曖昧さ回避
- 日本に伝わる妖怪の一種→「天邪鬼」。以下の用法は全てここから派生したものである。
- ひねくれ者の別称。
- 『東方Project』の登場人物「鬼人正邪」の二つ名→「逆襲のあまのじゃく」。
- 『妖怪ウォッチ』に登場する妖怪→「あまのじゃく(妖怪ウォッチ)」。
- アニメ『学校の怪談』に登場する妖怪。
- 『忍者戦隊カクレンジャー』33話の妖怪。なぜかキノコ。
- 『ポケットモンスター』シリーズに登場する特性の一種。本記事で解説する。
データ
初出 | 第5世代 |
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効果 | 能力変化のアップ・ダウンが逆になる |
英語名 | Contrary |
概要
第5世代のポケモンBWで追加された特性の一つ。
初登場時は隠れ特性限定だったが、次世代のポケモンXYで通常特性として所有しているカラマネロ系統が登場した。
自身に起こる能力変化を上がるものは下げ、下がるものは上げてしまう。
つまり、相手に「いかく」されると逆ギレし攻撃力を上げ、「あまえる」を受けると苛立って攻撃力を上げ、「こわいかお」をされるとビビって素早さを上げるわけである。上下以外の効果はそのまま通してしまうため、流石に「いばる」に付随するこんらん状態などは防げないが、十分ひねくれた効果と言っていいだろう。
この特性の発動条件には自身が使う技も含まれている。すなわち、能動的に発動させる事も可能である。
各種族はそれを前提とした戦法を組み立てており、その違いによって使用状況も大きく異なってくる点もこの特性の特徴と言える。
例えば、「からをやぶる」を擬似的な「コスモパワー」として用いたり、高威力の「リーフストーム」を乱射して「わるだくみ」の代用にしたり、高威力の「ばかぢから」を乱射して「ビルドアップ」の代用にしたりなど、放っておくとどんどん手がつけられなくなっていく。
なお、間違ってもこの特性のポケモンに「積み戦法」をやらせてはいけない。例えば「つぼをつく」を使うと、使うたび能力のどれかががくっと下がる全身秘孔になってしまう。
「じゃくてんほけん」や「からぶりほけん」等の能力上昇アイテムも悪手である。
ただしZ変化ワザで付与される能力変化はあまのじゃくの影響を受けないので、「Zさいみんじゅつ」でカラマネロの素早さを1段階上げる、といったことは可能である。
第8世代でこの特性を持ったポケモンがマックスレイドバトルで出てきた際は注意。
この特性の性質上、バリアを破る度に防御と特防が2段階上昇してしまう為どんどん硬くなってしまう。特にツボツボは元の防御と特防が高いのも相まって倒すのに時間が掛かってしまう。
なるべく威力の高い技で攻めていきたいところ。
所有ポケモン一覧
太字は隠れ特性
余談
持ち主は極端な能力だったりフラフラしていたり逆さまだったり擬態だったりと見た目能力問わず不安定なポケモンが多いがツタージャ系だけはしっかりしている様に見える。
しかしこの系譜も中間進化のジャノビーが痛め付けられる程に快楽を覚える性質なのであながち間違いではないのかもしれない(進化前と進化先はともかく)…。