ピクシブ百科事典

メイドインアビス

めいどいんあびす

つくしあきひとによるファンタジー漫画作品。「WEBコミックガンマ」にて連載中。
目次[非表示]

大穴には 魔力があった
 
 その魔力が 人々を捕らえて離さないのである
 
  大穴の底を 見た者は
    
      まだ 誰もいない

概要

つくしあきひとによるファンタジー漫画作品。WEBコミックガンマにて連載中。 WEB上では本編(掲載期間限定、単行本発売と同時に単行本にある話は削除)と、幕間「ハウアーユードコカ」を見ることができる。

絵本のように繊細でかわいらしい絵柄と、それからは想像のつかないハードでリアルな展開が特徴。冒険の舞台である未開の大自然・アビスの神秘と美しさ、そして現実の自然さながらの冷徹さが余すことなく描かれていて、冒険という行為が持つ本当の面白さを感じられる作品となっている。
ジャンルとしてはダークファンタジーの部類。

ファンタジーの世界を舞台にした作品ではあるが、本作には治癒や転移を始めとする魔法、アビス内に棲まう生物およびそこから現れる遺物を除いてオーバーテクノロジーなものが一切登場せず、作中の道具は原始的な構造の機械が大半を占めている。細部まで綿密に練られた設定も魅力の一つであり、巻頭巻末や単行本中には登場した(未登場のものがひっそり載っていることも)生物や道具が資料として掲載されている。

作中にはさりげなく、表紙裏には堂々と差し込まれるフェティッシュな描写も特徴。
本作を機に、特殊な性癖に目覚めてしまった大きなお友達も少なくない……かも、しれない。

ストーリー

人類最後の秘境と呼ばれる、未だ底知れぬ巨大な縦穴「アビス」。その大穴の縁に作られた街には、アビスの探検を担う「探窟家」達が暮らしていた。彼らは命がけの危険と引き換えに、日々の糧や超常の「遺物」、そして未知へのロマンを求め、今日も奈落に挑み続けている。
主人公のリコは孤児院で暮らす探窟家見習い。アビスへの憧れが人一倍強い彼女は、母のような偉大な探窟家になることを夢見ていた。ある日の探窟で、リコは謎の存在に生命の危機を救われる。その何者かが放った熱線の跡を辿ると、そこには少年そっくりのロボットが倒れており…。

登場人物

リコ


リコ
CV:富田美憂
本作の主人公。詳細は個別ページを参照。

レグ


レグ
CV:伊瀬茉莉也
ロボットの少年。詳細は個別ページを参照。

ハボルグ
CV:稲田徹
黒笛(達人探窟家)の探窟家。無精髭を生やした体格のいい男性。料亭を営む妻・ラフィー(CV:生天目仁美)がいる。
見かけ通りの豪胆な人物で、リコとは彼女が幼い頃から面識があった。

殲滅のライザ 修正版


「殲滅卿」殲滅のライザ
リコの母親であり、白笛の探窟家。
「不動卿」オーゼンの弟子でもあり、孤児院のリーダー・ジルオの師匠でもある。
数年前、生還不能の六層以下へ「絶界行(ラストダイブ)」を決行し生死不明となる。
豪放という言葉では表しきれないほど、どうしようもなくやんちゃな性格の持ち主。
「度し難い」が口癖で、レグとも何らかの関わりがある節がある。
また、「度し難い」はレグの口癖でもある。

奈落の星


「不動卿」動かざるオーゼン
深層二層で暮らす白笛の探窟家。
詳細は個別ページ参照。

マルルク


マルルク
オーゼンと主に暮らす、リコと同じぐらいの年頃の少女(?)。
詳細は個別ページを参照。

黎明卿


「黎明卿」新しきボンドルド
白笛の探窟家。
仮面を被った、見た目も言動も怪しい人物。
詳細は個別ページ参照。

プルシュカ。


プルシュカ
ボンドルドの娘で、深界五層の「前線基地(イドフロント)」に住む少女。
詳細は個別ページ参照。

ふわふわのぬいぐるみだよー


ナナチ
アビス中層で暮らす「成れ果て」の一人。
詳細は個別ページ参照。

ナナチ


ミーティ
ナナチと共に暮らす「成れ果て」の一人。
詳細は個別ページ参照。

「神秘卿」神秘のスラージョ
白笛の探窟家。
現在はアビス内にいる模様。

「先導卿」選ばれしワクナ
白笛の探窟家。
現在はアビス内にいる模様。
同じ白笛であるボンドルドの台詞から、高齢であることが示唆されている。

ミオ
番外編「ハウアーユードコカ」にのみ登場する女性。
外国人の医者であり、作中ではリコと同じ孤児院の子供・キユイの診察を行っている。
7年前にもオースの町に立ち寄っていている模様。ある人物から、外見が7年前とまるで変わっていないと言及されているが……。

用語


アビス
約1900年前に南海ベオルスカの孤島で発見された、直径約1000メートル、深さ推定20000メートル以上の巨大な縦穴。人類最後の秘境とされている。
アビスの中には地上からの観測を妨げる謎の力場が存在し、未だに底はわかっていないが、中には独自の生態系、また様々な遺物が眠っており、日々探窟家達が探窟を続けている。
後述の上昇負荷の危険性から探窟家はランク付けされ、それぞれに深度制限が設けられている。 アビスは上昇負荷の重さによって大きく七つの「深界層」と「極点(アビスの底)」に分けられている。

