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ノーマルタイプ

のーまるたいぷ

ノーマルタイプ(Normal Type)とは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するタイプの一種である。
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【注意】編集

ポケモンは沢山のキャラクターが登場するゲームですが、一部においてポケモンに対する扱いや能力、対戦での使用率を主観的、かつ過度になじる編集者が散見されます。


キャラ設定は今後のシリーズで変わること、対戦環境は変化を繰り返すこと、本サイトの性質上記事の内容もあくまで個々人の見解に過ぎない旨を理解し、全てを鵜呑みにしないようご注意下さい。



概要編集

ポケモンは種族ごとに1、2種類のタイプが、技には1種類のタイプが必ず付加されている。

そのタイプの相性でバトルの有利不利が決定される要素の一つ。


初代から登場するタイプの一つ。

ノーマルタイプのカテゴリーに分類されるポケモンの特徴としては、他のタイプでよく見られる共通したモチーフが少ないこと(強いて言えば獣類や鳥類が多いこと)が挙げられ、特徴がないことが特徴とも言える。

白・茶色・灰色といった自然に近い色合いのポケモンが多く、タイプのイメージカラーも白に近い灰色である。

また、鳥ポケモンひこうタイプ)で属性的な要素を持たないポケモンの多くはノーマルタイプを持ち合わせていることが多い。

ひこうタイプ以外の複合で出る場合でも動物的なポケモンであることが多く、獣属性という側面が若干ある(ただし総数が多い故に動物がモチーフでないポケモンあるいはベロリンガカビゴンのような大方にはモチーフがよく分からないポケモンもかなり多く、爬虫類型のノーマルタイプはどちらかといえば少なく、水棲生物であればみずタイプが大半である)。

さわぐ」等の音を扱う技も大半がノーマルタイプである。

第9世代時点で未登場の複合タイプは一番多く、こおりむしいわはがねの4つ。特徴が無いことが特徴な以上、ノーマル複合はある意味矛盾しているからだと考えられる。


伝説ポケモンでは単タイプにレジギガスアルセウスタイプ:ヌルシルヴァディテラパゴス、複合ではメロエッタ

ノーマルタイプはある種原点的又はタイプ可変ポケモンの標準状態の位置づけのポケモンに付与されることも多いが、上記の通り伝説では特にその傾向が強い。

一般ポケモンならばメタモンがその最たる例だろうか。



ゲーム内のスペック上では、「ノーマル」という名前を冠していながら最も異色とも言えるタイプである。

タイプ相性で見ると、攻撃面では、いわタイプはがねタイプには半減、ゴーストタイプには無効、

防御面では、弱点がかくとうタイプのみで、ゴーストタイプの技が無効となっている。

しかし、全タイプで唯一弱点を突けず、さらに半減できるタイプも存在しない

また単タイプのみであれば攻守共に不利(こちらの攻撃を半減・無効化し且つ弱点を付いてくる)なタイプがいない唯一のタイプでもある。

技の面で見た場合、ほぼ全てのポケモンがノーマルタイプの技を最低でも1つは覚えられる。

低いレベルで覚えるたいあたり」「ひっかく」「はたく」「なきごえ」「にらみつけるから、安定した威力が出せるおんがえし」「やつあたり、大技はかいこうせん」「ギガインパクト」「だいばくはつまで、基本となる技はノーマルタイプである。

弱点を突けないからなのか、他タイプであればぶっ壊れとも言えるほどのスペックを持つ技もちらほら見受けられる(例:「だいばくはつ」「ばくおんぱ」)。

ただし、近年は最重要技の「おんがえし」・「やつあたり」がリストラされてしまい、一部の優秀な技を貰えないノーマルタイプの大多数の物理技の最終的なポジションは微妙な所でむしろ以前と比べてかくとうタイプが弱体化しているのか守備へ立ち回りが多い。


ノーマルタイプを持つポケモンに目を移すと、冒険の序盤に出てくるポケモンに必ずノーマルタイプ、いわゆる序盤ノーマルがおり、冒険がスタートしてしばらくはバランスのとれた攻撃役として一通りの活躍をしてくれる。

中盤以降に出てくるノーマルタイプも、技自体の豊富さから常にそこそこ安定して技を覚えて戦える。終盤にならないと主力技を覚えない……というポケモンは少ない。

また、ノーマルタイプのポケモンはわざマシン・わざレコード・教え技を通じて他タイプの主力技を多く扱える傾向にある。

タイプの特徴故に物理・特殊・補助がバランスよく揃っており、特殊技も「はかいこうせん」や「スピードスター」等のアニポケでよく見かける技を含めて結構あるが、技に癖がある、優秀な特殊技は特定のポケモンしか覚えないと特殊型が主体のポケモンだと意外なほど技に四苦八苦することになる。

このように、一通りのことは任せられるオールラウンダーだが、専門職(ノーマル以外を持つポケモン)には及ばないという位置づけであると言える。


総括すると、タイプの特徴が薄いゆえに、他とは大きく異なる運用を迫られるタイプであると言える。

バトルの際の戦術はタイプ相性を脇に置いた力任せ・数値任せの攻防になりがちで、タイプ相性が物を言うゲームらしからぬ戦い方になってしまう(ちなみに攻撃面だけで言えばドラゴンタイプの技も弱点の突きづらさから似たような運用になる)。

