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クイタラン

くいたらん

『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種。
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基礎データ

図鑑No.631
英語名Heatmor
分類アリクイポケモン
タイプほのお
高さ1.4m
重さ58.0kg
特性くいしんぼう / もらいび / しろいけむり(隠れ特性)


概要

ポケモンBW』で初登場。アリクイの姿をしたポケモン。
名前の由来はアリ“クイ”+食い足らん。ついでに特性の片方も『くいしんぼう』である。
英名はHeat+eat moreと、ほのおタイプ要素も付いている。
独名はFurnifraß と、初めてエスツェット"ß"が使用された。

アイアントの天敵で、口先からちょろっと出る炎はモチーフとなったアリクイ同様の長い舌。
勿論食い足らん対象はアイアント(=アリ)であり、生息域も被っている。
チューブ状な尻尾の穴から空気を取り込んで燃やした炎を舌のように操り、アイアントの鋼の外骨格を溶かして中身をいただいてしまう。ただし、尻尾の穴を塞がれると具合が悪くなる。

両者の因縁はゲーム内でも丁寧に描写されている。
例えば『ブラック・ホワイト』のチャンピオンロードはアイアントが作った巨大な蟻塚を基にしたダンジョンとなっているのだが、内部にアイアントが出現するのに対し、外周部にはクイタランが出現する。明らかに巣穴の中のアイアントを狙っている様子が分かる。
ポケモンXY』では群れバトルでアイアントの群れが出現するが、その中にクイタランが1匹だけ混じっており、バトル中はなんとプレイヤーを無視してアイアントとの争いを始める。アイアントの群れに襲いかかるクイタランの構図を忠実に再現している。

……しかし、その実態はアイアント4匹に、クイタランが袋叩きにされているだけだったりする。捕獲したい場合は、早くしないとクイタランがアッサリ倒されてしまう場面が多い。
アリに強いアリクイとは何だったのか……。

ちなみに『むしくい』を使えるが、むしタイプのする「虫食い」とは意味合いが違うだろう。

まてー



ゲームにおける特徴

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
8597661056665484


特攻が最も高く、それよりやや低い攻撃、HPもそれなりだが、素早さと耐久面はそれ程でもない。
尖った種族値の多い第5世代にしては、対のアイアントと比べても種族値配分に無駄が目立ち、このアンバランスさが災いしてほのおタイプの中では今1つ使いづらいとの声が強い。
また、ほのおタイプでありながら何故かオーバーヒート』と『ニトロチャージ』のどちらも覚えられない、不要な個性までも付けられてしまっている。
鈍足を補える先制技『ふいうち』や補助技を上手く生かして戦いたいところ。
隠れ特性はコータスと同じ優秀な『しろいけむり』で採用の余地はあり。

図鑑にはアイアントの天敵とあるが、実際の対戦での関係ではアイアントはほのおポケモン対策にストーンエッジを持っているケースが多く、倒される可能性がある。
一応アイアントは先制技がないので、襷等で一発耐えて攻撃し『ふいうち』で倒せるが、その展開自体バレバレなので無償で交代されてしまうオチが待っている……読み合いで上手く裏をかければ儲けもの?
ちなみに野生ではイッシュのアイアントは『あなをほる』を覚えているし、カロスのアイアントは前述のように、プレイヤーそっちのけでクイタランをリンチする……アイアント天敵じゃなくて、アイアント天敵なのでは……?

オオアリクイクイアリ




その後『BW2』の教え技でくさタイプの特殊技『ギガドレイン』が習得可能となった。

クイタラン の ギガドレイン!


アリクイ設定様様と言ったところか。
ソーラービーム』と違いターン経過無しで攻撃出来る上、比較的クイタランより足の遅いものが多いいわタイプや、みず・じめん複合タイプのポケモンに対してある程度戦い易くなった。余裕があれば特性『くいしんぼう』と『たくわえる』を利用した耐久コンボも可能。
他にこの技を覚えられるほのおタイプのポケモンはホウオウウルガモスしかいなく、二匹とも複合タイプであり、十分差別化できる要素となった。
また、物理技の方も『ばかぢから』を習得し、『ふいうち』ぐらいでしか生かせなかった攻撃もそれなりに生かせるようになった。

そして第6世代である『X・Y』では特性『くいしんぼう』と相性の良い威力抜群のどく技『ゲップ』を遺伝技として習得。対フェアリーの手段として注目されている。
また、同じ頃にマッギョ共々何故か基本技に『たいあたり』が追加された。何故このタイミングで……?

時代は進み第7世代。
突如専用技である『ほのおのムチ』を与えられた。
性能は威力80の物理攻撃、更に追加効果で「相手の防御ランクを確実に一段階下げる」優れもの。
これだけに終わらずフレアドライブ』や、「なぜ覚えない?」と言われ続けてきた『オーバーヒート』も習得
フィラのみ等の回復量も強化されており、『くいしんぼう』もより使い易くなった。
ここに来て物理型が主流となり、攻守共に強化された一体。

ところが、第8世代ではせっかくのアイデンティティだった『ほのおのムチ』がエンニュートマルヤクデに配られてしまう
特にマルヤクデはクイタランと特性が2つも被っており、ステータスも高い。習得技も幅広く、クイタランにとっては目下最大のライバルとなっている。
更に第7世代で強化されたばかりの混乱実の回復量が減少し、多少使い勝手が悪くなってしまった。
幸い、『くいしんぼう』型の有用性そのものは失われておらず、マルヤクデとは『ふいうち』や『がんせきふうじ』等の小技で差別化できるのが救いか。

ポケモンGOでのクイタラン

アイアントと食物連鎖の関係にある為か、出現場所が経度で分かれている(「住処が同じ」とする図鑑説明と矛盾している気がするが、突っ込んではいけないのだろう)。但し、イベントで一時的に全世界で出現する場面はある。日本では現在クイタランが出現する。
ゲージ技に『グロウパンチ』を持っている数少ないポケモンであり、自分の攻撃を上げながら『かみなりパンチ』で苦手なみずタイプへの牽制ができる。
低耐久なのが玉に瑕。

アニメでのクイタラン

序盤で捨てられたポカブの元親であるスワマの手持ちとして初登場。
エンブオーとタッグを組みながらも、捨てられたポカブが進化したチャオブーによって2匹一緒に片づけられてしまう情けないやられ方をした。
当時からゲームで不遇なアリクイはアニポケでも不憫だったのだ…

その後もモブとして何度か登場しているが、大体ロクな目に遭ってない扱いが多い。
因みに上記の通り図鑑設定のアイアントの天敵ではあるが、アニメで両者が初めて激突したのは、新無印の第72話と初登場からかなり遅い。

関連イラスト

まさかありくいのポケモンが出るなんて思ってなかった
クイタラン



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ポケモン ポケモン一覧
ポケモンBW ほのおタイプ
アイアント 

ブースター(ポケモン):全国図鑑での図鑑番号が136のポケモン。クイタランの図鑑番号の631をそのまま逆にしたものである。クイタランもブースターもほのおタイプの中では不遇組な上にこの図鑑番号……ゲーフリは狙ってやったのだろうか?

コソクムシ:独名にエスツェットが使われている仲間。

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