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ゴモラ

ごもら

複数の意味を持つ。ここでは『ウルトラマン』を始めとするウルトラシリーズに登場する怪獣の中でも特に人気が高い【古代怪獣】について説明する。
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曖昧さ回避

ウルトラシリーズ以外に登場するゴモラの名称を冠するものについては「ゴモラ(分岐タグ)」を参照。

概要

別名:古代怪獣
身長:40メートル
体重:2万トン
出身地:ジョンスン島


ゴモラ ストロング・ゴモラント キリエロイド


三日月型の巨大な角と鼻の上の角、太く長大な尻尾が特徴のオーソドックスな恐竜型の怪獣。
実際、『ウルトラマン』の劇中でも恐竜の生き残りとして扱われている。

ウルトラマン

第26・27話「怪獣殿下」(前後編)に登場。

怪獣図鑑・ゴモラ


初代ゴモラ。別名「古代怪獣」。学名「ゴモラザウルス」。

ジョンスン島の岩山の中で眠っていたところを発見された。当初はゴモラの化石を採取・展示する予定だったが、あろう事か生きた個体が出てきた上、登場直後は寝起きで大人しかったため計画変更になり、同時期に開催されていた万博の展示品にするというとんでもない計画が持ち上がった。

■バトルスピリッツ  古代怪獣ゴモラ


ジェットビートルでの空輸による万博会場までの輸送を計ったが、その途中に麻酔が切れて暴れ出したため、やむなく高度から放り出したところ大怪我するどころか落下のショックで生来の凶暴性が復活、大阪を蹂躙した挙句大坂城を破壊し尽くす

大阪市内での一戦目ではウルトラマンを退けるものの、強力な武器であった尻尾を切り取られて力が半減した状態で大阪城公園で再びウルトラマンと対峙。今度は自衛隊科学特捜隊の支援もあって劣勢を強いられ、天守閣を叩き潰す被害を出しながらも、角やら鼻やらを折られた末にスペシウム光線で倒された。

勝手に連れ出された割にはあんまりな仕打ちだとして、劇中でも同情の声が上がり「遺体を剥製にして万博に展示する」という案が出された。とはいえ、亡骸が展示物扱いされるのは供養になっているのかといった意見もある(腐敗のリスクなどを考えると仕方がなかったのかもしれないが…)。

その後、第35話で怪獣供養が行われた際には、額縁に収まった遺影が登場している。

ちなみにこの回では子供達が怪獣の存在を信じていなかったり、ウルトラマンの変身方法がバレていたりと、現実世界寄りの特殊な演出が採用されている。

シリーズ初の前後篇のメイン怪獣であり、劇中では初めてウルトラマンを退けた事でムラマツキャップから「恐るべき怪獣」と評されており、強豪怪獣としての地位を獲得している。

TV版でゼットンにウルトラマンが殺されなかったパラレル世界の後日談を描いた劇場版『甦れ!ウルトラマン』ではゼットン星人の残党が操る怪獣の一体として登場した。

その後の活躍

ウルトラファイト

第196話「怪獣死体置場(モルグ)」のみに登場。円谷プロのきぐるみ倉庫でウーと激突した。

レッドマン

第18・20・21・23・95・96・98・99話に登場。
前半と後半で使用されている着ぐるみが異なっている。

18話では単独で登場。
レッドマンから必死に逃げ回っていたが、先回りされて追い詰められ、結局戦闘に突入。
最後はレッドチョップからのパンチの嵐を浴び、痙攣しながらぶっ倒れて敗北した。

以降は他の怪獣と一緒に登場する事が多かった。ウーとは割と仲が良さそうな様子であったが、メフィラス星人に対しては、レッドマンとの戦闘中でも容赦なく攻撃を加えるなど露骨な嫌がらせを頻繁に行っていた

ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団

タイのゴモラ
古代怪獣 ゴモラ(ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団版)


タイを襲撃する怪獣軍団筆頭として登場(劇中では「怪獣の帝王」と評されている)。恐らく歴代ゴモラの中でも一番酷い目に遭っている個体。スーパーゴモラと書く媒体もある。
ロケット打ち上げによる天候操作計画の失敗による衝撃と熱で覚醒し、地下から出現した。

タイラントドロボン達と共にハヌマーンを5体がかりで追い詰めたが、ウルトラ6兄弟が救援に来た事で一気に追い詰められる。
…が、あっさりとやられていく他の4体とは違ってしぶとく生き残り、ウルトラ兄弟が戦っている隙に自分だけ地底に逃げていたり、地上を逃げる少年アナン達を目ざとく見つけて狙い打とうとするという非道ぶりを見せ付ける。
さらには、口からの火炎や角からのビームの他に怪獣念力というよくわからない必殺技(エフェクトはブルトンのそれに酷似している)によって、アナン達を助けに来たウルトラマンとハヌマーンを圧倒する。カットされた場面ではこの念力の影響で火山の噴火や竜巻、津波といった天変地異が発生している。

