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ゼオン・ベル

ぜおんべる

ゼオン・ベルとは、マンガ「金色のガッシュ!!」に登場するキャラクター。
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......誰だ?
オレ様とあのマヌケを勘違いする奴は?

概要

CV:高乃麗

人間換算年齢6歳
好きな食べ物魚、ホットドッグ、かつおぶし
趣味一人遊び、高い所から下を眺める事
本の色銀色
パートナーデュフォー

人物

金色のガッシュ!!に登場する100人の魔物の子供の1人で、ガッシュそっくりの容姿をしている。ガッシュとの違いは、「紫電の眼光」と「白銀の髪」、目の下の二本線などであり、身長も僅かに高く、歯も少し鋭い。呪文はガッシュと同じ「ザケル」などの電撃系。ガッシュと異なり全ての術で気絶せず、術を手の掌から放つ。性格もガッシュとは違い、冷静かつ非情な面を持つ。普段の一人称は「オレ」で、比較的普通の口調。

戦闘能力は非常に高く、最弱呪文のザケルでさえギガノ級と同等の威力を持つ。身体能力も非常に高く、リオウのギガノ・ファノンを片手で軽々と受け止め、禁呪を使いバーサーカー状態になり体格と腕力が10倍に上昇したリオウを一方的に叩きのめせるパワーとスピードを持つ。他にも瞬間移動や記憶に干渉する力、髪の毛から使い魔の様な物を作り出し使役するなど、本に頼らない能力もいくつか持っている。しかもパートナーのデュフォーも作中のパートナー最高クラスの能力を持っているため、総じて作中最強クラスの魔物と言える。

ガッシュを憎んでおり、人間界に現れたばかりのガッシュを「ザケル」の一撃で瀕死状態に陥らせる。
すぐに本を燃やそうとするが直前で取り止め「自分が何者かもわからぬまま人間界を彷徨い苦しめばいい」と魔界の記憶を奪って去っていった。

その後オランダでアポロと遭遇し、ザケルのみでロップスを倒している。

本格的に動き出したのはファウード編で、ファウードを奪うためガッシュたちを利用するべく、清麿にファウードの情報の一部を流した。ファウードの封印が解けた後は、ファウードのコントロールキーを持つリオウを一方的に叩きのめし、キーを奪いファウードの主となる。

そしてファウードのコントロールルームで世界の破滅を防ぐべく立ち向かうガッシュ達と直接対決する。

使用呪文

基本的にはガッシュと呪文が被るが、一部の呪文はガッシュと違う。

ザケル

電撃系の基本呪文。本人の魔力の高さから、第一とは思えない威力を誇る。

ザケルガ

直線状で貫通力の高い電撃を放つ、ザケルの強化版。ギガノ級を相殺してなお余るエネルギーを持つ。リオウ戦では、腕を掴んで後退を防止した状態で腹部に放出し続けるというえげつない使い方をしている。

テオザケル

電撃系の中級呪文。禁呪を使ったリオウを倒すほどの驚異的な威力。原作27巻時点でのガッシュのテオザケルよりもさらに強力で、弱所を突かれても尚押し勝つ程。

ジャウロ・ザケルガ

巨大な輪の縁からやや曲線を描くザケルガを無数に放つ呪文。リオウの最大呪文を真っ向から撃破した。特徴的なのは、この術の発動によって生じたザケルガは操作可能で、発射中もゼオンは自由に動ける。その特性上この術を防げる防御呪文はほぼ存在せず(正面に盾を発生させる場合、回り込んで回避できる。全方位型の防御は攻撃を集中することで破ることができる)、清磨とガッシュも
マーズ・ジケルドンで七発目まで弾く
ガッシュに多くの指示をだして残りの数発を回避
魔力を通さない柱に飛び込んで残りの一発を回避
これらの要素が揃ってようやく回避したほど。
並の魔物ならばこれを喰らったら一撃でアウトだろう。