このように、攻守共に耐性や抜群の少なさからタイプ相性の概念が薄く、これといって得意な相手もいないが苦手な相手もそう多くはない。タイプ的な仕事があまり無いのに加え複合タイプも多くなく(ただし第6世代から結構増加した)それ故に極端な特徴を貰えないと埋もれやすいという激戦区でもある。

とはいえノーマルタイプのポケモンは ゴーストタイプの技を無効化できるという唯一無二の個性があるため、完全に数値任せというわけではないが。

また、タイプ相性に慣れていないプレイヤーに優しい反面、ポケモンとしてのタイプ相性を学ぶ機会も少ない属性でもある。


こういう事情から、対戦においては、能力や技などで強烈な個性を持つポケモンが活躍したり、ストーリーでは旅のお供として重宝されたり、プレイヤーの印象に残るインパクトを持っている等の傾向がある。


第9世代ではテラスタルで誰でもノーマルタイプになることができるが、バトルでは主に弱点と無効が真逆のゴーストタイプが弱点を消すために使ったり、しんそくだいばくはつばくおんぱ等の尖った技を持つポケモンが自らの突破力を上げるために使用される事が多い。結局高い数値が正義を地で行く属性。


一例


特に恐るべき能力の高さに加えその他の要素にも恵まれているに至ってはノーマルどころかむしろアブノーマルと言っていい。

耐久型であれば弱点が少ないこと自体がメリットなのだが、アタッカー気質のポケモンにとっては攻撃面では全く強みがないので、それでも尚活躍するためにはそれ相応にタイプ以外の要素で活躍できる何かが求められる。

そういった要素が無いと他のタイプの似たような戦術に劣ってしまい埋もれやすい。

もっともこれはタイプの特徴が薄いが故の宿命のようなものだが。


後に示すノーマルタイプのタイプエキスパートも大体似たようなもので、

揃いも揃ってみんなのトラウマである。

……タイプで特徴を出せないならタイプ以外で特徴を出した結果なのだろうか。

レイドバトルにおいてもソロでは基本的に撃破が極めて困難ででんきタイプと並んで一番強いタイプとされている。

まさに弱点の少なさがボスとしての強さを表現しているタイプである


漢字では「無」「普」と表記される事が多い。


ノーマルタイプのポケモン一覧編集


第1世代編集

※1:ピッピピクシーはポケモンXYからフェアリータイプに変更。

※2:プリン・プクリンはポケモンXYからノーマル単タイプからフェアリータイプ複合。

※3:ポケモン剣盾からリージョンフォーム専用の進化形態が追加。


第2世代編集

※4:ピィトゲピーブルーグランブルはポケモンXYからフェアリータイプに変更。

※5:ププリンはポケモンXYからノーマル単タイプからフェアリータイプ複合。

※6:トゲチックはポケモンXYからフェアリー・ひこうタイプに変更。


第3世代編集

※7:ポケモン剣盾からリージョンフォーム専用の進化形態が追加。

※8:ルリリはポケモンXYでノーマル単タイプからフェアリー複合。


第4世代編集

※9:トゲキッスはポケモンXYからフェアリー・ひこうタイプに変更。


第5世代編集


第6世代編集

No.たねNo.1進化No.2進化
0659ホルビー0660ホルード--
0661ヤヤコマ
0667シシコ0668カエンジシ--
0676トリミアン----
0694エリキテル0695エレザード--

第7世代編集


第8世代編集

※10:リージョンフォーム専用の進化。


第9世代編集


メガシンカポケモン編集


リージョンフォーム編集

No.ポケモンタイプ(変化前)タイプ(変化後)
0019アローラコラッタノーマルあく・ノーマル
0020アローララッタノーマルあく・ノーマル
0263ガラルジグザグマノーマルあく・ノーマル
0264ガラルマッスグマノーマルあく・ノーマル
0570ヒスイゾロアあくノーマルゴースト
0571ヒスイゾロアークあくノーマルゴースト

タイプ相性と特性編集

タイプ相性編集

攻撃側タイプ
抜群(2倍)-
今ひとつ(0.5倍)いわ、はがね
効果なし(無効)ゴースト
防御側タイプ
抜群(2倍)かくとう
今ひとつ(0.5倍)-
効果なし(無効)ゴースト

タイプ相性考察編集

攻撃面

  • 全タイプで唯一弱点を突くことができないのはゲームにおける属性無し攻撃のイメージ。
  • 』『といった「硬い」イメージのあるタイプには半減され、実体を持たない幽霊には無効化されてしまう。

防御面

  • かくとうタイプの技が弱点なのは、平凡・普遍的なイメージの『ノーマル』に対し、格闘技(戦闘)に関するエキスパートと比べて基礎体力が劣るからなのであろう(しかし普通の存在でも攻撃が当たれば効くのか半減はされない)。
  • 全タイプで唯一半減になるタイプがないのもゲームにおける属性無し攻撃のイメージ。
  • ゴーストタイプの技が無効なのは、実体を操る『ノーマル』な攻撃が実体を持たない『幽霊』に通用しないように、霊感を持たない『ノーマル』な存在に幽霊が触れても何も感じないという関係性故にお互いの攻撃が意味をなさないのかもしれない。