しかし、他の兄弟によってそれを破られると、なまじ1体だけ生き残って暴れたのが災いして、ウルトラ兄弟とハヌマーンの全員から非人道的なリンチを喰らう破目になった。
両腕を押さえつけられて繰り返し頭を殴打されたり、這いつくばって逃げようとするところを囲まれていたぶられたり、岩を繰り返しぶつけられたりと、その様はまさに悲惨の一言であった(とは言え、上記の通りゴモラ達もハヌマーン1人を相手に数の暴力で痛めつけていたので、因果応報ではあるが)。
最期は、ハヌマーンの必殺技によって真っ二つに切られて爆死した。

ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団を見たよ



下記のゴモラⅡと併せて考えると、ゴモラには超能力を使いこなす素質が備わっているのかもしれない。

なお、この映画に登場する他4体の怪獣は円谷プロの倉庫から適当に選抜されたが、ゴモラのみはチャイヨー・プロダクション代表のソムポート氏からタイ国民に身近な水牛に似ている事から名指しで選ばれている。

ウルトラマン80

第22話「惑星が並ぶ日なにかが起こる」に登場。

ゴモラⅡと呼称され、初代ゴモラとは完全に別種。
初代ゴモラの祖先であるゴモラザウルスが地熱で別方向の進化を遂げたものとされる。
三日月形の角がもう一対生えているのが特徴。またパワー一辺倒の初代と違い、多種多彩な光線を発射する能力を備えている。このゴモラは珍しく完全な悪役として登場した。

ウルトラ超伝説

ジュダの命令によってウルトラの星へ侵攻し、人工太陽プラズマスパークを破壊して星を予言通りに暗黒へと追いやった。プロメテウスと対決し、その狂暴な力で巨大化の時間を消耗させるなどして善戦するも、アース号の記録を置換したアンドロ艇が放った重電子砲を背後から撃ち込まれ倒される。

後年登場し、メディアも違う『大怪獣バトル』の別個体が逆に星を守る事になろうとは、世代や次元、時空間を超えて宇宙の摂理がもたらしたものでは無いのだろうか?

ウルトラマンパワード

  • 身長:65メートル
  • 体重:5万5千トン

第11話「よみがえる巨獣」に登場。
詳細はパワードゴモラを参照。

有言実行三姉妹シュシュトリアン

第40話「ウルトラマンに逢いたい」に登場。

不思議な力を持つ流れ星「命の星」の力で命を与えられた着ぐるみ。
バルタン星人に扇動されてガラモンダダエレキングとともに暴れるが、最終的にウルトラマンによってM78星雲にある怪獣の星へ運ばれる。
本家に比べて赤みがかった体で、白い縞模様がある。

ウルトラマンマックス

  • 身長:58メートル
  • 体重:6万4000トン

第21話「地底からの挑戦」に登場。

「フリドニア」(架空の国)に生息する珍獣として登場。三日月状の角は、それまでの個体が褐色なのに対し、赤みが強くなっている。体格は初代に近いが、どこか愛嬌のある初代と比べて強面である。このゴモラは本来かなり小さい(といっても人間体)のだが、過激な自然保護活動を行う犯罪組織「GSTE」の手で巨大怪獣に改造されてしまった(当初はフリドニア共和国から密輸された怪獣だと思われていたのだが、フリドニア認可の下、「輸入」されていたというブラックな真実が明らかとなっている)。

長野県和奈村(架空の村)に出現して地底をマッハ2で進み、交戦したウルトラマンマックスに長い尻尾を切断されるが、その後も尻尾は動き回り、マックスを苦しめる(尻尾はゴモラの意思ではなく無差別に暴れ回り、周囲に被害を与える)。マクシウムカノンによって倒されそうになるものの、尻尾がゴモラの前に出てきて木っ端微塵になり、ゴモラ自身はギャラクシーカノンによって絶命する。その後、遺体はフリドニアに引き取られた。

実はこの話で登場するのはテレスドンの予定だったのだが、先に行われた人気投票で一位を獲得したゴモラに変更される事となった。これは『ウルトラマン』のジェロニモン回の再生テレスドンの出来事(当初はゴモラが登場する予定が前話に登場した着ぐるみがザラガスに改造されてしまった理由でテレスドンに変更された)と真逆となっている。
冒頭のシーンは、ロケ現場に着ぐるみが間に合わなかったため、CGで合成している。

