イリヤスフィール(プリズマ☆イリヤ)
いりやすふぃーるふぉんあいんつべるん
「 “友達” を見捨てたままじゃ、前へは進めないから……ッ!」
「世界を救う正義も、ひとりを助けるわがままも、きっとどっちも正しい……
だったらわたしは両方を目指す……ただ当たり前のことをするだけ!!」
氏名 | イリヤスフィール・フォン・アインツベルン |
---|---|
性別 | 女性 |
身長 | 133cm |
体重 | 29kg |
誕生日 | 7月20日 |
年齢 | 10歳 → 11歳 |
スリーサイズ | B61 / W47 / H62 |
イメージカラー | ピンク |
設定担当 | ひろやまひろし |
ILLUST | ひろやまひろし |
CV | 門脇舞以 |
別の世界に迷い込むのはわりと慣れっこ。普通普通。
『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』に登場するキャラクターにして同作の主人公。
『Fate/stay night』とは別の世界線に存在しているイリヤスフィール・フォン・アインツベルンである(『Fate/Grand Order』の記述を借りると「あり得たかもしれないifの姿」)。
年齢は本編と大きく異なり、正真正銘の10歳(誕生日も11月20日から7月20日にズレている)。
出自は変わらず「聖杯戦争の器(かぎ)となるべく生まれた」「願望機としての一作用としてある程度の願いを叶える力がある」と母アイリに、「生まれる前から調整され続け」とクロによって語られている。この世界での聖杯戦争は10年前に始まることなく(切嗣がアインツベルンを殲滅したことで)中止されたが、その時点ではまだ生後8ヶ月の赤ん坊だったことになる。
穂群原学園小等部5年1組に在籍しており、担任は藤村大河。現在は両親が海外に出張中であるため、冬木市で義兄の衛宮士郎、元アインツベルン家メイドのセラ&リーゼリットの三人と暮らす。
ある日入浴中に闖入してきたマジカルルビーに騙されて強引に魔法少女にされた事から、元の持ち主である遠坂凛と成り行きで主従契約。「クラスカード」の回収任務を代行することになった。
一人称は「わたし」。
物心つく前にアインツベルンから離れ、家族からの愛情を一身に受けて育ったため、『stay night』で見せた性格の歪みや残虐性はなく、年齢相応の天真爛漫な少女となった。冬ではなく夏が好きだったり、猫嫌いではなく猫好きだったりと細かい違いも見受けられる。子供らしく状況によってテンションや感情の起伏がコロコロ変わる。それでも変わり者ぞろいの仲間や、癖の強いクラスメイトや、ズッコケな大人達に比べればまだ常識的なので基本的にツッコミ役。
あくまでも一般人として暮らしてきたため、非日常的な出来事には耐性も主体性もない。処理能力を越えてヤバくなるとすぐに逃げ出し、深刻な状況では弱気になって何もできなくなる悪癖がある(クロ曰く、通称ウジウジイリヤ。特に初代〜『ツヴァイ!』が顕著である)。
一方、この悪癖は「戦略的撤退を判断する敷居が低い」「状況の好転を待つ忍耐力がある」事の裏返しでもあり、不確定要因により状況が目まぐるしく変化する現場では長所に転ずる場合もある。
少々ひねた小悪魔的な性格だった本編のイリヤと違い、素直で朗らかな性格のため友達が多く、自分の日本人離れした浮いた見た目も全く気にしたことがない(むしろ大好きな母とお揃いなので気に入っている)。たとえ始めはライバルや敵役だとしてもいつの間にかイリヤに絆されていたりするので、凛たちからは「敵と友達になっちゃう天才」「あの子のコミュ力は底が知れない」と驚かれている。根っからの主人公属性であり、イリヤの最大の長所と言える。
子供向けのアニメや漫画を好むが、魔法少女アニメを1クール一気見したり、日曜の朝から漫画をだらだら読み続けたりなど、楽しみ方は立派なオタク系。かわいいものに目が無く、たまにおかしなスイッチが入って見境が無くなる。例を挙げると、メイド姿の親友に(たぶん性的な意味で)興奮して襲ったり、白いマスコットの姿を目にするやテンションがおかしくなったり(『FGO』にコラボ出演した際も「変なスイッチ」が再現された)。なお、アインツベルンのメイド服は可愛くないからとお気に召さない模様。小学生女子らしくお洒落へのこだわりは強い。
