基礎データ
全国図鑑 | No.0554 |
---|---|
イッシュ図鑑 | No.102 |
ガラル図鑑 | No.367 |
ローマ字表記 | Darumakka |
ぶんるい | だるまポケモン |
タイプ | ほのお |
たかさ | 0.6m |
おもさ | 37.5kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
特性 | はりきり/せいしんりょく(隠れ特性) |
タマゴグループ | りくじょう |
各言語版での名称
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | ダルマッカ | だるま+真っ赤+火 |
英語・スペイン語・イタリア語 | Darumaka | 日本語名に同じ |
ドイツ語 | Flampion | flamme(炎)+lampion(提灯) |
フランス語 | Darumarond | daruma(日本語でだるま)+rond(丸い) |
韓国語 | 달막화 | Daruma(日本語でだるま)+화(hwa、火) |
中国語(簡体字) | 火红不倒翁 | 火(huǒ、火)+红(hóng、赤い)+火红(huǒhóng、真っ赤)+不倒翁(bùdǎowēng、起き上がり小法師) |
中国語(繁体字) | 火紅不倒翁 | 火(huǒ、火)+紅(hóng、赤い)+火紅(huǒhóng、真っ赤)+不倒翁(bùdǎowēng、起き上がり小法師) |
ヒンズー語 | डारुमाग | Daruma(日本語でだるま)+आग(aag、火) |
ロシア語 | Дарумака | 英語名の音写 |
タイ語 | ดารุมักกะ | 日本語名の音写 |
進化
初期 | 最終 | |
---|---|---|
ダルマッカ | → | ヒヒダルマ(レベル35) |
リージョンフォーム
第8世代『ソード・シールド』から登場する、ガラル地方の環境に適応して姿を変化させたダルマッカのガラルのすがた。
概要
ポケットモンスター 第5世代『ブラック・ホワイト』に初登場した、小さなだるまに短い手足が生えたようなポケモン。
名前の由来も「だるま」+「真っ赤」(あるいは猿の仲間を指す「マカク属」)から。特徴的な眉毛とプニプニとした丸っこい体つきをしており、愛くるしい姿にファンとなる者もいるらしい。
体内でパワーの源である600度の炎が燃えている為、いつも落ち着かなく走り回っている。特徴的なステップを踏むのもその為だろう。
また、そのフンは相当長い間高熱を保ち続ける為、昔の人は袋などに封入したものを懐に入れて、懐炉がわりに使っていたようだ。
口は眠っている時以外はニッカリ顔のままで、感情表現は黒目部分を動かして行う。
そしてある程度パワーを使い炎が小さくなると、手足をひっこめ、よりだるまらしい体型となって眠る。
その際は元ネタ同様、押しても引いてもけっして倒れない重量バランスを持つ為、縁起もののモチーフとしても人気が高いらしい。
ダルマモチーフだが、群馬県がモデルのニビシティで動き回る姿は2021年現在、確認できない。
色違い
ゲーム上の特徴
4ばんどうろとリゾートデザートに生息。『BW』のストーリーにおいてはライモンシティでNが繰り出してくる事があり、『BW2』ではホドモエシティでNのゾロアを貰った後にリゾートデザートでこの個体「Nのダルマッカ」が出現する事がある。
BW・BW2から連れてくる必要がある。
104ばんどうろ西・113ばんどうろ北に出現するマボロシじまにヒヒダルマが出現する。
過去作から連れてくる必要がある。
未登場。
『ソード』限定でガラルダルマッカが登場。DLC『鎧の孤島』では、ガラルダルマッカを持っていればヨロイ島に現れるNPCのチホコからダルマッカを交換で入手する事が可能。
未登場。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
70 | 90 | 45 | 15 | 45 | 50 | 315 |
※ガラルのすがたも同種族値
何気ない色物のポケモンと侮ってはいけない。
所謂「たねポケモン」としては「こうげき」の種族値は異例の"90"もあり、その次に高い「HP」の種族値もなかなかのもの。
反面「とくこう」の種族値はたったの"15"と、清々しいくらいに完全なる物理特化のポケモン。
恵まれたステータスだけでなく、覚える技も優秀である。
タイプ一致技の「ほのおのキバ」や「ほのおのパンチ」と順調に覚え、しかもLv33でいきなりほのおタイプの高火力技「フレアドライブ」を覚えてしまう優等生である。
進化するスピードも今作の他の進化ポケモンに比べれば早く、何より進化後はあり得ないくらいの高火力を得るポケモンに化ける。
