鈴木けんぞう
すずきけんぞう
主に色違いポケモンの収集やゲーム内の検証などを行なっている。
色違いの厳選や試行錯誤の莫大な作業を僅か数分の動画に収めるという常人では考え難い所業をやってのける狂人として知られるポケモン実況者。多少の批判こそあれど、ここまでポケモンをやり込むポケモン実況者は数少ないと言われる。
厳選実績・厳選スキルでは数ある色違いポケモン厳選実況者の中でもぶっちぎりの1位と言って良い。
商売っ気の無い実況者なので本人曰く「金無い(そんなに儲かってない)」とのこと。もっとも、完全に個人でのYouTubeチャンネル運営であり、過酷な厳選作業を行いつつ自力で編集を行うスタイルなので、動画の毎日投稿ができないのは仕方が無いか。
本人はリスナーから「普通のゲーム配信でも食べていけそう」と指摘されても苦行系路線を辞めない方針。
ニコニコ動画にて投稿された「最初の草むらでレベル100にするポケモンルビー実況」が初投稿し動画になる。活動初期にはニコニコの公式放送に出演たこともあったが、後にニコニコ動画はプレミアム会員から退会しており、2023年3月7日のYouTube配信にプレミアム退会の様子を収めた。2018年2月頃からほぼyoutubeでの活動に切り替えているが、ニコニコだと収益活動になりづらい上に厳選の証拠アーカイブを残しづらいので色々と止むを得ない事情はあるのだろう。
厳選環境について
まず特徴として、厳選にはチートなど不正な手を一切用いず全て自力で行う「クリーンな実況」をモットーにしている。
中でもワイヤレスコントローラ ウェーブバードを使用してGCやSwitchを10画面同時に操作(後に16画面に進化)するのは彼の真骨頂である。ワイヤレスコン非対応の3DSに関しては、10画面同時操作するために手作りの装置を作っている。そのことも含め、流石に元保育士なだけあって工作スキルは中々のもの。ゲームキューブの自力修理もお手の物。2020年代に入ってからは工作に寄せた動画も多い。それでも本人は配信で度々「工業高校に行けばよかった」と自身の持ち味をもっと活かせる進路があったと未練をのぞかせている。
ポケモンSVでは何と10画面厳選が事実上不可能であることが発覚。折角SVのパッケージ版10本を発売日に購入したのにこの仕打ちである。だが元々複数画面同時操作路線開始前から厳選スキルは十分高かったため、SVでも厳選実況者としての格の違いを見せつけた。後にSVの10画面プレイは孵化での色厳選や配布のマスターボール周回などに活かされ、SVにおいて10画面が完全に無駄になった訳ではない。
ウェーブバードを使用した厳選に関しては「俺のやってることって時間とお金さえ掛ければ誰でもできるから真似されると困る」と手法を明かし過ぎたことを後悔しており、2023年8月の終わりのメインチャンネルでの配信では、いずれ自分の厳選環境の規模(16画面)に追いつかれる恐れがあると戦々恐々としている。
自作のモーターなどを使って作ったアナログ自動操作装置も作っており、このおかげで通常のプレイヤーでは考えられない色厳選ペースを誇る。このような自働化については、一部で多少「そんなものを使えば色違いが量産できて当たり前」という批判が聞かれるが、けんぞうの工作スキルの表れとしておおむね好評である。
ただ、工作系のスキルに関しては活動初期はいい加減で、活動初期に『エメラルド』の電池交換をした際はハンダ付けもせずセロテープで電池を留めていた。
ゲームキューブ16台を操作しているときは相当機体が熱を持つようで、本格的に冬に入るとそれだけで暖房として十分とのことで、下手すると真冬でも冷房を付けなければならなくなるとのこと。また本人曰く、厳選作業アーカイブに収録されている約2割は休憩や寝落ちとのことで、厳選作業時間はアーカイブの時間通りではないという。
ゲーム以外のスキル
トークスキルも高い。これは、無名ニコ生主時代から同接数に関係無く手抜きせずトークを行って磨いたものであり、初めからトークが上手かった訳ではない。また出身地の沖縄についての話もよくするため、配信は時にまるで沖縄のローカルタレントみたいな雰囲気を醸し出す。保育士時代は保育業界関連の話題をよく出していたが。
けんぞう自体工作スキルやPC、ガジェットの知識はそれなりにあるが、PCの品質に拘りが無いためか結構なペースでPCが壊れたりすることがある。
ゲームが下手な「ニワカ」の一面
厳選で気にするのは基本的に色違いだけであり、特別に対戦を行う場合を除いて個体値や性格、特性には無頓着である。
