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オニスズメ

おにすずめ

オニスズメとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種。
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基礎データ編集

全国図鑑No.0021
カントー図鑑No.021
ジョウト図鑑No.013
マウンテンカロス図鑑No.109
アローラ図鑑No.087
ローマ字表記Onisuzume
ぶんるいことりポケモン
タイプノーマル/ひこう
たかさ0.3m
おもさ2.0kg
せいべつ50%♂・50%♀
特性するどいめ/スナイパー隠れ特性
タマゴグループひこう

各言語版での名称と由来編集

言語名称由来
日本語オニスズメ鬼+スズメ
英語・スペイン語・イタリア語Spearowspear(槍)+sparrow(スズメ)
ドイツ語HabitakHabicht(タカ)+Attacke(攻撃)
フランス語Piafabecpiaf(スズメ)+bec(嘴)
韓国語깨비참도깨비(dokkaebi、鬼)+참새(chamsae、スズメ)
中国語(簡体字・繁体字)烈雀猛烈的(měngliède、激しい)+麻雀(máquè、スズメ)
中国語(香港)鬼雀魔鬼(měngliède、悪魔)+麻雀(máquè、スズメ)
ロシア語Спироу英語名の音写
ヒンズー語स्पीयरो英語名の音写
タイ語โอนิสึซึเมะ日本語名の音写
ヘブライ語ספירו英語名の音写
リトアニア語Žeberklas英語名より

進化編集

オニスズメオニドリル(Lv.20)

雀ポケ


概要編集

第1世代『ポケットモンスター 赤・緑から登場している鳥ポケモン


名前の由来は恐らく『オニ(鬼)+スズメ(雀)』

ちなみにデザインモチーフは外来種として問題になっているベニスズメと思われる。しかし、デザイン段階では「オムオム」と言う名前で鸚鵡をイメージしていたようであるが、後述の生態からやっぱりスズメであるようだ。

大きさ的に小鳥かどうかはさておき、オニとは恐らく大型を意味するオニであると思われる。


小さい翼を羽ばたかせ、忙しく縄張りを飛び回っているらしいが、飛ぶのはあまり上手くない。同じ序盤鳥で穏やかで優しい性格のポッポに比べ気性が荒く非常に攻撃的な性格で、危険が迫ると1キロ先にまで響き渡る鳴き声で仲間に知らせる。

群れを敵に回すと厄介なポケモンである事が窺え、サトシが彼ら相手に逃げ惑うしかなかったのも無理のない話である。しかし、逆を言えば手なづけられればかなり人に益をもたらす存在であり、虫ポケモンに悩む農家は彼らを大切にしているらしい。


色違い編集

ひかるポケモンお絵描き図鑑(オニスズメ系)

色違いは全体的に黄色くなる。


ゲームでの特徴編集

初代FRLGピカブイ編集


  • 『赤緑』『FRLG』では、クチバシティカモネギ(おしょう/じんすけ)との交換にみどりん(FRLGでついたトレーナー名)から要求されるポケモンでもある。当時のカモネギはいあいぎりそらをとぶを使え、強技であるきりさくをタイプ一致で使えるため攻略要員としては中々。序盤からオニスズメを育てておけばここでレベルの高いカモネギをゲットできる。と、第一世代序盤に限れば中々強くて便利なポケモンである。

  • ストーリーでは『ピカチュウ版』のみライバルのグリーンの手持ちで登場。

金銀クリスタルHGSS編集


  • 『金銀』およびリメイクの『HGSS』ではコガネシティ北ゲートの警備員ユウジから31番道路の男にメールを届けて欲しいと目的のメールを持たせた「ひきゃく」というNNのオニスズメを手渡される。
    • 目的の場所で男にメールを渡すとわざマシン「ねむる」をもらう事が出来るが、金銀ではこの時コイキングあたりのいらないポケモンにメールを持ち替えさせてから渡す事で目的を果たしつつこのひきゃくを自分のものにする事ができる。ただし持ち替えさせたポケモンは消滅するので本当にいらないと思ったポケモンに持たせる事。
    • HGSSでは他のポケモンにメールを持ち替えさせた場合男にポケモンだけ返される仕様になった。また、目的を果たした後ひきゃくをもらったゲートに戻るとユウジからもマックスアップをもらえる。

  • 『HGSS』のひきゃくは通常旅パの即戦力となるのは当然のこと、RTAでも普通に利用され、果てはいくつかのレギュレーションの世界記録達成にも貢献している。特に乱数なしレギュレーションではレベルが上がりやすい事を利用し、43ばんどうろの水面に出現するLv.50コイキングにスプレーを使った状態で遭遇するために利用される。