タイプ特性編集

  • ひこう単タイプのポケモンが「はねやすめ」を使用すると、ノーマルタイプの相性で判定される。

世代ごとの変遷編集

第1世代編集

ノーマルタイプは元々かくとうタイプのみが弱点であったが、当時かくとうはエスパータイプに極めて弱い超冷遇タイプであったため、余程ノーマルタイプガンメタの一致かくとうウエポン採用型パーティにマッチングしない限り弱点はないも同然であった。当時の全ステータスに努力値を全振りできる仕様もあって、まともな耐久を持ったポケモンなら急所でも引かれない限り等倍で攻められることはどうということはなかった。実質弱点なしのタイプとしてはエスパータイプも存在しており、当時からセオリーとして伝えられていた「タイプを偏らせてはいけない」という言葉はエスパーとノーマルには原則として全く当てはまらなかった


Tauros - the Wild Bull

皆大好きはかいこうせん、皆大好きケンタロス

まともな攻撃技があまりなかった時代、わざマシンで覚えられる「はかいこうせん」がとにかく強力だった。

他タイプが威力100や120で止まる中、この技だけ150

使うと反動で動けなくなるデメリットがあるが、当時はこの技で相手を倒した場合反動が発生しないという仕様で、ちょっとでも削れば即「はかいこうせん」でとどめを刺して次のポケモンへ、という戦術が可能だった。(このタイトルは、エスパータイプが暴れまくっていた関係で、弱点であるかくとうタイプが不遇気味だったため、ノーマルタイプのこの戦術を使う人が多かった。)

これを最大限に活用したのが上記のケンタロスである。

ノーマルタイプで第2位の「すばやさ」、「こうげき」も高水準、今と異なり「とくしゅ」が高いため特殊攻撃も強く、守りも堅い。

そして何よりタイプ一致で「はかいこうせん」を高速かつ高火力で放つことができるとあって、公式大会で引っ張り凧であった。

[113]ラッキー「たまごうみ」【リク絵】カビごんトレス・ガルーラペルシアン「シャドークロー」

ケンタロス以外ではラッキーカビゴンガルーラがそれなりに使われていたが、この3匹が本気を出すのはまだ先の話

また、上記ポケモン達が軒並み禁止された99カップではほぼ確定急所というぶっ壊れ技であったきりさくを引っ提げ、かつノーマルタイプ最速のペルシアンが大活躍を見せた。

ノーマルタイプねずみポケモン

今世代の序盤ノーマルはラッタ

低種族値故に当時はあまり目立たなかったが、後のタイトルでは優秀な技を多く持つようになる。99カップでは決勝大会にこそはエントリーされなかったが、地区予選段階では「いかりのまえば」を武器に稀に使われることがあった。


第2世代編集

おすわりドーブルハピで止まりますポリゴンⅡ

この頃に登場したポケモンは、「スケッチ」で何でも覚えられるドーブル、ラッキーがまさかの進化を遂げて特殊の壁として立ちはだかるハピナス、ポリゴンが同じく進化を遂げ安定した耐久力と強力な技を揃えるポリゴン2など。


そしてジムリーダー・アカネの切り札ミルタンクシナリオ上の最大の壁の1つとして君臨するに至った。


対人戦では「はかいこうせん」が倒しても反動を受けるようになり、また「きりさく」を始めとした技の急所率が修正され、代わりに「おんがえし」「やつあたり」(共に最大威力102)の登場、「すてみタックル」の威力増強(100→120)などの整備が施された。

カビゴン

前タイトルのトップメタであったケンタロスに代わって(ケンタロス自体は「はかいのいでんし」を持たせた狂牛病型等があるためそこまで弱くはなってないが)カビゴンが大流行。

火力、耐久共に高水準で多彩な技を覚え、新技「のろい」「はらだいこ」で火力を底上げできる。

ピンチになったら「ねむる」を使い、「ねごと」で「ねむる」が出ればまた回復と、手の付けられない強さにまで上り詰めた。

すりすり

今世代の序盤ノーマルはオオタチ

進化前のオタチ共々出現場所は多くないが、高い素早さを持ち、旅パでもお世話になった人は多い。


第3世代編集

てんきやCOLORKECパッチール

新規勢はジムリーダーの切り札であるケッキング、自身のタイプが変わる特性「てんきや」・「へんしょく」を持つポワルンカクレオン、途方もない模様の数を誇るパッチールなどが登場。

ザングース

獣人型ポケモンとしてそのかっこよさから、特定層の強烈な支持を集めるザングースもこのタイトル出身。

特にケッキングは大き過ぎるマイナス特性を持つが、禁止級クラスのぶっ壊れた種族値を持ち、超火力で場を席捲した。


このタイトルでは特性が初登場し、ケンタロスには「いかく」、カビゴンには「めんえき」「あついしぼう」、ハピナスには「しぜんかいふく」「てんのめぐみ」など、前線を張るポケモンには相応の優秀なものが与えられた。

