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ひぐらしのなく頃に

ひぐらしのなくころに

『ひぐらしのなく頃に』とは、同人サークル「07th Expansion」のサウンドノベルゲーム、およびそれを原作とするメディアミックス作品群である。
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概要

『ひぐらしのなく頃に』とは、07thExpansionにより製作された同人ゲーム
同人誌即売会コミックマーケットで、2002年夏から順に一編ずつ発表された。
原作の監督シナリオキャラクターデザイン竜騎士07
この同人ゲームがメディア展開し、コミックドラマCDアニメ、コンシューマーゲーム、実写劇場版が製作された。
昭和50年代の架空の村落・雛見沢村を舞台に、村にまつわる古い因習「綿流し」を軸にして起こる、謎の連続怪死事件を題材にした作品。
前半は明るくコメディタッチな日常描写が多く、キャラクターや状況になじんだところで、後半の重い惨劇描写が降りかかってくるため、その落差によってストーリーがより印象深いものとなっている。

ストーリーを追うだけでも十分楽しめるが、提示される謎について「なぜそんなことになっているのか」推理・考察を展開するのも「ひぐらし」の楽しみ方のひとつであり、オフィシャルサイトの掲示板やファン各人のサイト等で推理・考察・意見交換がさかんに行われた。

各編はそれぞれがパラレルワールドの様に、『似通った時間軸で進むが別個の物語』という関係になっている。その為、類似した結末を迎えるストーリーを繰り返し俯瞰しながら真相を探っていくという、ループものとしての側面も含んでいる。

作品の性質上、残虐性を強調した殺傷表現など暴力的・猟奇的な描写があり、コンシューマーゲームへの移植時にCEROの審査区分はD(17才以上対象)とされた(コンテンツアイコンは「暴力」のみ)。

また、この作品は単にエンターテイメントとしてだけでなく、多くの社会的メッセージも含む。雛見沢村やそこに関わる人々の目を通して、読者に様々な問題提起を行う。(原作ではその特徴が顕著である。)

ストーリー

昭和58年5月、都会から寒村・雛見沢村へ転入してきた前原圭一は新しい学校になじみ楽しい毎日を送っていた。
ある日、毎年村の祭「綿流し」の日に一人が死に一人が消えるという連続未解決事件のことを知る。
そのことを周囲の友人らに尋ねても皆が口をつぐみ否定され、何が正しいのかも解からなくなっていく。

この不可解な連続未解決事件や村の因習に翻弄され、諦めたり抗ったり他人を疑ったり···
そして、手を取り、立ち向かっていく人々の姿が描かれていく

「運命なんてな、金魚すくいの網より薄くて、簡単に破れるもんだってことを覚えておけよ!」

原作(同人ゲーム)

公式サイト
連作式のサウンドノベルWindows対応のパソコンゲームである。
他のサウンドノベルで見られる「選択肢によるストーリー分岐」が存在せず、プレイヤーは最初から最後までテキストを読み進めるのみである。
『ひぐらしのなく頃に』(前編・出題編)
第1話「鬼隠し編
第2話「綿流し編
第3話「祟殺し編
第4話「暇潰し編

ひぐらしのなく頃に解』(後編・解答編)
第1話「目明し編
第2話「罪滅し編
第3話「皆殺し編
第4話「祭囃し編

ひぐらしのなく頃に礼』(ファンディスク)
賽殺し編」「昼壊し編」「罰恋し編

ひぐらしのなく頃に奉

雛見沢停留所

「雛見沢停留所」とは、平成12年(2000年)頃に執筆された舞台脚本で、後に「ひぐらしのなく頃に」の原点となった戯曲作品である。

「停留所」の作内では、「古手梨花」と「園崎魅音」(魅音はダム建設の関係者)しか登場せず、舞台も題名の通り「雛見沢停留所」のみである。

『ひぐらしのなく頃に』に登場するいくつかの仕掛けの原型はここで登場している。
因みに、この脚本はコンテストに出品されたが、あえなく落選となった。
後に「ともぞ」氏によって漫画化される。
ビッグガンガン 公式サイト内作品紹介

雛見沢停留所


コミック版作画担当ともぞ氏による「雛見沢停留所」告知イラスト

メディアミックス

コミック

原作の出題編・解答編・ファンディスクの内容全てがコミック化されている。
鬼隠し編」「綿流し編」「祟殺し編」「暇潰し編」「目明し編」「罪滅し編」「皆殺し編」「祭囃し編」「昼壊し編」「賽殺し編」 「罰恋し編(※購入者特典)」 は完結。
また、原作者書き下ろしシナリオのコミック化として、「鬼曝し編」「宵越し編」「現壊し編」「心癒し編」がある。

アニメ

原作の出題編・解答編・ファンディスクの内容全てがアニメ化されている。
TVアニメ公式サイト

第1期「ひぐらしのなく頃に」
TVアニメとして2006年4月から同年9月まで放送された。全26話。原作より「鬼隠し編」「綿流し編」「祟殺し編」「暇潰し編」「目明し編」「罪滅し編」をアニメ化。