着ぐるみは新造されたもので、以降の作品で改造を繰り返しながら長く活躍する事になる。

ウルトラマンメビウス

第42話「旧友の来訪」に登場。

ドキュメントSSSPに記録が残される古代怪獣(初代と同族・別の個体であるため呼称も区別されない)で、初代が出身地とするジョンスン島に出現した。宇宙同化獣ガディバに憑依され出現したが、ガディバが離れたためすぐに地底に戻った。
以降オリジナルは登場なしで、代わりにレッドキングの肉体を乗っ取ったガディバのコピーとして変身した。

ちなみに、『ウルトラマンSTORY0』や後述する大怪獣バトルでもレッドキングとゴモラは共闘しているほか、『ウルトラマンジード』でも両者の力を併せ持ったベリアル融合獣スカルゴモラが登場している事などを踏まえると、同じパワータイプ同士相性が良いのかもしれない。

ウルトラギャラクシー大怪獣バトル

ウルトラ戦士に変わる主役キャラとしてほぼ全話に登場。
レイが最も頼りにしているパートナー怪獣。

主役級となった事で、それまでのゴモラ達が出来なかったアクロバティックなアクションをこなす。主な必殺技は、あびせ蹴りのように前転しつつ尻尾を叩き付ける「大回転打」。

超振動波」という新たな必殺技も会得しており、本作以降ゴモラは地中を掘り進む際にこれを使用して岩を砕いている、という設定が付加されている(地中掘削において不便に見える角の存在についても、この設定によって説明が付くようになった)。これを使えるのはレイのゴモラだけではないらしく、実際に後のゴモラ達も同必殺技を使用している。
リボルケインのように敵の体に突き刺して打ち込むのを得意とするが、ゴモラⅡのように遠距離の相手を攻撃する事も出来る。
生身の怪獣相手には余程の強豪でない限り無類の強さを発揮した一方で、キングジョーブラックなどのロボット怪獣は苦手としているらしく苦戦を強いられる事が多かった。

主役級の特権として以下の様な派生も備えた。

EXゴモラ
ゴモラの最強形態。詳細はリンク先を参照。

レイオニックバースト

銀河に轟かせ大怪獣の雄叫びを


『大怪獣バトルNEO』で登場した、レイオニクスの力でパワーアップした赤いゴモラで、いわゆる中間タイプに相当する。トランザムと言えばよく分かってもらえると思う。
「超振動」で「赤く」て「焔」のように「光る」ので某RPGの主人公っぽくもある。
こちらの形態も相当な強さで、レイブラッド星人戦以外では苦戦すらしていない。むしろ作中表示される怪獣カードのデータを信じるならスペックはEXを圧倒している(特にスピード面は200程度しかないEXに対し、5倍以上の1000越えになっている)。ただし、暴走する危険性も孕んでいるため、実質EXゴモラの下位互換的な扱いであった。
ゲーム版では通常のゴモラをレイオニックバーストさせるか、最初からレイオニックバーストした状態のゴモラをスキャンさせて戦う二通りの操作方法が存在する。
また、ゲームでは他の怪獣もブレイブバーストを経てレイオニックバースト化させるシステムが存在するので、EXゴモラのレイオニックバースト版を操作する事が出来る。

ブレイブバースト
上記のレイオニックバーストの下位互換とも言える形態。
こちらは、色は通常時と変化なし。しかもほぼ同時にレイオニックバーストになれるようになったため、登場回数はたったの2回しかなかった。

メカゴモラ
サロメ星人がレイのゴモラを解析して作り上げたロボット。詳細はリンク先を参照。

ウルトラ銀河伝説

レイと共にウルトラマンベリアル率いる怪獣軍団と戦う。
序盤から中盤にかけてはザラガスブラックキングと戦い、怪獣墓場ではリトラと共にウルトラ戦士を援護。メビウスとの連係プレーで戦い、メビュームシュートと自身の超振動波による合体技「超振動メビュームシュート」も見せる。

着ぐるみは新造されており、頭部造形がより初代に近い顔付きとなった。
以降のシリーズではこれがゴモラの着ぐるみとして定番となる。

ウルトラマンギンガ

劇場スペシャル第2弾及び『ウルトラマンギンガS』に登場。

ゴモラ(SDI)
人工のスパークドールズの一つとして登場する。
ウルトライブシミュレーション内で礼堂ヒカルがウルトライブ。久野千草がライブしたアクマニヤ星人と渡会健太がライブしたガンQと戦って倒し、EXゴモラ、メカゴモラ、レイオニックバーストゴモラとの4大ゴモラ対決にも勝利した。

ゴモラ レイオニックバースト(SDI)
人工のスパークドールズとして登場。
渡会健太がライブし、ヒカルのゴモラ、美鈴のEXゴモラ、千草のメカゴモラと4大ゴモラ対決を勃発。メカゴモラを倒された千草がヤメタランスにライブしたため他のゴモラと同じくやる気を失うが、ヤメタランスへのライブが強制解除されやる気を取り戻したが、ヒカルのゴモラに倒された。

