基礎データ
全国図鑑 | No.0020 |
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英語名 | Alolan Raticate |
分類 | ねずみポケモン |
タイプ | あく / ノーマル |
高さ | 0.7m、1.4m(ぬし個体) |
重さ | 25.5kg、100.5kg(ぬし個体) |
特性 | くいしんぼう/はりきり/あついしぼう(隠れ特性) |
地方図鑑
アローラ図鑑
| No.016
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カントー図鑑 | No.020 |
進化
※LPLEでは通常種と進化条件が同じ。
通常種は「ラッタ」を参照。
概要
第7世代『サン・ムーン』から登場する、アローラ地方の環境に適応する為に姿を変化させたラッタのリージョンフォーム。正式名称は「ラッタ(アローラのすがた)」。
体色は黒く、腹の毛も茶色に変化。頬が常に膨れ身体も大きな肥満体系。目が赤い、ヒゲが2本となりアゴヒゲがある、耳が少し大きい、鼻の毛、尻尾がやや太いなど、体色や肥満以外の細部でも原種と異なっている。
都市部を中心に生息。鮮度の良い高カロリーの食べ物ばかりを食べたことで、体が太ってがっしりとした体格になっている。とても欲張りで、巣穴には食べきれないほどの食糧を溜め込んでおり、自分では集めず子分のコラッタ達にエサの収集を行わせる。コラッタを率いたグループを作る。グループ同士は仲が悪くテリトリーがあるうえ、エサ場を巡る激しい抗争になる。
エサの味と鮮度にこだわるグルメなポケモン。鮮度の良い食べ物を判別できる目利きを持ち、一部の高級レストランではアローララッタを食材の仕入れに連れて行ったり、新作の料理の目利きを行わせているらしい。このため、ラッタが住みつくアローラのレストランは当たりと言われている。
ゲームでの特徴
- 進化条件は通常種同様にLv.20以上だが、夜行性という生態のためか夜間限定という条件付き(ピカブイでは時間帯による制限はなし)。
SM・USUM
- ストーリーにおいては、ムーン/ウルトラムーンでは「しげみのどうくつ」のぬしポケモンとしてプレイヤーの前に立ちはだかる(後述)。
- なお対となるサン/ウルトラサンではデカグースが代わりに登場し、諸々の設定からも対になっていることが窺える。
- 実は、シナリオ中の使いやすさはかなり高い。特性はりきりとZワザ(ウルトラダッシュアタック)の高火力で相手のポケモンをサクサク倒していける。進化・捕獲もしやすいこともあり、意外とオススメのポケモンでもある。問題はZワザのアニメを一々見ることになることか。
- 一方シナリオ終盤で出現する高レベルの野生個体はふいうち・いかりのまえば・すてみタックル・がむしゃらというまるでLv1戦法のような技を持っており、6Vだろうが攻撃面が育ちきっていないと一方的に狩られる危険性を持っている。おまけにこちらが攻撃技を選ぶと高確率でふいうちを選択し、それ以外の技を選ぶと別の技を使ってくるという妙に賢いプログラミングもされているためデカグースよりはるかに厄介な存在である。…夜限定とはいえ出現率が高いのも鬱陶しい。
- レベルが十分に上がっていない段階では逃げる選択をしなければいけない場合も多く、プレイヤーの中にはその見た目だけでトラウマになってる人もいるとか。
Let's Go!ピカチュウ・イーブイ
- ハナダシティのポケモンセンターでミナコからアローラコラッタを交換できるようになり、それを進化させれば割と手軽に入手できる。本作でも数少ないあくタイプのポケモン(そもそもリージョンフォームとメガシンカを除くと初代151匹にあくタイプが存在しない)であり、その後に控えるポケモンタワーや、ヤマブキシティジムのナツメ戦等、あくタイプが有利に戦える展開が多いこともあり、中盤のストーリーを攻略する上ではかなり心強い味方になってくれる。
性能
種族値比較
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
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原種 | 55 | 81 | 60 | 50 | 70 | 97 | 413 |
リージョンフォーム | 75 | 71 | 70 | 40 | 80 | 77 | 413 |
