図鑑データ
「お会いできて嬉しいです、司令官。シルキーと申します」
概要
韓国発のターン制SRPG『ラストオリジン』に登場するバイオロイド。
軍事産業ブラックリバー社のバイオロイド部隊「スチールライン」に所属しており、階級はT-3レプリコンと同じく上等兵。
メインストーリー第8章にて初登場。部隊の補給を担っており、背負っている巨大リュックは特殊な素材で出来ていて、中には一般弾薬から寝具類、おやつ、人形等様々な物が詰め込まれており、それ等を徒歩で輸送して部隊に送り届けていた。
徒歩による荷物の輸送は特段何か意味や事情があるという訳ではなく、そればかりかそれ以上に効率的な輸送手段がある(ブラックリバーはAGSの開発技術も保有している)にもかかわらずに彼女を採用する事は、当時の社内上層部でもかなりの反対意見が出ていた様ではある。
が、さらにその上の立場の人間の意向によりシルキーは採用される事となり、彼女はその理由を知らぬまま命令通りに荷物の輸送をこなしていた。理由そのものは公言されてはいないが、バイオロイドであるという点や、軍事会社の上層部よりもさらに上の立場からの圧力等から、黒い事情が考えられる。ブラックリバーは軍用バイオロイドを売り込む為のロビー活動を熱心にやっていた事から、その成果だと思われる。
ナンバーに続くPXとは軍隊内務令の物品販売所を指す俗称「Post eXchange」の略。
名前の由来はイングランドの伝承に登場する妖精「シルキー」。
2025年現在、日本版では実はCVを担当した声優が明らかになっていない唯一のバイオロイド。
2025年現在、イラストなどはハングル表記の「실키」で検索した方がヒットする。
容姿
ふわふわした茶髪ショートボブの様な髪型に琥珀色の瞳。
パッと見では分かりづらいが、身長141cm・体重38kgと同部隊の中ではM-5イフリートに次いで小柄。
背負っている巨大リュック以外にも、肩掛けバッグや、身にまとう衣服にも収納スペースがあり、護身用と思われるサブマシンガンのような銃器をリュックと背に挟む形で持ち歩いている。
脚部には外骨格ユニットが装備されており、イベント『セントオルカの秘密作戦』(2020.12.02-2021.01.20)では恐らく予備のユニットにドクターが手を加え、司令官も着用した事がある。
普段のスキンでは着痩せしているのか、控えめな体に見えるが「脱いだらすごい」の典型。夏季戦闘服では同僚のT-20Sノームにも負けず劣らずのご立派なモノを披露してくれる。
人物・性格
自己肯定感が若干低いものの、大人しく朗らかで優しい性格。少し間の抜けた話し方や声ではあるが、敬語で丁寧に喋る。
イベント『怒りの狼牙』(2022.06.15-2022.07.27)では、別部隊であるアンガー・オブ・ホードの装備の陸揚げ作業を行ったり、復元されたばかりのT-4ケシクに(ケシクの要望で)部隊の装備を渡していた。
イベント『光届かぬ聖域』(2022.07.27-2022.09.07)では、スチールライン副官兼連隊長のC-77レッドフード主導の下で行われた地獄訓練(40km全力疾走、8時間耐久筋トレ等)に参加するも、兵長のM-5イフリート共々撃沈。
その後に現れた鉄虫との戦闘では最前線の部隊員達に迅速な補給を行い、負傷者が出た際には応急ながらも手当てを行い、補給兵として奮闘していた。
性能
健気に物資を補給するロリ巨乳補給兵。
他の支援機等にありがちな「立っているだけでバフ・デバフを掛ける」と言った部分ではあまり活躍が期待出来ず、アクティブスキル1も多少のデバフを相手に掛けられるものの総じて微妙。
だが、彼女の真骨頂はアクティブスキル2『現場補給』であり、味方一体に対してAPの供給と有害効果の解除、さらに機体の役割に応じたバフを付与する効果であり、APの供給量も非常に多い。
さらに2022年5月26日からのアップデートにより、Lv90以上、好意度100以上でSSランクに昇級可能。パッシブスキル3『勝手に持ち出しちゃダメです!』により立っているだけでバフを発生させる事も可能になった。(スチールラインのメンバーにはさらにボーナスが加算される)
欠点として、オート戦闘の場合『現場補給』の対象を選ぶ事が出来ない。起用する場合は手動で戦闘をする際に編成に組み込む事を推奨。(これはシルキーが味方に補給物資を『手渡している』という解釈からだそうである)
『勝手に持ち出しちゃダメです!』もシルキーを前列中央(テンキーでいう5)に配置させないとイマイチありがたみがない。
育成だが火力に頼るキャラではないので、タンク型保護機のように防御・HP振りで問題ない。
フルリンクボーナスはバフ・デバフ+Lv2でいいだろう。
関連イラスト
関連項目
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公式動画