「いやっふー!! ろりっこゲットですよー!」 (プリズマ☆イリヤ)
「そんなの、私に逆らうものが悪に決まってるじゃないですか」 (hollow ataraxia)
「自分と戦うチャンスなんて、もう二度とないかもしれないですよ!? わかってるんですか!?」 (アーネンエルベ狂想曲)
概要
自称、愛と正義のマジカルステッキ。
キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグによって創造された、2本1対となる魔術礼装「カレイドステッキ」の内の1本。
『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』がアニメ化されて以来、こちらが初見の方も多いと思われるが、初出は『Fate/hollow ataraxia』である。
『hollow』では遠坂凛に対し、彼女の理性とか思慮とかをアレやコレやで強制的にブッ飛ばして(身体強制制御アリ)ブリっブリのテンプレ魔法少女「カレイドルビー」に変えた。
ちなみに『hollow』では「心の声がタダ漏れる」(=嘘がつけない)機能が備わっている。なんでも一説によると付与した人工天然精霊のはっちゃけぶりを目の当たりにした創造者のじじぃが「こいつはやべぇ」と直感して慌てて付け足した機能なのだとか。
シリーズ全体…というか型月世界全体で言えば、とにかくヒロインズを片っ端から魔法少女にしたがる、迷惑な存在。マスターの好みや考えや容姿年齢その他モロモロをブッ飛ばして魔法少女にしたがるため古参ファンからは型月オールヒロインズの敵とまで言われる始末。
(分かりやすいイメージ例を挙げると、コイツの杖バージョン)
作品によっては「プリズマ☆タイガー」だの「プリズマ☆セミラミス」だの「プリズマ☆ライコー」だの「プリズマ☆カーミラ」だのetc...etc...といった危険物に手を出そうとした痕跡も見られる。幸いにもこの時は未遂に終わったらしいが。
そして『プリズマ☆ファンタズム』においては「プリズマ☆スズカ」「プリズマ☆タツコ」「プリズマ☆ナナキ」「プリズマ☆ミミ」を実現……までは、まぁよかったのだが、ついに「プリズマ☆タイガー」に手を出してしまった。(ちなみに多元転身で呼び出されたタイガーの魔法少女姿はいろんな意味でとってもヤバかったらしく世界の意志によってモザイクがかけられるハメに陥っている)
ちなみに「黒桜の部屋」では「プリズマ☆サクラ」姿が一枚絵で登場した(※桜本人の妄想よる勝手なイメージです)が、イロイロと出っ張って引っ込んでぱっつんぱっつんでエラい事になっていた。(もっとも体形的な意味では妹の方がもっと危険であったが)
なおpixivあたりだと性別までブッ飛ばすような描写もあったり。(こちらはあくまで二次創作です)
性格
愉快型魔術礼装と呼ばれ「マスターいじりは私の生きがい」とすらのたまう、従者としては問題ありまくりの性格破綻ドSステッキ。元のマスターである遠坂凛の事はオモチャ扱いだが、イリヤに対してはからかうことも多いがオブザーバーとしての発言も多い。特に『ツヴァイ!』に入ってからが顕著。
喋り口調などは『月姫』の琥珀がイメージ的なモデルのようで、後から登場する妹のマジカルサファイアの方は琥珀の妹の翡翠を意識したと思われる。
能力
※カレイドステッキに共通する項目に関しては同項目を参照。
使用者との本契約には血液(DNA採取)によるマスター認証、接触による使用契約、オトメのラヴパワーが必要……とされているが、このあたりは世界や次第によってはルビーのシュミである可能性は否めない。ルビー自身が許可しない限り、マスターの変更は不可。
ステッキながら非常にアグレッシブでありカレイド流活殺術という48手の技を用いる。劇中では柄尻で相手の眼球を攻撃する「ルビーサミング」(翼側を用いて両目を潰す「裏サミング」も存在)や器用に翼を用いてデコピンを行う「ルビーデコピン」などが使われた。また、ステッキにしては恐ろしく多機能であり「カレイドステッキ間通信機能(テレフォン・モード)」や「簡易未来事象予報(占いモード)」「カレイドステッキ間の情報共有」などの24の秘密機能(シークレット・デバイス)を持つ。また音声を変更する事もでき、コンプエース付属ドラマCDでは渋い声になった(元の声が琥珀と被るための処置)。
そしてFGO2020夏イベントでは、なんとホースリールと散水ノズルになった。もはや杖(ステッキ)の剄(くびき)すら超越してしまったルビーちゃんが果たしてドコに至るのか、それはもはや誰にも解らない……かも、しれない。
関係人物
妹。性格が正反対
現マスター。
前マスター。
創造主。
関連タグ
マジカルアンバー:似て非なる、だけど非なりながら同一この上ないナニカ。起源は一緒なのだとか。
星の杖:カードキャプターさくらの主人公木之本桜が使用する魔法の杖の二代目。「封印解除」時の見た目がルビーと瓜二つである。