ウルトラマンギンガS

第6話「忘れられた過去」に登場。

地球から追放されたビクトリアンの末裔、ヒヨリがチブルスパークを使ってモンスライブする。『ウルトラマンメビウス』以来約7年半ぶりに悪役として登場したゴモラ。
ギンガと二度対決し、一度目はシェパードンの声を聴いたヒヨリが戦意を失った事でライブが解除される。
二度目の戦いではギンガの説得を一蹴し、尻尾攻撃で苦しめる。
やむなくストリウム光線を撃たれるが、シェパードンが庇った事でダメージを受けず、この事で改心したヒヨリによってファイヤーゴルザに立ち向かうが圧倒され、怪力で尻尾を引き千切られた上に超音波光線を受け敗北した。

尻尾を切られるという案は監督の田口清隆の提案によるもの。脚本の黒沢久子はゴモラの事を知らず、地味な怪獣という印象を抱いていた。

ウルトラマンX

物語開始時点から、主人公・大空大地がゴモラのスパークドールズを所持している(このスパークドールズは大地の父である鷹志博士がジョンスン島で発掘したもので、本編開始の15年前にウルトラフレアによって消息を絶った両親の形見らしい)。また、このスパークドールズから収集したデータを元に人工的に生み出されたサイバー怪獣電脳怪獣サイバーゴモラが登場。ウルトラマンエックスゴモラアーマーを纏う際に使用するほか、第11話では遂に実体化に成功し、以降はXioやエックスの頼もしいパートナーとして活躍する。

上記の経緯から、大地にとってはかなり思い入れの強い怪獣らしく、第14話でメカゴモラが出現した際には「あれがゴモラ!?」とゴモラの姿を騙った存在に対して驚きと憤りを露わにしたほか、第16話でテレビ局の取材を受けた際にはゴモラの事を「一番仲が良い怪獣」と話していた。
一方のゴモラも第11話にて大地の身の負担を案じていた描写がなされ、彼に対して何かしら特別な感情を抱いている節が窺える。

そして第19話「共に生きる」で遂に実体化を果たす。ダークサンダーエナジーが降ってこないようにバリアを張った場所で実体化実験が行われ、3分間限定で実体化したゴモラはサムズアップをしたりと大地やアスナと心を通わせるも、時間切れ直前にバリアを破壊して降ってきた巨大なダークサンダーエナジーを浴びた事でEXゴモラになってしまい凶暴化、工場地帯に出現して破壊の限りを尽くした。
エクシードXの力で元の姿に戻った後は、自らが破壊した工場地帯を見て全てを悟り、エックスにザナディウム光線を撃てというかのように手を広げて無防備な姿を晒すが、発射される寸前にスパークドールズへと戻っていった(ゴモラがスパークドールズに戻った理由については描写がなかったが、視聴者に様々な受け取り方ができるようになっているとの事)。

凶暴化したゴモラの駆除という最悪の事態は避けられたとはいえ、怪獣との共存を望む大地やXioの一同にとっては苦い結末となった。一方で、この出来事は、宇宙から様子を観察していたM1号に、人間もまだ他の生物達と共存できる可能性があるかもしれないと考えさせ、彼の心を動かすきっかけを作ったのも事実である。

ウルトラマンオーブ

第2話で、ジャグラスジャグラーの所有する怪獣カードの1枚として登場。
ダークリングを介して、マガグランドキング復活に利用されてしまった。
なお、このエピソードでは、ジェッタが『ウルトラマンマックス』でゴモラが登場したエピソードのサブタイトルである「地底からの挑戦」という言葉を口にするシーンがある。

ウルトラマンジード

怪獣カプセルの1つとして登場。
伏井出ケイが、レッドキングと共にベリアル融合獣の一体・スカルゴモラにフュージョンライズするために使用する。

ウルトラマンR/B

第20話「星屑の記憶」に登場。
美剣サキの実験の影響で古い地層が刺激されて目覚めた古代怪獣。
怪獣拘束システムをも弾く力を持ち、野生個体では初の超振動波も使用できる。

街を蹂躙していたところに現れたウルトラマンロッソウルトラマンブルと交戦し激戦を繰り広げるが、美剣が変身したグランドキングメガロスの攻撃をロッソやブル共々受けその後超振動波で反撃するも軽くあしらわれ、破壊光線を受け倒された。

最近の優遇な扱いとは思えないくらいに呆気ない退場だったが、何気に『R/B』では初の怪獣クリスタルで召喚されずに出現した野生怪獣という大変貴重なポジションだったりする。
怪獣や宇宙人が一切出現しなかった世界観の中で、このゴモラの登場は『R/B』という作品を揺るがす大きな存在だったとも言える。
そういった意味では今回もかなり優遇されていたのかもしれない。

