概要
多ければ強い。当たり前のことである。塵も積もれば山となると言う通り、多ければ少ないよりは有利であるとされる。
人間社会においては、主に多数決などで少数意見を有無を言わさずに封じる場合に対して用いられ、時には「赤信号、皆で渡れば怖くない」といった間違いさえまかり通ってしまう事もある。もちろん、戦闘でも同じである。
この戦略は特にそれほど強くない者が少数の強いものに対して使用するといわれる(例としてはミツバチが巣に襲来したスズメバチを撃退するときなど)。
ただし、単独でも強いものが徒党を組むケースも無い訳ではない。
実際
ただし、それは一定数間での話であり、一定数を超えると互いに阻害しあい、それ以上強くならない点が訪れる(類似した話では経済学の用語で収穫逓減の法則として知られる)。
例を挙げると、バレーボールやサッカーなどの球技ではメンバーの一定数の人数増加は戦力の増加につながる。しかし一定数以上の増加になると逆に選手の動きを阻害したり、反則の元となり逆に邪魔となる存在になる。
また、特に作劇上では「多い奴相手に無双する」というカッコよさを表現するため、忍者反比例の法則(The Inverse Ninja Law、マンガ物理学の一種、シューティングゲームなどにおいて雑魚キャラは弱く、ボスキャラは異様に強い設定を英語圏でいう言葉)が成り立ってしまうこともある。
ただ、それはそれとして周りに与える影響は別である。蝗害などがいい例だろう。空飛ぶ大量の飛蝗どもは別に協力してるわけではなくむしろ食料を奪い合い互いに共食いするほど獰猛であるがそれによる被害を被るのは人間であり、数が増えるほど被害も大きくなる。
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