また、厳選に関係の無いゲームの仕様には疎い傾向もある。本人もポケモンシリーズそのものに対しては「ニワカ」であることを認めている。ゲーム全般の腕前そのものも「そんな上手くない」と自認している。
第8世代のランクバトルでもバトル中にリスナーにプレイングを教えてもらってようやくマスターボール級に到達する程度。タイプ相性も完全には覚え切れていないなど対戦面では基本がおぼつかない。
ポケモンホームの捕まえたSwitchソフト別に捕まえた数に入れる「ソフト図鑑」の存在も色違いメロエッタが「パルデアソフト図鑑」完成の報酬として解禁された際に初めて認知した(もちろん速攻で残りの図鑑埋めをして色違いメロエッタを獲得した)。
といってもエメラルドの金シンボル攻略用の個体を用意してそれなりに使いこなすなど、疎い一辺倒ではない。といっても、バトルフロンティア用のダンバルをエメラルドのダイゴの実家で厳選していた際に、いじっぱりA31個体が出ただけで孵化に移行せずさっさと厳選を終了するなど、個体値にそれほどの拘りはないが。
色違い厳選実況者としての実力
16画面厳選の威力は相当なもので、例えばFRLGの伝説のポケモンの固定シンボル厳選なら、1人セットのサイクルの短さも手伝い、早い時には1時間で色違いが出てしまう。沼って2000リセット近くしてようやく色違いが出たケースであっても1画面厳選で出るとすれば幸運な数値であり、やはりその脅威の厳選効率が窺える。
また、あまりにも色違いを大量に獲得するため、性格にはこだわらないといってもポケモンコロシアム産のスイクンの性格を偶然「ひかえめ」に一致させつつ色違いを当てる(しかもこの作品では特性シンクロで狙った性格が出やすくはならず、完全ランダムで性格を厳選するところがコロシアムで対戦用個体を用意するにあたっての第1のハードルとなる)など、結果的に性格が一致する場合も少なくない。
尚、個体の管理状況はあまり良くなく、重要度の低い色個体はレポートの書き忘れで消してしまったり、大量に所持しているソフトの内どれにしまったか分からなくなり紛失してしまったりする場合がある。
現実離れした色違い個体を多数持っていることから、時々自分でもリスナーが押し付けた怪しい色違い個体と区別が付きづらい事もある。
厳選に掛ける時間も相当のもので、1日に7時間から8時間厳選に時間を掛けた日というのはけんぞうにとっては少ない方の日である。
2024年2月のサブチャンネルでの配信によると、余りの厳選ペース・厳選歴であるためメンバーシップ限定配信において1日1体のペースで色違いを配布しているという。
しかしサファリゾーン色違いラッキーは鬱になってしまいギブアップ宣言してしまった。2023年10月から2024年6月まで約8ヶ月間殆どサファリゾーン厳選に専念していたが、ある時友人のYouTuberのMKRに会った際に「それ楽しいの?」とこの厳選作業について聞かれた瞬間「YouTubeって楽しいの?」と目が醒めてギブアップを決めたという。その後もサファリゾーン色違いラッキー厳選は不定期で行っている。
ポケモン実況者としての拘り
一番好きな世代は第3世代。これは、16画面厳選の対象ソフトであることに加え、幼少期にやり込んだ思い出も関係している。その次に第7世代が好きだが、連日の配信によって売れ始めたころの現行ソフトという思い出があるだけでなく、3DS用の自作装置で色違い厳選を自動化でき、さらに世代が比較的新しいことからポケモンホームへの輸送が楽という事情もある。
好きなオシャレボールはマスターボール。好きな理由としては「悪の親玉みたい」と2024年3月の雑談配信で語っている。
ルビー・サファイアのIDくじを10画面で行って100個集めたり、SVの期間限定のマスターボールの配布を周回してカンストの999個まで集めたりしている。それ以外にも、中古ROMガチャでマスターボールを集めている。
藍の円盤の色違い厳選の際には、限界まで集めたマスターボールを湯水の如く使っている。結果、SVまでに出たマスターボール入りが可能な御三家の色違いを♂♀姿違い込みでコンプリートしている(参考)。マスターボールが余りに余ったため、偶然見つけた特段欲しくもない色違い個体にも投げるほどである。
SVの配布マスターボール周回を境にマスターボールへの拘りが強くなり、世代に関係なく遠慮無くマスターボールで一般ポケモンの色違いを捕獲するようになった。
ポケモン廃人という評価は伊達ではなく、2020年7月の動画では261本のポケモン本編ソフトを所持していると明かした。なお、2024年3月の動画によると、その数は570本に増えている。
沖縄在住時代には英語圏の流通ラインが存在する地の利を活かして、北米版の第三世代のポケモンGBAソフトを現地在住のリスナーから購入させてもらったことがある。
