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概要

ファイナルファンタジー14(旧FF14)」及び「ファイナルファンタジー14:新生エオルゼア」の舞台となる土地。


FF11における「ヴァナ・ディール」のような世界全体の名前ではなく、FF14の「エオルゼア」は、母なる星「ハイデリン」の一部を指す。具体的には、世界西部の「アルデナード小大陸」とその周辺の島々からなる文明圏。



ウルダハ(UL'DAH)」「グリダニア(GRIDANIA)」「リムサ・ロミンサ(LIMSA LOMINSA)」などの6つの都市国家が存在する。

大地に色濃く流れるエーテルや、エーテルが凝固したクリスタル資源が豊富な事から「神々に愛されし地」と呼ばれ、古くから多くの人々が流入してきた。


しかしFF14の物語が始まるより25年前、東の大国・ガレマール帝国が侵攻。6国の一つアラミゴが陥落する。

さらに西部にあったシャーレアンの植民都市も本国に撤退し、本編開始時点では4つの都市国家が勢力を保っている。ただし北部の山岳国家「イシュガルド」は初戦こそ参戦していたが、直後に戦線を離脱して鎖国状態になった。


エオルゼアには多種多様な種族が住んでいる。

主なヒト族としてヒューランエレゼンミコッテルガディンララフェルの5つの種族が入り混じっている他、他国からの流入が始まって少数ながら見られ始めている種としてアウラヴィエラロスガル族がいる。

これらの種族はパッチ6.4現在ではロスガル族女性以外は全てプレイヤーキャラクターとして使用可能。


ヒト族ではなく「蛮族」として扱われている種族もいる。

ウルダハ地方にはアマルジャ族、リムサ・ロミンサ地方にはサハギン族やコボルト族、グリダニア地方にはシルフ族、グリダニアからクルザス地方にかけてイクサル族、ドラヴァニア地方にはゴブリン族やグナース族、アバラシア地方にはバヌバヌ族などがいる。


なお蛮族の定義は「固有の信仰神を用いて蛮神召喚を行ったかどうか」で定義されているものであり、言語が通じなかったり社会生活を営むことができない等の理由ではない。

少なくとも上記に挙げた種族は全てヒト族と言語による意思疎通が可能であり、全て何らかの社会を築いて生活している。場所によってはヒト族と分類される種族と共同で社会を形成し生活している所もある。

(ただ言語が通じると言っても方言や訛りのようなものがあるのか、話し方には種族ごとに特徴がある。四字熟語を多用するアマルジャ族、乱暴な言い回しが多いイクサル族、「でっち」という語尾がつくシルフ族など)


国家と地方

エオルゼアの気候や自然は多様。ここでは6大都市を中心に紹介する。

ウルダハ

南端のザナラーン地方を領地とする王政(実質は寡頭制共和制)の都市国家。

冶金や織物などの工業や商業が盛ん。一方で都市内の貧富の差も激しい。

ザナラーンは砂漠が多い一方で鉱山に恵まれた土地であり、エネルギー源である青燐水の鉱山も存在する。住民の多くはオアシスに集中。東方には大草原パガルザンが広がる。

ベスパーベイなどの海港もある。


アラミゴが帝国の属州化してからはアラミゴからの難民が多数流入しているのも特徴。

気候的に近い土地というのもあると思われるが、隣接するグリダニアは状況によっては非常に排他的な性質が強い地域であるため、海路を用いれば次点で近いウルダハへ多く流れたのだと思われる。

しかし、少なくとも流入当初は積極的に難民受け入れ政策を採らなかったため、元々貧富の差が激しい都市であったことも併せ、各地に貧民街が形成される結果となっている。


グリダニア

東部の黒衣森(ティノルカ)を領土とする国家。多数の水源に恵まれた広大な森林地帯を擁する。

森の資源に支えられた木工・皮革などの生産業、農業が盛ん。森の精霊と契約を結び創建されたという伝承がある。現在でも精霊の声は絶対であり、精霊の声を聞く事が出来る「角尊」は崇拝を集めている。

アラミゴ陥落後は、「バエサルの長城」を介しガレマール領との前線にあたっていた。

第五星暦時代には、南部に白魔法の発祥地たる都市国家アムダプールが存在した。


リムサ・ロミンサ

西のロータノ海上、バイルブランド島南部のラノシア地方を領土とする国家。

造船や商業が盛んな海上都市で、通称は「リムレーン(都市の守護神たる海の女神)のベール」。林立する白亜の塔を複数のブリッジで繋いだ美しい都市。

北洋から移住した海賊により建国され、現在でも周辺海域の覇権を握る。

ラノシアは温暖で起伏の多い豊かな土地で、北部のオ・ゴモロ地方との境界には温泉もある。南部のモラビーには造船所がある。第五星暦に海運で栄えた都市国家ニームに由来する遺跡は現在でも内陸に残されている。


