データ
初出 | 第3世代 |
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効果 | ほのおタイプの技のダメージと効果を無効にし、以後、自分が使うほのお技のダメージが1.5倍になる(第4世代まで) |
ほのおタイプの技のダメージと効果を無効にし、以後、自分がほのお技を使う際に攻撃と特攻が1.5倍になる | |
ほのおタイプのポケモンの出現率が上がる(第8世代から) |
概要
第3世代で登場した特性。
他のポケモンから受けたほのお技を無効化・吸収し、自分がほのお技を使用する際の攻撃・特攻が上がる。
攻撃・特攻が上がるのは1回までだが、無効化は2回目以降も有効。ただし「にほんばれ」は防げない。
自分がほのお技を受けなければ発動しないので、能動的に使う場合は相手のほのお技を読んで交代出しするか、ダブル(トリプル)バトルで味方のほのお技を受ける戦法が必要になる。
ただ、所有するポケモンは全てほのおタイプで元々ほのおは半減である上、所有者のほとんどはこの他にも優秀な特性を持っているので、この特性が採用されないことも多い。
そういう点では、タイプ構成上ほのお技が等倍になるヒードランおよびマルヤクデが最も上手くこの特性を扱えているといえる。
似た性質を持ったよびみず、ひらいしん、そうしょくとの相違点として、これらが対応タイプの技を受けた際に攻撃か特攻のランク補正を1段回上昇させる効果なのに対し、もらいびはほのお技限定とはいえ攻撃と特攻両方を1.5倍にする点が挙げられる。
第8世代ではこの特性を持つポケモンをパーティの先頭にしておくとほのおタイプの野生ポケモンとの遭遇率が上がるというフィールド効果が追加された。
第9世代では自身のポケモン1体のタイプを恒常的に変化させるテラスタルが登場。
これにより、もらいびを持ちながら炎わざをもらう機会が少なかったポケモンを別のタイプに変化させ、わざと炎わざを誘うという戦略が可能となりシングル対戦からの需要が増えた。
が、もっとも恩恵を受けているのはテラレイドバトルにおいてで、テラスタイプは別だが元は炎タイプというポケモンも多く出現するため、きれいに条件がハマればこちらから大ダメージを連発させることもできる。
『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』のフィールドスマッシュに登場するシャンデラはこの特性を持っているらしく、炎攻撃を吸収してパワーアップする。何故か闇攻撃も吸収できる。ミュウツーのシャドーボールとか。
所有ポケモン
太字は隠れ特性。
- ロコン(原種)-キュウコン(原種)
- ガーディ(原種・ヒスイ)-ウインディ(原種・ヒスイ)
- ポニータ(原種)-ギャロップ(原種)
- ブースター
- ヒノアラシ-マグマラシ-バクフーン(原種)
- デルビル-ヘルガー
- ヒードラン
- ヒトモシ-ランプラー-シャンデラ
- クイタラン
- タンドン-トロッゴン-セキタンザン
- ヤクデ-マルヤクデ
- カルボウ-グレンアルマorソウブレイズ
関連タグ
ねつこうかん…ほのおタイプの技を受けるとこうげきが上がる特性。もらいびと異なりダメージの無効化はできない。
ダメージ吸収系の特性