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概要

金色のガッシュ!!」の主人公である魔物、ガッシュ・ベルが使用する第四の術。通称「バオウ」。
ガッシュが持つ術の中でも最大級の威力を誇る必殺技であり、作品内外ともにガッシュを代表する知名度を誇る呪文。
巨大な龍を模した特大規模の電撃を発生させる術。龍は咆哮と共に大きく開いた口で対象に喰らい付き、そのまま噛み潰すように電撃を浴びせて破壊する。その圧倒的な迫力に違わぬすさまじい威力を誇り、初級術ではまるで歯が立たない装甲も容易く粉砕する。

通常の魔物の術は使用すればするほど心の力を消耗するが、バオウ・ザケルガは「他の術を使用し、心の力を消費するほど威力が増大していく」という特殊な性質を持つ
逆に言えば戦闘開始時にいきなり発動したり、咄嗟の迎撃手段として利用する事はできない(仮にできたとしても威力が不十分となる可能性が高い)。そういった不便さも他の最大呪文では起きるはずもないバオウ独自のデメリットとなってしまっている。
また、この術自体も莫大な心の力を消費するだけでなく、一度発動すると清麿に相当な肉体的負担をも掛けてしまい、一時的な全身疲労に襲われ、まともに動く事もできなくなってしまうほど(ガッシュに負担がかかるのかは不明)。
このような性質から何らかの手段で体力や心の力を回復しない限り、一度の戦闘において一発しか使えない最後の切り札である。

とはいえ、確かに初級術であるザケルなどとは比較にならない強力な術ではあるものの、後述の覚醒前は使い勝手が悪い上、ザグルゼムの強化なしではディオガ級呪文にも劣る程だった。
現に「石板編(千年前の魔物たち)」~「ファウード編」においては徐々に威力不足が露呈し始め、最大呪文の打ち合いに押し負ける・押し勝って命中させても決定的なダメージを与えられないという描写が増えてしまう。
しかしガッシュのザケルガより強い攻撃呪文はバオウしかなかったこともあり、ザグルゼムによる強化や清麿の作戦、仲間のサポートなどによって弱点を補強しながら切り札として使われ続けた。
あるきっかけや修業を経てパワーアップし、最終的にはシン級の術に匹敵するほどの威力を出せるようになった。ちなみに「王を決める戦い」においてガッシュが最後に使った術、つまりトリを飾ったのもバオウである。

バオウの秘密(重要なネタバレを含みます)

実は、バオウはガッシュの父親、即ち現在の魔界の王が独自に開発した「最強の術」である。魔界の法律を守る一族からはファウードと並んで「魔界の脅威」と称されるほどの危険性を孕む極めて強大な術
術そのものが意志を持っており、本来は対象の怒りや憎しみなどの「悪」を喰らい尽くすための力であったが、そのような負の心を長年に渡って喰らい続けた結果、いつしかバオウ自体がその悪意に染まっていき(満たされてしまい)、開発者である現魔界の王でさえ制御が難しくなっていってしまう。
年老いた事で自身の力の衰えも感じた王は、バオウが魔界の全てを破壊すべく暴走し始める前に、その力を発現させる可能性が低いと見たガッシュに術を継がせ、彼を民間の町へ移して生活させる事で術そのものを隠滅する決断を下した。
ゼオンは怒りや憎しみを覚えやすい性質を持って生まれたため、彼に継がせればいつかバオウに食われかねないという懸念があり、それ故に魔界の王はゼオンではなくガッシュにバオウを継がせた。
つまりは自分の術から愛する我が子二人、そして魔界を全て守るために下した苦渋の決断であった(現に回想シーンにおいて、上記の内容を魔界の王自身が涙を流しながら語っている)。
しかしやむを得なかったとはいえ、結果的にガッシュは自分の両親や家族について全く知らず過酷な幼少期を送る事になってしまい、ゼオンも力の制御のために過酷な修行を受け続けた上にガッシュがバオウを継いだ=父はガッシュの方が大切で自分は要らない子であると思い込んだ事で父や弟に強い憎しみを抱くようになってしまった。
また、そこまでして平和を望んだ魔界の王の意に反するかのように、バオウも王の手から離れた事が原因で、見境も無くあらゆるものを喰らい尽くす更に危険な力に変貌。遂にはガッシュの中で覚醒し、危うくガッシュを食い尽くす寸前まで暴走してしまうのだった。
そしてファウード編におけるゼオンとの決戦において、ガッシュが仲間達の支えもあり完全なコントロールに成功。ガッシュから奪った記憶から王やガッシュの事情を垣間見たゼオンとも和解できたことで、魔界の王の苦悩はようやく晴らされる事となった。