自分で走り回ることのなかった本編のイリヤと違って運動神経は抜群。特に俊足に定評があり、かけっこは唯一の特技。その速さは「ライダーのクラスカード」の攻撃からも逃げ延びるほど。そのため、転校してきたばかりの美遊に負けたときは本気で落ち込んでいた。
性知識は恥ずかしがりながらも年不相応に興味津々で、やや耳年増。いざという時の積極性は非常に強く、ドラマCDではある事情から理性が吹き飛び危うく士郎と一線を越えるところだった。
このように、原作のイリヤとは異なる点が多いものの、時折妙に達観した価値観を見せたり、潜在的にSだったり、大切な人を傷付けられると頭に血が上ったりする辺りには面影を感じられる。
特に大切な人を守りたい時などは、たとえどんな絶望的な状況でも捨て身になって諦めずに戦い続ける強さも持つ。出力こそ違えど、ここも原作イリヤとの共通点である。
魔法少女になりたての頃は過酷な戦いに傷つき、迷ったり逃げ出したりして前を見られなくなってしまった時もあったが、答えはいつも前にしかないと気付き、最後には必ず前を見つめてきた。
たとえ何度間違えたり後悔したりしても決して諦めず、ただ真っ直ぐに未来を求めるイリヤの “我儘” は、別の世界で父や兄が目指した夢や理想と同じ “願い” なのである。
魔力容量、出力共に原作イリヤと同じく強大だが、アインツベルンから切り離されて育ったため、魔術に関する知識・技術は全く無い。魔術と魔法の違いや固有結界、魔術協会や聖堂教会といった、魔術師ならば当然持ち合わせている基礎知識もないので戦闘はほぼステッキの性能頼り。
カレイドステッキは使用者の「イメージの力」で能力が大きく左右するが、魔法少女アニメが原因の思い込みとポジティブな性格のおかげで魔法少女としての地力は高い。具体的には「飛ぼうと思っただけで高度な飛行をマスター」「身体をぬいぐるみに変えられても喋って動ける」など。
小聖杯としての機能も健在であり、ある程度の範囲なら『望んだことを叶える』能力もある。「転移魔術」や「夢幻召喚」なども予備知識なしで行使することが出来た。ただし、この作用はイリヤに隠されていた秘密によるもので、秘密の正体が姿を現したと同時に失われ、イリヤの魔力容量・出力も3分の1以下にまで落ち込んでしまうなど、大幅に弱体化している。
一方で、直感や発想力に関しては天才的で、高い幸運値も手伝って弱体化したあとも自身や仲間の窮地を(無自覚だったケースも含めて)何度も救っている。『ツヴァイ!』では「ツヴァイフォーム」、『ドライ!!』では「夢幻召喚」のように新しい戦い方も覚え、実践している。
『FGO』では、『砲撃』を単体、散弾、ビーム状にして放つ他、『斬撃』を放つのみならずブレード状にして直接斬りつける、周囲に展開した魔法陣から魔力砲を発射する、頭上から強力な光線を落とす、ステッキを投げつけて自立攻撃させる、ヘラクレスの斧剣を振り下ろすなどをしている。
※ 書籍マテリアルにおいては「中庸・善」と誤記されている。
2016年9月8日開催の『プリズマ☆イリヤ』とのコラボイベント『魔法少女紀行〜プリズマ・コーズ〜』にて期間限定サーヴァントとして登場。クラスはキャスターで、レアリティは☆5。
恒常☆4の多い衛宮一家としては例外的な☆5である。マジカルルビーもボイス付きで話す。
服装は霊基再臨毎に変わり、小学校の制服→魔法少女服→ツヴァイフォームと変化していく。
既にサーヴァントとして実装済みである他の家族と同一存在のキャラに対して、マイルームでの言及が多い。母親は声は同じものの「なんか違う」と感じている様子。赤い外套の弓兵は、時折イリヤを見つめているようだが、視線に気が付き振り向くといなくなる。父親は上記ふたり以上にややこしい別存在だったためか、クロと違って特に言及はない。当然といえば当然だが、別次元の彼女の相棒にも言及は無い(仮にこっちのイリヤに言及されてたら彼は恐らく自害しかねないが)。
