🦁曖昧さ回避
- ネコ科の動物。本記事で解説。
- もしかして⇒マクロスFのライオン
- もしかして⇒LION:日本の家庭用品・日用品メーカー
🦁生物学的概要
アフリカの広範囲な地域とインドの一部に棲息する。古代にはヨーロッパ~中東にも分布していたが絶滅した。数万年前にまで遡ると、ホラアナライオンやアメリカライオン等がシベリアや北米にも生息していた。
野生ネコ類には珍しい様々な性質を備えている。
雌雄異型で、オスは立派な鬣(たてがみ)を生やすのが最大の特徴。ライオンのシンボルともなっている。
オスは体重は250キログラムを超えることもあり、ネコ科ではトラに次いで2番目に大きな種である。
平均体重はオスの成体は170㎏-240kg メスの成体は120-185kg
自然界ではメスが大きい種が多いがライオンは雄の方が雌より大きい
平均体長はオスが 1.7 – 2.5 m 、 メスが1.4 – 1.8 m
平均尾長はオスが70-105cm 、メスが60-100cm
平均時速60km
また、1~3頭のオスと数頭のメス、その子供たちで成り立つ大きな群れを作って暮らし、20-400平方キロメートルの縄張りを形成して生活をする。この群れを「プライド」と言う。この群れを守る姿が決死の覚悟で国を守る国王に重なったことや、単独でも肉食動物最強の呼び声高い戦闘力を誇ることなどが「百獣の王」と呼ばれる所以だと言われている。
プライドは基本的に母系社会であり、中で産まれたオスは成長後は出ていかなければならない。
放浪後に既存の群れを乗っとるなどして自分の群れを持つことができれば良い方で、オス同士の勝負に勝てなければそのまま怪我で死ぬこともある。
このため、野生のオスは実はあまり長生きできない。
またプライドを率いるようになっても絶対的な亭主関白であるとは限らず、メスはメスでアルファオスが「プライドのボスに相応しいのか?」をきちんと見極めて判定しており、メスたちの機嫌を損ねると相応の扱いをされることがある(獲物の分け前を貰えない、交尾を拒絶される、プライド防衛戦を支援してもらえない等)。野生下では、鬣のないオスが鬣のある先代ボスを倒したところでメスに逃げられプライドが解散したり、リーダー格のメスに嫌われて孤立するといったケースが確認されている。飼育下でも、多摩動物公園ではオスの「ジャンプ」が発情期に交尾に応じなかったためにメスたちにフルボッコされた事件が発生したことがある。参照
メスはそのままプライドの中で暮らすことになり、特に同時に生まれた姉妹同士の絆は強い。
飼育下では15〜20年ほど生きる。京都市動物園で飼育されていたオスの「ナイル」が25歳まで生きた記録がある。
群れの数と筋力を頼みにアフリカのほぼ全ての動物を狩る。
獲物として多いのはヌー、シマウマ、アフリカスイギュウ、キリンなど。
その発達した筋肉(哺乳類最高の筋肉比率)で相手に飛び掛かって押し倒したのち、喉元に咬み付いて気道を絞め上げ、窒息死を狙うのがライオンの狩りのセオリーである。
個体自体のパワーも凄まじく、前足の殴打も小動物程度は一撃で即死させる威力がある。また、これで獲物の足を叩くことで相手の機動力を損なわせようとする時もある。(いわゆるネコパンチのライオン版である)。
そもそもネコ科猛獣自体、オリンピックメダリスト級の人間の5倍、馬の4倍もの出力重量比を誇り、大型化によってダッシュ力と格闘能力の両立を成功させているライオンともなると、人間の十数倍の出力での突撃が可能である。
脇腹は弱いが、正面は自分の渾身の一撃でも容易に致命傷にならない強度を有しており、アレキサンダー大王の家庭教師であった動物学者アリストテレスは「真正面からは(当時の)人間の武器は通用しないと思った方が良い」と結論付けている程である。
反面、出力の割に放熱能力が低く、走るための持久力に欠けるため、獲物を追い回して捕えることは得意ではなく、狩りの際には他種ネコ科以上に標的を慎重に見定める傾向が強い。またそれ故に、それらの能力が上回る他の肉食動物(ハイエナ、豹、チーターなどの食肉目)から獲物を強奪する事もよくある。
ネコ科の中でも際立って重量級に育つためか木登りも得意ではなく、体格の良い個体が素早く上り下り出来るのはごく若い段階まで。
普段はメスが主体となって狩りをおこない、オスは能動的には動かない。しかしさすがに餓死の危機となるとオスも積極的に動き、ときにはゾウやキリンといった危険な獲物を狩るという、大胆な行動に出る姿も目撃されている。ゾウには昼間は勝てなくても夜目が効く夜になると有利になれる。豹の獲物を横取りする際に木登りできることも確認されており、その体格に見合わず意外に器用なところもある。
ライオンを指す言い回しとして知られる「百獣の王」は威風堂々とした容姿に加えて、こうしたアグレッシヴな生態に由来する言葉である。
しかしその反面、アフリカゾウやキリン、アフリカスイギュウ、サイ、カバに殺されたり、シマウマたちを襲うも失敗したりすることもある。狩られる側も必死なのだ。