上昇負荷
「アビスの呪い」「呪い」とも呼ばれる。
アビス内から帰還する際に必ず発生する謎の症状。高山病に似ているが、移動速度や体格に関係なくアビス内で下から上に層をまたぐ移動をすれば即発症し、現状避ける手段はない。
軽い物で吐き気や頭痛、深部であるほど症状は重くなり、全身からの出血や精神崩壊、 最悪死に至る場合もある。特に六層以降の上昇負荷は人間が生きて帰れないレベルのものであり、ここから下に行くことは即ち一生アビスの中で過ごすことを意味する。

- 深界一層(アビスの淵)
0~1350m。上昇負荷は軽い目眩と吐き気。
比較的安全で、呪いも軽いが、取れる遺物に期待はできない。
ここで採れる遺物の多くは、より下層で採れる遺物に比べて卵型に近い形状をしたものが多い。

- 深界二層(誘いの森)
1350~2600m。上昇負荷は重い吐き気と頭痛、末端の痺れ。あたりは森林で覆われており、
ある場所からねずみ返しのようになり、木々が逆さまから生える「逆さ森」に到達する。逆さ森付近は気流が不安定。
そこを真っ直ぐ行くとアビスの端に行くことが出来、二層の終わりには「監視基地(シーカーキャンプ)」が設けられている。

- 深界三層(大断層)
2600~7000m。上昇負荷は二層に加え、平衡感覚に異常をきたし、幻覚や幻聴を見る。
まっすぐに大きな縦穴が貫く断崖絶壁になっていて、強者の巣になっている反面、子供が入れる程度の小さな横穴には、比較的おとなしい動物が生息している。
横穴は巣になっており、そこを降りて行くと、四層まで降りることが出来る。

- 深界四層(巨人の盃)
7000~12000m。上昇負荷は全身に走る激痛と、穴という穴からの流血。
群生するダイラカズラという800mを超える巨大な植物が盃のような形をしており、かつ補食器から出る液体があふれているため、このような名になった。
特殊な力場の影響で空間は青みがかっており、非常に湿度が高い。

- 深界五層(なきがらの海)
12000~13000m。上昇負荷は全感覚の喪失と、それに伴う意識混濁、自傷行為。
ここまで来れるのは白笛の探窟家のみ。帰ってきたものも数えるほどしかいない。
水で覆われており、さらに下に行こうと思えば泳ぐか、滝を下る必要がある。水底に粘度の高い水があり、それが上部の水を支えている。
ここには「前線基地(イドフロント)」と呼ばれる関所のような施設が存在し、その中にあるエレベーター状の設備を利用すれば安全に下層に降りることができる。

- 深界六層(還らずの都)
13000~15500m。上昇負荷は人間性の喪失(=異形生物への変異と人間としての自我の消失)もしくは死。詳細不明。
六層からの上昇負荷によって異形と化した者は「成れ果て」と呼称される。
ここより深層への降下は致死的な上昇負荷により帰還が実質不可能となるため、「絶界行(ラストダイブ)」と呼ばれる。

- 深界七層(最果ての渦)
15500~???m。上昇負荷は確実な死。詳細不明。

- 深界極点(奈落の底)
推定20000m以上。アビスの底。詳細不明。

探窟家
アビスに潜る冒険家達の総称。探窟家が首から下げる笛の色でランク付けされ、ランクごとに潜れる深さの制限「限界深度」がある。 まだ潜ることの出来ない鈴付きから始まり、見習いの赤笛、一人前の蒼笛、師範代の月笛、達人の黒笛、英雄の白笛となっている。 白笛は「奈落の星(ネザースター)」とも呼ばれ、また各人ごとに「○○卿」という二つ名が付く。
ちなみに、鈴付きを含めて、探窟家は基本的に自身のランクに合わせた笛を身に着けている。

白笛(アイテム)
作中世界における英雄達「白笛」のみが持つアイテム。
デザインが一律の量産品である赤笛、蒼笛、月笛、黒笛とは違い、この白笛だけは色こそ同じ白だが、持ち主によって異なるデザインをしているオーダーメイド品。
素材には二級遺物「命を響く石(ユアワース)」が用いられており、それぞれが異なった「命の紋」を有するために持ち主以外は使用できず、偽造も不可能な仕様になっている。
後述する遺物の中には、この白笛を起動キーとして要するものもある。

遺物
アビスの中だけで発見される人工物の総称。それぞれ不可思議な性質を持つ。価値に応じたランクがあり、四級~一級、特級遺物に分類される。低級の遺物も海外では高値で取引され、特級遺物ともなると、国同士のバランスにすら影響を与える。それ以上に希少な歴史的遺物は「奈落の至宝(オーバード)」と呼ばれるが、その存在が公にされることはなく、半ば都市伝説的な代物として語られる。
なお、発見して持ち帰るのはあくまで探窟家であるため、秘匿あるいは略奪によって世に出回ることなく個人所有される遺物もある。

テレビアニメ

2017年夏アニメとして、TOKYOMXKBS京都サンテレビAT-XおよびBS11、ついでに六本木三丁目のお友達約2局、お台場のお友達約1局で放送。アニメーション制作はキネマシトラス

エンドカードは、毎回竹書房の雑誌に掲載されている漫画作品のキャラが遊びに来ている

関連項目

つくしあきひと

外部リンク

アニメ版公式サイト

pixivに投稿された作品 pixivで「メイドインアビス」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 1369325

コメント