2024年4月1日には、2万円で海賊版を掴まされたことを報告。日付が日付だけに視聴者達は「どうせエイプリールフールネタだろう」とサムネの段階で予想していたが、ガチの案件だったので驚いた者も相当数いた。
一方で国際孵化やひかるおまもりを「チート」呼ばわりして毛嫌いしている。けんぞうなりの言葉で説明できない拘りがあるのだろう。
乱入バトルでは目当てでない種族の色違いが出た場合は目当ての種族だけを狙って躊躇いなく倒すことも多い。特にUSUMでボーマンダの乱入バトル厳選をした際は、実に色違いLv10ボーマンダが出現するまで37匹の色違いタツベイを倒している。
乱入バトルのお供は「シンクロ」要員のミュウ(後述のすずちゃんではない)や「プレッシャー」要員のミュウツーなど、随所に贅沢要素が窺える。
改造データには非常に厳しく、改造データを1つでも見つけたらROMごと初期化する徹底ぶり。中古ロム企画では余りに厳しい基準でノーカウント扱いするため、企画完走がなかなか実現しない一因となっている。
趣味・嗜好
ポケモンはどんな種族でも好きな訳ではなく、フクスローは進化前のモクローと比べてビジュアルに落差があるという趣旨の話をしておりあまり快く思っていない。
趣味は映画鑑賞、フィギュア、『仮面ライダー』シリーズの鑑賞。但し、『仮面ライダー』シリーズなら何でも良い訳ではなく、『仮面ライダーセイバー』は自分に合わないと話している。また、仮面ライダーグッズを販売するバンダイは殿様商売だと指摘している(参考)。
世間で不評なゲーム・アニメなども自分が面白いと思えば評価し、まとめブログ的な風聞は鵜呑みにしないスタンスを取る。
サウナは体に悪いのではないかと否定派である。
いつも世話になっている中古ゲームショップはゲオ。ポケモンカードゲームも好きだが折角カードを買ってもリアルで対戦する相手に恵まれないのが悩みで、対戦相手を求めて大会に遠征している。
好きな漫画は『アフロ田中』、『チェンソーマン』。『チェンソーマン』はウエハースのカードをコンプリートするほどハマり、供給過多で定価を割った『チェンソーマン』ウエハースを買い込んでいた。
若い頃はペルーやボリビアなどの南米の国を旅行していた。自身のエッセイ「できるだけがんばります。」ではボリビア旅行記が描かれている。因みにペルーに行った際はアルパカ(もちろん食用)を食べたが、あまり旨くなかったとのことで、結局のところ「(ペルー国内に限ったことではなく)肉は鶏肉が一番旨い」とのこと。
プラモデルやゲーム機などをオリジナルデザインに塗装することも趣味だが、本人はゲーム機を自分で塗装すると公式の修理サポートを受けられなくなると自身の動画で断りを入れている。
本は中学時代まで読んでいたが、高校時代にはスマホの普及の影響もあって読まなくなった。4年制大学には1年だけ通っていたが、そこの図書館ですら鮮明に覚えている。にも拘らず高校時代の図書館の記憶はすっぽりと抜けており、本人は高校時代を一番本を読まなかった時期と述懐している。
2021年に♀の野良猫を引き取り、「まさとし」の名を付けて可愛がった。元々「猫白血病」で長生きする見込みの無かったまさとしであったが、けんぞうは2022年に死亡するまで世話をしていた。まさとしの死後、けんぞうは配信で「いい子だった(ので手が掛からなかった)」と述懐している。その後新しい猫を飼うことも検討していたが、2023年6月のYouTubeのサブチャンネルでの配信で、引き取りを検討していた保護猫が他の人に引き取られたという事でこの話はお流れになったと報告している。
2020年代にアメリカの映画界で揺れている黒人ポリコレ問題に対しては、黒人が自国にルーツを持たないアメリカという文化圏ならではの事情と私見を述べており「日本人は蚊帳の外じゃないけど、そういう部分があるなぁ、と思ったね」と一歩引いた視点で見ている。
2024年3月の雑談配信によると、その時点より15年前のウォークマンを現役で使っているとのこと。
食生活・好物など
食事は基本的に1日1食+間食。基本的にゲームの作業が中心で、散歩を除けば運動をしないためである。節制を心掛けており、配信でも度々「腹減った」と空腹を訴えているが健康のために我慢していることが窺える。
けんぞう自身は実際に地元で食べてきた経験から沖縄の郷土食は基本的にはあまり評価していないが、沖縄そばや中身汁、ジューシーなどのように評価している食べ物もある。
一方で、牡蠣は「(食中毒の)リスクに見合った味じゃない」と敬遠している。
服装・衣類関連
