曖昧さ回避
- コランダム(鋼玉)と呼ばれる鉱物のルビー。本項目で解説。
- 『パネルでポン』のキャラクター → ルビー(パネポン)
- ゲーム『ポケットモンスター』シリーズの『ポケットモンスター ルビー』の事。→ポケモンRSE
- 漫画『ポケットモンスターSPECIAL』に登場する主人公の呼び名。→ルビー(ポケスペ)
- サンリオ・セガトイズ『ジュエルペット』シリーズのキャラクター。→ルビー(ジュエルペット)
- 海外アニメ『ルビー・グルーム』の主人公。→ルビー(rubygloom)
- 海外3Dアニメ『RWBY』のタイトル及び登場するキャラクター。→ルビー・ローズ
- ゲーム『スノボキッズ』シリーズのキャラクター。→ルビー=グリーン
- プログラミング言語の一種。→Ruby
- 漫画『ボボボーボ・ボーボボ』に登場するキャラクター。→ルビー(ボボボーボ・ボーボボ)
- アニメ『それいけ!アンパンマン』に登場するキャラクター。→ルビー(それいけ!アンパンマン)
- 『アンジュ・ヴィエルジュ』に登場するキャラクター。→ルビー(アンジュ・ヴィエルジュ)
- 漫画『プリズマ☆イリヤ』に登場するカレイドステッキ。→マジカルルビー
- 映画『ヒルズ・ハブ・アイズ』に登場するキャラクター。
- ゲーム『ラストピリオド』に登場するキャラクター。→ルビー(ラスピリ)
- アニメ『キラキラハッピー★ ひらけ!ここたま』に登場するキャラクター。→ルビー(ここたま)」
- 『モンスターストライク』に登場するキャラクター(モンスター)。→ルビー(モンスト)
- ゲーム『ドラゴンクエストⅩ』に登場するキャラクター。→ルビー(DQ10)
- 『【推しの子】』の登場人物。→星野ルビー
鉱物のルビー
赤色を呈する宝石の一種。その語源がラテン語で「赤」を意味する「ルベウス」(rubeus) に由来するように、正に「赤」を象徴し、代表する宝石である。
最上のものはミャンマー・モゴック地方で産出し、その深く鮮烈な赤色は「ピジョンブラッド」と称される。その美しさが古来より愛され、「宝石の女王」の名を持つ。
語源にも見える通り、あくまでも濃く鮮やかな赤色のもののみがルビーとされ、この赤が薄いものは「ピンクサファイア」に分類される。
宝石言葉は情熱、勇気、仁徳など。
鉱物学的には、コランダム(鋼玉)と呼ばれる鉱物の一種。酸化アルミニウムの結晶で、不純物として入り込むクロムにより赤く発色する。この赤色は緑単色光の中でも赤く発色するという特性を秘めている。
人工的に作ったものは、レーザー光源として使われるが、レーザーへの変換効率が悪いので産業・研究分野ではほとんど用いられておらず、美容医療用途やホログラム用光源として用いられている。
他に耐摩耗性が高いため、時計の軸受けやトラックボールのボール支持球に使われている。特にトラックボール用では、ステンレス球をボール支持球に採用している機種とは比べ物にならないほど長持ちする。
余談
- 漫画『ローゼンメイデン』のヒロイン真紅は、ドイツ語では「Reiner Rubin」と表記されるが、これを英語に訳すと「True Ruby」、本物のルビー、あるいは真の赤となる。
- 宝石の成分を調べることができなかった古代、そっくりの赤色を呈するスピネルがよくルビーと混同された。英国王室の宝冠中央に飾られている巨大(140カラット)な「黒太子のルビー」が、実はスピネルであることは有名だが、現在でも名称としてルビーが用いられている。ちなみに、スピネル自体はルビーに負けず劣らず美しく、かつ希少な宝石である。
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関連タグ
カーバンクル:本来は丸くカットされたガーネットを指すが、ルビーも含む。「赤い宝石を頭に乗せた幻獣」を指すこともあり、ファイナルファンタジーシリーズでは「ルビーの光」を放つ召喚獣としての出番が多い。