本来の意味の方は威張るを参照。
データ
登場 | 第2世代 |
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威力 | - |
命中 | 90(第2世代 - 第6世代)→85(第7世代 - ) |
PP | 15 |
タイプ | ノーマル |
わざ分類 | 変化 |
効果範囲 | 相手一体 |
直接攻撃 | × |
備考 | 相手を怒らせてこんらん状態とし、相手の攻撃を2段階上げる。 |
技マシン | 34(第2世代)、87(第4世代 - 第7世代) |
英語名 | Swagger |
概要
第2世代より登場する技。技マシンが存在するため、多くのポケモンが覚えることが出来る。ただし、第3世代のみ技マシンは存在せず、ポケモンXDやエメラルドの教え技のみでの習得となる。
ちょうはつやいちゃもんと同様相手を怒らせる技で、こんらんと同時に相手の攻撃をぐーんと上げてしまうというまさにアメとムチを与えるような技。
一見相手の攻撃を上げてしまうのは完全にデメリットに思えるが、こんらんで自分を攻撃した際に受けるダメージは自身の攻撃力に依存するため、サメハダーのような高火力・紙物理耐久なポケモンがこの技を受けて自分を攻撃してしまうとそれだけで致命傷になりかねない。
デオキシスアタックフォルムが自分を攻撃してしまった場合はお察しください。
上記のような特徴から、相手の自滅を誘導するのが正しい使用用途であり、仮に相手がこんらんを振り切って攻撃してきた場合の保険にみがわりを張るいばみが戦法はあまりにも有名。
イカサマとのコンボでも使用されることが多い。
単に相手への状態異常撒きだけでなく、ダブルバトルやレイドバトルで特性マイペースや、キーのみ持ちに撃つことで攻撃上昇を促す支援技としても使用されることがある(場の状態がミストフィールドであればそれ以外のポケモンに対しても使用可能となる)。他にもしっとのほのおと組合わせて相手をやけどとするといった戦法も可。群れバトルのハブネークもザングースを殺すために味方にいばるを使用して攻撃をぐーんと上げる戦法(野生のハブネークはキーのみをデフォルトで持っているためこんらんしない)を使用してくる。
第3世代から登場したおだてるはこの技の特殊版。
しかし、この事態を重く見たゲーフリは第7世代で命中率を85%にまで下げた。
恐らく一番使っていた鍵の影響だろう。そして同時にこんらんも弱体化したため、みがわりとのコンボは安定しなくなった。
そして第8世代では技マシン・技レコード・教え技のいずれにおいても除外され、習得可能なポケモンが大幅に減らされた。特に鍵から事実上の没収(ランクバトル使用不可)となったことは評価出来るであろう。
ポケダンでは敵のみにしか使用出来ないが、目つぶし状態なら味方にかけることも可能。
ただし、ポケダンにおいてはランク上昇の影響がないためイカサマとの相性は良くない他、1/8の確率で敵の攻撃が当たる(マグナゲート以降は隣接時はほぼ確実に攻撃行動を取るようになっているためより危険)ので注意。
元ネタは某四コマ漫画のコイルであると思われるが、第8世代での技マシン消滅により当のコイル族はこの技を覚えられなくなってしまった(あくまでも四コマの個体だけという事なのか、コイルの系統はレベルアップで「いばる」を覚えられない)。
第9世代では、相手の能力上昇をコピーする「ものまねハーブ」が登場。こちらは混乱になることなく物理攻撃力をぐーんと上げることが可能。
(同様のことは技「じこあんじ」でも可能であるが、ものまねハーブは持ち物であるため、1ターンロスせずに発動出来るという利点がある一方、1度の戦闘で1度きりという欠点もある)