主人公とマシュにはイベントストーリーで出会った当初から心を開いており、「〇〇お兄さん/お姉さん」「マシュお姉さん」と呼んで懐いてくれる。特にマシュへの親しみ方はルビーからも目に見えて分かるほど。またイベント限定ショップでは、エプロンにバンダナ姿の可愛らしい店員姿を拝ませてくれる。インフォメーション画面では、ルビーといつもの天然漫才が展開される。
この他『パールヴァティーの体験クエスト』では、小学校の担任教師を依代としている女神から半ば無理矢理「弟子EX号」としてタイガー道場的共演を果たすことになってしまった。別枠としてのノリの食い違いの差が激しく、無理矢理連れてこられた挙句に戦わさせられても不本意であったり、働きの報酬がブルマ差分というネタでも即刻拒否したり、宿題一週間分で釣られてその後に負ければ反省させられたりと、こちらの世界のイリヤらしく常識的な対応をしている。
また、復刻版では同時に親友も参戦したのだが……追加ボイスではその美遊とのカルデアライフを想像して変なスイッチが入っている。これにはルビーの方がブレーキを掛けた。
さらにイベントクリアで、イリヤの姿を模した本イベント第2幕の黒幕をモチーフにした漆黒の簡易霊衣『テスタメント・フォーム』を獲得できる。あくまで見た目を少し変えるだけなので、セリフやモーションに差異はない。一方、宝具使用時のカットインの表情は蠱惑的になっている。
そして2020年水着イベントでは、迷惑ステッキ謹製の秘薬を射たれて、ついに水着化。そして、クラスもお兄ちゃん(およびクロ)とお揃いになった。そちらについては該当記事を参照。
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
---|---|---|---|---|---|---|
藤丸立香 | E | C | D | B | A | A+ |
保有スキル
対魔力(B) | 本来はセイバーなどのクラススキル。魔術に対する抵抗力。転身中のイリヤスフィールに付与させる強力な魔法障壁。詠唱三節以下の魔術攻撃を無効化するが、大魔術・儀式呪法などは防げない。また、転身状態はこの他に物理保護、治療促進、身体能力強化など各ステータスに影響を及ぼしている。 |
---|---|
無限の魔力供給(C) | カレイドステッキ(ルビー)から文字通り無限の魔力が供給される。しかし、その出力は術者本人の魔術回路の性能に再現される為、まだまだ成長途中のイリヤスフィールはカレイドステッキの本領を発揮しきれていない。 |
愉快型魔術礼装(A) | 自称『ルビーちゃん』。正式名称は『マジカルルビー』。宝石大好きな魔法使いのお爺ちゃんが作った、魔法のステッキに宿る人工精霊(サポートAI)にして変身アイテム。並々ならぬ魔法少女へのこだわりで術者をサポートするものの、それ以外のタスクは頑として受け付けない。基本自分さえ楽しければそれで良い享楽主義者、故に愉快型。最悪なタイプの愉快犯である。 |
自然の嬰児(B) | 父・衛宮切嗣と母・アイリスフィール・フォン・アインツベルンの間に生を受け、ごく平凡な生涯をこそ望まれた奇跡を表す。その奇跡と二人から注がれた愛が、イリヤスフィールを祝福し、その小さな背中を押し続けている。 |
未来へと輝く(A) | 「自然の嬰児(B)」が変化したスキル。詳細不明。 |
あやしい薬(A) | ルビーが夜な夜な屋根裏部屋で精製している謎のお薬。正にアンバーハープ。原料は主に植物(毒草)。人知れずアインツベルン家の裏庭に怪しげな草花を植え付けて、見る人が見れば通報もののサイコガーデンを形成しているとの噂あり。怖いくらいに効果は抜群(自白剤、惚れ薬、霊媒水薬など)だが、大抵はろくでもない展開になるのでなるべく使用は控えたいところ。 |
宝具
多元重奏飽和砲撃(クウィンテットフォイア)
- ランク:A+→EX
- 種別:対人宝具
- レンジ:1~100
- 最大捕捉:1人
「わたしはもう、何も諦めない!」
『筋系、神経系、血管系、リンパ系、擬似魔術回路変換、完了!』