ダブルバトルが始まり、新登場の「ねこだまし」「このゆびとまれ」を始め「まもる」「しんぴのまもり」などの技がシングルとは違った形で普及するようになった。

じばく」や「だいばくはつ」が敵味方関係なくダメージを与え、シングル以上に強力な技になったのも大きい。

一方で「のろい」のわざマシンが消滅し、「ねごと」で「ねむる」が出ても失敗するようになり、それまでの戦術は展開しづらくなった。

これによりポリゴン2は大幅弱体化を余儀なくされた。

だがカビゴンは「のろい」存続に加え「じばく」復活、「じわれ」タマゴ技化により逆に止めづらくなった。

マッスぐま

今世代の序盤ノーマルはマッスグマ

特性「ものひろい」がストーリー上で大変お世話になる他、秘伝要員としても優秀。

バトルではみがわり」+「はらだいこ」+「みがわり」+「じたばたの強烈なコンボを持つ。

ポケモンSM以前は入手手段が限定されたものの、現在でも希少なタイプ一致のしんそく使いである。


第4世代編集

ポリゴンZ天空からの強襲トゲキッス

新規組では、桁外れの特攻と特性を利用したその火力で度肝を抜かしたポリゴンZ、高速高火力を実現し当時序盤鳥最強と言われたムクホーク、「エアスラッシュ」の「ひるみ」が強烈な白い悪魔ことトゲキッスが代表的。

ベロベルトエテボースミミロップ

他にも当時最強の「だいばくはつ」使いだったベロベルト、新特性「テクニシャン」を引っ提げ低威力技に活路を見出したエテボースなどが登場。

また、その容姿に多くの紳士が狂喜乱舞したミミロップもこのタイトル。

レジギガス

ノーマル初の伝説ポケモンであり、禁止級クラスの種族値を持つレジギガスが登場。

…が、その特性のせいで全く活躍できず、ネタポケモン扱いを受けてしまった。

alpha

更に幻のポケモンである創造主アルセウスも登場した。

こちらは合計種族値720と多彩な技から創造主に相応しい強さを持ち、現在も最強クラスのポケモンとして名を挙げている。

無限の可能性

既存組ではドーブルが技「ダークホール」でダブルバトルの対策必須ポケモンに名乗りを挙げ、中でも世界を制したレベル1ドーブルが有名になった。

この頃から周りの火力増加に押されたケンタロスが徐々に第一線から退くこととなったが、カビゴンは「あくび」や「はらだいこ」といったテクニカルな技を駆使して生き残った。

特に「はらだいこ」→「じこあんじのコンボはダブルバトルで強力な戦術の一つに数えられ、カビゴン以外でも研究が進んだ。


技面では物理特殊の分化が行われ、「はかいこうせん」が特殊技に変更された代わりに「ギガインパクト」が新技として追加された。

Gutsりんぐま><020

アイテムかえんだま」「どくどくだまの登場でオオスバメリングマラッタなどが特性「こんじょう」や「はやあし」を能動的に発動できるようになった。

またピクシーが特性「マジックガード」の登場で攻撃以外のダメージをシャットアウトできるようになり、独自の戦術を展開し始めた。

センシティブな作品

この世代の序盤ノーマルはビッパから進化するビーダル

初のみず複合であり秘伝要員としても非常に優秀で、ネタ的な人気も高い。実際、リメイクでは公式秘伝要員として出てきた。


第5世代編集

チラチーノのスイープビンタ!タブンネのシンプルビーム!

新規勢は、可愛い見た目をして特性のおかげで高い火力を誇るチラチーノ、みんなの経験値ことタブンネ、ゲーム中の季節によって姿が変化するくさ複合のメブキジカなどが登場。

中でも幻のポケモンメロエッタは専用技「いにしえのうた」を使う事でフォルムチェンジするポケモンで、エスパー複合の「ボイスフォルム」、かくとう複合の「ステップフォルム」の2形態を持つ。

Chansey無題フレンドガードのプリンってどうやって味方を守ってるの?

