概要
大柄で筋骨たくましい、がっしりとした体格の民族。
古ルガディン語で「雨」を意味する「ルガン」と、「人」を意味する「ディン」の組合せで、「雨の民」という意味を持つ。
北洋地域にある島「エルスレント島」が故郷であり、そこでは今も多くのルガディン族が住んでいる。過去に一部の者たちが故郷を出て、優れた航海技術を用いてハイデリン各地へと移り住んできたことがエオルゼアやオサード小大陸におけるルガディン族のルーツである。
外見に相応しく、蛮勇を競い合う風習を持つ。
その為他の種族からは野蛮だと思われがちだが、情に厚く忠義を貫き通すことでも知られ、歴史的に偉大な武人を多く排出してきた。
また魔法職や製作職を修めるルガディンも少なくなく、脳近一辺倒という訳ではない。
『ファイナルファンタジー11(FF11)』における「ガルカ」のような種族。
ただしガルカとは違い、男女の性別が存在する。
あと尻尾はない。
大別して「北洋の民」ゼーヴォルフと「紅焔の民」ローエンガルデの2種に大別される。
ただしガレマール帝国の支配下では属州民として組み込まれてしまった者たちも少なくなく、帝国軍将兵にはしばしばルガディンの姿が見られる。
プレイヤーの間では男性はルガオス、女性はルガメスと呼ばれることが多い。
ゼーヴォルフ
海洋部族として活動するルガディンの一部族。
リムサ・ロミンサを寄港地として利用し、一部は定住している。
古ルガディン語を踏まえた古風な名前が多い。
ファミリーネームは父親の名前+「息子」「娘」をそれぞれ表す「シン」「フィン」。
ローエンガルデ
アバラシア山脈に住み、山岳部族として活動するルガディンの一部族。
身体的な特徴は、溶岩を思わせる赤みを帯びた肌。
古ルガディン語を翻訳した共通語に基づく名前が多く、ネイティブアメリカンに近い。
また個人名のみで、ファミリーネームは名乗らない。
東方系ルガディン
パッチ4.0にてその存在が判明されたルガディンの一部族。
ヤンサやナグサ、ひんがしの国のような東方地域に住む。元々北洋の民にもかかわらず東方文化に溶け込んでいるようで、命名法則は東方系ヒューラン族やアウラ・レンと同じ。
身体的特徴はおおむねローエンガルデと同じだが、ゴウセツのようにヒューラン族のようなのっぺりとしていない鼻を持つ者もいる。
現在はキャラメイクに選択することができない。とはいえ、鼻のことを除けばローエンガルデでほとんど作れてしまうので、ロールプレイングの問題となっている。
イルサバード系ルガディン
イルサバード大陸がハイデリンの北方に位置しているためか、そこに移住したルガディン族の比率がかなり高い。
特にロスガル族の多い小国ボズヤでは、第三星暦の過去にルガディン系氏族のものが国を統べる女王「グンヒルド」として君臨したことがあったなど、イルサバードの歴史に少なくない影響を残していたりする。またボズヤ系の他にもリットアティンなどが所属する部族も存在すると思われる。
身体的特徴はおおむねゼーヴォルフと同じ。
現在はキャラメイクに選択することができない。
関連キャラクター
ゼーヴォルフ
ローエンガルデ
イエロー・ムーン
その他の部族
ゴウセツ(東方系)
ビッグス(帝国属州出身)
リットアティン・サス・アルヴィナ(帝国属州出身)
ミーシィヤ(ボズヤ出身)