概要
「漆黒のヴィランズ」で追加された新種族。
ロスガル族は、イルサバード大陸南部・ボズヤ地方にルーツを持つ種族。女性を指導者とする母系社会を構築し、第三星紀には女王を中心とした王国を構築していた。
発達した筋肉に鋭い爪や牙を持ち、その顔付きは獅子や豹を思わせる。全身は毛で覆われ、尾もさまざまなバリエーションを持つ。
容姿ゆえに古代においては野蛮な民と見られ、他種族との争いが絶えなかったが、共通語が浸透するにつれ相互理解が進み、次第に交流が増えていった。
男女の出生比率に極端な偏りがあり、女性を見かけることはほとんどない。
ガンブレードとそれを扱うガンブレイカーのルーツとなる種族でもある。
第一世界では「ロンゾ族」と呼ばれる。
ヘリオン
暖色の毛並みを有するロスガルの部族。
イルサバード大陸南部のボズヤ地方にて、女王を中心に暮らしていた。
彼ら自身の言葉では部族を表す語は存在していなかったが、ひとりの女性指導者を中心に、多くの男性が行動する社会構造を、太陽を中心に巡る彗星に喩え、共通語では「ヘリオン」と呼ぶ。
ロスト
寒色の毛並みを有するロスガルの部族。
遠い過去に定住生活を捨て、移動生活を送るようになった人々。
力仕事を担う季節労働者、荒事を請け負う傭兵、あるいは行商など、その時々で生業を変え、自由気ままに暮らしている。こうした生き様を、太陽を離れた彗星に喩えて「ロスト」と呼ぶ。
シュバラール
エオルゼアの西に位置するトラル大陸に住まう、ヘリオンでもロストでもないロスガルの部族。
南方大陸ヨカ・トラルの東部にあるヤクテル樹海を本拠地とするが、トライヨラや、北方のサカ・トラルに移住してきた者もいる。
身体的特徴は主にヘリオンを準拠とするが、黄色や赤などの華やかな体色を持つ者は比較的に多い（これらの体色はヘリオンのキャラクリで選択可能）。また命名法則は南米部族風となっている。
かつては同じくヤクテル樹海原住民のマムージャ族と樹海の支配権をめぐって凄惨な争いをしてきたが、連王となる以前のグルージャジャが仲裁し両種族に平和をもたらした。とはいえ諍いが完全になくなったわけではなく、種族間の溝は未だに深い。
「黄金のレガシー」キーキャラクターのトライヨラ第三王女ウクラマトは、この種族である。
プレイキャラクターとしてのロスガル
ステータスはSTR、VIT、MNDが最も高く、DEX、INTが最も低いというタンク職、ヒーラー職に特化した非常にピーキーなステータスになっている。
ただ、これは微々たる差であり、普通に遊ぶ分ならば大きいネックにはならない。
実装当初、キャラクター作成は男性限定となっていた。これは前述の男女の極端な出生比率の設定に拠る。
しかしユーザーからの要望が多く、6.0で実装された男性のヴィエラに続き、女性のロスガルも実装予定と発表された。
その後「黄金のレガシー」において女性の実装が発表、トラル大陸においては「シュバラール族」と呼ばれ、ヤクテル樹海に本拠地を有している事が明らかになった。更にファイナルトレイラーに物語のきっかけとなる皇女ウクラマトが登場。
ヴィエラと同じく頭装備の大半を表示できず、ヘアカタログにも対応していなかった。
その後一部のヘアカタログに対応と発表され、6.1で実装されたものの、ロスガルの特徴である耳が技術的な問題で反映されず、批判を受けた。
これについて吉田P/DはPLLで「ロスガルの頭部形状というのは相当特殊なことをやってケモナーの人たちが喜べるように作っているので、他の種族と全然作り方が違う」ことを改めて説明。要望・意見を受けて開発陣により改良され、6.2からは耳が表示できるよう対応された。
関連キャラクター/組織
関連イラスト
関連タグ
ロンゾ族:FF10に登場する獣人種族。プレイヤーキャラではキマリ=ロンゾが存在する。姿形のモチーフや第一世界での種族の呼称はこちらからのオマージュと思われる。