ウルトラマンタイガ

チブル星人マブゼが所有するゴモラの遺伝子が登場。
レッドキングウルトラマンベリアルの遺伝子と組み合わせる事で、培養融合獣スカルゴモラが誕生した。

ウルトラマンZ

ゴモラは考えるのをやめた


第3話「生中継!怪獣輸送大作戦」に登場。
トンネル工事予定の五甲山から休眠状態の個体が露出しているのが発見される。当初は単にゴモラに似た岩だと思われており、「ゴモラ岩」と呼ばれていた(ゴモラの事が認知されている事から、おそらく過去にも出現が確認された怪獣である模様)。
目覚める可能性が0.1%と岩同然な状態だったため、ストレイジセブンガーを用いて無人島であるスフラン島に空輸する作戦が展開されたが、途中でスギ花粉の刺激で花粉症を患ってしまい、その刺激で覚醒してしまった(そのためビルを引っこ抜いて暴れながら痒そうに顔を掻き毟っている様子が見られる)。
覚醒後はセブンガーと互角の格闘戦の末エネルギー切れに追い込み、そこに現れたウルトラマンゼット・アルファエッジに対しても怪力で善戦(スラッガーのヌンチャクを口で受け止めて奪い捨てるなど)。その後ベータスマッシュにチェンジしたゼットに対してもくしゃみで花粉を吹き付ける毒霧攻撃(よく見ると直前に杉の木を倒して花粉をモロに吸ってしまっている)、超振動波、鉄塔を引き抜いての凶器攻撃などプロレスのヒール役のごとき戦いを展開し互角に渡り合う強さを見せるも、最後は空中に打ち上げられゼスティウムアッパーで倒された。

第3話


『マックス』以来約15年ぶりにウルトラ戦士の手にかかって死亡した本物のゴモラ
『R/B』の時と異なり、一話全体における純粋な悪役怪獣としての登場となった。
近年は悪意のない怪獣として生存するか第三者の手にかかり死亡する等のイメージが強いだけに、本編では無人島に休眠中のゴモラを輸送する作戦を展開する事から(サブタイトルの意味からして)生存すると思っていた視聴者もいた。また暴走した原因が花粉症であったため、「暴れたとはいえ人間側の都合で倒すのは少し可哀想」「味方のイメージが強かっただけにショックだった」とゴモラに同情する意見があった。
その一方で、「久しぶりに悪役としてのゴモラが観れた」「エンターテインメント作品である以上、一定のカタルシスは必要」といった感想も出た。
実際、第11話から「怪獣とは言え、人の都合だけで倒して良いのか」というハルキの迷いが描写され、第12話では今までにハルキが倒した怪獣の回想にも登場していた事から、敢えて人の都合に振り回されて倒された怪獣として描写された事はそれらの伏線だったとも考えられる。

なお、覚醒時にゴモラが目を開くシーンには『ウルトラQ』(および『ウルトラマン』)のオープニングタイトルで有名なBGMの一部が使用されている。

今回の個体も「人間に振り回された被害者」としての側面を持つゴモラのジンクスに当て嵌まったが、覚醒したきっかけが花粉症という自然現象だった事を考えると、花粉によっていずれは覚醒してしまい、それに伴って早かれ遅かれ人間に退治されていた可能性もある(実際、第12話でヨウコが「(可哀想だけど)今この世界に怪獣の居場所はない」と発言している)。『コスモス』や『X』のように人間と怪獣が共存出来る環境が整っていなかったり、特殊能力を持つウルトラマンがいない以上仕方のない事ではあるが、人間とゴモラの邂逅がお互いにとって不幸な出来事となってしまったのは、初代と同じやるせなさすら感じられる。

なお、彼が運搬される予定だったスフラン島の名は『ウルトラゾーン』第11・12話に登場する同名の島が元ネタと思われる。

第7話では、セレブロ/カブラギ・シンヤスカルゴモラへと変身するための怪獣メダルが登場している。

ウルトラマントリガー

第1話にて、シズマ・ミツクニが自身の持っていたGUTSスパークレンスにゴモラのGUTSハイパーキーを装填。
発射した光線で火星のコロニーを襲撃するゴルバーを撤退させた。

第9話では、世界各地で発見された怪獣の記録の一つとして南米から見つかったゴモラの壁画が登場した。

派生作品

漫画

ウルトラマン超闘士激伝

第1回銀河格闘トーナメントに出場する怪獣の一体として登場。棍棒とヘッドギアで武装し、闘士を名乗ってウルトラマンに襲いかかるが、棍棒をワンパンで粉砕され、さらに「今の君はただの武装怪獣にすぎない」とダメ出しを受けてあっさり降参した。
以降は修行を積んで大幅にパワーアップ。今度こそ闘士を名乗るに相応しい実力を身につけて第2回大会にも参加。ヤプール大戦でも闘士五獣士の一角として最前線を戦い抜いた。
OVAでの声優は西村智博