既存勢ではカビゴンが凋落し、ハピナスは「しんかのきせき」を持たせたラッキーに取って代わられた。

同時に「しんかのきせき」でラッキー同様ポリゴン2が超耐久を引っ提げて前線に復帰した。

そして「しんかのきせき」の他、特性「フレンドガード」まで手に入れたプリンが「ほろびのうた」を軸に当時の新ルールトリプルバトルで活躍した。

……が、このタイトルは本格的にかくとうタイプ隆盛の時代。

しかも「じばく」「だいばくはつ」のダメージ計算方法変更によりダメージが従来の半分になり、一気に需要が減退した。

また、とある技の影響でペラップあらゆるバトルで使用禁止となってしまった

メタモン

隠れ特性が初登場し、何とメタモンが目の前の相手に自動的に変身する特性「かわりもの」を引っ提げ前線に躍り出ることになった。

スカーフを持たせることで同速でも確実に先手を取れ、さらに能力変化もコピーできるため、積み技キラーとして現在でも名を馳せている。

ミルホッグのおさきにどうぞ!ムーランド イケメン風

この世代の序盤ノーマルはミルホッグムーランド

ミルホッグは対人戦では不遇だったものの、BWにおける序盤の鬼門として猛威を振るった。

ムーランドは初の序盤ノーマルで2進化をする他、種族値も無駄がないため、優秀なポケモンである。


第6世代編集

エネルギー充填

新規ポケモンは複合組が大変多く、特性「サンパワー」によってあのポリゴンZをも凌ぐ「はかいこうせん」を放つエレザード、ほのお複合のカエンジシなどが登場。

単ノーマルのトリミアンは性能面の変化はないものの、トリミングにより10種類の姿にフォルムチェンジする。

凶悪親子ポケモンメガウサギ

そしてメガシンカが追加されたこのタイトル、メガガルーラが新特性「おやこあい」による超絶火力と多彩な技によって大暴れした。

対戦環境を蹂躙する姿は、まさに初代のケンタロスを彷彿とさせる。

さらにORASではメガピジョットメガミミロップメガタブンネが新たに追加。

メガピジョットは特性「ノーガード」により、雨でなくともタイプ一致の「ぼうふう」を当てられるようになり、他の序盤鳥とは違ったアイデンティティを獲得することができた。

メガミミロップはかくとうとの複合と特性のおかげで、ヌケニンを除く全タイプに等倍以上のタイプ一致ダメージを与えられるようになった。

メガタブンネは今タイトルで追加されたフェアリーとの複合であり、ポケモンBWで唯一のメガシンカポケモンである。


既存勢の内、ピクシートゲキッスグランブルの系統がノーマルタイプからフェアリータイプに移動した。

前述の3匹と違いフェアリー複合となり、通常特性に「かちき」が追加され、前タイトルで進化前のプリンの陰に隠れていたプクリンは準固有タイプとなったことで復権した。

技の面ではばくおんぱが登場、敵味方全体に攻撃する特殊技だが威力140・命中100・反動なし・みがわりも貫通という破格の性能を持つ。

ハイパーボイス

これをタイプ一致で使えるバクオングとおしゃべりの仕様変更により復帰したペラップが超火力を引っ提げて前線に躍り出ることになった。


対戦面では攻防共に不利なフェアリータイプの登場と先制で飛行技を出す火の鳥の影響を受け、天敵だったかくとうタイプも大幅弱体化。

さらに攻撃相性が劣化ドラゴンから脱却、更にゴーストタイプ強化でゴースト無効が長所として見なされるなど、タイプの性質自体が向上したことでノーマルタイプが動きやすくなった。

……が、対戦環境が親子1強状態だったため、メガガルーラ以外の立ち位置は改善どころかより悪くなってしまった。


一方、ノーマルタイプと直接は関係ないが、○○スキンの特性により「弱点が突けない代わりに性能が優秀」な技を自分の属性に変えた上で威力まで上げて使う無茶苦茶なポケモンも出てきた。

本来の使い手としては複雑なところである。

しかもこの頃はその本来のノーマルスキンは火力が上がらず、1倍のまま。なんでやねん。

ホルード厳選なう

この世代の序盤ノーマルはホルード

その風貌で話題となった他、初のじめん複合であり、特性『ちからもち』をもつ。


第7世代編集

ジジーロンヤレユータン(かぜおこし)ネッコアラ

新規はヤングース系統、ひこう複合のツツケラ系統、初のドラゴン複合のジジーロン、ダブルで「トリックルーム」要員に欲しいものを全部備えたようなヤレユータン、新特性「ぜったいねむり」持ちのネッコアラと、個性溢れる面々が揃っている。

ロケット団

中でもタイプ以外にも接触か非接触かで被ダメージが変わる特性を持ち、フォルムチェンジやメガシンカを除いた一般ポケモンでは初となる、かくとう複合のキテルグマが登場。

その見た目もさながら、アニメでの癖の強さや伝説のポケモンを凌駕するレベルのチートぶりが話題となった。

null色シルヴァディ祈願

そして初の進化形伝説ポケモンとしてタイプ:ヌル系統が登場。

シルヴァディはパッと見の性能は劣化アルセウスみたいなものだが通常対戦で使用可能で、「だいばくはつ」や「すてゼリフ」などの自主退場技で器用に動くことができる。

専用技「マルチアタック」は「さばきのつぶて」の物理版にあたる技だが、技の威力が低くかつ種族値がオール95なこともあり、実戦運用するには厳しかった。

タイプ:ヌルも耐久は進化後と同じなので「しんかのきせき」を持たせれば十分戦える。


既存勢の内、前タイトルで猛威を振るっていたメガガルーラは「おやこあい」が下方修正されて弱体化された。

それでも一定の強さを保っていたが、他のノーマルタイプのアタッカーにも少しは光が見えるようになった。

代表的なのが専用Zワザも持つカビゴンで、フィラのみ等の回復量が最大HPの1/2になったことで漸く実戦に耐えうるようになり、特性「くいしんぼう」と合わせることて「はらだいこ」を用いた後減った分のHPを即回復させられるようになり、大きく復権した。