バルギルド・ザケルガ

チェリッシュに対して使った拷問用の呪文。激痛を与える電撃を長時間浴びせ、心までへし折る。また、電撃のリモコンを作ることで対象者への脅迫も可能。

ソルド・ザケルガ

雷の剣を呼び出す。ゼオンの等身より三倍も大きな剣で、ガッシュに叩きつけて強い電撃を浴びせた。

ガンレイズ・ザケル

ガッシュと同じく雷太鼓のような浮遊物から雷の弾を乱射する技。

レード・ディラス・ザケルガ

巨大な電撃のヨーヨー。電気の糸で操作可能で、ガッシュのバオウ・クロウ・ディスグルグを破壊したが、直後に覚醒したバオウ・ザケルガによって噛み砕かれる。

ジガディラス・ウル・ザケルガ

ゼオンの最大呪文。彼曰く破壊の雷神。雷神の超大口径の砲身から大量に電撃を放出する。
ゼオンの最大術だけあり強力で、ファウードの司令室を余すところなく電撃で満たせる。
苦しい修行の果てに編み出した呪文で、デュフォーの憎しみを乗せバオウ・ザケルガを一時押し返し、並のディオガ級呪文とは比べ物にならない程だが、作者曰く「シン級未満」
また、デュフォーがロップスとの戦いのときに「ジガ…」と口走っていたことから、この時点で使用できた模様。(ゼオンに力の無駄と言われ止められた。なおこの際、ゼオンは珍しく冷や汗をかいており、少し慌てて諫めている、ザケルすら耐えられない状態の相手にこの術はオーバーキルなうえ、街中であんなものをぶっ放せば今後の行動に支障が出る事は明らか)ディオガ級どころかギガノ級が切り札だった魔物が多い時点でこの術が使えたという、如何にこのコンビが規格外かを示す一幕が存在する。
ギガノやディオガ、マといった等級を示す語句が存在しないが、作者曰く「ウルは王を、パロは偽を意味するアレが元ネタ」らしいので、分解するなら「ジガディラス=術本体の名前」「ウル=王、つまり等級」「ザケルガ=呪文の属性(ザケルは雷系、シルは盾=防御系、ジオ=肉体変化等)」

ラージア・ザケル

広範囲に電撃を放つ呪文。

ラウザルク

身体能力を一時的に強化する。本編では未使用だが、ガッシュ同様ゼオンも使用することができる。しかし、元々鍛え抜かれていること、使用中呪文が使えないデメリットがある事から、おそらく使う価値がない(ゼオンが極限まで鍛えた身体能力ですら及ばない相手にこれを使ってまで肉弾戦を挑む必要がない)と判断していると思われる。

ザグルゼム

当たった物(物体・魔物・術など)に電気を蓄積させる小さい電気球を出す。光球自体に攻撃力は皆無だが、命中した電撃系の術が強化される他、蓄積された電気へと連鎖誘導もする。ラウザルク同様、本編では未使用だがゼオンも使用できる術である。ラウザルク同様、これを使って低級中級呪文を強化するくらいなら更に強力な術を使えばよく、最大呪文であるジガディラスをこれで強化する必要がある程の相手となるとそれこそクリアやアシュロン達等一部の規格外以外ありえないため、やはりこれもまず使う必要がないと判断していると思われる。(ガッシュも覚醒後に数々の攻撃呪文を覚えてからはこれを使ってまでザケルやザケルガを強化せず、より強い呪文を撃ち込んでいる。)

ラシルド

防御呪文。色以外はガッシュのラシルドと同様。ゲームオリジナル。

ゼオ・ザケルガ

掌からバオウ・ザケルガに似た銀色の竜を放つ。ゲームオリジナル。(見た目は未覚醒バオウであるため本物と同じ性質を持っているかは分からないが、これがあるならバオウとそれをもつガッシュに執着する理由が無くなってしまう為、設定崩壊技でもある)



関連タグ

金色のガッシュ!!
銀髪

※以下、ネタバレ注意



















「おまえはオレのことを知らんだろうが、オレはおまえのことをずっと思っていた…」
「憎く!腹立たしく!!恨まない日など無い程にだ!!!」

その正体は現魔界の王であるダウワン・ベルの息子にして、ガッシュ・ベル双子

先述のガッシュを憎んでいる理由は、「ガッシュに父親の最強呪文「バオウ・ザケルガ」を奪われたため」。死にかけるほどの王族の厳しい英才教育を受け、王を決める戦いに参加するが、戦いに参加する魔物の子の一人にガッシュの名を見つける。
虐待に等しい訓練に関しては辛くはあったが自身が強く成れている事を実感出来、それを喜べたため気に留めていなかったが、自分とは違い何不自由なく遊んで暮らしていた(とゼオンは思っている)ガッシュには元々隔意を抱いていた。
たまたま兵士や乳母がガッシュという弟がいる話をしていたことを聞いて、以前から疑問だった「何故自分にバオウを継がせてくれなかったのか?」を問い、その危険性について教えられるもの納得出来ず、「ならばなぜガッシュに継がせたのか?何故自分はこれほどの訓練を受けているのにガッシュは遊んでいるのか」と問いかけたところ「誰からガッシュの事を聞いた!二度とガッシュの事を口に出すな!」と(罪悪感混じりであろうがほぼ八つ当たり同然の)雷による折檻を受け、挙句「二度とガッシュについて考えを巡らせる暇もないよう訓練をキツくする」とまで言われた。