イシュガルド

中央部のクルザス地方を領土とする宗教国家。

ドラゴンを退治して建国されたという伝承があり、騎士団が現在でも機能する。

領土のクルザス地方は「エオルゼアの背骨」と呼ばれるアバラシア山脈の中ほどに位置する穏やかな高原だったが、第七霊災の影響で急速に寒冷化。建国以来千年にもわたるドラゴン族との戦い「竜詩戦争」が集結するまで対ガレマール同盟に参加できない状態だった。

また、アバラシア山脈上空にはドラヴァニアにかけて多数の浮き島が存在し、飛空艇の広まりと共に探索が進んでいる。中には遺跡もみられる。


シャーレアン

北洋の島々を領土とし、かつては西端のドラヴァニア地方に植民都市を持っていた都市国家。

学問の都として知られていたが、ガレマール侵攻直後に植民都市を放棄し本国に撤退した。

その後、植民都市跡には新たに自治都市・イディルシャイアが築かれ、種族を問わぬ自由な気風から住民を集め始めている。

ドラヴァニア地方はクルザスの西に広がる、アバラシア山脈沿いの高山地帯。クルザスに近い高地ドラヴァニアはエオルゼア最高峰のソーム・アルを抱え、チョコボの産地であるとともにドラゴン族の本拠地としても知られる。イディルシャイアはその西のサリャク川沿い、低地ドラヴァニアに存在する。


アラミゴ

東端部のギラバニア地方を領土としていた国家。

北州イルサバード大陸との境界にあたり、傭兵やモンクを擁する強兵の国だったが、本編開始の20年前に暗君として暴政を布いた「廃王」テオドリックへのクーデターを、ガレマール帝国が密かに支援。王政が倒された後に属州化される形で滅亡した。その後ウルダハなどに多くの難民が流入し、治安や貧困といった問題を抱える事となる。

領土のギラバニアはアバラシア山脈の東端にあたる山がちの乾燥地帯で、陸路の要衝ではあるがザナラーンほどのオアシスや資源には恵まれていない。隣国のグリダニアとは犬猿の仲であり、境をなすベロジナ川周辺の領有をめぐり過去には何度も戦争を繰り返していた。


モードゥナ

大陸中央部の一地方。大陸で最大の湖・銀泪湖を擁し、穏やかな気候と豊かな自然で知られていたが、第七霊災の影響によって巨大な水晶が乱立し、妖霧がたなびく異界めいた光景が広がる。

第七霊災以前、ガレマール帝国による侵攻では激戦地となり、銀泪湖の守り神である「幻龍」ミドガルズオルムが帝国の飛空艦隊旗艦「アグリウス」と相打ちになる形で墜落。アグリウスはミドガルズオルムが巻き付いたまま地上に縦に突き刺さる形で停止し、「黙約の塔」と呼ばれるようになった。

その後霊災の影響でアラグ帝国の技術の粋を集めた「クリスタルタワー」が地下から露出、当地が古代アラグ帝国の中心地であったことが判明し、調査団が調査に当たっているが、強固な防御機構に手を焼いている。

ウルダハ・グリダニア・リムサロミンサのエオルゼアの3強国のいずれからも政治的・地理的両面で均等な距離があり、どの国にも属さない中立地となっている。

現在は「死者の弔鐘」を意味する街・レヴナンツトールを中心に復興が進んでいる。また、北西の白妙川河口、ヤフェーム湿地には第五星暦に栄華を極めた都市国家マハの遺跡がある。


その他

種族

ヒューランミコッテエレゼンルガディンララフェル


通称「エオルゼア十二神」が信仰されている。

ただし諸国間にまたがる教会組織はなく、各地で神話の解釈も少しずつ異なる。

一般的な神格のあてはめは次の通り。

  • ノフィカ:地神。農業や植物をつかさどる。
  • ハルオーネ:戦神。戦い、武勇、氷河をつかさどる。
  • リムレーン:海神。海と航海をつかさどる。
  • サリャク:知神。知識と川をつかさどる。
  • ナルザル:商神。商売と取引、死後の世界をつかさどる。
  • ラールガー:壊神。破壊と魔法、雷をつかさどる。
  • メネフィナ:月神。月の運行と女性をつかさどる。
  • アーゼマ:日神。太陽と正義をつかさどる。
  • アルジク:時神。時の流れと審判をつかさどる。
  • ビエルゴ:工神。鍛冶と工芸をつかさどる。
  • オシュオン:旅神。旅と冒険、山をつかさどる。
  • ニメーヤ:星神。星、機織りと運命をつかさどる。

エオルゼア都市国家にはこれらの神々のうち一柱を「守護神」とする慣行がある。


蛮神

イフリートアマルジャ族)、ラムウシルフ族)、ガルーダ(イクサル族)、タイタンコボルト族)、リヴァイアサンサハギン族)、バハムートオーディン


※( )内は、その蛮神を崇める種族(蛮族)


勢力

暁の血盟 アシエン


関連タグ

ファイナルファンタジー14 FF14 ハイデリン

ファイナルファンタジー14:新生エオルゼア

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