一方、ドーブルが「ダークホール」没収+「ぜったいれいど」が「こおりタイプ無効かつこおりタイプ以外が使うと命中率20%」という手痛い弱体化を受けた。

肝心の使い手にはまだ大きな問題があるが、ノーマルスキンもようやく1.2倍の補正が入るようになった。


タイプ規模での大きな変化や皆が使える新技は特段なかったが、Zワザの登場により、攻撃範囲が広いながら不一致なのでいまいち倒しきれないポケモンの火力を補えるようになった。

また変化技は技ごとに特殊な効果を付与され、あえて特筆すべきものとしては、Z「はねる」がまさかの「こうげき」3段階上昇というとんでもない効果になり、戦術に組み込めるようになった。

ポリゴンZのZテクスチャー!

この他Z「テクスチャー」が全能力アップの効果をもたらし、今までポリゴン2の陰に隠れがちだったポリゴンZが復権している。

イーブイの専用Zワザ「ナインエボルブースト」は全能力2段階上昇の効果を持つが、持ち物がイーブイZ固定というデメリットもあるため、実戦で使いこなすのは至難の業であった。

デカグースアローララッタはかわいいのだ!

この世代の序盤ノーマルはデカグースアローララッタ

ストーリーでは2匹共ぬしポケモンとして、プレイヤーの前に立ちはだかった。

デカグースは初登場となる特性「はりこみ」を持つ。

また、アローララッタはノーマルタイプとしては初となるあくタイプとの複合である。


第8世代編集

新規はホシガリス系統、ウールー系統、あく複合のタチフサグマ、エスパー複合のイエッサンが追加。

キョダイマックス持ちはニャースイーブイカビゴンの3匹。

ダイマックス技の「ダイアタック」は相手の素早さを低下させる効果を持つ。


技では、なんとノーマルタイプのメインウェポンであったおんがえし」と「やつあたり」、サブウェポンの救世主であった「めざめるパワー」が削除。

マシン技ではなくなったのではなく、存在そのものがなくなってしまったのである。

そのためノーマルタイプはメインウェポンを「のしかかり」など他の技にシフトせざるを得なくなってしまった。

ダイマックス中は反動効果等のデメリットを無視できることから、ダイアタックのベース技として「はかいこうせん」や「ギガインパクト」をサブウェポンとして採用するケースも一定数存在している。


今タイトルはメガシンカとZワザ廃止に加え、使えるポケモンも制限され、段階を経て増えていくという方針を採っているため、同タイトル内でも段階によってノーマルタイプの地位は絶妙に変化している

例のリスウールーバイウールー無題

このタイトルの序盤ノーマルは前述のヨクバリスバイウールーガラルマッスグマが進化したタチフサグマ

特にヨクバリスは無駄のない種族値で、バイウールーは圧倒的な物理耐久で活躍の場を広げている。

タチフサグマはムーランド以来となる序盤ノーマルで2進化するポケモンで、専用技である「ブロッキング」を持つ。


剣盾初期編集

ファンアート イエッサン indeedee

新勢力のイエッサンは性別によって特性・種族値が異なるポケモンで、特に「このゆびとまれ」を覚える♀の個体はダブルバトルでの採用率が高い。

♂の個体も隠れ特性との相性が良いDLCの教え技あのカプ神に匹敵するほどの火力も持つ。


既存勢ではカビゴンの他、メタモンチラチーノも一定数存在。

初期環境では他タイプの準伝説が不在の中、唯一タイプ:ヌル系統が先んじて使用可能であった。

Silvally シルヴァディ

シルヴァディは専用技『マルチアタック』の威力が90→120にまで強化され、漸く対戦でも活用出来るようになり、対戦でも全てのダイマックスワザをタイプ一致で打てるという個性も手に入れ、大きく躍進した。


カビゴンはフィラのみ等の回復量が1/2から1/3に落ちたことで「くいしんぼう」型が弱体化しているが、後にキョダイマックスを獲得し、当時のトップメタの一角として猛威を振るった

専用のキョダイマックス技「キョダイサイセイ」は自分と味方のポケモンが食べた木の実を50%の確率で再生させるという、リサイクルしゅうかくの効果を加えたものとなっている。

イーブイの専用キョダイマックス技「キョダイホーヨー」はダメージに加えメロメロの追加効果を与えるが、キョダイマックス可能な個体はしんかのきせきの恩恵が得られないため、前作の専用Zワザ以上に実戦では使いにくいのが欠点。

ニャースはというと……専用キョダイマックス技「キョダイコバン」が混乱の追加効果だけでなく戦闘後にお金を拾えるという「ネコにこばん」の強化版といえる性能を持つ。

そのため、とある界隈達の最大の金策として重宝されている


初期環境ではゴーストタイプが大量発生している影響で技の通りが悪くなったが、ゴーストタイプを唯一無効化できるのは大きなアドバンテージであり、トップメタのミミッキュドラパルトを既存勢のカビゴン、新規勢のヨクバリスバイウールーが抑制していたりもした。

