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ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト

るゔぃあぜりったえーでるふぇると

ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルトとは、ビジュアルノベルゲーム『Fate』シリーズに登場する人物の一人。
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「ご評価いただけて嬉しいですわ。

つまり、それだけエーデルフェルトの家系を恐れながら、私たちが果実を口にするのをどなたも止められなかったということですもの」

プロフィール編集

綴りLuviagelita Edelfelt
身長160cm
体重49kg
誕生日6月6日
好きなもの鍛え抜かれた美。厳しい鍛錬、厳しい戦い、最終的な勝利
嫌いなもの才能にあぐらをかいた才人。打撃系魔術師。鳶に油揚
決戦の日宝石魔術王者決定戦
魔術系統宝石魔術。彼女の場合、とりわけ流動に重きを置いている
魔術回路質:B++ / 量:B+ / 編成:正常(双乗)
CV伊藤静 / 田村ゆかり([Realta Nua])
玉置成実

概要編集

フィンランドの魔術の名門、エーデルフェルト家のお嬢様で現当主。通称ルヴィア。

「地上で最も優美なハイエナと評される一族のあり方に相応しい、優雅さと強かさを兼ね備えた少女。

ロンドン編を始めとする各作品では、遠坂凛のライバルとして競いを繰り返している(魔術的にも恋敵としても)。


ルネサンス期から続くエーデルフェルト家は、他の魔術師が争っているところに介入して両成敗し、争いの元になった貴重な資源や霊地を自分らが頂戴するという海賊じみた家で、先述された異名もココからくる。

また、代々二人の当主を持つという珍しい特徴があり、ルヴィアの代では大人しい性質で田舎にこもっている妹がいるらしい。


元々は『Fate/stay night』の後日談で言及されるだけの人物だったが、『Fate/hollow atarxia』で正式登場。

ロンドンでの回想シーンや電話越し(ただし並行世界の)に登場するなど、直接ではないが出番を得る。

Fate/unlimited codes』では隠しキャラクターとして出演。その後は『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』でレギュラーキャラに抜擢。


以降、長らくギャグ的なポジションでの登場が続いたが、ついに『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』にてシリアスデビューを果たす。長かった・・・。


人物編集

青いドレスを優雅に身にまとい、見事な縦ロールの金髪をなびかせる少女。「天工が魂を注ぎ込んだとしか思えぬ美貌」「オーラや聖霊といってもよい、常人には得難い美質」とまで形容され、その鮮烈なあり方は人の目を強く引きつける。


誇り高く優雅で気品に溢れ、容姿端麗、成績優秀と非の打ちどころのないお嬢様。……という姿は表向き。実は負けず嫌いで攻撃的な本性を隠し持っている。

要するに西洋版の遠坂凛そのもの(※胸のサイズを除く)であり、彼女とは同族嫌悪でいがみ合う仲となる。魔術の学び舎であるロンドンの「時計塔」では彼女と凛の乱闘による被害が絶えない。

恋愛観は大きく異なり、凛が奥手なのに対して彼女は積極的にアプローチを掛ける肉食系である。


先祖が冬木の第三次聖杯戦争(『Fate/Zero』のさらに一つ前)において仲間割れによる自滅という極めてしょうもない理由で敗北しており、その際に片方が死亡し帰国したもう片方の逆恨みの影響で日本と遠坂家に対して大変な敵愾心を持っている。

その時先祖が拠点として購入しそのまま放棄された通称『双子館』は未だ冬木市に残っており、第五次聖杯戦争(及び『約束の四日間』)におけるバゼットの拠点として利用される。


『hollow ataraxia』における並行世界の一つでは、彼女が衛宮士郎執事として雇用している未来があり士郎を『シェロ』と呼ぶようになるらしい。この場合凛とは恋敵という関係が加わりさらに険悪なことになる。後に凛の渡英に士郎がついて行った場合恋敵となりいがみ合う関係に落ち着くことがUBWにて判明している。