それだけならまだ我慢する事もでき、容認する事も出来たが、偶然か必然かガッシュが王を選ぶ戦いに参加する百人に選ばれた(劇場版の設定を組む場合本来ワイズマンが選ばれる筈の枠にちょっとした偶然から滑り込んだだけ)事を知り、「バオウを持つ以外何の取り柄もない落ちこぼれが厳しい訓練を積んだ自分と同等の権利を得る」ことに激しい怒りと憎しみを覚えたゼオンは、バオウもろともガッシュを消すことを決める。
しかし、

「オレならバオウを使いこなせる!オレなら...いや、オレでも、使い…こなせない...!?食われるだけだ…」
「何だ、この力は…!?なんなんだ…!!?」

目覚めた真のバオウは強大な力で憎しみの感情もろとも術者の存在を喰らう恐ろしい術だった。
自身の最大呪文であるジガディラスとバオウが初めて激突した際に様子がおかしいことに気付き、デュフォーがバオウの性質を見抜き、それを伝えられると、思わずガッシュを見るが、そこには体を殆どバオウに食われ、全身が真っ黒になっているガッシュが居た。
その際バオウの本当の恐ろしさを知り、バオウに恐怖する。

「ガッシュはバオウに食われた…全て…使ったものさえも食らう…術…父上の言ったことは本当だった…」

しかしデュフォーの助けもあり一度は競り勝ち、己の姿勢は崩さなかったが、チェリッシュティオロデュウの己の身体を顧みない信念による反撃にあい、更に戦いの中で奪い取ったガッシュの記憶を垣間見て、それが里親の老婆の虐待と家族がいない孤独に追い詰められる辛いものだったと知るに連れ、少しずつ心に変化が表れた。

「まだ仲間の血を無駄に流すつもりか!!?オレと戦えるのはお前しかいない!!さあ立て、ガッシュ!」

「答え」を得るためガッシュの意識の回復を待ち、最後は自身の最強呪文「ジガディラス・ウル・ザケルガ」とバオウの打ち合い、再度バオウに呑まれかけたガッシュを叱咤し、完全に制御されたバオウとぶつかり合うも、制御されたバオウには打ち勝てず、デュフォーを外套で包み込んで庇い、敗れた。

「許せ、ガッシュ…兄が愚かだった…」

父親がガッシュにバオウを受け継がせた真の理由である「ゼオンは王の雷を継いでいるが、同時に修羅の心までも強く継いでいる。」「それ故に負の感情と結びつく力が強いバオウをゼオンに継がせると、まだ未熟な内にいきなり最高潮のバオウのコントロールをしなければならなくなり、魔界を危険に晒しかねない」「ガッシュはそれらを特に継いでいなかった為、バオウを隠すには打って付けであり、後は普通の子供と同じように育てれば二度とバオウは目覚めないだろう」という事情も理解したことでガッシュと和解し、魔界時代の記憶を返した。

もっとも当時ガッシュは養母から奴隷同然に扱われており、子供ながらに養母が本当の親ではないと察したガッシュが本当の親について尋ねた所に「お前の本当の親なんていない」とまで言われ心を折られる程の精神的、肉体的虐待を受けており精神崩壊一歩手前まで追い詰められていた事から、隠すどころか暴発しかねない状況であった。
この危機を救ったのは、皮肉にも真夜中に養育費と口止め料を持ってきた兵士と養母の話を聞いたことだった。その頃の城内ではガッシュが弱っている噂が広まっていたため、「ガッシュに何かあったら王も王妃も許さない」と念を押す兵士と何も事情を知らない上で兵士から叱責される養母の話を聞き、「自分の本当の両親は王様で、自分を心配している。欲しかったお兄ちゃんまでいる」という事実を知り、「兄がいる」という一点だけで大いに喜び、持ち直すことが出来た。

しかしタイミングが悪いことにゼオンがガッシュを知ったのは先述の弱っている噂からガッシュを心配する兵士達の話を聞いた時で、弱っているという部分は聞いていなかった。そして具体的にガッシュがどう暮らしているのかを知ったのは立ち直った後の(表面上は)能天気に遊び呆ける落ちこぼれのガッシュであった為、現状と認識の剥離が起きてしまい、それが確執の原因となる。
名前しか知らない見たこともない弟を憎み続けたゼオンとは真逆に、名前どころか見たことすらない兄の存在を喜んだガッシュ。
どんなに辛い状況にあっても、ゼオンがガッシュの事を知った時のように「何故兄は王宮で大切にされているのに自分だけがこんな辛い思いをさせられるのだ」という感情をカケラも抱かなかった事こそまさしくガッシュがバオウを継いだ理由でもあった


