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「士郎~、ちゃんと帰ってくる?」

プロフィール編集

身長165cm
体重■■
スリーサイズB■■/ W■■/ H■■
イメージカラー
特技剣道、自堕落、不思議空間
好きなもの万物全て
苦手なものライオン
天敵イリヤ
CV伊藤美紀 / 金元寿子(学生時代)

概要編集

衛宮士郎の姉的存在で、穂群原学園の教師。初恋の相手でもある。

黙っていれば美人ではあるが日常の象徴にしてギャグ担当、衛宮家三大食欲魔人の一角。

愛称は「藤ねえ」もしくは「冬木の虎」、「タイガー」。

しかし、本人はタイガー呼びは気に入らない模様。

また、実際に虎のことをどう思っているかについては、「深く憎み、同時に深く愛している」らしい。


略歴編集

深山町に本拠を据える藤村組の組長・藤村雷画の孫娘。

両親のいない士郎の保護者で、衛宮邸には時折様子を見に来る……とのことだが作中ではほぼ入り浸りである。衛宮家とは切嗣が生きていた頃からの付き合いで、当時は切嗣目当てで衛宮邸に遊びに来ては士郎と喧嘩していたらしい。なお当時は正真正銘、美少女であり士郎にとっては初恋の相手だったが彼女にとっては衛宮切嗣が初恋の相手だったようだ。今の姿からは想像も付かないが。


センシティブな作品藤村大河藤村大河


どうしてこうなった……。

【パロ絵】Fate/staynightの真のヒr\SSF/藤ねえ


かつて衛宮邸に通い始めた頃は暗い性格であった間桐桜に影響を与え、笑顔を取り戻した。

士郎や桜にとって姉のような人物であり、衛宮邸住人では最年長ではあるが、最近では飢えたトラ扱いされている面もある。


穂群原学園では英語教諭、2年C組の担任で弓道部の顧問

士郎曰く「学校ではきちんと教師をしている」らしいが自分のテリトリー(2-C教室や弓道場)ではだらけてしまうようだ。


人物編集

自堕落な姉としっかり者の教師の二面性がある、色んな意味で魅力的な人物。


教師としては信頼厚く、その親しみ易さから相談事を持ちかける生徒も多い。彼女もまた相談内容を真摯に受け止める生徒想いな教師で、恋愛経験の浅さから生徒の気持ちを理解してやれずに思い悩むこともあった。


衛宮邸では自堕落、わがまま、暴君姉としてとにかく他の住人を困らせる(主に士郎)。しかしそれでも一番士郎の事を理解している人物なのだとか。


だが本編中、士郎から異性として意識される事は皆無であり「異性というより異星人」といった扱いされ、『トラぶる花札道中記』ではサーヴァントの大河が遠回しに本編での自身を「お色気ムンムン女教師」だと言った際、士郎から「藤ねぇに欠けているもの」と皮肉られた。


仮に彼女のルートが実装された場合、3秒で終わることが、公式に明言されてしまっている。しかし、大河ファンからはそれだけ士郎の理想の女性であると解釈されているがその真偽は・・・。


また、虎としての野生の勘なのか、聞かれたくないことや隠したいことなどを突いてきたり、教師としてや姉貴として歪な心とまっすぐの情熱で進み続ける士郎を心配したりなど、決して暴君キャラとしての一面しかないわけではない。


本編ではくだらないことを言って場を和ませる程度だが、後述のタイガー道場ではメタくてはっちゃけた発言ばかりする。

そういった面も含めて「自由すぎるキャラクター」として扱われることが多く、ギャグ主体のエピソードに登場したときの天衣無縫っぷりは凄まじい。


どんな無茶でも「藤ねえなら仕方ない」とファンはおろか型月スタッフすら納得しかねない自由の権化。ただしあまりにもその行為が行き過ぎると「そこまでにしておけよ藤村(SSF)」とツッコまれるのがお約束。