RSEORAS編集


DPtBDSP編集


BWBW2編集


XY編集


SMUSUM編集



第8世代以降編集


性能編集

種族値

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
初代4060303170231
第2世代以降406030313170262

※第2世代以前の「特攻」・「特防」は「特殊」へ纏められていた。


初代序盤で捕まえられる鳥ポケモン。ライバルはほぼ同時期に捕まえられ、タイプも同じであるポッポ。ポッポがバランス重視種族値なのに対して、オニスズメは攻撃と素早さげ特化した配分となっている。


ひこう技である「つつく」をタイプ一致で使えるため、序盤のむしタイプ及びくさタイプ対策として大変優秀である。「え、かぜおこしがあるポッポでもいいよね?」と思うかもしれないが、初代はかぜおこしがノーマル技なので、ポッポではむし・くさへ対してこうかばつぐんを取れないのだ。


オニドリルに進化してからの風評被害でこっちまで不遇・弱ポケモン扱いされることがあるが、実際はそうでもないので、赤緑をプレイする機会があれば是非使ってみて欲しいところ。進化後の扱いについてはオニドリルを参照。



使用トレーナー編集

ゲーム版

※1ピカチュウverのみ


アニメ版


漫画版


番外作品編集

ポケパークWii編集

グリーンゾーンマスター・フシギバナより「オニスズメに力比べで勝つ」という条件が提示される。しかし、グリーンゾーンには姉弟2匹のオニスズメがおり、つどいの広場の道を塞いでる方が姉、フシギバナがいった方が弟である。弟オニスズメのアスレチックをクリアすれば姉弟揃って友達になってくれる。


ポケモンマスターズ編集

  • 主人公&オニスズメ

報酬で貰えるタマゴからオニスズメが孵化する事があり、バディにする事ができる。


ポケモンコマスター編集

何とレア度コモンでありながら対策必須の要注意ポケモンとして君臨していた。

このゲームにおける最高MP(=1ターンで移動できるマス数)3を有し、その上、特殊なワザ「とぶ」を持っているのがその理由。この「とぶ」は相手の技を無効化しつつ、バトル相手を飛び越えて隣接するマスに移動する(移動できる場所が複数ある場合、どこへ移動するかは任意に選択できる)という効果を持っており、これが発動した場合、実質1ターンにつき最大5歩移動可能という、ゲーム中最高の機動力を発揮可能。


厄介なことに、このゲームにおいては「とぶ」を無力化しつつ相手を倒したり、こちらから特殊なワザをかけられる手段が存在しない(良くて引き分けに持ち込むことしかできない)上、オニスズメがワザ判定に用いるルーレットの目も「とぶ」が最も広く設定されている(初期状態で96中44)ため、高確率で最大5歩移動が可能であり、対策がなければ瞬時にゴールし、勝負を決めてしまうことも可能。


なおオニスズメ自体は強い攻撃技を持っておらず、攻撃技に当てられたルーレットの目も少ないため、敵を倒すことは非常に難しい、という分かりやすい弱点も存在する。このため、強めの攻撃技を持ったポケモンをゴール上に配置すれば、オニスズメ単独ではほとんど手も足も出ない。あくまで『単独では』の話ではあるが。


アップデートによりMPが2へ減り、紫技を出したポケモンを倒せる金技が登場したが、それでも要注意キャラであることに変わりはない。なおゲームは2019年10月31日にサービス終了。


アニメ版編集

アニポケ第1~7シリーズ編集

レギュラーの手持ち編集

新無印18話から登場。ゴウがクチバジムへ向かう途中でゲットした様で図鑑へ登録されていたことから判明。

以降はスバメの側にいることが多く、ホシガリスが原因でポケモンフーズがなくなった際はたった1個のポケモンフーズを2匹で分け合って食べていた。だがそれでも空腹であったため、カモネギのクキも狙っていた。

第62話では枝に留まった拍子にナゾノクサにきのみを落とすが、これが偶然にもメッソンジメレオンへ進化するキッカケとなった。

第107話ではいつも遊んでいる水辺が汚れたことでゴルーグの所へ来たいわポケモン達(イシツブテアローライシツブテダンゴロ)と喧嘩していた。


サトシとオニスズメ編集

きみにきめたあの日

  • 無印1話

記念すべき第1話にて、ポッポ捕獲に失敗して気が立っていたサトシに石を投げ付けられて激怒。大群を呼びサトシとピカチュウへ襲い掛かったが、サトシが身を張って助けたことでピカチュウとの友情が芽生えさせることに。その後、オニスズメの大群はサトシを信用したピカチュウによる電撃を受けて退散した。このエピソードはサトシの口から語られることが度々ある。石をぶつけられたリーダー格の個体は、後にオニドリルへ進化していた。

