基礎データ
全国図鑑 | No.0916 |
---|---|
パルデア図鑑 | No.011 |
ぶんるい | ぶたポケモン |
ローマ字表記 | Perfuton |
タイプ | ノーマル |
たかさ | 1.0m |
おもさ | 120.0kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
とくせい | とれないにおい(♂) or アロマベール(♀) / くいしんぼう / あついしぼう(隠れ特性) |
タマゴグループ | りくじょう |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | パフュートン | perfume(英語で香り)+豚 |
英語・スペイン語・イタリア語 | Oinkologne | oink(ブタの鳴き声)+cologne(コロン) |
ドイツ語 | Fragrunz | fragrance(英語で香り)+Grunze(ブタの鳴き声) |
フランス語 | Fragroin | fragrance(英語で香り)+groin(ブタなどの突き出た鼻) |
韓国語 | 퍼퓨돈 | 퍼퓸(peopyum、香り)+돈(ton、豚) |
中国語(簡体字) | 飘香豚 | 飘香(piāoxiāng、香り)+豚(ブタ、tún) |
中国語(繁体字) | 飄香豚 | 飄香(piāoxiāng、香り)+豚(ブタ、tún) |
進化
概要
第9世代『スカーレット・バイオレット』で登場したグルトンの進化系。まんまるとした進化前から現実世界のブタと遜色ない姿になった。
パルデア地方で確認されている新ポケモン中で唯一雌雄に違いがあるのが特徴。イエッサンと同じく鳴き声にも違いがある。
名前の由来はパフューム(香水)+豚。
英語版は「Oinkologne」でoink(豚の鳴き声)+cologne(コロン)に由来している。
ドイツ語では「Fragrunz」といい、まんまフレグランス(香料)の捩り。フランス語名の「Fragroin」は先ほどのoinkとこのフレグランスを合わせたものとなっている。
すがた
公式イラストを見れば分かる通り雌雄ともに微笑みを湛えた優しい表情をしているのだが、体色が黒っぽいことと大きな鼻で口元が隠れがちなためゲーム画面では無表情に見えてしまいやすい。
色違いはどちらも明るいピンク・ホワイトがベースの体色になり、表情もいくらかわかりやすくなる。
オス
オスの個体は真っ黒いスベスベしたツヤがある肌を持ち、左耳が顔半分を覆いメカクレの髪型をしたように見える顔立ちになった。尻尾の造形も化粧品のバルブアトマイザーを思わせる形になり、そこから妖艶な匂いを振り撒き、メスのポケモンを魅了する。ピンク色の部分は濃い。
メス
メスの個体は顔が茶色く右耳が大きく垂れていて、尻尾の先は三叉に分かれアロマディフューザーを想起させる。
綺麗好きな性格でフローラルな香りを振り撒いて周りのポケモンを癒す効果を持つ。また筋力が発達しており、5メートルの高さなら軽々と飛び越える事が可能。ピンク色の部分は薄い。
ゲームでの特徴
スカーレット・バイオレット
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
オス | 110 | 100 | 75 | 59 | 80 | 65 | 489 |
メス | 115 | 90 | 70 | 59 | 90 | 65 | 489 |
オスとメスで配分が異なるが、HPが高いアタッカーという点は共通。
オスはHPがメスよりやや低い分、攻撃で上回っていて、メスは特防が上回っているといった感じ。
性格は「いじっぱり」か「ようき」を狙うと良いだろう。
通常特性はくいしんぼうを共通して持つ一方で、別々の特性を持った個体も存在する。
例えばオスの場合であればデスカーンのミイラと似た効果のとれないにおい、メスであればアンコールやいちゃもんなどの行動を限定する技を無効にするアロマベールとなっているので戦術も性別によって異なる。
一致技の最高威力はギガインパクトだが、1ターン動けなくなる事を考えるとすてみタックルを取ることになる。
サブウェポン候補はしねんのずつき、タネばくだん、じだんだ、アイアンヘッド、じゃれつく、ボディプレスなど。
ボディプレスを活かしたいならタマゴわざでたくわえるかほおばるを覚えさせる必要があり、後者の場合はリュガのみを食べて三段階防御を上昇させてから発動という戦術が可能。この戦術を採用するならば、防御が僅かに高いオスを使う事になる。