基本的には一般常識よりも魔術を優先する『魔術師らしい魔術師』なのだが、彼女の場合気に食わない相手の排除に暗殺などの汚れ手段は決して使わず、決闘による決着や、社会的に無価値を証明するといった、ある意味では正々堂々と言って良い手段を好む。

『地上のどこでも通用する正攻法』を用いる清廉なあり方を持っているため、『魔術師として正しすぎるがゆえに魔術師らしくない』とも言われている。


能力編集

その能力は名立たる魔術師や魔術使いに引けをとらず、数々の有力な魔術師を輩出してきたエルメロイⅡ世をして「純粋に才能を問うのなら、自分が見て来た中で間違いなく五指に入る」と言わしめる、掛け値なしの天才。


凛同様彼女もガンドと宝石魔術を得意とする。属性は『地』。

ただし言峰によって金銭事情を厳しくさせられた凛と違い、彼女には供給源を含めた潤沢な資金があるため、宝石の調達に困ることはない。

派手好きな性格と相まって惜しみなく盛っていくが、それが失敗の原因となる事もしばしば。


厳密に言えば原典の宝石魔術とは異なり『魔力そのものの流動に宝石という媒体を使った、特殊なルーン魔術』。そのため原初のルーンとも違った独自のアレンジが加えられており、詠唱にも英語を使用する。

また彼女の家系もキシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグを大師父としている。


物理攻撃面においては、凛の八極拳に対するプロレスの使い手で、護身術や嗜むというレベルを超えている肉体派。得意技はバックドロップで、『淑女のフォークリフト』の二つ名を持つ。

戦いの度に破れるともったいないという理由で、彼女が着ているドレスの袖は着脱可能になっている。

彼女に投げられた者は「星が見えたスター・・・」と呟き倒れるのがお約束だったり。

本人曰く「Catch As Catch Canは淑女の嗜み」だそうな。


他作品での活躍編集

プリズマ☆イリヤ

凛と共にクラスカード回収任務を受けた時計塔の魔術師。他の作品よりもやや大人げなく、作者自身も「だいぶ本来の姿とは遠い優雅さ七割引」と評している。


凛同様に私闘に魔法少女の力を用いたせいでカレイドステッキのマジカルサファイアから見放され、魔法少女カレイドサファイアとしての力を失ってしまう。

ルヴィアの元を訪れた謎の少女「美遊」の願いに応え、メイドとしての仕事、義妹としての社会的立場、そしてカレイドサファイアの力を彼女に与え、その代わりにクラスカード回収任務に協力させている。


『ツヴァイ!』では凛共々「少しは協調性を学べ」とお叱りを喰らったことから穂群原学園へと編入し、士郎を巡って凛と度々喧嘩している。また、宝石の調達資金が尽きた凛をメイドとして雇い、なにかにつけてイジリ倒す。

途方もない財力を持っており、住まいである豪邸を即座に建築させ、美遊やクロの戸籍情報を偽造したりしている。


ロード・エルメロイⅡ世の事件簿

アッシュボーンの遺産を求め、「剥離城アドラ」に第二従僕クラウンと共に参加。初めはエルメロイⅡ世達と敵対していた。彼の魔術師としての在り方に嫌悪を覚えるものの、その指導力を認め最後は指南役に任命。