アフリカの競合ハンターとして、ハイエナやナイルワニが挙げられる。
ハイエナは数で圧倒するとライオンから獲物を奪えるが、雄ライオン一頭がハイエナ十数頭を蹴散らす事も多々ある。
ワニは陸ではライオン優位で水中ではワニ優位という当然の結果となっている。
なお、群れだから強いわけではない。
雄ライオン単体の戦闘力はサイやカバを凌ぐと見られているが、カバを怒らせたライオンが瀕死の重傷を負ったり、あっさり死亡してしまうという事故も多く起きているので、一概には言えないだろう。
そして如何に強い雄ライオンでも、最大最強の相手・アフリカゾウには苦戦する。
社会性や知能は高く、野生でも適材適所の概念が有る(狩猟が得意、子守好き等)。
子供の頃から大事に飼えば、人間にも良く懐き、一緒に育てられた動物も味方と認識して守る事は紀元前のアリストテレス動物誌の時代から知られている。
意外な事に、猛獣の中では人間を殺す個体は際立って少ない方であり、比較的温厚である。アリストテレス動物誌でも「人間を襲ったとしても爪を引っ込めた手加減済みの一撃で追い払うに留める」「中途半端な攻撃で逆上させなければ人を殺す事は殆ど無い」「耄碌して馬鹿になった老齢個体が一番危険」と記述されている。
事実、近代の記録でもライオンの被害は虎と比べると少ない上に、人間を殺したライオンも耄碌した老齢個体や逆にライオン社会のルールを守らないチンピラであった記録が多い。
此れは、群れで生活するという性質上、仲間を殺された人間が執拗に復讐をする性質を厄介視していると現代では解釈されている。
また、哺乳類としては珍しくオスが子育てに参加する。
メスに狩りを任せてゴロゴロしているように見えるが、前記の通りサイと互角以上の戦闘力を有する雄ライオンが子供を守っていれば子供を狙う天敵は下手に手出しできないし、縄張りのパトロールを行って子供を襲う天敵の駆除を行うのも雄の仕事である。
子ライオンにとって一番危険なのは、父親がはぐれオスに負けた時や誕生直後の父親と合流前の時期であり、群れにとっては頼もしい守護神なのだ。
外祖母が子育てに協力するのも大きな特徴である。
我々人間の常識では父親や外祖母が母親に協力するのは当然だが、哺乳類全体から見ると寧ろ少数派である。
アリストテレスの時代から、捕殺されたライオンの牙の擦り減り具合を見て、肉食獣としては際立って長寿と知られていたが、此れは娘の出産時に母親が護衛に付くと言う習性に起因している。
年老いて全盛期の走力を失った雌でも、1,2頭のヒョウやハイエナにとって真っ向勝負では勝てない相手である有る事には変わりないので、長寿になるメリットも仲間が老齢雌を養う理由も存在するのだ。
総括すると猫科の動物としては異質な特徴を多々持っており、どちらかといえば猫より犬のそれに近い生態をしている。
スポーツハンティングなどの影響で、現在では野生における個体数が減少傾向にある。中には群れにマシンガンを乱射されるなどの剥製としての価値が下がるような殺され方をするケースもある。
ライオンの個体数の減少の理由として環境破壊もある。それによる人間との生活圏の重なりによって、ライオンに襲撃され殺された人も数多くいる(特に19世紀末にウガンダで発生した事件では、2頭の雄によって数十名近い犠牲者が出ている)。
こうした脅威がある地域においては、ハンティングは人間の身を守る予防的な安全確保の手段の一つである。
🦁ライオンに関する文化
その猛獣としての力強さと立派な鬣を備えた威風堂々たる姿から、古来から王者の象徴とされた。ライオネル(英語)レオ(ラテン語)、ハイダル(アラビア語)、アルスラーン(ペルシャ語)、アスラン(トルコ語)、シン(サンスクリット語)など「ライオン」を意味する人名は数多い。
キリスト教やイスラム教の国々においてライオンが様々な王朝の旗や紋章、美術のモチーフとして用いられている。
インドで発祥した仏教はインド以外のライオンが生息していない地域にも広まったが、そこでもスノー・ライオンや唐獅子といったモチーフを生み、それぞれの土地で尊ばれた。(日本においても獅子(獅子舞)という形で伝わっている)
古代ローマの時代においてはコロッセオにおける闘技会において剣闘士と戦う猛獣として、あるいは重罪人の公開処刑の手段として使用された記録が残っている。
古代エジプトでも神獣のモチーフにされるなど、特別な存在として捉えられてきた。
特に雨季の始まる8月になると、ライオンの群れがナイル川下流まで北上して来たため、雨を呼ぶ獣と目されていた。
これが古代ローマ帝国に伝播し、やがて水辺の守護者に見立て水場の注水口や蛇口にライオンの頭部を象った彫刻を用いるようになった。これが現在、西洋風の浴場の蛇口でライオンの彫刻が多用される由来となっている。