HPは高いといえど、素の防御は高くないので、弱点となるかくとうタイプ対策にテラスタイプをゴーストタイプにしておく事を勧める。ただし、コノヨザルは得意タイプを無力化されるだけでなく、ゴースト/ノーマル両方に弱点を突ける天敵であるので真っ向から勝負を挑まない方が良いだろう。
後は特性があついしぼうであればかくとう半減であるひこうタイプも有効で特性の影響でこおりタイプを等倍に抑えられる。
セグレイブ意識のテラスタイプフェアリーも悪くはなく、そうなるとドラゴン無効、こおり半減の対セグレイブ型が出来上がる。
使用トレーナー
ゲーム版
- アオキ:ジムリーダー(パルデア) ※♀️を使用
アニメ版
- ユノ(36話) ※♀
- レンタ(36話)※♂
アニメ版
アニポケ・第8シリーズ
- ユノのグルちゃん
第36話でぐるみんのリスナーであるピグトンタウンのユノ(CV:武田羅梨沙多胡)の手持ちである♀のパフュートン。進化前のグルトン…ではなく「尻尾がグルっとなってるからグルちゃん」との事。
ユノの幼なじみであるレンタのプリンス(♂のパフュートン)に片想いをしており、ピグトンタウンのタッグバトルでタッグを組みたがっていたものの、当のプリンスはグルちゃんに興味が無く、他の♀豚ポケモンにモテる姿を見てショックを受けてしまう。
ぐるみんやリコ達の協力で身嗜みやポージングを整えて再度申し込むも拒否されて再びショックを受ける。しかし、ぐるみんのクワッスに砂を掛けた事に怒ってプリンスに体当たりし、素直になれないユノとレンタを自らが発する香りで大人しくさせた事で興味を示したプリンスとタッグを組む事に。
プリンスと抜群のコンビネーションを見せ、見事タッグバトル大会を優勝する。
- レンタのプリンス
第36話で登場した♂のパフュートンで、ユノの幼なじみであるレンタ(CV:松田颯水)のポケモン。妖艶な香りで他の♀豚ポケモンを骨抜きする(リコのニャオハも骨抜きにされかけたと同時にニャオハ達の性別が判明した)。グルちゃんから片想いされているが全く興味を示していなかった。
しかし、グルちゃんが素直になれないユノとレンタに放った香りによってグルちゃんに興味を示してタッグを組み、抜群のコンビネーションによってタッグバトル大会を優勝する。
- 第72話:画像で♂が登場
余談
パフュートン♂のとくせい「とれないにおい」だが、実際にオス豚は性成熟するとアンドロステノンやインドール、スカトールなどを含んだ「豚の雄臭」という特有の臭気を放つようになる。
人によって感受性はまちまちだがおおむね「獣臭い・汗臭い・糞尿臭・ムスクや白檀のような・香水臭い」などと形容される。
厄介なことにそのニオイは肉まで染みこむ上除去や誤魔化しが難しく、食味を損ねるため商品価値が著しく下がってしまう。
そのためオスの仔豚は(種豚にしない限り)早々に外科的手段または免疫に影響を与える薬物で去勢されるか、仔豚のうちに食肉として出荷される。
関連イラスト
関連タグ
0915.グルトン→0916.パフュートン(オス / メス)→0917.タマンチュラ
序盤ノーマル一覧
No. | 初期 | No. | 中間 | No. | 最終 |
---|---|---|---|---|---|
0019 | コラッタ(アローラコラッタ) | 0020 | ラッタ(アローララッタ) | - | - |
0161 | オタチ | 0162 | オオタチ | - | - |
0263 | ジグザグマ(ガラルジグザグマ) | 0264 | マッスグマ(ガラルマッスグマ) | 0862 | タチフサグマ |
0399 | ビッパ | 0400 | ビーダル | - | - |
0504 | ミネズミ | 0505 | ミルホッグ | - | - |
0506 | ヨーテリー | 0507 | ハーデリア | 0508 | ムーランド |
0659 | ホルビー | 0660 | ホルード | - | - |
0734 | ヤングース | 0735 | デカグース | - | - |
0819 | ホシガリス | 0820 | ヨクバリス | - | - |
0831 | ウールー | 0832 | バイウールー | - | - |
0915 | グルトン | 0916 | パフュートン | - | - |
関連ポケモン等
- 性別で見た目が違う繋がり