他作品のコメディタッチな面はなりを潜め、『魔術師』としての冷徹かつ毅然とした姿を披露するが、彼女特有の堂々とした正道ぶりは健在。

それまでの姿との余りのギャップは負方向のご都合主義者に「お笑いタレント路線のアイドルが演技派女優に転身して成功するようなもの」と例えさせたほど。


アニメでは3話から登場。優雅というよりはジョジョ立ちに似たポーズを見せている。

第6話では買い取ったばかりのデパートを訪れていたグレイ及びライネスと遭遇し、共にショッピングを楽しんでいたが彼女の改装が原因でひと騒動起こってしまう。


その後の『魔眼蒐集列車』編からは獅子劫界離と共にエルメロイⅡ世から「征服王の外套」を盗んだ実行犯を探すことになる。


『冠位決議』ではアルビオンに突入するエルメロイⅡ世を助っ人共にサポートする。


ロード・エルメロイⅡ世の冒険

前作に引き続きエルメロイⅡ世の弟子として登場。ライバルである凜との関係でⅡ世の頭を悩ませている。


Fate/Grand Order

2018年の夏イベントに『彼女が描かれた限定概念礼装』が登場した事から、FGOにも何らかの形で登場するのではないかと一部のプレイヤーから期待を寄せられていた。


そして翌年4月、『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』とのコラボイベント『レディ・ライネスの事件簿』にて疑似サーヴァントとして正式登場を果たした。

詳しくはアストライア(Fate)を参照。


人間関係編集

遠坂凛

魔術の才能も考え方も似通っており、好きな異性のタイプも似ている、同族嫌悪のライバル。

『プリズマ☆イリヤ』第2部では彼女をメイドとしてこき使うが、その都度逆襲されている。

アニメUBWのエピローグでは、戦闘訓練という体で対決。無論、訓練とは名ばかりで、両者共に容赦のない攻撃の応酬が繰り広げられた。


間桐桜

ほぼ裏設定ではあるが、これまた別の平行世界においては運よくエーデルフェルト家へと養子に出された彼女の義姉となる。

その後、やりたい放題で自分色に染めたらしく、桜も高笑いとレスリングが得意なお嬢様に育ってしまったとのこと。


衛宮士郎

平行世界の一つにおいて「シェロ」と呼び信頼するようになる。

アニメUBWのエピソードでは、お互いに道に迷っていたところで彼に一目ぼれ(日本人の中で例外として心を許せる人物)したことが判明。更に同じアパートの住人で、執事のアルバイトをしていることも判明(ちなみに士郎は彼女をさんづけしている)。


美遊・エーデルフェルト

『プリズマ☆イリヤ』においてルヴィアの元を訪れた謎の少女。ルヴィアが保護してメイド兼義妹にしている。

言い出せない事情がある事は察しつつも、姉として優しく見守っている。


ロード・エルメロイⅡ世

剥離城にて初めて顔を合わせ、彼に部屋を間違えられラッキースケベの被害者に。その後認識を改め、時計塔での指南役(教師)に任命する。

『プリズマ☆イリヤ』の世界線では違う出会い方となった様で、凛と起こした数々の大騒動で共々お叱りを食らう。


カルマグリフ・メルアステア・ドリューク

考古学科のロードであり、鉱石科における凛とルヴィアの教師。

彼女たちからは「カルマグリフ先生」と呼ばれている。


フラット・エスカルドス

時計塔での先輩。彼から「ちゃん」付けで呼ばれてるが軽いノリの態度を含め余り快く思ってない。


事件簿の劇中で存在が明らかになった。名前が×××・エーデルフェルト、性別は女性、相思相愛の婚約者がいる(らしい)、属性は火であること以外のプロフィールは不明。

おとなしい気質なので実家でこもってるらしい。姉が話すときの素振りから姉妹仲は良好なのではと推測された。


オーギュスト

プリヤに登場した老執事。重火器類の扱いに長けた人物。


クラウン

事件簿に登場した第二従僕。モヒカン頭が特徴。上記のオーギュストと同じく道化を意味する名前。


関連画像編集

ルヴィア嬢胸囲の格差社会まとめ


関連タグ編集

Fate/staynight Fate/hollowataraxia プリズマ☆イリヤ ロード・エルメロイⅡ世の事件簿

魔術協会 エルメロイ教室


アディリシア・レン・メイザース三田誠の作品、レンタルマギカの登場人物。性格、外見など共通点が多い。後に三田自身が、『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』でルヴィアを描く事になった。


卑弥呼(Fate):Realta Nua版の中の人繋がり。

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