さて、可愛い子には旅をさせよと似た意味のことわざの一つとして『獅子は我が子を千尋の谷に落とす』があるが、本来の意味である獅子が子供を崖から落として子供を厳選する行為は実際にある出来事かと言えば、そうではなく、この獅子とはいわゆる唐獅子の事であり、つまりは迷信。まず生息地にそんな谷がない。
と言っても、上記の様にオスが若くして群れから出される、またオスが入れ替わると子殺しをするぐらい厳しい生態であるのは事実ではあるが、生き残った子供を育てるだけ唐獅子の方が情があるのかもしれない。
宗教・神話におけるライオン
旧約聖書における聖都エルサレムの別名「アリエル」は「神の獅子」という意味であり、イエス・キリストは『ヨハネの黙示録』5章5節において「ユダ族(イスラエルの十二氏族の一つ)の獅子」と呼ばれる。
とはいってもやはり獰猛な肉食動物であるため、恐怖や脅威を与えるものとして否定的に言及されることもある。
キリスト教においては七つの大罪の一つ「傲慢」を象徴する動物の一種である。
メソポタミア神話においてライオンをシンボルとする神にイシュタル、ネルガルなどがある。
エジプト神話には雌獅子の頭を持つセクメトという女神がある。猫頭の女神として有名なバステトも初期のエジプト美術では雌獅子頭であった。
インド神話では維持神ヴィシュヌがナラシンハという半人半獅子の化身を持ち、戦女神ドゥルガーはドゥンという獅子を騎獣(ヴァーハナ)とする。
仏教において開祖ゴータマ・シッダールタが「釈迦族の獅子」と呼ばれる事もあり、獅子にまつわる「獅子吼」といった仏教用語がある。
ライオンに乗った尊格として文殊菩薩がおり、五智如来の一尊としての大日如来は七頭の獅子に支えられた蓮華の座に座っている。
また、愛染明王は獅子の顔を模した冠を被っている。
なお、ゾロアスター教においてはアンラ・マンユの作り出した悪しき生き物に数えられている。一方で善神側であるミスラは獅子頭に蛇が絡みついた神として描写される。(と言ってもこの図像にはミスラと断定するには些か疑問が残るが。)
ギリシャ神話におけるキュベレーは雌雄一対のライオン(元は人間の夫婦)に自身が乗るチャリオットを引かせている。
当神話では英雄たちの試練や栄光の象徴としても登場し、ヘラクレスの第1の試練で武器がまったく通用しない強敵としてネメアの獅子が登場し、彼は退治したライオンの毛皮をシンボルとした他、ベレロフォンは獅子型のキマイラを退治している。一方で、女狩人であるアタランテはキュベレーの神域で恋人と性行為してしまった為、ライオンの姿に変えられたという。
アーサー王伝説においてはなぜか中世欧州に生息している生き物という扱いであり、ユーウェイン卿が竜に苦戦するライオンを助けて相棒にしたという話が伝わっている。
上記のように各所の宗教や神話に数多く登場していることもあり、人間の文化や宗教感に対し多大な影響を及ぼした動物であるといえるかもしれない。
各言語での呼び名
イグボ語ではオドゥム(Odum)、ウォロフ語ではガインデ(Gaynde)、コサ語ではインゴニャーマ(Ingonyama)、コンゴ語ではンコシ(Nkosi)、ショナ語ではシュンバ(Shumba)、ズールー語ではイブベシ(Ibhubesi)、スワヒリ語ではシンバ(Simba)、トゥンブカ語ではンカラム(Nkhalamu)、南部ソト語やツワナ語ではタウ(Tau)、ハウサ語ではザキ(Zaki)、マサイ語ではオルガトゥニ(Olgatuni)、ヨルバ語ではキニウン(Kiniun)、ルワンダ語やルンディ語ではインタレ(Intare)と呼ぶ。
🦁種類
かつてはたくさんの亜種に分かれていたが、現在は2亜種とされる。
北・中・西部のライオン
学名は、Panthera leo leo
南・東部のライオン
絶滅
雑種
🦁ライオンの名が付く生物
動物
- ピューマ:「アメリカライオン」の別名を持つネコ科動物。ライオンのようなヒョウ亜科ではなくイエネコやヤマネコのようなネコ亜科に属する。
- ティラコレオ:更新世に絶滅した有袋類。和名は「フクロライオン」。
- ゴールデンライオンタマリン
- アシカ:英名が「シーライオン」。
- ライオンヘッドドワーフ:ウサギの一種。
- カメレオン:「Khamai(小さい)+Leon(ライオン)」の意
- ライオンヘッド、オランダ獅子頭:金魚の一種。
- ライオンフィッシュ
- ウスバカゲロウ/アリジゴク:幼虫の別名が「アントライオン」。
- ライオンタテガミクラゲ:キタユウレイクラゲの別名。
植物
- ダンデライオン:たんぽぽの英名。【Dandelion】とは『ライオンの歯』の意。
- ライオンゴロシ:ゴマ科の植物。棘のある種子でライオンが口内を怪我して餌を取れなくなり餓死するという俗信から。
- シシトウガラシ
🦁ライオンをモチーフとしたキャラクター
キャラクターのモチーフとしての扱い
古代から王者の象徴とされただけはあり、また百獣の王の貫禄としてゲームや漫画などではよく主役級に抜擢される。
また最近では性別が♀にもかかわらず雄の象徴である鬣があるキャラが多い。
神話・伝承
アジア
中東
ヨーロッパ