増減 | +20 | -10 | +10 | -10 | +10 | -20 | ±0 |
- タイプは初のあく・ノーマルの複合。第8世代でタチフサグマの系統が登場するまでは唯一だった。かくとうを4倍で受けてしまうが、元々かくとうに対して突っ張るポケモンではないのでさほど気にはならず、むしろゴースト・エスパーの2タイプを無効にできるのが嬉しい。
- 性能面では隠れ特性のあついしぼうが目を引く。これは上述の設定にならったものだが、ノーマルタイプではカビゴン以来となり、あくタイプでは初。
- また、原種がタマゴ技でかえんぐるまを覚えたのに対しこちらはかぐや姫でおなじみの「火鼠の皮衣は燃えない(竹取物語作中では燃えたのでニセモノだと見破られた)」ことから炎を半減する効果のあついしぼうが与えられたのかもしれない。
- 原種と比較すると、耐久関連が上昇した代わりに特攻・素早さダウンならまだしも攻撃まで下げられてしまった。耐久が上がったといっても耐久型が務まるほどの数値ではなく、ゴウカザルやルカリオと大差はない。下がったとはいえ77とそこそこに速い素早さとあついしぼうを活かし、サポートをやらせるのが無難かもしれない。
- 攻撃は下がり、サブウェポンも貧弱だが、一致技のみでも充分な範囲が確保できるため、はりきりと合わせれば種族値以上の攻撃性能を発揮できる。命中率低下もZワザなら問題ないので、アタッカーの性能もそこそこ高い。
- 幸いいかりのまえば・とんぼがえり・すりかえなどサポート向きの有力な技を使える上、不意のいのちがけやカウンターで手痛い一撃を与えることもできるので、侮れないポテンシャルを秘めている。地味にタイプ一致で使えるようになった「ふいうち」は使えるポケモンの中でも上位の威力を有している。
- USUMでは待望のサブウェポンのじだんだを習得した。
ぬしポケモン
- 巣穴に隠れているアローラコラッタとラッタの3匹目のポケモンを追いかけて巣穴を調べ続けてバトルに勝利した後、Zクリスタルの台座を調べると出現する。
- ぬしポケモンはバトル開始時にオーラをまとっており、アローララッタの場合は『防御』が1段階上がる。こちらのポケモンの残りHPを半分にする「いかりのまえば」を仕掛け、更に仲間呼びでアローラコラッタを呼んで一緒に攻撃してくる。
- はっぱカッターや同時攻撃できる技があるとぬしポケモンと仲間ポケモンの体力を同時に減らしたり、デカグースと異なりあく・ノーマルの複合とかくとう4倍弱点なので、直前の2ばんどうろで捕獲できるかくとうタイプのマクノシタやマケンカニを育てるのも手である。
- 撃破すると「ノーマルZ」のZクリスタルを入手し試練クリアとなる。
番外作品
ポケモンGO
- アローラポケモンの第1弾でアローラコラッタらと共に実装された。アローラコラッタや原種のラッタと違い、アローララッタは野生で出現しない。コラッタは野生でよく出現し、進化のアメが原種と共通なので、原種をよく捕まえていたトレーナーならばすぐに進化させられる。CPは最大でも1700台なのでジム戦は不向き。
アニメ版
アニポケ・サトシの旅シリーズ
- SM9話
- SM25話
- Zクリスタルを探しに来たロケット団の前にぬし個体と複数体が登場。ロケット団とスカル団のポケモンに圧倒的強さを見せるが、ロケット団のミミッキュによって敗北する。
その他
SM | 10話(新聞)・13話・40話・125話・128話・129話・130話・146話(エンディング) |
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漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
- 14章でザオボー配下の財団員のポケモンとして登場。
関連イラスト
関連タグ
0019.コラッタ(アローラコラッタ)→0020.ラッタ(アローララッタ)→0021.オニスズメ
関連ポケモン等
同複合タイプ
序盤ノーマル最終進化
夜進化仲間
- ブラッキー
- チリーン
- マニューラ グライオン
- アマルルガ
- アローラガラガラ ルガルガン(まよなかのすがた)
- タチフサグマ モスノウ マホイップ(ミルキィソルト / ミルキィミント / ミルキィまっちゃ / ミルキィレモン) ガチグマ
- ハカドッグ
アローラ地方のぬしポケモン
その他
- レミー:「レミーのおいしいレストラン」の主人公。ずば抜けた味覚と嗅覚を持つ料理するネズミ。