また、多くの製品の名称・愛称としても起用されている。
曖昧さ回避
- 『グランブルーファンタジー』の星晶獣 →シルフ(グラブル)
- 『もんむす・くえすと!』の登場キャラクター →シルフ(もんむす・くえすと!)
- 『ファイナルファンタジー14』の蛮族 →シルフ(FF14)
- アスキー・メディアワークスが発行していた少女漫画誌『コミックシルフ』(現・pixivシルフ)。
概要(四大元素の精霊)
錬金術の大家パラケルススによって提唱された、四大元素を象徴する精霊のひとつ。
単詞の由来はsilva(森)+ nymph(ニンフ;新婦)の組合であるが、女性と特定する場合では女性形のシルフィードである。
空気(風)を象徴する存在とされ、一般的にいわれる妖精のようにトンボのような薄い二対の翅を持って空を飛ぶとされる。
翅については、古くは翼とされる場合もあった。また男女の区別もなかったが、同じ四大元素の精霊で水を象徴するウンディーネの影響からか、女性とされる場合が多くなった。だが、シルフの場合はウンディーネと違って幼女であることが多い。
風のように自由に素早く飛び回り、さらに風と同化しているため、その姿は透明で人間には目視できないとされる。
ウンディーネと同様に、稀に人間に恋心を抱くこともあるとされ、人と交わりをもった際に生まれてくるのは、なんと巨人であるとされる。
創作での扱い
原点と同様に風の精霊として扱われる。
ただ、ほとんどの場合はピクシーのような小さな妖精の姿で表されることがほとんどで、その影響から容姿・性格ともに幼く描かれる場合が多い。
仮面ライダーウィザード
ファントムと呼ばれる怪人の一種であるシルフィが登場。風を操り、風と同化する能力を持つ。
騎士竜戦隊リュウソウジャー
マイナソーと呼ばれる怪人の一種であるシルフマイナソーが登場。目にも止まらぬ素速いスピードで相手を翻弄する能力を持つが、戦闘能力自体は高くない。
パスファインダーRPG
精霊そのものではないが、風の精霊の子孫など風の精霊の影響を受けている。なお「風を聞く」概念はPF2eにも存在する。