概要
「エオルゼアの内海」とうたわれるロータノ海に浮かぶバイルブランド島の南部、ラノシア地方を領土とする海洋都市国家。
航海と海の女神リムレーンを守護神とする。
プレイヤーが所属することになる国家の一つであり、新生FF14では、初期クラスとして斧術士・巴術士を選択するとこの国からスタートすることになる。
建国神話に「母国での難を逃れるために海路を進んでいた大船団が女神リムレーンに導かれ漂着した」とある通り、海で暮らす人々を中心としている。
主産業は海運・造船業。冶金・板金業も発展しており、鍛冶師・甲冑師ギルドが存在する。
また豊富な食材を取り扱う事から食に関する産業も発展しており、名門レストラン「ビスマルク」は調理師ギルドとしての役割も持つ。
海産物を取り扱う漁師もギルドを結成しており、船を使った大規模な漁も行われている。その漁師ギルドのすぐ近くにあるエーデルワイス商会の倉庫には何やら怪しい連中が屯しているが、その正体は海賊行為に制裁を下す「シーフ」こと双剣士のアジトである。
北洋から移住したルガディン族によって建国された事からルガディンが多いものの、港町としての性質から多くの人々が行きかう。また海運業に従事している住人が非常に多い。
島南西部の岩礁地帯の上に器用に築かれた塔や通路からなる都市で、白亜の岩の色から「リムレーンのベール」との異名を取る。
海で暮らす人々が済む都市だけあって、上層部は「上甲板層」下層部は「下甲板層」と呼ばれるなど、独特の文化がある。
首長の肩書は船乗り文化の影響が強いからか「提督」となっており、(物理的に)過酷な選出レースに勝利した者が次の提督になるという独自のルールによって選出される。
主要な軍事力は「バラクーダ騎士団」。
海軍力に非常に優れており、エオルゼアの海上警備を一手に担うほどだが、陸戦力は貧弱。
他にも治安維持部隊「イエロージャケット」、グランドカンパニー「黒渦団」などが存在している。
リムサ・ロミンサは元々海賊の集まりから成り立った国家であるため、内実は上述の提督レースに買った海賊団がそのままバラクーダ騎士団になるという仕組み。
有力な三大海賊団「断罪党」「紅血聖女団」「百鬼夜行」のほか、大小の海賊団が存在している。
エオルゼアに存在する都市国家が同盟を結ぶ上でリムサ・ロミンサの海賊行為は非常に大きな障害となったが、提督が三大海賊に「私掠免許状」を発行。ガレマール帝国の船に対してのみ私掠船として海賊行為をする事を容認した事で、同盟と海賊の両立を成し遂げた。
しかし、周辺海域ではそれ以外の海賊行為が散見されているという面もある。
また蛮族とされるコボルド族はバイルブラント島北部の山岳地帯「オ・ゴモロ」を支配している。長年の争いに疲弊した先人らにより「海洋資源はリムサ・ロミンサに、地下資源はオ・ゴモロに」という取り決めが結ばれ、守られてきた。
しかし第七霊災の後、地下資源を必要としたリムサ・ロミンサ側の行動に「取り決めを破った」として憤ったコボルド族により、蛮神・タイタンが召喚されるという事態になっている。
また西部沿岸には、蛮神・リヴァイアサンを奉じるサハギン族が、第七霊災により産卵地を失った為に種族の存亡を賭けて進出を進めており、こちらでも予断を許さない状況。
サハギン族と手を結んでテンパード化された海賊団「海蛇の舌」もおり、洋上・陸上を問わずに被害は数えきれない。
【首長】
【グランドカンパニー】
【ギルド】