WEB連載中の『ウルトラマン超闘士激伝新章』では、第4回銀河格闘トーナメントに出場。ついに超振動波を会得し、ライバルのレッドキングを倒して1回戦を突破した。
ちなみにこのシーンでは、観客席にケイトそっくりな女性が登場している。

ウルトラマンSTORY0

バルタン星人の作り出した実験生物の一匹であり、原始の地球(新石器時代)にロケットに詰め込まれて投下された。脚が恐竜のような逆関節になっているのが特徴。
ウルトラセブンが呼び出したミクラスと力比べを行うが鼻先の角で腹を刺して撤退に追いやり、変身したセブンをも圧倒した。
さらに突如現れたレッドキングと共闘してセブンを追い詰め、エネルギー切れ寸前にまで追い込むも、最後の力を振り絞ったセブンのアイスラッガーですれ違いざまに首を斬り落とされて絶命した。

その後、ジェロニモンによってゾンビとして蘇らされるが、セブンのパンチで胸をぶち抜かれて爆死した。

酩酊!怪獣酒場

怪獣酒場江幸田店の常連としてたびたび登場。とある一件で知り合った考古学者の女性と不倫関係にある……と本人は思っているのだが、実際相手の方は古代から生きているゴモラを大切な情報源として接しており特に恋愛感情は持たれていない。
ジョンスン島の出身で大阪にいた頃にはニンゲンに尻尾を切られた事もあると語るなど『ウルトラマン』の個体にかなり近い生涯を送ってきたらしい事が伺える。
続編では「2nd」第6話では高層ビルにあるバーで再び考古学者の女性と相席。バーで流れていた曲を聴いて突然飛び降り、自殺だと勘違いされるが、ジェームス・ブラウンの「ゲロッパ!」の再現をやりたかっただけであり、何事もなく立ち上がった。
第52話ではついに一線を超えるものだと思われたが、濁り酒だと思っていたのはバリウム、服を脱がせたのはレントゲンを撮る為…つまり、これまでの関係はあくまで「研究対象」として興味があっただけだという事をようやく理解してしまい、放心状態になっていた。

ゲーム

ウルトラマンvsかいじゅうぐんだん!!PICO

3ページ目に登場。メフィラス星人ブルトンガボラヒドラと共に現れる。ゴモラをタッチすると吠える。ウルトラマンをタッチするとゴモラと戦闘開始する。山の頂上で押し合い対決をする。ボタン連打でウルトラマンが格闘してゴモラを押し出して山から落とせば勝ち。

5ページ目の怪獣対決にも登場。最大の武器である尻尾攻撃が強い。

ウルトラマン(SFC

ステージ7に登場。パンチ、キック、強力な尻尾攻撃をしてくる。
遠距離からでは、頭を低くして突進攻撃をしてくる。喰らうと大きく跳ね飛ばされる。
また、掴み攻撃では尻尾でグイグイと締め付ける。

ウルトラマン(PS2

怪獣殿下に登場。本編同様に角をへし折ったり、強力な尻尾を掴んでジャイアントスイングをすればもぎ取ったりする事が出来る。

スーパーヒーロー作戦

地球防衛軍(TDF)に捕まって麻酔を打たれてケージに詰め込まれ、研究用に日本に輸送される…とここまでは原作とそう変わらないが、それを見て「TDFがデビルガンダムを隠蔽しようとしている」と誤解したドモン・カッシュシャイニングガンダムで強奪を試みたためにケージが壊れ大阪上空から転落。地面に叩きつけられたショックですっかり目を覚まし、大阪市を目茶目茶に破壊して回った。
ウルトラマンとの戦いでは、八つ裂き光輪で尻尾を斬り落とされている。

ウルトラマンFE2

プレイアブルキャラクターとして登場し、ステージには大阪城や千里丘陵などゴモラが暴れ回った場所が二つも採用されている。

ウルトラマンFER

プレイアブルキャラクターとして登場。
ウルトラモードにて怪獣島に出現し、ウルトラマンに尻尾を引きちぎられて退散。
その後、大空洞でティガに遭遇し、戦闘意欲がないと悟ったティガに見逃されるが、カオスキリエロイドその場にいたからという理由で焼き尽くされてしまう。
別個体がバルタン星人の手によってEXゴモラに改造され、国防軍と交戦するが、コスモスのフルムーンレクトで浄化され、どこかへ去っていった。
とこのように、本作では被害者としての側面が強い。ゴモラが一体何をしたというのか。
しかしながら、この作品にてEXゴモラという姿を手にし、大怪獣バトルで活躍した事を考えれば、彼らの苦労は無駄ではなかった…と思いたい。