- スフィンクス、ネメアの獅子、キマイラ(ギリシア神話)
- グリフォン、ミルメコレオ(欧州全般)
- タラスク(フランス)
- マルバス/ウァレフォル/ブエル/プルソン/イポス/サブナック/ヴィネ/アロケル/オリアス/ヴァプラ(ソロモン72柱)
- ヤルダバオート(グノーシス主義)
アフリカ
仮面ライダーシリーズ
※意外かもしれないが、強い者は少ない。小者もいたりする。太字は幹部。
昭和
平成一期
- ゴ・ライオ・ダ(仮面ライダークウガ)
- 地のエル(仮面ライダーアギト)
- ライオンオルフェノク(仮面ライダー555)
- ライオンアンデッド(仮面ライダー剣)
- レオイマジン/アルビノレオイマジン/レオソルジャー(仮面ライダー電王)
- ライオンファンガイア(仮面ライダーキバ)
平成二期
- ラトラーターコンボ、カザリ、ライオンクラゲヤミー、ライオンヤミー(仮面ライダーOOO)
- レオ・ゾディアーツ(仮面ライダーフォーゼ)※正確には獅子座
- 仮面ライダービースト、ビーストキマイラ(仮面ライダーウィザード)※正確にはキマイラ
- ライオンインベス(仮面ライダー鎧武)
- ライオンクリーナーフォーム(仮面ライダービルド)
令和
- ダイナマイティングライオン、ダイナマイティングライオンレイダー(仮面ライダーゼロワン)
- 仮面ライダーフィーチャリングセイバー、仮面ライダーブレイズ ライオン戦記※/キングライオン大戦記/タテガミ氷獣戦記(仮面ライダーセイバー)
- ライオンゲノム、ホワイトレオゲノム、仮面ライダージュウガ、ライオン・デッドマン(仮面ライダーリバイス)
- 仮面ライダーキューン(仮面ライダーギーツ)
- リクシオン、仮面ライダースターガッチャード(仮面ライダーガッチャード)
※:複数の派生形態がある
スーパー戦隊シリーズ
非常に多く特に「ガオレンジャー」以降「ルパパト」まで、怪人・サブキャラを含めて18作品連続で登場している。
昭和戦隊
- 鉄獅子仮面(秘密戦隊ゴレンジャー)
- キバジシ怪人(バトルフィーバーJ)
- シシモズー(大戦隊ゴーグルファイブ)
- ファイヤースフィンクス(科学戦隊ダイナマン)
- チェンジグリフォン(電撃戦隊チェンジマン)※グリフォンモチーフだがライオンの要素が強いデザインで描かれる
- イエローライオン/ランドライオン(超獣戦隊ライブマン)
20世紀平成戦隊
- ライオギン(地球戦隊ファイブマン)
- グリフォーザー/ドーラスフィンクス/ドーラキマイラ(恐竜戦隊ジュウレンジャー)
- シシレンジャー/星獅子(五星戦隊ダイレンジャー)※正確には獅子
- ヌエ(忍者戦隊カクレンジャー)
- ダッシュレオン(超力戦隊オーレンジャー)
- ランドズズーン(激走戦隊カーレンジャー)
- ライオンネジラー(電磁戦隊メガレンジャー)
- ギンガレッド/ギンガレオン(星獣戦隊ギンガマン)
21世紀平成戦隊
- ガオレッド/ガオライオン/ガオレオン(百獣戦隊ガオレンジャー)
- ハリケンイエロー/ハリケンレオン/ガトリングレオ(忍風戦隊ハリケンジャー)
- バクダンデライオン(爆竜戦隊アバレンジャー)
- レオン星人ギョク・ロウ/ザブン星人ドン・ブラコ(特捜戦隊デカレンジャー)
- マジライオン/合体冥獣人キマイラ(魔法戦隊マジレンジャー)
- クエスター・ガイ(轟轟戦隊ボウケンジャー)
- 黒獅子リオ/リンライオン/幻獣王リオ(獣拳戦隊ゲキレンジャー)
- ゴーオンブルー/バスオン/獅子之進(炎神戦隊ゴーオンジャー)
- 獅子折神(侍戦隊シンケンジャー)
- ゴセイナイト/グランディオン/スカイオン/シーレオン(天装戦隊ゴセイジャー)
- ガオライオン(海賊戦隊ゴーカイジャー)
- タテガミライオー(特命戦隊ゴーバスターズ)
- 怒りの戦騎ドゴルド/卑屈の戦騎スネルド(獣電戦隊キョウリュウジャー)
- ライメイン(パワーレンジャー・ダイノフォースブレイブ)
- ライオンレッシャー/サファリガオー(烈車戦隊トッキュウジャー)
- ライオンハオー/獅子王(手裏剣戦隊ニンニンジャー)
- ジュウオウライオン/キューブライオン(動物戦隊ジュウオウジャー)
- シシレッド/シシボイジャー/コジシボイジャー(宇宙戦隊キュウレンジャー)※正確には獅子座とこじし座
- ライモン・ガオルファング(快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー)
令和戦隊
ウルトラシリーズ
直接的なモチーフにはされずシルエットやイメージとして採用されている。
- ザンボラー(ウルトラマン)
- 猛毒怪獣ガブラ(ウルトラセブン)※一峰大二の漫画ではライオンそのものの顔で描かれている
- レオゴン(帰ってきたウルトラマン)
- シシゴラン(ウルトラマンA)
- レオ(ウルトラマンレオ)
- 宇宙獣神ゴード(宇宙人15+怪獣35)
- グクルシーサー(ウルトラマンジードつなぐぜ!願い!!)