原作では50羽位であったが、キミにきめた!では1000羽に増えている


  • 無印11話

サトシのポケモンでピカチュウと双璧を成すリザードンもヒトカゲ時代、元のトレーナーを雨の中待ってた所をオニスズメに襲われていた。


  • DP140話

不思議な場所で、小さくなったサトシがうっかり尾羽を踏んだことで群れで襲い掛かって来たオニスズメをピカチュウが撃退するという似た体験をしている(ヒカリとポッチャマもアリアドスに襲われるという最初の頃の似た体験をした)。


  • 新無印30話

ピカチュウがサトシと仲違いしてマサラタウンへ帰ってしまった際に最初の旅立ちに似た状況で群れで襲来。サトシとの絆を再確認する重要な役目を果たした。マサラタウン付近に巣を作っていると思われる。


  • 新無印135話

野生のニョロモがモモンのみをみずでっぽうで取ろうとしたが、落ちたモモンのみが頭へ落下したことで襲い掛かる。ニョロモを守ろうとしたサトシのピカチュウに攻撃されたことで今度は群れでサトシ達を襲うが、逃げる途中にいたヤドンの「あくび」を見たコハルイーブイにそれを「まねっこ」をさせたことで群れごとねむり状態となった。


  • めざポケ6話

1羽がニャースがポッポ達に目掛けて投げた石に当たって襲い、直後にサトシのピカチュウの電撃にやられるも仲間を呼んで襲撃する。

ピカチュウとニャースが洞窟に逃げた後、サトシ達にも襲うがどさくさにケガした個体が群れからはぐれてしまったうえに負傷してしまう。タケシによって治療され、コラッタと共にサトシ達と同行。サトシ達がフシデの群れに囲まれた際に群れと再会し、サトシ達を逃がした。最後にコラッタと共にサトシ達と合流している。

上述の通り無印時代からサトシ達を襲っていた野生のオニスズメが最終章で和解し、さらに群れで窮地を救うという展開を見せた。


  • めざポケ11話(サトシの旅シリーズ最終話)

野生個体で複数登場。サトシとピカチュウが雨宿りしている木へ雨宿りしに来ていた。


その他編集

  • 新無印33話

モブトレーナーの「オニチャン」という個体が、カモネギのおしょうと交換されていた。ちなみにオニチャンは、ゲーム初代でトキワシティの民家にいる個体である。


無印2話(回想)・39話(回想)・84話(回想)・65話・81話
AG189話(回想)・191話
DP10話・30話(妄想)・64話・74話(回想)
BW116話(回想)
XY40話
SM7話・42話・71話・115話・129話
新無印1話・2話(映像)・20話(映像)・30話・46話・70話
めざポケ4話
特別編遥かなる青い空
劇場版ミュウツーの逆襲ルギア爆誕時を超えた遭遇水の都の護神破壊の繭とディアンシーみんなの物語

アニポケ・第8シリーズ編集

  • 8話

野生ポケモンで登場。「つつく」でロイのホゲータを攻撃するもロイに攻撃を見破られ、ひのこを受けて敗北し逃げていった。

この回のフリード博士ポケモンゼミでも紹介されており、「そっとしておけば穏やかなんだがなぁ…」と一言添えられている。


  • 35話:野生で登場。
  • 62話:ロイの回想にて、故郷の島に暮らす野生のポケモンで登場し、他のポケモンと同様に歌をきっかけにロイと友達になった。


漫画版編集

ポケットモンスターSPECIAL編集

第1章の第9回ポケモンリーグでドクターOという名で出場したオーキド博士のポケモンで登場。ブルーは幼い頃にホウオウに拉致されたことで鳥ポケモンが苦手であったことで、容赦ない戦法で勝利する。


ポケモンローカルActs編集

宮城県大崎市地域応援ポケモンであるラプラスダグトリオと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された。大崎市は稲作が盛んであり、スズメは米が好物でオニスズメは農家の味方でもある為だと思われる。


関連イラスト編集

オニスズメの告白オニスズメ

オニスズメオニスズメ


関連タグ編集

ポケットモンスター ポケモン

ポケットモンスター(架空の生物)

ポケモンRGBP ポケモンFRLG

ポケモンLPLE

ポケモン一覧 鳥ポケモン

ノーマルタイプ ひこうタイプ

未進化ポケモン

宮城ポケふた組大崎市


図鑑番号順

0020.ラッタアローララッタ)→0021.オニスズメ→0022.オニドリル


同複合タイプ


関連ポケモン等

  • 序盤鳥:こちらも序盤に登場する鳥ポケモンであるが、ゲーム内ではポッポの方が先に登場することから、序盤鳥の項目から除外される傾向にあると思われる。
  • アーボ:タマゴを狙う天敵
  • ヒマナッツ:見付けたら襲う。
  • オムオム開発中の名称

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