反面、『ちびちゅき!』では教師陣や生徒たちに奇人変人が珍しくない為、苦労人ポジションになってしまった。


能力編集

剣道五段。かつては「冬木の虎」と呼ばれ、親しまれた。段位認定の経過年数制限の下限(制度上の最年少)で取得しているわけで、センスの高さは半端ではない。

剣術の腕前は両儀式と同じくらいで、虎竹刀のいざこざがなければ全国大会を制していたとも。運動神経は抜群で何をやらせてもすぐに順応するが、団体競技は苦手。


強いといってもあくまで人間の範疇なので葛木宗一郎と戦っても本来は勝ち目などないのだが、彼女のはパラメーターに直すとEXというとんでもないもの。

なので場合によってはどこからともなく出てきたバナナの皮で葛木がすっ転んで自滅、(別に何もしていないのに)藤ねぇ完全勝利ということも十分にありうる。つまり藤ねえのような人間に喧嘩を売っても割に合わない、ということ。


ちなみに魔術とはなんら関係無い一般人にもかかわらず、Fateルートではライダーの宝具『他者封印・鮮血神殿』内でも根性と教員魂で意識を保っていた。UBWルートに至っては発動時間が短かったせいか、医者から献血を勧められる程の健康ぶりである。タイガー恐るべし。

ギャグ作品でもしれっと聖杯戦争関係者サイドに混じっている事が多く、しかも誰にも突っ込まれない。


タイガー道場編集

センシティブな作品

バッドエンド救済コーナー「タイガー道場」の道場主。

本編ではないことを良い事にヒロイン達や他の出演者の悪口を言って、人気や評価を下げたり、逆に自分に対しては自画自賛し、ファンやスタッフに自身をメインヒロインに仕向ける発言が多い傍若無人ぶりを見せ、一方で結末によっては同情する描写も見せる。

尚、2度目の道場アニメ化では大河が暴れまくることにより予算問題まで出てくるエライことになる。


『トラぶる花札道中記』によればサーヴァントの一種らしく、クラスは「従者(サーヴァント)」。ブルマと契約していたとかなんとか。クラス特性は無いものの、マスターが望む限り現界させ続けることができる。


主武装はストラップ付きの竹刀「虎竹刀」、みかん一個で発動可能な固有結界「無限の道場(タイガー・魔方陣)」を宝具とする。


人間関係編集

衛宮切嗣

隣家に現れた男性。存命時は憧れの人で、彼目当てに衛宮邸を訪れては士郎とがやがややっていた。


衛宮士郎

弟分。クラス担任、部活顧問、英語授業の担当教諭、さらにバイト先は知人の店、と監視体制はばっちりである。なのに、ほぼ飯をたかってるイメージしかない不思議。

藤ねぇルートが存在した場合、のんびり居間でテレビを見ながら「士郎、お嫁にもらってくれるー?」となんでもない事のように言い、士郎のほうも「いいよー、オッケー」(無論冗談で)で終わるそうな(これが3秒で終わる理由)。ある意味、ハッピーエンドのような隠れバッドエンド。


遠坂凛

教え子。聖杯戦争のため衛宮邸にやってきた彼女に(舌先三寸で)説き伏せられ、居留を認めることとなる。そしてだんだんと天敵になっていく。


間桐桜

妹分、また「肝入りの子分」とも。衛宮邸にやってきた当初、塞いでいた桜に笑顔を取り戻した。

『hollow』ではおやつを奪っては折檻されたりと、桜が弓道部主将となってから立場が逆転、天敵になっている。


セイバー

弟分を取っちゃった人(笑)。初めは警戒していたものの、次第に仲良くなっていく。虎に対して、こちらはライオン

セイバーとの弟分をめぐる白熱バトル(笑)では後に特別立ち絵まで用意されることに...