「これがわたしの全て……!『多元重奏飽和砲撃(クウィンテットフォイア)』!!」
ツヴァイフォームに変身して放つ最大の魔力砲。筋系、神経系、血管系、リンパ系を疑似的な魔術回路と誤認させることにより、全身のいたる箇所に深刻な損傷を受ける代わりに瞬間的に大出力を得る捨て身の技。全身を巡る五つの回路が奏で上げた壮絶な魔力の奔流は、星の光にも匹敵する殲滅力を誇るが、その反動も決して軽視できるような代物ではなく、反動の出所が悪ければ最悪内臓破損や神経断絶等によって命を落とす危険性も孕む禁術級の奥義である。
詳細は該当記事を参照。
ゲーム上での性能
カードバランスは《Quick:1/Arts:3/Buster:1+1》という某アーチャーと同じ型。
保有スキルは、1ターンの間Buster性能を上げる「愉快型魔術礼装(A)」、自身に1ターンの無敵&3ターンのNP上昇率UPを付与する「自然の嬰児(B)」、味方単体にHP回復+確率で3ターンガッツ(自動復活)と弱体無効1回を付与する「あやしい薬(A)」の3つである。
「無限の魔力供給」により毎ターン3%ずつNPが回復するものの、「陣地作成」を持たないため、通常攻撃のゲージ効率があまり良くない。とはいえ、「自然の嬰児」のNP獲得率アップ、そして仲間とのArtsチェインで補助していけば、3WaveまでのNP確保はなんとかこなせる。
「愉快型魔術礼装(A)」と合わせた大火力宝具で厄介な敵を撃ち取るのが基本。
幕間の物語クリア後はオーバーチャージ時の強化倍率が騎ん時と同等になることもあり、一発の威力は凄まじいものとなる。さらに追加されたNP獲得量増加とスター発生率増加は、育ちきったスキル程度の効果とは言え、同種効果を重ねてもらえればそれなりに回転率を上げる一助となる。
ただし、仮に宝具を高速連発できた場合、デメリットのデバフが蓄積することで段々と消耗がバカにならなくなってくる点には注意したい。こちらも味方に弱体解除や無効効果のスキルを掛けてもらうと良いだろう。弱体無効に関しては運次第だが「あやしい薬」で自力で付けられる。
また、「あやしい薬」は他の味方に使うことが可能なため、確率覚悟でガッツと弱体無効を味方にかけてサポートできる。両方失敗しても回復効果は確定なので、持久力の上乗せはできる。
万全の体制を整えて総攻撃の締めに持っていくことで真価を発揮する対ボスアタッカーであり、仲間の力を借りて最大限にブーストした切り札を叩き込む立ち回りが彼女らしく再現されている。
ただ、アタッカーとしての格は相棒や姉に水をあけられている感が否めない。ブレイクゲージにより一発の威力が活きなくなった現状では、尚更ゲージの重さが悪い方へとのしかかってしまっている。それでもキャスタークラスで単体大ダメージを狙えるという個性は健在。最近では様々なサポート向けサーヴァントも増えてきたため、まだまだ活躍の機会は見込める。特にアサシンorバーサーカーのレイドボスが相手になったときは、その大火力が存分に輝くだろう。
幕間実装により、宝具にNP獲得量アップが付加されたため、「自然の嬰児」の効果継続中に〔宝具AA→Ex〕でクリティカルを発生させれば、スキルレベル次第では間を置かずに第2射を放つことも出来るようになった。スター発生率アップも、元からそれなりに攻撃のヒット数が多いため活かしやすく、味方と合わせてスターをオーバーフローできれば、効果中にArtsクリティカルを連発して次発装填を進めることも可能になる。「あやしい薬」のランダム性、宝具のデメリットについても、それらを埋め合わせできるスキルを持つサーヴァントが増えているため、気にし過ぎる必要も少なくなった。さらに2021年8月には、強化クエストによって「自然の嬰児(B)」が「未来へと輝く(A)」へランクアップ。最大50%のNP増加が加わり、使い勝手が大きく上がった。
2019年1月23日に復刻コラボイベント『魔法少女紀行 〜プリズマ・コーズ〜 Re-install』の開催に合わせて戦闘グラフィックが刷新された。主にエフェクト関連がよりダイナミックで派手になり、新たに限定展開でバーサーカーの武器を取り出して攻撃するモーションが追加された。