強化・派生・関連術(ネタバレ注意)

黒いバオウ・ザケルガ

アニメ版のエピソード「マエストロ編」にて、ブラゴのバベルガ・グラビドンと融合し変色したバオウ(なので、厳密には黒というより濃い紫に近い)。
当時発売していたカードゲームにおいても「黒いバオウ・ザケルガ」という名前で収録され、隣接するページにバベルガ・グラビドンがあれば威力が上がる効果となっている。

強化バオウ

ガッシュの電撃を誘導し、威力を増大させる第七の術「ザグルゼム」の性質を利用し、複数のザグルゼムをバオウに食わせる事でより強大な電撃へと昇華させたもの。姿もより巨大で力強く、そして恐ろしいものへと変異している。食わせたザグルゼムの数に応じて、全身の大きさや角の形が段階的に巨大化していく。

分裂バオウ

リオウ戦でのみ登場した、四体に分裂するバオウ・ザケルガ。
当時発売していたカードゲームでは「バオウ・ザケルガ(4体分離)」という名前で収録されている。
等間隔の四方、その中心(起点となる位置)、集合地点(相手の魔物)にザグルゼムを打ち込んだ状態でバオウを発動。
起点から四方へバオウを枝分かれさせ、最終的に相手の魔物に打ち込んだザグルゼムへ誘導させることで、強化バオウを前後左右から同時に叩き込んだ。

バオウ・クロウ・ディスグルグ

ガッシュの第十の術。巨大なバオウの右腕のみを召喚する。発動中もガッシュの意識がハッキリしており、ガッシュの腕と連動させ自在に動かす事ができる。ディオガ級の術と激突してもそれを受け止め、術ごと敵を刈り取るほどの凄まじい力を持つ。

真のバオウ・ザケルガ(制御前)

清麿の死に直面し、ガッシュが強い憎しみを覚えた事で覚醒したバオウ。
発動した時点で明らかに今までのバオウはおろか強化バオウとも比較にならない程の大きさを誇り、所々が漆黒に染まった異様で禍々しい雰囲気を放っている。また、見ようによってはまさしく「王冠」にも見える形をした装飾(鎧)が頭部に追加されている。
敵の術は勿論ガッシュや清麿、更には彼らに触れている人間や魔物までも喰らい始めるというとてつもなく危険な存在。
その対象となったものは少しずつだが体が闇のように黒ずんでいき、その黒ずんだ部分からはエネルギーはおろか存在そのものが感じられなくなっていく(この時、黒ずんだ部分から影のようなものがバオウの口まで伸びていき、文字通りの意味で「食われて」いく)。
今までバオウを使う度に清麿が全身疲労に襲われていた現象は、この「術者をも喰らう」性質の一端だったと考えられる。
更に、このバオウを発動した際には清麿が自身の意思とは関係なく本から手が離せなくなり、今までのように全身に力が入らないどころか、意識まで吸い取られるように遠のいていく異常さに危機感を抱いた。
初めて使用した際にはゼオンの「ジガディラス・ウル・ザケルガ」に押し負けて消滅し、結果的に辛うじてガッシュや清麿は食われ尽くされずに済んだ(それでもガッシュはしばらく完全に意識を失い、清麿も立ち上がれなくなるほどに消耗する羽目になった)。

真のバオウ・ザケルガ(制御後)

真のバオウ・ザケルガを完全に制御下に置いた状態。ゼオン戦ラスト~原作最終回まで使用する形態である。
見た目が制御前と比べて大きく変わったわけではないが、漆黒に染まっていた箇所が無くなり、全身が眩い金色の雷で統一されている。
大きさが制御前よりも更に高まっており、威力もシン級に等しいところまで引き上げられた。また、ガッシュや清麿への負担も大きく軽減されている。無論、ガッシュや清麿を「喰らう」現象も起きなくなり、発動後に清麿が倒れてしまうこともなくなった。
更に、覚醒前のデメリットも完全に克服されており、一度の戦闘中に複数回発動可能となり、「予め他の術を使用しておかなければならない」制約も解消されたため、名実ともに「純粋に頼れる最大呪文」へと昇華された。
クリア編での修業で更なる強化を遂げ、クリアとの決戦では「消滅波を食らってから粉々に砕く」「雷の力を牙先の一点に集中する」といったコントロールも可能となった。