2024年10月のサブチャンネルでの雑談配信では「もう28なのでパーカーを着る年でもない」という趣旨の話をしており、服装にはけんぞうなりに苦慮している模様(参考)。
服にはこだわりが無く、保育園の内定を貰った際に買ったジャージを、今(2023年7月下旬時点)でも着ていると、メインチャンネルでの配信で話していた。そのジャージはボトムスの股の部分が破れているほど着倒している。何か用事がない限り外に出ない生活をしているので、そのようなボロボロのジャージでも事足りるという。
キャラクターもののプリントTシャツのことは値段が高い割に生地が良くないと、あまり快く思っていない。
悪癖・欠点
嫉妬心が強く、VTuberやポケモン公式番組関係者に対する嫉妬を吐露する場面も配信では多い。またリスナーの間では、作業ゲーになりがちな部類の厳選では自然と愚痴・発作配信になってしまうことで有名。特に2020年から2021年頃のUSUMでのメテノ色違い自然遭遇厳選の配信枠は、事実上の愚痴・発作配信枠となっていた。
活動初期は言葉選びが洗練されていなかったため、若干口の悪い面もあった。
金銭管理は若干杜撰で、税金対策も碌にしていないことから、税理士が付いた時には「有り得ない」と驚かれたとか。スマホのサブスクでもずいぶんと無駄金を払っていると話している。
寝不足が常態化しているため、ボックス整理枠の配信など一定以上思考力が要求される枠においては、長考などテンポの悪さが少し目立つ。
ポケモンの知識はマチマチなので、かつて乱数調整勢を知識不足から誤って不正プレイヤー扱いしてプチ炎上した案件もあった。
悪く言えば動画の企画は自分の格の違いを見せつける見栄っ張りな部分があり、動画を大量生産できない一因となっている。
活動初期は身バレ防止のために息を吐くように嘘を吐いていた。しかし2018年度から保育士になった辺りから個人情報について本当のことを言うようになっている。
改造に厳しい一方で改造厨をネタにしている節があり、2020年にはトレーナーネームを改造配信者風に設定したウルトラホール産の色違い(もちろん正規)を第7世代のミラクル交換に放流したことがある。SNSでは秒で「鈴木けんぞうのやつだ」とバレたが。
マナーの悪いリスナー、モラルに欠けるフォロワー・偽者など
マッチングアプリやSNSにはけんぞうを騙った出会い厨がいるようで、遂にはけんぞう本人が法的措置を検討しているという声明を出すに至った(参考)。
また、自分がメールアドレスを教えた人物がそのメールアドレスを勝手にオンラインショップのアカウント登録のために無断使用していた騒動もあり、配信で問題の人物の苗字を公表(ただしよくある苗字で、リスナーによる特定までには至らなかったが)するなど制裁を加えた(参考)。
けんぞう自身に罪はないが、余りの厳選の実力・実績から、度々マナーの悪いリスナーが方々で宣伝荒らしをすることがある。検証動画だけでなく、けんぞうとは関係のない縛りプレイ動画にすら「けんぞうの方がすごい」などの荒らしコメントが多多発し、けんぞう本人も苦言を呈している。
元々YouTubeのアカウント名は「鈴木です。」であった。これは「鈴木姓同士の中学時代の同級生」という繋がりで複数人の共同アカウントとして運用する構想があったためであり、当初はメンバー同士で費用を出し合って配信機材を購入したが、徐々に他のメンバーが面倒くさがって手を引いたためけんぞうの個人アカウントとなった。
元々動画と配信の両方をメインチャンネルで行い、偶にサブチャンネルでも配信を行うなどサブチャンネルの運用方針は曖昧であったが、動画目当てのリスナーと配信目当てのリスナーがそれぞれ目当てのコンテンツにアクセスしやすいようにと、2023年月下旬辺りからサブチャンネルを配信専用に使う方針を固めた。
2019年9月の配信でリスナーの「けんぞうの実写動画は内輪向け」という趣旨の話に対してその通りだと同調している(参考)。
2023年8月下旬のサブチャンネルでの配信では、いつぞやの配信でけんぞうが「25画面厳選にバージョンアップする」という話をしていたとリスナーが指摘していた。参考また、同時期のメインチャンネルの配信では「これだけプレイ環境が整っていれば乱数調整にも挑戦できるのではないか?」という趣旨のコメントを受けたが「俺が乱数したら今後厳選の動画を撮れなくなる(厳選したと信じて貰えなくなる)」と乱数調整への挑戦はないとキッパリと否定している。参考
度々「パッチールの模様をコンプリートしろ」などというバカ丸出しの無理難題をリスナーに押し付けられることがあるが、約43億パターンの模様をコンプリートすることは物理的に不可能なので、丁重に断っている。