怪獣バスターズ / 怪獣バスターズPOWERED

無印ではパッケージに加えPVやTVCMでもゴモラが起用されている。

防具をゴモラシリーズで統一すると、MAリンク『ゴモラバースト』が発動。怪獣の攻撃を受けると、一定時間攻撃力が上昇する。ただしスーツ系防具は別のMAリンクが設定されている。
(以下、太字はPOWERED限定)

  • ノーマル
ミッション『密林の決死戦(ランダム)』(惑星レラトーニ)、『目覚めし力』『ゴモラ再び』『イニシエのプライド』『砂漠の超戦士』『モシリス怪獣決戦(ランダム)』『バギーデータ収集』(惑星モシリス)、『ていおうはねむらない』『よみがえる怪獣』(怪獣墓場)に出現。

突進攻撃を二回連続で繰り出してくる他、尻尾による攻撃(前後二方向のなぎ払いと浴びせ蹴り)には地震の追加効果があり、さらに近接戦では手の爪で引っかき、遠距離では鼻から放つ超振動波、加えて風圧効果のある威嚇と実に芸達者。

ドロップする素材アイテムは『ゴモラの皮』『ゴモラのキバ』『ゴモラのツメ』『茶色いしっぽ』『ゴモラのトゲ』『イニシエのツメ』『ゴモラの角』『イニシエの角』『赤の玉』『ブーストチップ』および『ブーストチップ+』。フリーズロック成功時は『赤光のルビー』が得られる。

研究によって開発できるのは『ゴモラ防具』『ゴモラ防具Ⅱ』『サンドストーム』『古代のつるぎ』『サンドホーン』『ゴモラハンマー』および『Gヘッド』。またこれらとは別に、パスワード限定で『ゴモラスーツ』が作れる。10体倒すと『エンシェントキラー』の称号が得られる。

  • 氷のゴモラ
ミッション『データこそすべて(ランダム)』『暴れる万年氷』『暴れる氷山』『氷点下の決戦』『極寒の地にすみつくもの』『コンル怪獣決戦(ランダム)』(惑星コンル)に出現。

極低温の環境に適応し、攻撃が氷属性になっており、超振動波に防御力低下の追加効果がある。

ドロップする素材アイテムは『ゴモラの白い皮』『ゴモラのキバ』『ゴモラのツメ』『フロストジェル』『ゴモラの白いトゲ』『イニシエのツメ』『ゴモラの角』『イニシエの角』『赤の玉』『ブーストチップ』および『ブーストチップ+』。フリーズロック成功時は『赤光のルビー』が得られる。

研究によって開発できるのは『GMアイス防具』『GMアイス防具Ⅱ』『GMアイススーツ』『スノーストーム』『氷河のつるぎ』『ホワイトホーン』および『アイスGヘッド』。10体倒すと『エンシェントアイス』の称号が得られる。

当該記事参照。
  • METEORゴモラ
ミッション『超進化ゴモラ』『METEORゴモラあらわる!』(惑星ワッカ)に出現。

角・ツメ・腹部が青く発光しているのが特徴。POWEREDにおいて、S4研究部門で作り出した存在であったことが判明している。

ドロップする素材アイテムは『ゴモラの皮M』『ゴモラのキバ』『ゴモラのツメ』『ゴモラのトゲM』『ゴモラの角』『赤の玉』『ブーストチップ』および『ブーストチップ+』。POWEREDではフリーズロックが不可能になっている。

装備類のレシピは、研究による開発ではなくパスワードで解放される。『ゴモラSP防具』『ゴモラSP防具Ⅱ』『GMスペシャルスーツ』『メテオストーム』『流星のつるぎ』『メテオホーン』および『メテオGヘッド』。1体倒すと『Tブレイカー』の称号が得られる。

当該記事参照。

ロストヒーローズ

アジト・キューブに出現し、ガディバに寄生される。そのため、中ボスの割にかなり耐久が脆く、あっさりと倒せてしまう。本作のベースには『ウルトラ銀河伝説』も含まれるが、味方陣営側のゴモラは一体も登場しない。

アニメ作品

ウルトラマンM78劇場Love&Peace

第1話「ウルトラドミノ」ではウルトラドミノが開催されていたスタジアムの地下を掘り進んだせいでドミノがあらぬ方向へ倒れていってしまう。地面から姿を表した際の姿はM78版のデザインでありながら、本物のゴモラと同じ巨大な姿であった。
第3話「ウルトラオーケストラ」ではウルトラマン達と同じサイズで登場し、トランペットを演奏していた。
カラーリングは原典とは異なり水色となっている。