第2期「ひぐらしのなく頃に解
TVアニメとして2007年7月から同年12月まで放送された。全24話。原作「罪滅し編」のエピローグの「サイカイ」、オリジナルエピソード「厄醒し編」、原作「皆殺し編」「祭囃し編」をアニメ化。

第3期「ひぐらしのなく頃に礼
OVAとして2009年2月から同年9月にかけて発売された。全5巻。「ひぐらしのなく頃に祭」の特典小冊子より「羞晒し編」、原作「賽殺し編」「昼壊し編」をアニメ化。

第4期「ひぐらしのなく頃に煌
OVAとして2011年7月21日より発売されている。全4巻。
原作より「罰恋し編」、オリジナルエピソードの「妖戦し編」「結縁し編」「夢現し編」をアニメ化。

第5期「ひぐらしのなく頃に拡
OVAとして2013年11月22日より発売されている。全1巻。
ひぐらしデイブレイク」オリジナル・サウンドトラックの特典小冊子より「ひぐらしアウトブレイク」をアニメ化。

第1期・第2期が放送されたテレビ局・特徴

第1期「ひぐらしのなく頃に」
エンドカードでの表示が局により異なる。

  • 関西テレビ - エンドカードでオープニングタイトルバック画面に「この物語はフィクションです」というテロップを表示。
  • チバテレビ - エンドカード表示なし。
  • テレ玉tvk東海テレビAT-X - エンドカードで青バックに「この作品における人物、事件その他の設定は、全てフィクションであります」と表示。

第2期「ひぐらしのなく頃に解」
途中で打ち切った局あり。
  • 東海テレビ - 第11話で打ち切り。
  • KBS京都
  • テレ玉 - 第13話で打ち切り。
  • チバテレビ
  • サンテレビ
  • AT-X
  • tvk

東海テレビとテレ玉が打ち切った理由は定かではないが、2007年9月18日午前4時に京都府京田辺市で発生した当時16歳の少女による父親殺害事件(京田辺警察官殺害事件)の犯行状況にこの作品を思い起こさせるものがあったとされる。
放送を続けたKBS京都も放送エリアで発生したこの事件のため、21日深夜(22日未明)に放送予定だった第12話の放送を1週延期し、翌週に再開した。

ドラマCD

ドラマCD公式サイト
原作より「鬼隠し編」「綿流し編」「祟殺し編」「暇潰し編」「目明し編」「罪滅し編」「皆殺し編」「祭囃し編」がドラマCD化されている。

コンシューマーゲーム

コンシューマ公式サイト(アルケミスト)

ひぐらしのなく頃に祭
アルケミストによるプレイステーション2への移植版。

ひぐらしのなく頃に絆
アルケミストによるニンテンドーDSへの移植版。

ひぐらしデイブレイク
同人サークル黄昏フロンティアによる対戦アクションゲーム。
アルケミストによりPSPに移植されている。

「ひぐらしのなく頃に 贄捜し編
dwangoより配信中のオリジナル携帯ゲーム。

「ひぐらしのなく頃にTactics」
そらゆめより配信中のメガアプリ対応機種用携帯ゲーム。

ひぐらしの哭く頃に雀
AQインタラクティブよる麻雀ゲーム。PSPに移植されている。

「パチスロひぐらしのなく頃に祭
オーイズミによるパチスロ機。アルケミストによりPS2に移植されている。

「ひぐらしのなく頃に粋」
2015年3月12日に加賀クリエイト(加賀電子)より発売されたシリーズ完全版。
対応機種はPS3PS Vita
公式サイト(現在は加賀クリエイトが2015年12月31日をもって解散したため見れなくなっている)には以下の16の収録シナリオが紹介されている。
(総数は19+1<「澪尽し編」がに収録のストーリーが「澪尽し編・表」、に収録のストーリーが「澪尽し編・裏」として収録されている。公式サイト内シナリオ紹介は表。>)
鬼隠し編」 「綿流し編」 「祟殺し編」 「染伝し編」 「暇潰し編」 「目明し編」 「昼壊し編」 「影紡し編」 「罪滅し編」 「皆殺し編」 「宵越し編」 「解々し編」 「祭囃し編」 「澪尽し編」 「賽殺し編」 「言祝し編
に加え、羞晒し編も新規にゲーム化されることが決定。

「ひぐらしのなく頃に奉」
2018年7月26日にSWITCH版が、2019年1月24日にPS4版が発売。メーカーはエンターグラム。
「粋」に収録のシナリオに加え『罰恋し編』、『ひぐらしアウトブレイク』とその続編の『ひぐらしアウトブレイク ~神姦し編~』に加え、『雛見沢停留所』も追加(停留所のシナリオはコミック作画担当のともぞ氏がイラストを手掛け、CVも舞台版で担当した二人〈梨花役:青木志貴、魅音役:小市眞琴〉が担当)。
SWITCH版発売当初は新規シナリオに富竹ジロウのボイスはCV担当の大川透氏が病気療養中だったため入っておらずのちのアップデートで追加された