- ホロボロス(ウルトラマンR/B)
- シーサー(ウルトラギャラクシーファイト)
- マーライガー(ウルトラマン-シンガポールの新たな力-)
その他特撮
- キングシーサー(ゴジラ対メカゴジラ)
- 白獅子仮面
- グリホン(緯度0大作戦)
- マーベラー/レオパルドン(東映版スパイダーマン)
- ライオン丸(快傑ライオン丸・風雲ライオン丸・ライオン丸G)
- メガロマン
- ライオセイザー/グレートライオ(超星艦隊セイザーX)
ロボット作品
トランスフォーマーシリーズ
- 追跡員スチールジョー(トランスフォーマーザ・ムービー)
- アニマトロン参謀レーザークロー/巨重合体兵プレダキング(トランスフォーマー2010)
- 武装騎士ビクトリーレオ、攻撃副官レオザック(戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマーV)
- 総司令官ライオコンボイ、野生闘士ライオジュニア(ビーストウォーズⅡ)
- 獣神ライガージャック(ギャラクシーフォース)※厳密にはライガー
- 地の獅子忍ゲキソウマル(参乗合体トランスフォーマーGo!)他
ゾイドシリーズ
勇者シリーズ
- エクスカイザー(勇者エクスカイザー)
- ガ・オーン(伝説の勇者ダ・ガーン)
- ライオボンバー(勇者特急マイトガイン)
- レオンカイザー(黄金勇者ゴルドラン)
- 剣星人ライアン(勇者指令ダグオン)
- ギャレオン(勇者王ガオガイガー)
エルドランシリーズ
- 獣王(絶対無敵ライジンオー)
- リボルガー(元気爆発ガンバルガー)
- ビーストカイザー(熱血最強ゴウザウラー)
その他ロボットもの
- 獣魔将軍、戦闘獣ブルンガ(マジンガーZ対暗黒大将軍)
- 猛獣将軍ライガーン(グレートマジンガー)
- 暗黒怪獣ゴールデンレオ(大空魔竜ガイキング)
- メカ戦士ギメリア(闘将ダイモス)
- ダルタニアス/ベラリオス/メライアン(未来ロボダルタニアス)※胸ライオンロボの元祖
- ゴライオン(百獣王ゴライオン)
- 黒獅子(忍者戦士飛影)
- ランドライガー(超獣機神ダンクーガ)
- バンシィ(機動戦士ガンダムUC)
- ガンダムトライオン3(ガンダムビルドファイターズトライ)
- 獣神ライガー、獣神サンダーライガー(獣神ライガー)
- キングスカッシャー/サムライオン(NG騎士ラムネ&40)
- レオサークル(GEAR戦士電童)
- ブライオン(爆闘宣言ダイガンダー)
- ガオグランナーレオ(トミカ絆合体アースグランナー)
ゲーム
- ソルレオン(魔神転生・ラストバイブル・デビルチルドレン)
- アイオーン・チッティ・アイレーン(SHOWBYROCK!!)
- ギガネコマリオ(スーパーマリオ3Dワールド+フューリーワールド)
- メラメライオン・グラグライオン・轟獅子・獅子まる・万尾獅子・ペラペライオン(妖怪ウォッチ)
- イーフォン(テイルズオブリバース)
- ヘルダルフ(テイルズオブゼスティリア)
- トーマス・エジソン・ボガード(Fate/GrandOrder)
- セイバーライオン(フェイト/タイガーころしあむ)
- ラージャン(モンスターハンターシリーズ)
- レオナ・キングスカラー/チェカ・キングスカラー/ファレナ・キングスカラー(ツイステッドワンダーランド)
- 雷王獅子丸(俺の屍を越えてゆけ)
- スラッシュ・ビストレオ(ロックマンX4)
- フィストレオ・ザ・プレデトロイド(ロックマンゼクス)
- レオ・キングダム(流星のロックマン)
- キング・トトメス、ガオー(スーパーマリオランド)
- ライネル(ゼルダの伝説シリーズ)
- カイネギス(ファイアーエムブレム蒼炎の軌跡、暁の女神)
- レオ(ウォーザード)
- ライオン(悪魔城ドラキュラX月下の夜想曲)
- ガドウ(ブラッディロア)
- グルガン(KOF)
- クイーンオブメイン(ラストオリジン)
星のカービィシリーズ
ポケットモンスターシリーズ
デジタルモンスター
ファイナルファンタジーシリーズ
ドラゴンクエストシリーズ
- アームライオン、やつざきアニマル、キングレオ
- ライオンヘッド、ラゴンヌ、マントゴーア、ホワイトライオン、バクーモス
- あばれこまいぬ、サブナック、ヘルシーサー、デモンシーサー
- 闘神レオソード、邪神レオソード、少年レオソード
- 暴君バサグランデ
漫画・アニメ
- レオ、ライヤ、パンジャ(ジャングル大帝)
- ライオン仮面/オシシ仮面(ドラえもん)
- ゼンダライオン、アクダライオン(ゼンダマン)
- カッパライ、ライガルー(タイムパトロール隊オタスケマン)
- ライオーガ オーガ(ビーストサーガ)
- ダンク(サイボーグクロちゃん)
- パントニオ(キラキラハッピー★ ひらけ!ここたま)
- ライガーマン(黄金バット)
- 四獣・牙王、サラマンダースフィンクス(トリコ)
- シシレオー(トクサツガガガ)
- 真バーサーカー(Fate/strangefake)
- ライオンマン(タイガーマスク)
- サンダー(キン肉マンⅡ世)
- 獣王(ワンパンマン)
- 翼獅子(ダンジョン飯)
- イブキ、シシ組、市長(BEASTARS)
- コン、フランチェスカ・ミラ・ローズ(BLEACH)
- 獅子頭博士、黄金のライオン(サイボーグ009)
- レオーネ(アカメが斬る!)