出張出演

ウルトラ怪獣×住まい探し 

第5話に登場。ツイッターで物件探しを行なっており、ホームズくんの紹介で「大阪城が見えて、尻尾がはみ出さないバスタブのある物件」という条件に見合う物件に出逢う。しかも穴掘りが出来る庭があるという本人にとっては至れり尽せりな環境だったので大喜びで購入を決意した。

ライブステージ

ウルトラマンファンタジックライブ2007

メトロン星人配下の怪獣で、初代ウルトラマンと交戦したが、40年の戦闘経験を積んだウルトラマンの敵ではなく、スペシウム光線を浴びて倒された。

余談

  • 2009年の円谷のエイプリルフールでブログを開いており、ゴモたんとの愛称を持っていた。現在はゴモラそのものの愛称として定着しつつある。さらに、2010年の円谷ッターではTwitter上でファンと交流した。


  • 2011年大晦日放送の『絶対に笑ってはいけない空港24時』内の「絶対に驚いてはいけない空港」にて、ウルトラ怪獣ではM1号に先駆けて登場。メンバーに口から吐くガスを吹き付けた(ちなみに、M1号とは『X』第19話で間接的にではあるが共演している)。使用されたのは円谷プロ造形部が制作した、身長3メートル、体長6メートルにも及ぶアニマトロニクス・スーツ「で怪獣」ゴモラ

  • 2013年に行われたウルトラ怪獣総選挙では、ゼットンバルタン星人に次ぐ3位となった。人気上昇の背景は、やはり大怪獣バトルで主役に抜擢された経緯があったからであろう。
    • そして2016年の怪獣総選挙では、『X』での活躍のおかげかゼットンとバルタン星人を押しのけ、遂に1位となった。

  • 派生型含めて何かと尻尾を引き千切られて敗北するケースが多い(確認されているだけでも『ウルトラマン』、『マックス』、『メビウス』、『ギンガ』劇場版のメカゴモラ、『ギンガS』の計5回)。だが、切断された尻尾も自意識を持っているかのように行動するケースが多く、ゴモラ本体との連携で相手を苦しめたこともある。『マックス』や『メビウス』では敵の必殺ワザからゴモラ本体を守る行動を見せ、『ギンガS』では切断された尻尾がファイヤーゴルザの首に巻き付いて締め上げるという描写がある。
    • 「切断された後もしばらく尻尾が動き続ける」という点は、現実世界におけるトカゲと共通する。なお、トカゲは尻尾を再生させる事ができるが、ゴモラにも同様の事ができるかどうかは不明。


  • 初代の着ぐるみはザラガスに改造されている。『ウルトラ銀河伝説』ではゴモラ対ザラガスの対決が実現したが、このザラガスの着ぐるみは『マックス』から『大怪獣バトル』で使用され、『大怪獣バトルNEO』でレイオニックバーストにリペイントされたものが使われている。ちなみに同作のレイオニックバーストはそれに代わり『NEO』で新造されたものをリペイントしている。

  • 初代ゴモラのデザインをおこなった彫刻家成田亨は、ゴモラの角は黒田長政の兜にインスピレーションを受けたと語っている。また前傾している首は、前に迫ることにより巨大感を出すため大仏にも用いられている技法であり、奇しくも大阪万博での岡本太郎による太陽の塔の形状にも応用されている(なんと太陽の塔内部の生命の樹制作は成田氏)。

ゴモラさん



  • BAYONETTA」に登場する魔獣ゴモラ(「かーまーぼーこー!」で有名なアイツ)は旧約聖書由来ではなく、実はこのゴモラが元ネタである。

関連イラスト

やんのかコラ
行け!ゴモラ!


ウルトラ怪獣:ゴモラ
ゴモラ


古代怪獣ゴモラ
ゴモラ



関連タグ

ウルトラシリーズ ウルトラ怪獣
ウルトラマン ウルトラマンマックス ウルトラマンメビウス
大怪獣バトル レイ(大怪獣バトル) / レイモン(ウルトラギャラクシー)
ウルトラマンX 大空大地(ウルトラマンX)
ウルトラマンR/B ウルトラマンZ

ゴモラちゃん / 黒田ミカヅキ:ゴモラの擬人化キャラクター。公式公認のキャラである。
ゴモたん:↑ のルーツ?
キングジョー大怪獣バトルから何度も戦っているライバルと呼べる存在。
アンギラス/ネオジオモス:同じく大阪城付近で暴れ回った怪獣。

オトナ帝国の逆襲:序盤で野原ひろしが主演を務めた劇中劇及びそれに登場した怪獣のデザインは、ウルトラマンの第26・27話及び初代ゴモラのオマージュとなっている。

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