唯一の天敵であるかくとうタイプもトップメタが軒並み欠場・弱体化していたため、格段に動きやすくなったのも追い風。


また、マックスレイドバトルでレイドボスとして現れた場合、カビゴンを筆頭として弱点が少ない故に星5であれば少なくともソロでは撃破が極めて困難でレイドボスでは「単ノーマルタイプ単でんきタイプ=最強クラス」であることが証明された。


鎧の孤島編集

DLC第1弾の『鎧の孤島』ではラッキーハピナスポリゴン2といった高耐久の申し子達が復活。

どくどく」は覚えなくなってしまったものの、上記3匹は相変わらずの耐久力でゴーストタイプ達を相手にしている

他にケンタロスミルタンクムーランドなどが復帰した。

新たに追加された教え技は「だいちのはどう」。

フィールド版の「ウェザーボール」であり、また「はどう」の技でもあるため特性「メガランチャー」で補正がかかる。

様々な可能性を秘めており、今後の研究結果が待たれる。


ラッキーはカウンターがタマゴ技から削除され、ダイマックスとのシナジーが悪い一方、特殊アタッカー対策としての役割は未だに健在。

ハピナスは特性「てんのめぐみ」とタイプ一致「トライアタック」によるアタッカー型の流行で使用率を大きく伸ばしている。

ポリゴン2は「はたきおとす」習得者の減少、新技「ふしょくガス」の習得者も限られていることも追い風となり、前作以上に猛威を振るった。

ポリゴンZはZテクスチャーによる強化を失ったが、ダイマックスで低めの耐久も補えるようになり、特性補正による爆発力は未だ健在。

一方前タイトルまでトップメタの筆頭だったガルーラメガシンカ廃止に伴い最前線から姿を消した

ミミロップメガシンカの廃止が痛いものの、メガストーンやZクリスタル廃止によりぶきようトリック型が動きやすくなっている。

ベロベルトは「だいばくはつ」が没収され、シルヴァディと並んで唯一タイプ一致の高火力で放てるという個性を失った。

また、ランクバトルのシリーズ6ではポリゴン2とイエッサンの2匹がシリーズ7まで出禁となった。


冠の雪原編集

DLC第2弾『冠の雪原』で復帰したのはチルットタブンネ、そして準伝説のレジギガスの3匹のみ。

レジギガスは待望の「ねむる」と「まもる」を覚えたことにより、最大の足かせとなっていた特性|の解除が格段にしやすくなった

特にダブルではドガース系統が新たに得た特性とのコンボが注目され、使用率を大きく上げている。

一方のタブンネはメガシンカを没収され大きく弱体化した。

禁止級が1体だけ使用可能なランクバトルの竜王戦ルールでは、メタモンの使用率が一気に跳ね上がった。

またランク補正もコピーできるため、例えば隠れ特性「かわりもの」で禁止伝説トップメタのザシアンに変身すると攻撃ランクが2段階上昇かつ持ち物を持ったザシアンが誕生する


BDSP編集

パワーアップした第4世代フェアリータイプ参戦後の世界で・・・。


第9世代編集

テラスタルの導入、変わる世界。

新たにパフュートンイッカネズミオリーヴァイキリンコタギングルモトトカゲが登場。

更にキリンリキ、ノコッチが進化し、リキキリンノココッチとなって登場。

また、厳密には第8世代ではあるが、オドシシの進化形のアヤシシ、リングマの進化形のガチグマも登場。

なお、パラドックスポケモンがいない唯一のタイプでもある。


新仕様のテラスタルにより、格闘弱点を消せるようになった。特に、ゴーストテラスなら弱点から無効に相性がひっくり返るので使用率も高め。


テラスタイプノーマルの評価は、耐性目的の場合は優先度は低め。エスパーやゴーストは弱点消しのために採用することもあるが、多くはない。

一方攻撃目的ならば相性のよいポケモンが多い。一致のガチグマなどは勿論、「しんそく」や「だいばくはつ」の使い手はその強化のためによく使用する。


SV初期編集

こうかくレンズ」を持たせた「テクニシャン」イッカネズミが実質威力300を一致で放つ超火力ポケモンとして環境入り・・・と当初は目されていたが、実際は環境にはサーフゴーを初めとしたゴーストタイプが多く、対処が容易なことからシングルバトルでは振るわなかった。

一方、ダブルバトルでは通常特性「フレンドガード」を活かし、サポーターとして人気である。


剣盾初期のカビゴンのようなエースが存在しないからか、シングルバトルでは使用率トップ30に一匹もいなかった。トップ50まで広げてもシーズン1でオリーヴァがギリギリ入り込む程度。その後シリーズ2ではオリーヴァとハピナスがどうにかこうにか50位台に付けるくらいなものであり、かなり不遇と言える。

サポーターは充実しているため、ダブルバトルでは使用率トップ30にイエッサン♀、リキキリンイッカネズミが入っているが。


しかし、遂にレギュレーションDでガチグマが参戦。非常に高い攻撃力と耐久を持ち、シングル・ダブル両方で高い使用率を誇る。特にシングルでは待ちに待った環境入りノーマルである。