知人の中に、東大王として数多くのテレビにも出演し続けている砂川信哉(同じ宜野湾市の2学年先輩)や、ポケモン公式に呼ばれることか多いポケモン実況者ライバロリなどがいる。
しかし、鈴木けんぞうは公式に一切目を付けられず公式番組の出演オファーも未だ来ていないため、本人はその事を嫉妬ネタ&自虐ネタにしつつある。
本人は2023年11月初頭のメインチャンネルでの配信で、自分が公式に呼ばれないのはゲーム実況者というより雑談配信者だからなのかもしれないと分析している。参考
いつか公式番組に呼ばれることを夢見て、動画や配信などでポケモン用語を出す際はなるべく公式用語を使うようにしており、非公式用語をリスナーから伝えられると「何ですか?そんなの知りません」とシラを切っている。
なお、2024年11月18日の配信では、福岡でポケモン関係者数名と一緒にいた増田順一に会って握手して貰って話も少ししたと明かしている。ポケモン関係者からは「あ、鈴木けんぞうだ!」と存在は知られていた模様(参考)。
ニコニコの事を散々に酷評しているがKADOKAWAとの関係は良好であり、エッセイもKADOKAWAから2023年3月8日に出版している。
けんぞう自身は乱数調整をしないが、ポケモン実況者界隈における乱数調整の大家のような立ち位置のごんぜっとは懇意にしている。
ポケカメンには最初は味方寄りの態度を示していたが、彼が未成年淫行を繰り返すうちに彼の事を見限った。
活動初期に付き合っていた恋人にはゲーム実況に熱中したことが祟ってフられた。
2023年7月時点において、大学進学以降の人間関係は基本的にポケモン実況者、YouTuberを除いて続いていないと本人は話している。
両親の離婚後も父とは断続的に連絡を取っているが、中学時代の時点で公務員だったことを知っているきりで、2023年時点では何の仕事をしているのか(極論仕事自体をしているのか)などの父の近況が分からないという。
自分の若い頃はゆっくり実況鑑賞は人に知られたくない趣味という感覚だったようで、2020年代の子供・若者が家の居間のテレビで堂々とゆっくり実況を鑑賞するのは時代を感じるとしている(参考)。
同じYouTuberとして霜降り明星の粗品のことは、インターネットの好ましくない部分を凝縮した存在であるとして、あまり快く思っていない。2024年頃には既に盟友の砂川が粗品の信者となっているため、若干戸惑っている模様。
同年9月6日のサブチャンネルにおける配信では砂川と若干揉めていると語っており、共同YouTubeアカウントの『すずきスナガワ超ラジオ』にノーギャラで参加していることを話してもカットされていることなどを明かしている(参考)。
一方で辻希美のことは、度々炎上してはいるが夫婦仲は良好で子供も元気に育っているとして、あのようなYouTuberになりたいと憧れている。
Vtuberについては、ニコニコ動画初期にニコニコ生放送で下積みしていた世代が主な中の人だと分析している。友人ととあるVtuberの話をしていてうっかり中の人の正体を言ってしまって気まずくなった経験もある。
YouTuberのエッセイをある程度読んでおり自身もエッセイを執筆・出版した経験があるが、YouTuberのエッセイは本職の作家のものには到底敵わないと感じるという。参考
西村博之にはあまり好印象を持っておらず、特に彼を印象付ける「論破」という単語に対しては「世界一ダサい日本語の単語」と毛嫌いしている。
台パンやそれをエンタメとする風潮を不快に思っている派である。
後述の双極性障害に加え、慢性的な鼻炎も抱えており、配信の際も体調によっては鼻をすする場合がある。特に沖縄には存在しない花粉症に苦労している。
過酷な作業による片頭痛や眼精疲労も。他にも、虫歯や口内炎、唇の荒れなど、口腔環境の悪さを抱えている。また、腹の調子も悪くなりやすい。
2023年12月には体調を崩して肝臓を悪くしたと報告している。酒を飲む習慣がないにもかかわらず肝臓が悪く、間違いなく動画作業による過労だろう。参考。
沖縄県宜野湾市出身(2023年7月のサブチャンネルでの発言から判明)。幼少期に父親の不倫により両親が離婚。以降母親が親権を持って母子家庭で育つ。因みに実家の墓所は宮古島。
ブックオフ公式によるインタビューによると実家は裕福ではなかったらしく、周囲の子供たちがDSで遊んでいる中、けんぞうはブックオフを利用してポケモンRSを買って遊んでいた。ストーリーを全てクリアしたらデータを友達のソフトに移して、自分のソフトでまた一から始めるというのを繰り返す内に、伝説のポケモンを何匹も蓄え、その伝説のポケモンと友達の珍しいポケモンを交換していた。けんぞうにとって時間をかけることがお金を持っている友達に対抗する手段であった(参考)。けんぞうがGBAシリーズのソフトをやり込むようになった原点と言える。