- レオンミシェリ・ガレット・デ・ロワ、ガウル・ガレット・デ・ロワ(DOGDAYS)
- サウザンドサニー号、リッチー、ペコムズ、噛二郎(ONEPIECE)
- キュアジェラート(キラキラ☆プリキュアアラモード)
- キラリンライオン(わんだふるぷりきゅあ!)
- ブラックシーザー(ドラゴンクエスト列伝ロトの紋章)
- レオル(HUNTER×HUNTER)
- ヨロイジシ(天体戦士サンレッド)
- ハインケル(鋼の錬金術師)
- リガルド(CLAYMORE)
- B'Tサバンナ、B'Tカデンツァ(B'TX)
- キング(ふしぎの海のナディア)
- ライオン先輩(アフリカのサラリーマン)
- クリームとショコラ(明日のナージャ)
- 無限ライオン(涼宮ハルヒちゃんの憂鬱)
- 四膳守(クレヨンしんちゃんオタケベ!カスカベ野生王国)
- シーサー怪人(仮面ライダーBlack)
- レオン(動物最強王図鑑ザ・ストーリー)
- キング・オブ・キングス(真・異種格闘大戦)
- レオニー(冒険大陸アニアキングダム)
ディズニーアニメ
聖闘士星矢
小説・文学
- 獅駝王(西遊記)
- 臆病なライオン(オズの魔法使い)
- アスラン王(ナルニア国物語)
- フェアリー・ドラゴン(魔術士オーフェン)
- ライオネル(異世界食堂)
- 虎丸(俺だけ入れる隠しダンジョン)
- 黒いライオン(クトゥルフ神話)
Vtuber
ほか
その他
- ポン・デ・ライオン(ミスタードーナツ)
- レオ、ライナ(埼玉西武ライオンズ)
- L・オルテンシア(神羅万象)
- お前それサバンナでも同じこと言えんの?のライオン(AA)
- さよなライオン(あいさつの魔法。)
- ライオンちゃん(LION、ライオンのごきげんよう)
- ココアライオン
けものフレンズシリーズ
- ライオンのフレンズを参照
🦁モチーフ以外の関連キャラ
名前がライオンまたはライオンっぽい
- ライオン(まいまいまいごえん):ライオンではなく、タンポポ(ダンデライオン)が由来
- 灰羽リエーフ(ハイキュー!!)
- レオナ姫(ダイの大冒険)
- レオーネ・アバッキオ(ジョジョの奇妙な冒険)
- スコール・レオンハート(ファイナルファンタジー8)
- 金獅子姫(サガフロンティア)
- アスラン・ザラ(機動戦士ガンダムSEED)
- アルスラーン(アルスラーン戦記)
- 獅子王凱、獅子王麗雄、ルネ・カーディフ・獅子王、獅子王雷牙(勇者王ガオガイガー)
- 獅子王司(Dr.STONE)
- 剣獅子丸(暁!!男塾)
- 獅子丸(忍者ハットリくん)
- 獅子河原萌笑(BLEACH)
- 誉獅子雄(シャーロック アントールドストーリーズ)
- 黒獅子(風魔の小次郎)
- リーオー(新機動戦記ガンダムW)
異名
- 獅子心王リチャード1世(実在したイングランド国王)
- 金獅子のシキ(ONEPIECE)
- 獅子王ウィンザレオ(ジョジョの奇妙な冒険)
- 黒獅子ラルゴ(テイルズオブジアビス)
- シンボリルドルフ(実在する日本の元競走馬・種牡馬):一般的には「皇帝」の異名で有名だが、厩舎にいる時は気が荒く乱暴だったことから関係者に「ライオン」と呼ばれていた。
間接的なイメージ
- しし座のプリンセス(スター☆トゥインクルプリキュア)
- エスカノール(七つの大罪)※〈傲慢の罪(ライオン・シン)〉を司る
- メレオレオナ・ヴァーミリオン、フエゴレオン・ヴァーミリオン(ブラッククローバー)
- 輝村獅門(忍者と極道外伝獅子の華)
- ダンディ・ライオン(十二大戦対十二大戦)
- スペードエース(ジャッカー電撃隊):テーマソングが「スペードエース若き獅子」
ライオンを飼う・ライオン使い
- キュベレー(ギリシア神話)
- ドゥルガー(インド神話)
- モージ(ONEPIECE)
- タランダ・リーゼロッテ・橘(からくりサーカス)
- リタ・ロッシ(明日のナージャ)
- ティア・フラット(SPRIGGAN):ライオンの姿をした「幻影の魔獣」を使役する
🦁ライオンをシンボルとする組織や団体
実在
国家
野球チーム
サッカーチーム
アメリカンフットボールチーム
- デトロイト・ライオンズ(NFL)
- オール三菱ライオンズ(Xリーグ)
アイスホッケーチーム
- ZSCライオンズ(スイス・ナショナルリーグ)
プロレス団体
- 新日本プロレス :デビューから4年以内の若手選手は「ヤングライオン」と通称される。
企業