碧の仮面編集

目ぼしいところではカビゴンアカツキガチグマが参入。


カビゴンは鈍足超耐久の重戦車型としてヘイラッシャが既に他にいるため、期待ほどの活躍はしていない。


アカツキガチグマは超パワーの害悪対策型として瞬く間に環境の中心に立ち、原種ガチグマの立場を一気に奪った。


藍の円盤編集

藍の円盤の、そしてゼロの秘宝全体のメインポケモンとしてテラパゴスが参入。単ノーマルタイプ扱いだがすべてのタイプの特徴を併せ持っているためにノーマルタイプということだろうか。実際様々なタイプの技を使え、テラスタイプ・ステラ固定も納得がいく。


シングルでは最初ポリゴン2がいつもの如く環境の最前線に立ったが、テラスタル環境との噛み合いの悪さから徐々に良いポケモン止まりの立場となった。


ダブルではポリゴン2が新たなトリパの始動要員の1体となったぐらいで、ノーマルの勢力図に大きな変化はない…と思いきやこの頃から「テイルアーマー」で「ねこだまし」を始めとする先制技を無効に出来るリキキリンの評価が見直され、瞬く間にメジャーポケモン化。


レギュレーションGでは、禁止級が解禁。新入りのテラパゴスはテラスタルを切ると高耐久かつ通りの良い全体攻撃を使用可能になるため、早々に環境に進出。しかし、逆に言えばテラスタルがほぼ必須になるため、最上位には届かなかった。

一般枠では剣盾同様相手の禁止級をコピーできるメタモンの使用率が上がったほか、シングルでは原種ガチグマの再評価が始まり、ダブルではドーブルの順位が一気に上昇した。

また、主に黒馬バドレックス対策として、耐性目的のノーマルテラスの使用率も上昇した。


準伝説・パラドックスポケモン以上が使用不能なレギュレーションHシングルバトルでは、最初アカツキガチグマがノーマル枠として殆ど孤軍奮闘の状況であったが、シーズン23からイエッサン♂が台頭している。同シーズン最終1位構築には「メロメロボディ」「おかたづけ」「バトンタッチチラチーノというまさかの型が投入されている。

一方、ダブルではアカツキガチグマに加えてリキキリン、イッカネズミ、原種ガチグマ、イエッサン♀が活躍している。




外伝作品編集

ポケモンカード編集

ポケモンカードゲームではひこうタイプと共に白をイメージカラーとした「無色タイプ」として収録されている。以前はドラゴンタイプも含まれていたが、BW期の『ポケモンカードゲームBW』拡張パック『ドラゴンセレクション』リリース時に独立した。

その他元のポケモンのタイプとは無関係に無色タイプに設定され、指定された基本エネルギーを付けた番に限りそのタイプに変化する「クリスタルタイプ」というポケボディーを持ったポケモンカードが金銀後期の『ポケモンカードゲームe』に存在した。

対応する基本エネルギーカードが存在せず、ワザやにげるに必要なエネルギーに無色タイプのアイコンが描かれている場合は「どのエネルギーカードでもよい」ことを指している。

何の効果も持たない基本エネルギーに一番近い効果を持つ無色タイプの特殊エネルギーカードとして、FRLG期にリリースされた『ポケモンカードゲーム』シリーズの拡張パック『まぼろしの森』に収録された『リアクトエネルギー』が挙げられるが、同時収録されたポケモンカードはワザやポケパワー、ポケボディーの中でこのリアクトエネルギーを指定して追加効果を発揮するものが多く、カードの特殊効果を専ら付けた側に依存する珍しい特殊エネルギーだった。


ポケモンGO編集

ゲームシステムの違いから、「弱点は少ないが弱点を突けない」というノーマルタイプのタイプ相性が、本編よりも顕著に現れている。


ジム侵攻やレイドバトルにおいては、ポケモン・技ともにほとんど用いられない。

というのも、これらのバトルには時間制限が設けられていて時間切れになると侵攻プレイヤーの負けとなるので、効果抜群を取れる技で相手を素早く倒すことが基本的な戦い方となっている。

そのため、弱点を突けないノーマルタイプの技に居場所はないし、ノーマルタイプを持つことによるメリットも薄い(せいぜい、ゴーストタイプの技を軽減できる程度)。


一方でジム防衛においては、弱点の少なさを買われてハピナスカビゴンラッキーといった高耐久力のノーマル単タイプのポケモンが広く使われている。

特にハピナスは全ポケモン中最大の耐久力を持ち、天敵であるかくとうタイプに対してもエスパータイプフェアリータイプの技で弱点を突いて対抗できるため、プレイヤーによってジムに配置されることが日常茶飯事となっている。


ノーマルタイプポケモンの主な使い手編集

現在の所、ノーマルタイプ使いの四天王は存在していない(アオキは四天王も兼役しているが、四天王として使うのはひこうタイプである)。

ノーマルタイプという属性上か、使い手の共通点はあまり見いだせず、男女の年齢層も幅広い。

一般トレーナーでは、たんぱんこぞうミニスカートが序盤に地方毎の序盤ノーマルを使って来る場合が多い。


その他のタイプ編集


関連タグ編集



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