小中時代はバスケットボール部に所属。小学校時代のポジションは推定センターであり(当時けんぞうはバスケのポジション名を知らなかったため、その後も正確には覚えていないとのこと)、シュートフェイクでゴールを量産していた。
もっとも、小学生の頃はキャプテンであったにもかかわらず監督から嫌われ、監督はけんぞうの1学年下の実息の学年の児童を依怙贔屓して起用していた。けんぞうもバスケが下手な方ではなかったが冷遇されていたため試合で使ってもらえなくなり、新体制への移行という名目でキャプテンを下ろされた。そのため父母会でも問題になりその監督は更迭され、けんぞうもちゃんと使ってもらえるようになった。
『SLAM DUNK』は最初全巻立ち読みであったが、それではバスケ部としてダサいと、さすがに後々ブックオフでだが全巻購入した。
出身中学校はあまり風紀が良くなかったため、けんぞうはあのまま地元に残ってダラダラと悪縁に引きずられていたら自分も悪影響を受けていたかもしれないと、2023年10月のサブチャンネルの配信で振り返っている。
また、2024年6月のサブチャンネルの配信では「田舎過ぎて恥ずかしい」と故郷・沖縄県を評している。
けんぞうの出身の自治体の公立教育機関は給食の類がマズく、けんぞうは給食という存在に良い思い出を持っていなかった。
出身中学の教員の中には、地域柄もあろうが平気で体罰を行う教員もいた。ある時その教員は体育祭の練習の際にお喋りした生徒に対してグラウンドの砂で目潰ししてグーで殴ったという。「昭和の話じゃないですよ。僕が中学2年とかの話で2010年とかですよ」とけんぞうは述懐しており、その教員が後に教え子だった女子と結婚したのを聞いて、生徒に砂をかけて目潰ししてから殴るような教員の行い、敢えて中学の教え子から結婚相手を選んだとあって「キショいよなぁ、おかしいじゃん絶対、どう考えても」と呆れていた。
動画投稿自体は中学生の時点でお遊び程度だがYouTubeで既にやっていた。そのため、本人はどう分岐した世界線でも結局YouTuberはやっていたはずだろうと運命を感じている。
4年制大学中退後、短大を卒業。本人は「奨学金が働いて返せる額の内に4年制大学を中退して良かった」というようなことを語っており、経済的な事情も少なからずあった模様。一方、4年制大学中退前に親に内緒で給付型の奨学金を得ており、4年制大学を中退しつつその金で車を買ったとも自ら話している。
学生時代にはミスタードーナツでアルバイトをしていた。そういう縁から時折配信でリスナーとミスタードーナツの話をすることも。
社会人時代の2018年度から保育士として勤務していたが、双極性障害の悪化によって時短勤務を経て2019年3月を以って退職している。6時から21時か22時まで週6勤務の激務の上に日曜日研修の環境で手取り14万円(2018年度の沖縄の最低賃金は762円なので、月300時間勤務した場合額面228600円でないと最賃に達することがなく、額面と手取りの差を考慮しても立派な最賃割れである)、お局の女性職員からも嫌がらせを受けるというブラック企業であったため、「YouTubeの収益があるので」と考えて(職場は副業禁止であったがどうにかこうにかYouTubeで収益を得ていたことはバレていなかった)退職したのが詳細であったが、同月の収益は12万円程度であり、どうしても仕事を辞めたいというのが退職した一番の理由であった。
その後もボランティアとして保育現場に携わっていたが、新型コロナウイルス感染拡大を受けてボランティア活動も自然消滅した。
2019年時点では親戚一同に職業YouTuberとして活動していることが知られているが、母はその時点でけんぞうのYouTubeアカウントまでは知らないとのこと。
元保育士として
元々保育士としての進路は学童保育希望であったが騙されたような形で保育園に勤務した。面接の際にその場で採用通知を印刷された。2018年4月から勤務開始したが、6月には既にお局の女性保育士(通称・ババア)と関係が悪化。ババアは高圧的で子供を型にはめる保育をする人物であった。同月から既に退職を考えていたが、退職すると園の保育士配置基準に抵触し、園児を1人退園させなければならなくなるため、その時は「あなたが退職して子供が受け入れ拒否になると裁判になるよ」と半ば脅迫され、子供を盾に取られる形で引き止められた。7月初頭の配信では「鬱病一歩手前」と診断されたと報告。2019年1月末の配信では、ババアに業務連絡のLINEを既読スルーされた挙句、返事を貰わないと着手できない業務であったにもかかわらず「まだやってないの!?」と後で理不尽に怒られたことを明かした。