ストーリーがなかなか進まないプレイヤーには、ダゲキ共に特にオススメで、比較的序盤に登場するので、当時は旅のお供に多くのプレイヤーが連れていた。この段階でもエンブオーよりも物理技の威力は一回りほど高かったりする。
こうやって聞くとエンブオーが涙目な気がしないでもないが、そこは特殊技も使えるということで割りきろう。
ただ、進化するまでは特性「はりきり」の効果により、与えるダメージこそ高くなるが技を外しやすくなるので、その部分だけは甘んじて受け入れ我慢しなければいけない。
一方で隠れ特性の方は「せいしんりょく」で、ヒヒダルマに進化すると「ダルマモード」に変わる。
通常は隠れ特性はPGLを通じてでないと入手できないが、このポケモンは例外。
リゾートデザートにいる固定シンボルのヒヒダルマを♀で捕獲し、メタモンを使わずに卵を産ませれば入手可能。
余談だが、「ほのおのキバ」を使えるということは一応"牙"があるのであろう。
使用トレーナー
ゲーム版
アニメ版
- ディーノ(BW42話)
- コハル(BW55話)
- ホノカ(新無印98話)
- ライ(LR53話)
アニメ版
アニポケ・第1-7シリーズ
- BW8話
初登場。サトシのポケモン達のポケモンフーズや街の人々から食料を盗んでいたが、実は老朽化した時計塔でヒヒダルマがダルマモードで落ちてきた釣鐘を浮かせ続けており、ダルマッカはヒヒダルマの体力を回復させる為に食料を盗んでいた事が判明。事情を知ったサトシ達と協力して釣鐘をもとに戻した事でヒヒダルマを解放する事ができた。
- BW42話
ドンバトルに参加していたディーノのポケモンで登場するが、サトシのガマガルに敗北。
- BW55話
コハルの手持ちで、ゴチムが一目惚れしたサトシのズルッグとの交換候補に出された一体。
- 新無印98話
ホノカのポケモンで登場し、ブビィ・アチャモと共にほのおのパフォーマンスを見せた。
その他
BW | 8話・33話(回想)・34話・56話・59話・60話・64話(回想)・67話(回想)・69話・105話・118話(回想)・120話(イメージ)・127話・129話・134話 |
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SM | 34話 |
新無印 | 74話(映像) |
ダルマッカ弁当
『劇場版ポケットモンスターキュレムVS聖剣士ケルディオ』ではマリンという少女がダルマッカ弁当なるものを販売していた。「もうかりまっか♪ダルマッカ♪」の売り文句が印象的であるが、このシャレはオーキド博士がポケモン川柳でネタにしていたりする。
映画公開から10年後、なんと新無印132話で再登場。コジロウのモルペコが食べており、今までマスターズトーナメントにおいて様々な物を飲み食いしてもなおはらぺこもようだったのだが、これを完食してようやくまんぷくもようとなった( = サトシとダンデの最終決戦に終わりが見えてきたという描写でもある)。
続いてめざポケ編第3話ではデントの幻覚にサブウェイマスターが売る駅弁として再登場。パッケージのモチーフはなんとガラルダルマッカとなっている。
元ネタはおそらく、群馬県高崎市で売られている駅弁「だるま弁当」だろう。こちらも弁当箱がだるまの形に似せられて作られている。
アニポケ・第8シリーズ
【テラスタルデビュー編】
- ライのダルマッカ
CV.田邊幸輔
53話でオレンジアカデミーのテラスタル研修生・ルカの手持ちで登場。コノヨザルに襲われて負傷していたが、リコのミブリムに治療された。…しかし、ライがロイに、ダルマッカがロイのホゲータと雰囲気がよく似ていたが為に、マンキー・オコリザル・コノヨザル達の棲みかと食糧置き場を繋ぐツルを同行者のルカが紐が切れた鞄の応急処置として切ってしまった事が原因でリコ達が犯人とコノヨザルに勘違いされる事となる。
57話・66話でも登場。67話では、ドットのウェルカモと対決し、テラスタルしたウェルカモのアクアブレイクに敗れた。
ぽかぽかマグマッグハウス
「ポケモンKids TV」アニメでは、田舎に暮らすアンナの祖父母の家にいる個体が登場。家にいるマグマッグを探しにいくアンナに着いていく姿は実にかわいい。
ポケモンローカルActs
福島県白河市に地域応援ポケモンであるラッキーと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された。白河市は白河だるまがある。
関連イラスト
関連タグ
図鑑番号順
0553.ワルビアル →
0554.ダルマッカ(ガラルダルマッカ)
→ 0555.ヒヒダルマ(ガラルヒヒダルマ(ノーマルモード/ダルマモード))
関連ポケモン等・グループタグ等