- プジョー(自動車メーカー)
- LION(日用品メーカー)
- メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(映画会社)
その他
架空
🦁最強王図鑑フランチャイズ
『動物最強王図鑑』で1回戦の第1試合から登場。コモドオオトカゲ、アラスカヒグマ、シベリアトラに勝利しアフリカゾウと敢闘の末、ベスト4という好成績を残した。『異種最強王図鑑』ではスミロドンに勝利しティラノサウルスと敢闘。ベスト8とこちらも意外と好成績だった。
アニメ版では先述のティラノサウルスとの戦いに登場した。が、覚醒の演出の際に本来時間をかけて変わるはずのタテガミが一瞬のうちに濃く変色しており、そちらに違和感を感じた視聴者も多かったそう。
そして次の登場はレギュラーマッチにて、対戦相手はシベリアトラ。ティラノサウルスに続き初回以来半年ぶりのカムバックだ。
ステージは岩場にある巨大な石橋。体格差により最初こそ追い込まれたものの、最後の一撃を鬣で受け止めつつ、シベリアトラをそのまま奈落の底へ落として勝利。漸くアニメ版でも1勝を手にした。
(ライオン自身も落ちかけたが何とか石橋に捕まり落下を免れたか、ネコ科特有の柔軟性のある体で落下ダメージを防いだかだと思われる。ライオンはコピエと呼ばれる岩場を塒にすることが多いのが功を奏したか。)
なお先述の覚醒演出によるタテガミの変色は、この時はなかった。
この時の必殺技演出はクラッシュ・オブ・キングス。
そして28話にて再々登場。相手はルブロンオオツチグモでステージは洞窟。(ちなみに洞窟でのバトルに現代の脊椎動物で初めて参戦である。)
初手に岩の柱の上にいたルブロンオオツチグモ目掛けて走り出した結果、相手がばら蒔いた刺激毛に全身と目をやられてしまい、その後別の岩の上にいた相手に飛び付いて攻撃……が、この一撃も空振り、逆に相手に飛び掛かられて毒牙を受けてしまう。幸いにもルブロンの毒牙の威力はミツバチ以下とされ、なんとか致命傷にならず済んだ。
だが、再び刺激毛をばら蒔く相手を見てまずいと察し、咄嗟に一時退却……したと思えば、その場でUターンしつつ肉食獣特有の立体視で一瞬正確な距離を測りつつ、その後は一か八かの心眼が通用。真正面から噛みついて逆転し、そのあまりの執念深さによって小細工無しの勝利を手にした。
(この時の必殺技演出はライオンハート・ダイブ。元ネタはこれかもしくはこっちだろうが、いずれにせよ元ネタを理解できた子どもが何人いるか…という意見もちやほや。)
結果アニメ版においても余裕で第1回最強王トーナメント出場を果たした。初戦の相手はパラケラテリウム。
(ちなみに第2回があるのかについてだがまだ言及されていないものの、登場が切望されている生き物も多く400万部を超えたミリオンセラーであることから2期以降も続く可能性は非常に高いと見て取れる)
ステージはシベリアトラ戦以来の岩場、だが今回は他の動物達同様地上での戦闘である。
相手の踏みつけ攻撃を躱して爪による斬り裂きや、岩に昇ってから相手の背中に乗ってしがみついたりと、最初こそライオンのペースで試合が進んでいた。(あまりイメージは沸かないものの、ライオンも猫科。壁をよじ登ることくらいは容易い)
が、パラケラテリウムが力一杯体を振り回すことでライオンは岩壁に叩きつけられ、更に連続の頭突きを噛まされて瀕死になってしまう。そこへ最後の踏みつけで勝負が決まった……と思われたところで第1話でも見せた変色が久々に登場。一瞬の内にパワーと瞬発力を増加させてパラケラテリウムを転倒させ、その隙にトドメの噛みつきを喰らわせて勝利。
トーナメント1回戦を勝ち進む結果となった。
…実はこの戦い、結果だけ見ると結構ツッコミはあったのだが、それもそのはずで、パラケラテリウムが絶滅亜種・カリフォルニアライオンに図鑑版で勝利している辺りを見て察した方も多いだろうが、もしバトルフィールドが平原か荒野ならパラケラテリウムの勝利に終わっていたという。ライオンは獲物を倒すとき、首に噛みつく前にまずお尻に飛び掛かる。しかし平原であればライオンは高い位置にあるパラケラテリウムのお尻に飛びつくのにも一苦労、持久力がないためそれだけでばててすぐ倒されてしまう可能性もあった。(動物最強王図鑑でアフリカゾウにやられたのもそれが原因だ)が、今回フィールド内にはパラケラテリウムの尻の高さを越す岩が無数に点在。安易に尻に飛びつくことに成功。それに拍車をかけるように小回りの利かないパラケラテリウムがライオンもろとも岩に激突、よろめいたことでアンバランスな体型のパラケラは攻撃が難しくなる。巨獣が混乱した隙をついて、テストステロンを覚醒させたライオンが俊敏性とネコ科特有の柔軟性を生かしてパラケラテリウムが体制を立て直す間もなく連続攻撃を仕掛けたことで、ブラックフォース・ライオンバイトにてお腹の軟組織をガブリ!...と、終わってみればライオンが勝ったのはバトルフィールドに影響されたことが理由なのだと言える。下馬評はライオン初の初戦敗退を懸念されながら、フィールドに味方されジャイアントキリングを達成したライオンなのであった。