ある時は仕事の心労から思い余って仕事を休むために建物の3階から飛び降りて怪我をしようとしたが無事着地して無傷で、その状態で自力で車を運転して病院に行ったが「異常無し」と診断されてショックを受けた。
保育士時代当時ポケモンの知識は無いふりをしていたが、仮面ライダーの話題は園児の前でも出していた。
退職後も保育員時代はトラウマであったようで、2019年6月の配信では前職場の夢に悶えていたことを語った。
保育士時代は給食も「美味しくない」と不満に思っていた。そのため、保育士を辞めて良かったことの1つとして、昼食の自由度が上がったことを2023年5月のサブチャンネルでの配信で挙げている。けんぞうはその配信で「保育士はもうイヤだよ。YouTuberが一番いいなぁ」と今後保育士として働く意向はない旨を語っている。
保育士時代には仕事のストレス発散というのであったのか、クレーンゲームにハマっていた。また、成人後は非喫煙者である時期が殆どであったが、あまりの仕事のストレスに喫煙もしていた。
企画の中にはけんぞう本人が長期間放置したり、面白くないとして打ち切ったりして、事実上の未完となったものも存在する。また、数多くのやりかけの企画を抱えているが、主に配信外で作業を行っているためその進捗が分かりづらいものもあり、いきなり動画として披露されては大量のアーカイブが登録者に限定公開されるという事もしばしば。
2022年夏頃から作業配信を限定公開のアーカイブで済ませることが多くなり、配信頻度が少なくなったため視聴者から稼ぎを心配されるようになった。そういうこともあって、2023年6月下旬に裏作業をうっかり公開配信にした際は1万円や5000円といった高額スパチャに与った。
『最初の草むらでレベル100にする』
タイトルの通りである。
図鑑やモンスターボールを所持していない最初期の場面で、御三家を最初の草むらでレベル100にするという気が狂いそうになる企画。
なお、複数画面同時操作を導入して以降は、色違い御三家を厳選してから旅に出るというバージョンアップ版を行っている。
すずちゃん関連
彼の相棒ポケモンである色違いミュウ「すずちゃん」に関する企画。
下記の企画においては勿論ミュウの色違いも必要になるのだが、ミュウの色違い厳選は全色違いポケモンの中でも最高クラスの鬼畜難易度を誇る。(その鬼畜度合いはミュウの項目を参照のこと)
けんぞうはこの為に中古のエメラルドを50本購入して厳選に必要な「ふるびたかいず」の入手に挑み、45本目のソフトで遂に「ふるびたかいず」の入ったROMを発掘。ミュウが図鑑に登録されていたため捕獲済みかと思いきや、実際にさいはてのことうに向かってみるとイベントが発生。そして7日間かけて色違い厳選配信を行い色違いミュウを見事捕まえた。
その後自作の色違いミュウぬいぐるみを作成したりリボンコンプリートを目指したりと不定期に相棒を愛でる配信を行っており、5年かけてリボンをコンプリートした。
『色違い全国図鑑を作る』
企画開始から約5年で、タマゴ孵化なしでの色厳選により第7世代までのアローラ図鑑を完成させている。その過程でAボタン連打装置を自作したり、3DS10台同時操作用のアナログ装置の付いた自作テーブルを用意したりと、工作スキルを発揮している。配信外で偶然自然遭遇した個体を緊急で配信に収めて企画に取り入れたケースもあった。
『色違いアンノーン図鑑完成』
この企画では通常色と色違いのアンノーン各28種類、合計56種類をコンプリートしている。コンプリートまでに約2ヶ月を所要したが、アルファベット重複を合わせて色違いアンノーンを90匹集め、ポケルスまで自然発生した。そのような苦労の結晶をけんぞうは「今年の夏はアンノーンだった」と一言でまとめている。
『ポケモンエメラルドでマボロシじまに行きたい!』
企画開始から1年3ヶ月かけてマボロシじま出現と色ソーナノ遭遇を成し遂げた、けんぞう渾身の企画。なお、マボロシじま出現以降はカートリッジのボタン電池を取り出し、電池切れ状態にしてマボロシじまが出現した状態に固定した(けんぞうは基本的に第3世代のソフトはカートリッジの電池が切れていない状態で遊ぶ)。
『色違いデオキシスとかいう激レア個体をゲットするぞ!!!!!!!!』