パートナーのデュフォーにも生きてほしいと言い残し、身に付けていた制御キーが戦いの余波で壊れてしまった事によって暴走を始めるファウードを倒すためガッシュに自らの力の一部と魔力で作ったメッセージの紙を渡し、笑みを浮かべて魔界へと帰って行った。

その後クリア編では金色の本を通して呪文ではサポートしなかったが、ガッシュの王としての信念を誉め、「シン・ベルワン・バオウ・ザケルガ」の力になった。

後日談では今までの行いを深く反省しており、王である弟の補佐としてガッシュを支える一方、ガッシュのクラスメイトが「変な事したらゼオンに殺される」と発言する程、弟に対して過保護になっている。また、ガッシュに児童虐待同然の仕打ちを行っていた彼の育ての親・ユノに対しても、「ガッシュにした仕打ちを考えれば、牢獄暮らしでもおかしくはない」と激しい怒りを見せていた。

アニメ版では傲慢で自分勝手な面が目立ち、原作に比べて性格が悪くなっている(これはバオウの持つ恐ろしさが語られていないのも理由である)。ガッシュに敗れた後も和解せず、それどころか悪あがきとしてファウードのコントロールキーをわざと壊し、魔界へと帰って行った。
事実上、アニメ版におけるラスボスである。またガッシュと和解しなかったことでその後の原作終盤に繋がるフラグは事実上折れてしまっている。

性格

全体的に見て、プライドが高くそれ故に苛烈で傲慢な一面が目立つ。
実際、ガッシュとゼオンの父であるダウワンも、ゼオンのことを自身の修羅の部分を多く継いだ。と評しており、どちらかというと冷酷非情な人間性が目立つ。
その一方でファウード脳内での戦いや、ガッシュの記憶を垣間見たことで心境に変化が起き、他者に対する労りや思いやりの心を開花させていったように、決して本質的に冷酷な人格であるわけではない、事実パートナーであるデュフォーとの関係性は悪くなく、彼との別れの際には涙を流し、彼に最後まで生きてほしいと願ったように、親しい者や身内に対する情愛はどちらかというと強い方。
ファウード編での戦いでは、彼自身の成長も描写されており、最終的には自分が認めた強者に敬意を払い、優しさと思いやりを併せ持つ本当の意味で誇り高い人物に成長した。
その為、大人びたように見えて、その実彼自身も未だに幼く成長途上にある魔物と言える。

また、実力に裏打ちされた態度や自信の陰に隠れがちだが最初のバオウとジガディラスの撃ち合いの際「どっちが要らない子かハッキリさせる!」という台詞が存在するため、実力以外の自己肯定感がかなり希薄な疑いがあり、こういった「要らない子かそうでないか」という自己評価基準は「親の愛を十分に受け取れなかった子供」や「被虐待児」が持ちがちである。
ガッシュは「心配されている=愛されている」事を知って立ち直ったが、ゼオンは「来る日も来る日も拷問同然の訓練でイジメ抜かれ続け、愛されている実感がなく、ガッシュについて訪ねた際の仕打ちやバオウの所在から両親が愛しているのはガッシュで自分は要らない子なのではないか」という自己認識になってしまっていた可能性がある。
堂々とした態度やオーラで忘れそうになるが、彼はまだ6歳であり、初期の頃の力をひけらかす様な態度は実力以外の自己肯定感の無さの裏返しとも取れる。

余談

作中では6歳にしてはかなり大人びているが、単行本28巻の裏表紙では屈託ない嬉しそうな表情で好物の鰹節を擦っているという年齢相応の可愛らしい姿が見られる。

イラストはゼオンの方が圧倒的に見つかりやすい。

真の関連タグ

金色のガッシュ!!
銀髪 双子 
ガッシュ・ベル バオウ・ザケルガ

ファウード

デュフォー

スカー:『ライオンキング』より。主人公の親族(父の実弟(即ち叔父))にして王族だが、兄弟を強く憎んでいる点、肉親の愛情を実感できなかった点が共通している。
ライチュウ:ピカチュウの進化系で、ピカチュウの声優がガッシュ役の大谷育江氏に対してゼオン役の高乃麗氏が担当。

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