メイン画像は聖剣伝説シリーズにおけるノーム
ノームとは……
概要
錬金術の大家パラケルススよって提唱された四大元素を司る精霊のひとつ。
大地を司る精霊で、その容姿は大きくとも1m未満の小人であり、帽子に炭鉱夫のような服装、長い白髪と同様の髭を蓄えた老人の姿をしているという。
大地に自在に潜り、その中を進むことができるとされ、また地中奥深くに隠された秘宝の番人でもあるという。
単詞の由来はGeo(大地)+Home(家)の組合であって、即ち「地を住むもの」である。
童話『白雪姫』に登場する七人の小人のモデルがノームであるとされる。
後年になってドワーフと混同されるようにもなり、ドワーフと同様に日の光にさらされると石化して死んでしまうともいわれた。
フランスのコラン・ド・プランシーが『地獄の辞典』で紹介した、ポーランドのルゼンベルク山の山頂に住むリベザルという異形の悪霊は、山頂を雲で覆い大嵐を起こすノームの王であるとされている。
なおこの悪霊の起源はドイツの伝説に登場するリューベツァール(粗毛の尻尾もしくは蕪を数える者)と呼ばれる善良な山の精グノーム(ノーム)であるという。詳細はこちらの記事も参照。
創作での扱い
地下に住まう民族や、召喚獣のような扱いが多い。姿も原形通りの老人である場合もあれば、
なおパスファインダーRPGで地の精霊の影響を受けたキャラクターをお探しであれはそれはOreadである(PF2eではOreadのノームも可能とはいえ。)
pixivでは
ゲーム「剣と魔法と学園モノ。」シリーズに登場するキャラクターとしてのノームが多い。
ほかには、WizardryOnlineに登場するキャラクターとしてのノーム(このゲームにおいてはこの種族は女性のみ使用可能であり、羊や山羊のような角の生えた種族。詳しくはノーム娘参照)が存在する。
ちなみにWizardryシリーズのノームは特に姿に指定がなく、イラストにおいてはほとんどが「ひげの生えた男の老人」の姿で記載されている(ちなみに、ノームの女性のイラストも存在するが、あまり知られていなかった)。