中古ロム開封配信の際に偶然手に入れた「オーロラチケット」から始まった企画。「オーロラチケット」が入っていたロムが1つしかなかったため致し方がないが一画面で厳選し、27000回を優に超えるリセットの上、厳選開始から苦節7ヶ月半で色違いデオキシスを手に入れた。
『3世代で色違いジラーチを捕まえたぞ!!!!!!!』
北米版ポケモンコロシアムの拡張ディスクで手に入るWISHMKRジラーチの色違いを厳選する企画。このWISHMKRジラーチはポケモン図鑑を貰うところまで進めたルビー・サファイアに拡張ディスクを繫いではジラーチの配布を受け取るを繰り返す手間のかかる作業が必要で、北米版拡張ディスクをセットするための北米版ゲームキューブは予算と流通の都合上1台しか手に入らなかった。幸い沖縄在住時代の流通網なども活かしたこともあって、北米版ルビー・サファイアのソフトは15本手に入っていた。厳選自体は3週間足らずで終わり、リセット回数は842回で済んでいる。本人は「超上振れた」と甚く喜び、4月の真ん中過ぎに始めた厳選で七夕に間に合えばという感覚でやっていたがコメント欄では「七夕どころか端午の節句に間に合う男」と称賛された。
なお、このWISHMKRジラーチは乱数調整の中でも第3世代最高峰の難易度で知られており、性格や個体値に拘らないなら色違いは乱数調整よりも大規模な複数画面厳選で出してしまった方が普通に効率的であるという事実を如実に示した結果となった。
厳選実績としては乱数調整ですら大変なものという意味で偉大だが、これですらけんぞうの厳選としては厳選の期間自体が短く、印象の比較的薄い企画であったというところに、けんぞうの恐ろしさが伝わってくる。
これとは別に、第3世代産の海外産ジラーチという時点で貴重ということで、メン限交換会などでの配布個体として通常色の個体100匹をついでのように周回で回収している。貴重な色違いを膨大な数出したけんぞうとあって感覚がマヒしているが、これでも普通のプレイヤーの感覚では十分凄い。
『一番レアな色違い、マナフィを捕まえる!!!』
2018年4月の配信で蒼玉を手に入れてからこの企画に着手。以降、視聴者とのトレードやマナフィ色厳選に成功した実況者からの余り物の譲渡で追加の蒼玉を手に入れ、最大8個体制で厳選を行った。
この企画は6年近くの中断を挟み、約6年4ヶ月で成功。試行回数224回での達成という豪運であった。
しかもこれは、蒼玉8個のうち4個を不注意で通常色として孵してセーブしてダメにしてしまった同じ枠の配信での出来事であった。
しかし色ジラーチ厳選と同じく少ない試行回数での成功であったため、同じ色幻でもすずちゃんの件と比べるとインパクトは薄い。
『地獄の色違いエンテイ・スイクン・ライコウ厳選に挑む』
ポケモンコロシアムは絶望的に厳選のテンポが悪いため、色違い1体でも第3世代の本編ソフトの比ではないほど効率が悪い。しかもマスターボールが手に入るタイミングが通常だとシナリオ進行上色違い厳選できる種族がほぼなくなっている段階なので、シナリオモードで育てたポケモンを使ってバトルモードでポケクーポンを集め、拡張ディスクを起動してポケクーポンと引き換えにマスターボールを入手し、そのマスターボールを使用する方法でしか、事実上コロシアム三犬の色厳選はできなかった。
企画開始から約半年、プレイ時間にして600時間の死闘の末、コロシアム三犬全員の色違い厳選に成功している。
2019年5月の配信で「配信の音がうるさい」という理由で住んでいた賃貸を強制退去させられたことを明かしている。本人によると、元号が「令和」になった瞬間をホームレスとして迎えたとのこと(実際は引っ越しが完了するまでの間、実家に身を寄せつつ必要に応じて車の中で過ごしていたとのこと)。
自身のキャラグッズもいくつか製造・配布しているが、人気YouTuberの常というか転売の餌食に遭っている。本人も「欲しきゃグッズはタダでやるから転売屋からは買うな!転売はやめろ!」と注意喚起している。
ポケモンの動画以外に関しては以前に肉の案件を打診されたが、上手く動画にできる自信がないため断っている。
スパチャを貰った際の口癖は「ラッキー金もろた」。その際LIVEのコメント欄に「ラッキー金諸田」とコメントされる。
高校時代の教員が玉城ティナを教え子としていたが、当時の教員の話から彼女の本当の名字の読みは「たまき」だと主張(沖縄出身タレントにおいては読みやすさを重視してよくあることだという)。
口癖の一つは「また俺の知らないところで!」。配信中のリスナーが出した話題に食い付く時によく使う口癖で、そこからその話題について詳しく聞くところに繋げる。
世の中のシステムや人体などの欠陥などについては「月とか行ってる場合じゃないから!」というツッコミを度々入れる。