アーチャー

全くの無関係ではない人物。

なお、『タイころ』では彼の正体に勘づいている節があるらしく…。


美綴綾子

弓道部部長。剣術小町として有名だった大河に対し、同じく武道を嗜む者として強く出られない。


葛木宗一郎

同僚。『hollow』で大河が相談を持ちかけた。なんでも、大河は葛木が何かしらの武道をやっていることまでは見抜いていたとか。

教師としては彼の事を信頼している模様。


蛍塚音子

元・同級生であり親友。士郎のバイト先の娘でもある。


柳洞零観

元同級生で祖父同士が仲がいいため家ぐるみの付き合いがある。彼に交際を申し込まれたことがある。


藤村雷画

藤村組組長を務める祖父。可愛がられており、成人した現在でもお小遣いを貰っているらしい。タイガーに対してライガー


イリヤスフィール・フォン・アインツベルン

ルート次第では藤村組で一緒に暮らすことに。基本的には天敵。ブルマとの関係はまた別で。

師弟とは言い難いが、作品によっては絆を深めたりするなど迷コンビっぶりを見せることも…。


ランサー

Staynight本編での面識はなし。

『hollow』にて対面しており、『衛宮さんちの今日のごはん』では面識があるという設定で登場。

明るく快活な性格故なのかとても気が合う様子。尚、外伝作品的にはどちらもランサーである。


ネコアルク

同じく型月のフリーダム担当。

『タイころアッパー』にて共演した際にはとある理由からアルテミット・ワンを探す旅に出ることに。


カレン・フジムラ

彼女の名前の由来になった人物の一人が藤村先生である。しかし、Fate/Requiem本編には未だ先生本人は登場していない。

ちなみに、このキャラクターの元ネタであるカレン・オルテンシアとは『hollow』にて面識があるという設定であり、『カプセルさーばんと』ではとあるEDにて士郎と大河の娘になってしまったなんでさ


他作品での活躍編集

Fate/Zero編集

曰く「シークレットヒロイン」。

この時は女子高生で、ある日クラスメイトの蛍塚音子の父兄が営む酒屋から極上樽ワインが盗難されたことを機に、猟奇殺人者や都市ゲリラなどが跋扈しまくる夜の冬木を、虎竹刀片手に颯爽と駆け抜けつつ、下着泥棒を捕まえたり迷子の子犬を保護したりと八面六臂の大活躍を演じる。


彼女の奮迅がもたらしたバタフライエフェクトによって大地震が防がれたり、海の荒神が鎮守されたり、冬木市直撃軌道にあった巨大隕石がどっかに消えたりと、物凄い勢いで事なきを得た。


このことは用語辞典で「霊視能力によって行間を読むことでしか判読できない」とされていたのだが、後にドラマCD『ノケモノたちの共演』で描かれた。この時の外国人2人組みとの出会いは、彼女が教師の道へ進むキッカケのひとつになったとか。


なお、アニメ版の特典映像に登場した彼女とよく似た少女については弟子ゼロ号を参照。一応本編でも最終回に一瞬だけ登場している。


Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ編集

イリヤのクラスの担任教師として登場。

相手が小学生になっても、生徒にナメられ気味なのは相変わらず……それでいいのかタイガー


破天荒な性格も変わらないが、美遊のハイスペックぶりに驚愕していたり、クロにファーストキスを奪われ、その仕返しを賭けたドッチボール対決に大人気なく参加した挙句、ボール顔面直撃で保健室送りにされるなど、もっと凄い連中に振り回されている状態である。


結婚願望があるらしく、彼女に行き遅れなどと言おうものなら…。


なお、「士郎のお嫁さんに…」という発言があったり、自作問題に切嗣をモチーフにしたと思しき人物が登場したりしているが、こちらでの衛宮家との関係は不明。少なくとも本編のように自宅に押しかけたりはしていない。

小説版によれば、士郎はイリヤと共に彼女の剣道の試合を見に行っていたとのことなので、ある程度の交流があるのは間違いなさそうである。


ちなみに生徒である龍子、那奈亀、火雀の名前を合わせると四神になるという小ネタがある。


プリズマ☆ファンタズムでは、ついに迷惑ステッキのエジキにされて……もとい、迷惑ステッキをエジキにして多元転身(プリズムトランス)を果たしてしまった。が、その姿はとってもアレであったらしく世界の意志たちによってモザイクがかけられてしまった


Fate/EXTRAシリーズ編集

『stay night』本編の彼女をコピーしたNPCの一人であり、日常を彩る上級AI。

月海原学園の英語教師で主人公慎二レオらのクラス担任でもある。

予選では日常の一環で、とある病気とその治療法を確立した医者に関する授業をしている。


本選ではモラトリアル期間中にタイガークエストと呼ばれるお使いを依頼してくる。各戦毎に2回依頼が発生し、両方達成すると部屋に飾るインテリアをくれる。依頼を全て達成し、かつ2周目以降の場合、最終決戦の前にとんでもなくすごいやつと戦えるようになる。