宝具演出ではツヴァイフォーム変身時に背中の翼が戦闘時とは異なる派手なものに変更され、カメラワークや砲撃のエフェクトも元の演出の流れを崩さずにより臨場感のあるものに仕上がった。
プリズマ☆イリヤ
元魔法少女としてのライバルで生涯の親友。
しかし両者の積極性に欠ける性格が災いし本心を打ち明けられる仲には至っていなかった。
『ドライ!!』でようやく美遊の抱えていた秘密を打ち明けられ、美遊の過去や家族について知ったことで、自分たちが他人だけど他人じゃなかったことに運命的なものを感じる。
美遊とのやり取りはとても百合百合しいのだが、変なスイッチが入らない限り性癖は「ノーマル」なので「そっちの方向」は無しらしい(美遊の方は満更でもなさそうだが)。
イリヤにそっくりな姿をした褐色の肌の少女。彼女から分離した「小聖杯」としての人格。
始めはイリヤの命を狙っていたが、アイリの介入もあって和解に成功した。和解後は、どちらが姉なのかを争っている(一回を除いてほぼイリヤの完敗状態なのはご愛嬌)。
イリヤが全く気を遣わずに本音を打ち明けられる数少ない相手。
騒がしい日常の元凶其の一。変身アイテムでもある。序盤は一方的にイリヤを振り回していたが、物語が進むにつれてイリヤの無謀な行為や美遊関連の暴走を諫める場面も増える。
騒がしい日常の元凶其の二。ご主人様でもある。年長者としても魔術師としても尊敬しているが、同時に傍迷惑ぶりには辟易しており、ルヴィアとの下らないケンカに呆れ果てている。
『ドライ!!』にて出会った記憶喪失の少女。肉体年齢的には上であるものの、あまりに世間知らずである彼女に対しては姉、もしくは保護者的な立場となり何かと面倒を見ている。
イリヤの学友四人組。この内、美々は原作にも登場が示唆されている。
四者四様に過ぎるほど個性的で、互いに容赦ないツッコミを浴びせ合ったりもする。
4人とも友人として信頼しており、悩み事を相談することもある。
義兄。こちらの世界では一般人。
間違っても正義の味方とか目指した事は無い。異性としても好き。将来的には恋人になりたいとも考えているが、基本的に奥手で、照れ隠しから暴力をふるってしまう事も。「なんでさ(ガク」
こちらの世界でも一応メイド(……というか、メイド服も着ておらずもっぱら私服なのでむしろ家政婦が妥当か)。アインツベルンの事情は知っているが、魔法少女については知らない。
セラは不在がちな母の代わりに士郎と代わる代わる家事全般を請け負い、リズはメイドとしての職務を半ば放棄しダラダラ過ごしている(本来の役割は屋敷の守護役だが、こちらの世界の衛宮家はごく普通の一般家庭なので出番がない分、別の意味で「おうち警備員」と化している)。
尤も、イリヤにとっては2人とも主従の垣根を超えて今や大事な家族である。
実の母親。こちらでは「ママ」と呼んでいる。
現時点ではイリヤ達が魔法少女になっている事を知る数少ない人物。
イリヤ達に聖杯戦争の勃発を防ぐべく奔走していた事を伝える。通称「エアブレイカーママ」。その場の空気を壊して楽しそうに笑っているが、彼女の言葉がイリヤの背中を押すことも多い。
実の父親。こちらでは「おとーさん」と呼んでおり、特に怨恨はない。
しかし顔は映らない上、原作では現時点での会話は無い(外伝のCDドラマなどではある)。
この世界では穂群原学園初等部にてイリヤのクラスの担任をしている。
何気に先述した、龍子・雀花・那奈亀と合わせると四神モチーフとなる。
なお『FGO』で邂逅する同名の人物は『stay night』の世界の記憶を持つ藤村大河であり、この世界の藤村大河とは別人……たぶん。その割にはやけに息があっていたが。
ひょんなことから長い時を共にした友人。
Fate/Grand Order
契約したマスター。
初見でカッコいいお兄さん/お姉さんという印象を抱いており、かなり好意的。
突然戦いに巻き込まれた一般人という点で通じるところがあるのかもしれない。
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