曖昧さ回避
- 病気の症状の重さ。治療はかなり困難になる。
- ライトノベル「とある魔術の禁書目録」と一連のスピンオフ作品群における「能力者」の格付けの最高位。 ⇒レベル5
- ゲームなどにおける勇者やモンスターの初期設定に多いレベル(レベル1も多い)。
- ゲーム会社の誤記。正確には「レベルファイブ」。イナズマイレブンの大ヒットでも知られる。
- 太陽系内の地球公転軌道上におけるラグランジュ点のひとつ。スペースコロニーの設置場所の候補とされる。
概要
「ひぐらしのなく頃に」における架空の風土病である雛見沢症候群の症状進行の最終段階。
レベルは大きく1~5の5段階表記であり、細かく分けると7段階となる。
それぞれ
L1
L2
L3-/L3+
L4
L5-/L5+
と割り振られている。
これら全てを総称して感染者、潜在保菌者と呼ばれることがあり、女王感染者と呼ばれる特別な感染者もいる。
舞台となる昭和58年時点では、人間脳内に寄生する寄生虫が原因の病とされ、雛見沢に伝わるオヤシロさまの祟りにも、発症者と思われる兆候が見受けられる。現在も機関による研究、治療薬の開発等が進められている。
また、昭和58年時点では、一度L5発症した者が治療薬を使用したとしてもL3までしか回復ができず、L2以下への回復は不可能とされるが、罪滅し編のレナと圭一のように、信頼できる人間からのアプローチによって、L5発症から低レベルへの緩和ができる可能性もある。良くも悪くも、発症者の精神力に左右されるところが大きい。
作中での発症レベルの扱い
- L1
予防薬投与した人物、あるいは症候群に患っていない人物(作中では明言されていない)。
- L2
この段階以上の者は、緊急マニュアル34による処分対象となる。雛見沢村の住民はほぼこれに該当するため、もしマニュアルが発動された場合、実質村が全滅することになる。
- L3-
日常生活への影響はないが、誰かの気配を感じ、その人物とおぼしき声が聞こえることがある。L5に至った者が治療により回復できる限界(昭和58年時点)。
- L3+
非常に軽微な幻覚、幻聴、病状の進行により物事を曲解するようになり、他人に疑心を持ち始める。
- L4
幻覚・幻聴、異常行動などが目立つ。極度の疑心暗鬼・人間不信に陥る。
- L5-
L4の症状に加えて危機妄想があらわれるが個人差が大きい。リンパ腺の辺りに強い痒みを感じる。|
- L5+
幻覚・幻聴の症状が最大限になる。いないはずの人間をいるものと誤認することがある。周りの人間全てが自分を殺そうとしているという妄想に陥り、防御本能により周りに無差別な攻撃行動を加えるようになる。ひどい錯乱状態にあり、記憶も混乱する。最終的には、自分の手でのどを搔き毟って死亡することが多い。
各編の主な発症者
各編 | 人物名 |
---|---|
鬼隠し編 | 前原圭一 / 鷹野三四 / 富竹ジロウ |
綿流し編 | 園崎詩音(真魅音) / 鷹野三四 / 富竹ジロウ |
祟殺し編 | 前原圭一 / 北条沙都子 / 北条悟史 / 鷹野三四 / 富竹ジロウ |
目明し編 | 園崎詩音(真魅音) / 鷹野三四 / 富竹ジロウ |
罪滅し編 | 竜宮レナ / 鷹野三四 / 富竹ジロウ |
皆殺し編 | 鷹野三四 / 富竹ジロウ |
祭囃し編 | 鷹野三四 |
- )富竹ジロウは「H173」による強制発症。
- )綿流し編・目明し編では、滅菌作戦が実行されていない。羽入が言う「意志の強さが運命を変える」ことが本当であれば、詩音(真魅音)は単独で鷹野の「絶対の意志」を打破ったとも考えられる。