(他社における類似書籍『超バトル図鑑』ではパラケラテリウムがライオンを圧倒していたが、平原がバトルフィールドなら間違いなくこうなっただろう。)
…なおこの戦いについては放送当日に舞台挨拶イベントがあり、その影響で有志が宣伝プロデューサーと話題を共有したことで制作サイドもフィールドが平原ならパラケラテリウムが勝利していたということを承知していたことが明らかになっていた。
2回戦はタテガミの黒さを維持したまま参戦。対戦相手はアフリカゾウ。…しかし、アフリカゾウはインペリアルマンモスとの戦いで牙が折れており特殊ルールで怪我を持ち越して挑んだため運営の手違いにより不完全燃焼のままダウンさせ勝利。恐らく後述する『動物最強王図鑑PFP』の結果を踏襲させたのだと思われるが、当然ガチギレした視聴者も続出した。しかし先述の通り原作改変ではない。たぶん。なのでつっこんではいけない。
尚、ライオンは前回の試合にて既に鬣が変色しており、その状態を持ち越したまま試合を行ったことから、次の試合でもこの状態のまま戦闘すると思われる。
(完全に余談ではあるが、PFPに於いてアフリカゾウを倒したライオンもまたこの状態で戦闘していた)
そして準決勝はまさかのティラノサウルスとの再戦が決定した。2回戦の結果が逆なら再戦の必要もなかったのだが…決まったことならばハクナ・マタタでその行方を見守りたいところだ。
ステージは再び岩場。前回と同じ戦法は通用しないと考えたのか、ティラノバイトを躱した後に前述のルブロンオオツチグモ戦、パラケラテリウム戦でも見せた岩の上からの奇襲を仕掛けるも、視力が良いティラノサウルスには効かずカウンターされてしまう。が、それでも挫けずに足を噛みついて転倒させ、相手の喉を噛みついて攻撃したり、舞い上がる砂嵐の中で激しい引っ掻きをお見舞いしたりとティラノサウルスを瀕死に追い込んだ。
……が、砂嵐が晴れた頃体力が尽きてしまい敗北。百獣の王の闘いはここで幕を閉じたわけであるが、アフリカゾウ戦の奇跡的な勝利もあってか『動物最強王図鑑』以来となるベスト4という百獣の王の名にに恥じぬ大健闘という結果となった。(しかも何気に現生生物勢では最高成績をおさめている)
当然百獣の王なので主人公補正もあり、スペシャル上映は1話、28話でのバトルがプレイバック。シベリアトラ戦が使われてもおかしくなかったがルブロンオオツチグモは現状アニメでは唯一ライオンと戦っているためこちらが優先された結果カットされたとみられる。
またマンガ動物最強王図鑑では主人公であることから、百獣の王の名に恥じぬ活躍を見せていることは言うまでもないだろう。
なお現実に於いて戦いに勝つとテストステロンの充満でタテガミの色が濃くなるというのは普通にある故、覚醒時にタテガミが黒くなるのもあながち間違いではないが、強いて言うんであればその速さがあまりにも急すぎる、というのが突っ込まれているので注意。
もちろん2つ名は「誇り高き百獣の王」。
以下、『動物最強王図鑑PFP』ネタバレ注意
『動物最強王図鑑PFP』では、ドブネズミ、アフリカゾウ、ラーテルと戦った結果、ベスト8とこちらも好成績を残しての終戦となり、特にアフリカゾウ戦に関しては体格の倍増によりライオン特有の背後からとびかかり仕留めるという戦法が取りやすくなった結果、見事リベンジ達成となった。ライオンはもしかするとドブネズミに負けてしまうのでは?とも言われていたのだが、蓋を開けてみれば相性が悪い湿地帯での戦いに於いて前脚に噛みついたドブネズミを投げ飛ばし勝利するというまさに完封勝ちだった。
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- 気高き獣の王。ライオンを描いたイラスト特集 - pixivision(2022年12月15日)