実写劇場版

原作「鬼隠し編」をベースとして「ひぐらしのなく頃に」が製作された。
原作「罪滅し編」をベースとして「ひぐらしのなく頃に誓」が製作された。

連続ドラマ

2016年5月20日からBSスカパー!にて「ひぐらしのなく頃に」がオリジナル連ドラとして放送された。ベースとなる原作は「鬼隠し編」「綿流し編」「祟殺し編」で、全6話。
2016年11月25日からBSスカパー!にて「ひぐらしのなく頃に解」がオリジナル連ドラとして放送された。ベースとなる原作は「目明し編」「罪滅し編」で、全4話。
主演は稲葉友。主要キャストはNGT48からオーディションで選出された。

小説

ひぐらしのなく頃に(文庫版)
第1話・鬼隠し編(上下・2巻)
第2話・綿流し編(上下・2巻)
第3話・祟殺し編(上下・2巻)
第4話・暇潰し編(1巻のみ)

ひぐらしのなく頃に解(文庫版)
第1話・目明し編(上下・2巻)
第2話・罪滅し編(上下・2巻)
第3話・皆殺し編(上下・2巻)
第4話・祭囃し編(上中下・3巻)

ひぐらしのなく頃に礼(文庫版)
賽殺し編(1巻のみ、完結)

ひぐらしのなく頃にアンソロジーノベル(全7巻)

ひぐらしのなく頃にノベルアンソロジー(全2巻)

ひぐらしのなく頃に外伝 猫殺し編

ひぐらしのなく頃に 語咄し編(全3巻)

ひぐらしのなく頃に祭
橋渡し編
羞晒し編

ひぐらしのなく頃に蔵出し編(無印&続・全2巻)

ひぐらしアウトブレイク

ひぐらし。(全2巻)

なごみ文庫の本編シリーズ(全3巻)
ひぐらしのなく頃に〜ほのぼの罪滅し編
ひぐらしのなく頃にときめき鬼隠し編
ひぐらしのなく頃にとどろき祭囃し編

演奏会

弦楽四重奏+ピアノによる生演奏CD発売コンサート。タイトルは『ひぐらしのなく頃に奏』
公演日は2016年9月23日、会場は三鷹市芸術文化センター 風のホール。⇒公式サイト

登場人物とキャスト

詳細はひぐらしのなく頃にの登場人物一覧を参照。

余談

原作各編の名前は何れも『○△し編』(○、△は何れも漢字一文字)というフォーマットで 統一されており、派生作品・二次創作でもそれが踏襲されていることが多い。
雛見沢村の風景は、世界遺産である岐阜県大野郡白川村(白川郷)を参考にしたものであるため、聖地巡礼として現地に行く者も多い。
また、原作者がリスペクトする作品へのオマージュが色々見られる。
(東方ProjectのWindows版作品の博麗霊夢等に見られる特徴的なデザインの巫女服や、TYPE-MOON月姫に登場したキャラクター外見や名前が瓜二つ(CVに至っては、アニメ版と同じ)でカレー好きのサブキャラクター等がその一例である。
なお、後者はTYPE-MOON事後承諾済みである。

PUBG MOBILEは本作を意識しており、マチェットの説明文に「嘘だッ!」と書かれている。

関連タグ

個別

部活メンバー エンジェルモート ソウルブラザー 雛見沢 雛見沢症候群 オヤシロさま 嘘だッ!  こころむすび  you
岐阜県 白川郷 白川村 飛騨 合掌造り 魔法少女おやし☆ロリカ

関連作品

Re:ゼロから始める異世界生活
作品全体を通して共通点の多い作品
また、エミリア役の高橋李依氏の声優になるきっかけが「ひぐらしのなく頃に」(その中でも、悟史役の小林ゆう氏の演技に感銘を受けた)だったという。

超ヒロイン戦記
竜宮レナ、園崎魅音、園崎詩音、古手梨花、北条沙都子が参戦。このうち、魅音&詩音と梨花&沙都子はタッグを組む。

ラストピリオド

ラストピリオド


原作ゲーム版においてコラボを行った……だけで済めば良かったのだが、何とテレビアニメ版でもコラボをしてしまった。しかも、原作者許可済である。アニメ3話でコラボしたのみならず、アニメ最終回のEDにて3話に登場したキャラの後ろ姿が登場している。
ちなみに、ラスピリのちょことひぐらしの古手梨花はCVが田村ゆかり
もっと言うとループものとしても作品ジャンルが同じという驚異のシンクロ率。

映画「時をかける少女(1983年、監督:大林宣彦)
昭和58年つながり。SF要素でもつながっている。

ギリシャ神話
色々モチーフになっている。

カップリング

詳しくはひぐらしのなく頃ににのコンビ・グループ・カップリング一覧を参照。


これを見たあなた、どうか続きを編集してください。それだけがわたしの望みです。

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