続編の『Fate/EXTRA-CCC』でも引き続き登場。ただし、プロローグでは別人と入れ替わっているため、第2章から登場する(漫画版では別々に存在している)。

主人公たち生徒会とは別ルートで月の裏側からの脱出を試みており、そのために必要なものをタイガークエストと題して要求してくる。こちらでも達成するとインテリアをくれる。

ちなみに最終的には自力で脱出した模様。さすが藤ねえ。


漫画『Fate/EXTRA-CCCFoxTail』にも登場。言峰神父が殺されたため、彼に代わって購買部の店員を務める。しかし、購買部の店員という役割を与えられても先生を名乗り続けている。


Fate/GrandOrder編集

第1部七章『絶対魔獣戦線バビロニア』にて、彼女を依代とする疑似サーヴァントジャガーマンとして登場。

ちなみに、上記の『タイガー道場』の特別回で「私がバビロニアの神の力で変身~」などと言って、フラグを立てていた。とはいえ、まさか実現するとは……。


ちなみに氷室の天地コラボアニメを除いて、マスターでも魔術師でもない唯一の一般人が依代になったサーヴァントだったりする。

また、エミヤ・オルタの因縁人物の頂では、結婚して息子が生まれていたらしいが、彼の口調を見るに…(あくまでオルタの世界線でのみの話だが)

コミカライズ版『深海電脳楽土 SE.RA.PH』でも登場するが…。


余談編集

体重スリーサイズは黒く塗りつぶされ、現在に至るまで公開されていない。

PS2版の説明書ではバストの10の位のところに9の文字が出ていたため、一部のファンの間では隠れ巨乳ではないかとされ、一部の二次創作ではトップクラスの巨乳に描く者もいる。

しかし、公式の彼女の水着や入浴イラストはどう見てもリーゼリットのような90超え所かせいぜいセイバーや凛より大きい程度で、バスト90超えのようには到底見えない。


EXTRAでは中々大きめのサイズで描かれているがこの作品での彼女は別人であり、凛も巨乳に描かれているのでよくわからない。近年はFGOではジャガーマンも大きめだったり礼装でもなかなかのスタイルを披露するなど、比較的豊かなバストが意識されつつある。


ちなみに、原作の奈須きのこはインタビューで、2006年のアニメを担当したスタジオディーンのアニメスタッフは藤ねえ好きが多いと答えている。メインスタッフの中で唯一、藤村大河の名前を挙げたのがあの川井憲次氏であり、彼女をメインにしたほのぼの作品を見てみたいとまで言わせている。


また、奈須きのこは彼女を『日常の象徴にして平和のシンボル』と位置付けており、UBWルートにて聖杯戦争に巻き込まれた際に士郎が真っ先に救出対象に選ぼうとするなど衛宮士郎を語る上での最重要人物の一人となっている。


その他編集

18禁時代からいるキャラクターにもかかわらず、原作に固有のルートが無いなどのとにかく色んな理由でR-18イラストの数はstaynight女性キャラの中でもかなり少なく、一時期はサイドンより18禁イラストが少ない人」 (※1)と呼ばれていた時期もあったりしたが、現在は藤ねえの方が数を伸ばしており、100件を超えている。


ちなみに若かりし頃の彼女の方はどうだったかと言うと実は大人時代より圧倒的に少なく、藤ねえを依代とするジャガーマンも同様である。

それだけ原典の藤ねえが愛されている事の証左だと思われる…多分。


(※1)正確な数値を知りたくば、部分一致を避けるために進化系のドサイドンをマイナス検索する必要がある。


関連イラスト編集

藤村大河ちゃん藤ねえ

とある日の二人藤村大河


関連タグ編集

Fate/staynight Fate/hollowataraxia フェイト/タイガーころしあむ

タイガー道場 藤ねえ 善人

SSF(そこまでにしておけよ藤村)


ジャガーマン(Fate):虎なのか豹なのか。そもそもマンなのに女性とかこれ如何に。

殺生院キアラヴァイオレット(Fate):藤村大河の名を騙る者たち。


逢坂大河:近い時期に登場した別作品のヒロイン。名前やパワフルなところ、虎に例えられるところが共通。

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