極大バオウ・ザケルガ

ファウードを止めるため、双子として二つに分かれたゼオンとガッシュの雷を一時的に一つに戻し、魔界の王が全盛期の頃から鍛え上げ続けた状態(=本来の状態)に近づけたバオウ。
魔界でファウードと並ぶ「脅威」と称されているのも納得の大きさと破壊力を誇り、よりも遥かに高いファウードの身長をさらに上回るほどの超巨大な龍の姿となっている。真のバオウでもファウードの頭部(コントロールルーム)に収まる大きさであったことを考慮すると、その数十倍以上はある程の巨大さを誇る。
あまりにも大きいためか、ガッシュの口や背後の空間等ではなく、足元の大地から幾筋もの電流が天へ昇るような形で召喚されている。
当然威力も壮絶なもので、一瞬にしてファウードの全身を焼き尽くした。

シン・ベルワン・バオウ・ザケルガ

クリア完全体との最終決戦において、金色の魔本に集った魔界の子供たちの力を借りて発動させた「シン」のバオウ・ザケルガ(なので、厳密に言えば「ガッシュ自身が新たに覚えた術」というよりは「一時的に集った仲間達の力をガッシュの術という形で解き放った」という方が正しいのかもしれない。現にこの術はブラゴとの純粋な1対1での決戦では使用できないと思われる旨を清麿が話している)。
クリア完全体の大部分を口内に納められるほどの巨大なバオウの頭部から、さらにもう一つの頭部と左右の腕(この腕にも頭がある)が伸び、最初の頭部が胸部に位置する形の巨龍の姿となる。もはやクリアの消滅のエネルギーさえ全く通用しないほどの力を有しており、クリアの身体とヴィノーを守るバリアを食い破って決戦に終止符を打った。
ちなみにバオウ本来の性質である「悪を喰らい尽くす」効果はしっかり搭載されていたため、クリアは消滅の力や記憶などを失いながらも生存していた(ガッシュが王の特権で生き返らせることができた)ことが最終話で語られている。

余談

意志を持った末に術を発動した魔物の意識を乗っ取る術というのは、本編のラスボスとして登場したクリアも発現させており、バオウ・ザケルガにのみ見られる特徴という訳でもないのかもしれない。
むしろ、作中の描写を見るに、良きにしろ悪しきにしろ強力な効果を持つ術であればあるほど、そう言う魔物の意思から独立した意識を持つ傾向にあるように見受けられる。

「〜オウ」という等級呪文について

「〜オウ」という等級呪文はバオウの他にも多数存在し、

  • パティの「スオウ」
  • リオウの「リオウ・ディオウ(オウが二つあるが、「リオウ」は使用者の名前なので恐らく等級は「ディオウ」の方)」
  • ガッシュの「バオウ」と「ジオウ」
  • ウォンレイの「ラオウ」及びその強化系「ゴライオウ」
  • リーヤの「シャオウ」
  • ツァオロンの「ザオウ」
  • ザルチムの「ジボルオウ」
  • ジュデンの「バビオウ」

が存在する。
このオウという等級は全て何かしらの動物を象る性質があり、これらの呪文は術者の性質を色濃く反映した呪文らしく、特殊な効果を秘めている。
例えばバオウは「相手の悪意を喰らい尽くす浄化の性質を持った術」であったのに対して、ガッシュのジオウは「直接攻撃の雷の竜とは別にパートナーが鱗のようなパーツを動かして追撃」という清麿のバックアップがあってこそ=誰かと協力してこそ最大限の威力を発揮する術」となっている。
とはいえ、他のオウは単純に今までの呪文の強化発展系でしかないため、この二人だけ特例なのか、他が発展途上なだけなのかは不明。
威力は基本的にはギガノ級上位からディオガ級中位まで様々に存在し、ウォンレイのように派生して強くなる事もある。
ウォンレイは単純に強化されただけなのでラオウの面影が残っているが、ガッシュのみバオウとジオウで二つのオウをもっている。その理由は単純に「バオウはガッシュのオウではないから」である。

関連項目

金色のガッシュ!! ガッシュ・ベル 攻撃魔法 雷属性

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