韓国発のターン制SRPG『ラストオリジン』に登場するバイオロイド。

アメリカの軍事産業であるブラックリバー社の陸戦バイオロイド部隊「スチールライン」に所属している。階級は兵長。人類滅亡後、隊長である不屈のマリーの手で復活した。
リリース時点で登場しており、ドロップによって容易に入手可能なバイオロイドである。
名前の由来は錬金術の大家パラケルススによって提唱された、四大元素の大地の妖精ノーム。

容姿

アホ毛の生えた薄紫に近いロングの銀髪をポニーテールにし、前髪は片目隠れ。服装はピッチリなインナースーツに軍服ジャケットとニーハイブーツ、さらにこのゲームのキャラの特徴である爆乳と、属性の塊のような外見をした分かりやすいキャラである。ノーム目当てでラストオリジンを始めたプレイヤーには、すぐに手に入いるBランクと聞いて驚いた方も少なくないだろう。インナースーツをよく見ると、股の辺りに素早く用を足すためのジッパーが付いている。
ウエスト辺りには手榴弾のような投擲武器を充填した装置が取り付けられている。
しかしながら自己主張の激しい胸部の辺りには布地がなく、豊かな北半球を曝している。
ノームだけに限った話ではないが、どうにも戦闘以外の趣旨がデザインに含まれている気がしてならない。バイオロイド界隈でもその疑惑が持たれている。

性格

言動も含め口数も少なく、体育会系集団のスチールラインでは珍しい非常に温厚な性格。
一見すると戦線に立つには不向きな性格に思えるが、戦線から初対面の一般人を避難させることを考えると理にかなっているのかもしれない。
副官兼支援部隊の連隊長のC-77レッドフードからは勇猛と評価されている。
最前線で防壁作るという役目を持つ以上、敵前で怖気づかない勇気の持ち主なのだろう。スチールラインの隊員達、そしてオルカ号の仲間たちを「家族」と呼び大切にしている。
マリーやT-3レプリコン同様、司令官（主人公）を「閣下」と呼び、絶対的な服従を誓っている。
戦闘でのSDキャラの勝利すると猫の事を考える事から分かるように、猫が好き。ただしポイやCSペロの事を猫とは見ていない。

イベント『怒りの狼牙』（2022.06.15-2022.07.27）では一旦引き上げて来た迅速のカーンの応急手当をしようとするなど、救護も担当しているようである。

イベント『箱舟と春待つ護り手』（2022.12.28-2023.03.08）では得意料理が焼肉ではなく、パフェな事も判明している。（後述）

性能

Bランク戦闘員の中でも優秀な保護機。
アクティブスキル2『防壁生成』は「空いたマスに同じ行の後方を保護する防壁を設置する」という独特の保護スキルを持つ。
守りたい味方は確実に保護できるという利点を持つが、最前線の味方は保護できない欠点を持つ。
スペック自体はBランクの為、パッシブのサポート無しはきつく、フルリンク無しでは後半区画でのメインタンクを担当するのはきつい。
Lv70以上、好意度60以上でAへのランクアップ可能で、パッシブで被ダメ軽減とスチールラインのメンバー限定で広範囲の指定保護も可能である。

2022年5月26日のアップデートからLv80以上好意度80以上でSランク、Lv90以上、好意度100以上でSSランクまで昇級可能になり、さらに『防壁生成』が壁設置から行保護かつ効果耐性、防御貫通耐性も備え、ノームの存在意義は大幅にアップした。（ただし大地から壁を作るアニメーションはカットされたが）
育成だがHP、防御振りで構わない。フルリンク（他のゲームで言う完凸）ボーナスはバフ・デバフ+Lv2で構わない。

スキン

危険な家族：家族の誕生

「ドキドキします…。ちょっと背徳感が…、私がおかしいのでしょうか…？」

寝室用ウェディングドレスを身にまとった姿。
…そもそも寝室用のウェディングドレスってなんだ？
日本ではリリースと同時に実装されたが、左の本国OneStore版のイラストが見えていたためか、本国Google版と同じく右側イラストのように布地を増やす規制が入っている。
パワーワードまみれのスキン名、衣装に言動といい、作為的な何かを感じずに入られない。
因みに日本でも2021年11月24日、FANZAGAMESから『ラストオリジンR』がリリースされ、韓国版と同じ布の量となった。
尚、公式サイトの「2020年末マイオルカTV」によると、日本版の2020年度では低価格だったとはいえ一番売れたスキンはこれだったそうである。

オルカバニー：完璧なバニー

ウサギにハマってるある先輩により、ノームは完璧なウサギになっちゃいました。

Bランクとは思えないノームの人気を象徴するバニーガール課金スキン。
『ラストオリジンR』では小道具オフ機能で逆バニーになり、そして中破絵とLive2D（アニメーション）まで完備している。
日本では先行販売だったが、本来は『箱舟と春待つ護り手』でうさぎを語りだすと止まらなくなるくらいうさぎが大好きなM-5イフリートから「真のうさぎになった証」としてプレゼントされたもの。（通常スキンは設定上はオードリー・ドリームウィーバーが作っているが、このバニー衣装はイフリートが徹夜して作ったという）