竜騎士07とは、同人サークル『07thExpansion』所属の同人作家。
概要
07th Expansionを代表する人物。千葉県出身の男性。
当該サークルは家族経営であり、同人ゲームを作る際は彼がゲームデザイナーを務め、弟の八咫桜がスクリプト、販売を彼の両親が担当している。
美術関係の専門学校にて漫画・アニメ・ゲーム関係の基礎を学び、『雛見沢停留所』という戯曲を制作、卒業後それを元に同人ゲーム『ひぐらしのなく頃に』を作り、同人作家として名を知られていくようになる。
ひぐらしのヒットまでは地方公務員として役所勤めをしていたとの事で、その経験もあってか児童の虐待やネグレクトなど福祉関係の描写は妙にリアルと言われている。
都市伝説・怪談・民族信仰を背景にし『暴力表現やグロテスクな描写を含みながらも、人間の内面を描ききっていく』という作風の作品が多い。
現在では小説家・漫画原作者など商業関係の仕事も持つようになり、活動の幅を広げている。
黒縁眼鏡にハンチング帽(手塚治虫がかぶっているアレ)という容姿が有名。
別サークルの同人ゲームである『東方Project』の製作者、ZUN氏を尊敬しており、ハンチング帽は彼を模したものであるらしい。インタビューなどでは常に帽子を被っているため、ファンからはハゲネタでいじられる事が多い。
名前の由来はファイナルファンタジーVの登場人物『レナ』と職業(ジョブ)の『竜騎士』から。
作品一覧
『なく頃に』シリーズ
〝When They Cry“というサブタイトルで表される作品群。
世界観そのものは作品同士で異なるが、一部のキャラクターや用語などが共通している。
集落『雛見沢』を舞台にした殺人事件と、真相を解明する人々の物語。
全八作が存在し、第一話は「正解率1%」という触れ込みで有名。
孤島『六軒島』を舞台にした殺人事件と、真相を巡る『人間』と『魔女』の物語。
『ひぐらし』の要素を引き継ぎつつ、「推理は可能か、不可能か」というメタファーをテーマとしている。
2019年10月に『phase1 代わりのいる君たちへ』発売。
シリーズ初となる「推理・考察なしでも楽しめる展開」を紡いでいく模様。
その他の作品
小説雑誌『ファウスト』に投稿された短編小説。漫画化もされている。
舞台や一部キャラクターに『ひぐらし』を思わせる要素がある。
田舎町『嫦娥町』を舞台にした、「恐怖と謎が交錯する」商業ゲーム。
『ローゼンメイデン』で有名なPEACH-PITがキャラデザを担当している。
小学校を舞台にした、七不思議をテーマとする短編集。
竜騎士07作品には珍しく、ミステリーの要素を持たない。
暗黒街に蠢く人間達による、「酒と硝煙香るハードボイルド」ストーリー。
キャラデザやテキスト形式の変更、戦闘シーンのゲーム化など革新が施された。
『呪い』をテーマに作成された完全新作の和風伝奇アドベンチャーゲーム。
DMMゲームズから2016年1月29日PC用に発売され、PSVita/PS4ソフト『祝姫 -祀-』も発売された。
樋上いたる原画のコンシューマーオリジナル作品。
シナリオ一部担当作品
リメイクに伴う追加シナリオを担当。
リメイクに伴う追加シナリオを担当。
トライアンソロジー ~三面鏡の国のアリス~
Rewriteのように3人ライター体制。