曖昧さ回避
- 病気の症状の重さ。L5。治療はかなり困難になる。
- ゲームなどにおける勇者やモンスターの初期設定に多いレベル(レベル1も多い)
- ゲーム会社の誤記。正確には「レベルファイブ」。イナズマイレブンや妖怪ウォッチの大ヒットでも知られる。
概要
ライトノベル「とある魔術の禁書目録」と一連のスピンオフ作品群における「能力者」の格付けの最高位のこと。
学園都市230万人の頂点といわれ、現在ランク付けされているのはわずか7人しかいない。
いずれも強力な能力の持ち主である事は言うまでもないが、戦闘能力では同じレベル5間でも能力の格差は大きく第一位・一方通行、第二位・垣根帝督・第七位・削板軍覇の能力はその中でも突出しており異質さという点でも抜きん出ている。
これは戦闘能力よりも能力研究から得られる利益の高さを優先してランク付けされているためで削板軍覇のように戦闘では並のレベル5を凌駕する力を持っていても、研究への応用が不可能なために最下位に甘んじている例もある(本人は全く気にしていないが)
研究利益の中には非合法なモノも含まれており、過半数の者が暗部と関わりを持つ。
そして当然のことながら能力以外の身体的なスペックは考慮されていないため、単純に順位が上だからそれに合わせて戦闘も強いというわけではない(実際、学園都市の暗部にはレベル5達さえ脅かす危険性を持った人物が非常に数多く存在する)
またレベル5の重要度にはアレイスター=クロウリーの進めている計画である『プラン』も大きく関与しているらしく、一方通行は『第一候補(メインプラン)』垣根帝督は『第二候補(スペアプラン)』と称されている。御坂美琴もそのクローンである妹達が計画の重要な要素であるため『プラン』に深く関わっていると言える。
なお序列は更新される事があり、一年前までは第五位の食蜂操祈が御坂美琴より上であった事が明かされている。
アレイスターによるとレベル5は学園都市の自浄作用としての機能があるらしく、彼ら自身が意図せずとも結果的に自浄作用として機能するとの事(新約7巻での事件が例として挙げられる)
余談だが、作中において能力の強さは「自分だけの現実」=「非現実的な事象を信じる力・妄想力」の強さが重要とされているため、学園都市では必然的に常識が通用しない存在とされ「隠しても隠し切れない人格破綻者の集まり」と呼ばれるシーンさえある。特に垣根帝督、麦野沈利といった者はそれが顕著である。
善人と表現してもいい御坂美琴や削板軍覇でさえ、その能力を出し惜しみせずに使いまくるため彼らの周囲の被害は甚大なものとなっており、学園都市では御坂美琴が唯一まともな人格を有するレベル5として扱われている。
また、この7人以外にも自身の転移も可能になった結標淡希もレベル5相当であり、強力な能力を持つ滝壺理后もまた候補であるなど、レベル5への可能性を持つ者はそれなりにいる。
ただし舞殿星見のように出力ではレベル5クラスの能力者であっても制約があったり、破壊力に特化しているため利益が見込めない場合にもレベル5にはなれない。
また蜜蟻愛愉のように素質があるにかかわらず「時間割」で割を食っている能力者や姫神秋沙のように強力と言えなくはないが、使い勝手が悪いうえに魔術絡みのトラブルに発展しやすいため敢えて隠している能力者などもいる。
超能力者のメンバー
- 第一位 一方通行(アクセラレータ)
能力名:一方通行(アクセラレータ)
- 第二位 垣根帝督(かきね ていとく)
- 第三位 御坂美琴(みさか みこと)
- 第四位 麦野沈利(むぎの しずり)
能力名:原子崩し(メルトダウナー)
- 第五位 食蜂操祈(しょくほう みさき)
能力名:心理掌握(メンタルアウト)
- 第六位 藍花悦(あいはなえつ)
能力名:不明
- 第七位 削板軍覇(そぎいた ぐんは)
能力名:不明(解析不能のため)
余談
スピンオフ『とある科学の心理掌握』では先代:第一位が登場しており、既に死亡しているため序列から外されているか。あらゆる結晶の始点となる結晶を操り、あらゆるものを侵食し性質を変化させて操る能力。
能力名は『万能結晶(シンセサイズグリット)』
pixivでの扱い
とあるシリーズの主人公格である御坂美琴を筆頭としてレベル5の面々は人気が高く、レベル5一同が集まったイラストも多く描かれている。
関連タグ
スピンオフ