第4話Bパートのピピ美は初代毛利小五郎でもある。
- アニメ11話の呪館 -JUKAN-におけるシャイニングネタ及びBパートのBBゴローの語りによる「Sニングのパロディーですよ」にワーナーブラザースジャパンの公式Twitterが「Sニング…私、気になります…」と元ネタのシーンの画像も貼って反応した(参照)。
- 最終話に再登場した委員会は新たに麦人氏がキャスティングに加わったが、そもそもはこれのパロディでありAパートAパートピピ美担当だと「エヴァンゲリオン」つながりになるが、Bパートだと「ニンジャスレイヤーフロムアニメイシヨン」で麦人氏はナラクを演じた為、なんとポプ子ピピ美共に「ニンジャスレイヤー」繋がりになってしまっている。
- これだけ声優を使いまくった結果、2019年6月23日に「ピピ美」と「ピピ美」が結婚するというちょっと何言ってるか分からない現象まで発生してしまう。
- 「POP TEAM 8BIT」でスパロボネタをやったせいなのか、本当にスーパーロボット大戦X-Ωに(期間限定)参戦というやはりちょっと何言ってるか分からない事態になった(実際、原作者も困惑した)。バリッてるピピ美(スーパーピピ美BARIモード)とスシってるポプ子の組み合わせ。本編シナリオでは、機神咆吼デモンベインと共にストーリーが展開され、最終的にG-BARI、いえ大張氏ご本人(実写)が登場するカオスっぷりを存分に発揮していた。
ちなみにX-Ωに登場したスーパーピピ美BARIモードのフィギュアも発売中!
- 22年9月下旬から『ラングリッサーモバイル』でコラボイベント。例の2人組は敵としても登場。また、浮遊城内を縦横無尽に蹂躙。庁舎前でも決めポーズする傍若無人ぶりを発揮する。
- 古川登志夫を始めベテラン声優陣がクソアニメ出演時に仕事を選べと炎上する(半ば賞賛を兼ねて冗談で言っている人もいたかもしれないが)も古川氏曰くそもそも役者(声優)は仕事を選べず依頼されたら引き受けるのであり、例え某宗教アニメだろうとクソアニメだろうと基本的に仕事を選ばない、断らない、引き受けるものだとベテラン声優陣が揃えて言う。これは声優業界と大人の事情である。その代わりギャラの支払いは他のアニメより良いらしい。
- 第13話Bパート(青龍ver.)の保志総一朗氏と石田彰氏が演じるランボーパロディネタがある映画の中盤のワンシーンを彷彿させる内容となっており一部では話題になった。
- 機動戦士ガンダムSEEDFREEDOMに登場するある姉妹がピピ美とポプ子をモチーフにしているのではないか、という噂が起こった。詳しくはリンク先を照会。
- 第13話Bパート(白虎ver.)のピピ美役の田中敦子女史は、放送から5年後の2024年8月20日に歿しているため、彼女が、ポプテピ出演経験者初の鬼籍入りと云う事例である。
関連イラスト
アニメ化公表以後、pixivではポプ子・ピピ美自体の絵が多数投稿されるようになったが……
ご覧の通り、何故か逆作画崩壊したイラストが多い。なんとなく既視感のある流れである。
しかもアニメ開始後は、2人が超人的というか人間離れしたキャラなため、こういったイラストのタグに「擬人化」と付けられる始末。
公式ではOPのほか、第7話、第10話、第12話で美少女(?)化した2人を少しだけ見ることができる。
また、毎回のキャスティングが「共演歴のある声優のコンビ」ということから、中の人ネタ(中の人繋がり)な作品も多数投稿されている。
予言者も存在している。
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指定ぼうりょk…もとい竹書房
えいえい_おこった? いっぱいちゅき♡ いやよくみたらクソむかつく 自爆するしかねぇ さてはアンチだなオメー あー一面のクソミドリ チェスト竹書房ォ゛ーイ゛!! ご当地三点倒立 もしもしポリスメン? エイサイハラマスコイおどり ナメプですわ! もう見た 竹書房ゥァア゛ーッ あーそーゆーことね完全に理解した しょーがねーだろ赤ちゃんなんだから
めんどくせーやーだよバーカ!! お前はよぉ!自分で探すってことをできねぇのかよ!?
ボボボーボ・ボーボボ ヘボット!:同じくらい内容がぶっ飛んでいて多数の中毒患者を出した「前例」。前者は加害者になったキャストがメインで4人も出演した他、24年3月11日にはポプテピ側がパロった。
ウゴウゴルーガ:90年代に放映された先進的でシュールな子供向けバラエティ番組。『CONTINUE』でのインタビューを始め、こちらもよく比較されることが多い。
マツコの知らない世界:2019年9月3日放送分のマツコの知らないWikipedia回にて検索ワードの1つとして掲載され、タイトルすら言えなかったものの、未見にもかかわらず興味を示された。
FUJIWARA:自身のYouTubeチャンネルにてアニメ第1期1話を初めて試聴してみた動画を公開したが、案の定展開についていけず困惑していた。なおこのことを知った大川氏は2人のイラストを描いてTwitterにて投稿している。
魔法少女にあこがれて:出版社繋がりの「クソヤバ」ブラックコメディ。何故かどう見てもポプ子とピピ美の髪型と髪色のモブがアニメ版で登場した。
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外部リンク
- ポプテピピック / 大川ぶくぶ / まんがライフWIN
- ポプテピピック セカンドシーズン / 大川ぶくぶ / まんがライフWIN
- ポプテピピック シーズン3 / 大川ぶくぶ / まんがライフWIN
- ポプテピピック - LINE クリエイターズスタンプ
- ポプテピピック2 - LINE クリエイターズスタンプ
- トレスト|公式コラボiPhoneケース
- アニメ公式サイト
公式サイトの12ある各項目の隅にいるポプ子とピピ美の格好はPOP TEAM STORYの内容を暗示している。