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「嵐のあとは、お宝がやってくる!!」


CV:寺崎裕香


概要編集

テレビアニメ『ポケットモンスター』(第8シリーズ)に登場する人物で、本作の主人公の一人。

本作はW主人公体制と明言されているが、どちらかと言えば彼の方がもう一人の主人公的なポジションであり、本編への登場も3話ラストから。

キャストクレジットはリコのニャオハに次いで3番目である。


カントー地方離島にあたる地域に暮らす少年。

黒い髪の毛に前髪だけピンク。肌の色は黒い。

冒険に憧れ、立派な冒険家になって伝説のポケモンと出会うのを夢見ている。

拾った「いにしえのモンスターボール」と呼ぶ謎のボールを大切に所持していた。


そんなある日、離島に来ていたリコライジングボルテッカーズと偶然出会い、ほのおワニポケモンのホゲータをパートナーにして、共に世界をまたにかけた冒険に旅立つこととなる。


人物編集

リコとは対照的に活発で熱い心を持った行動派。リコのようにモノローグで己の意思を抱え込む事もない素直な正直者。

ただし、年上の人には初対面から敬語を使うなど、礼儀礼節はしっかりしている。


自然豊かな離島の住人だけあって、身体能力も常人を凌駕しており、崖を飛び越え、木々を軽く飛び移り、過去のシリーズのキャラクター達にひけを取らない。

特技は石投げで、水切りも得意。


観察眼が鋭く他人の事をよく見ており、全体的に観察力・状況判断力に優れている。

何事にも真っ直ぐで迷いが無く基本的にウジウジすることが無い。

良い意味で物事を深く考え過ぎず、とても前向きである。

ただ全体的に目の前の事に釣られやすく、その先の事を考えない面があり、アイデアも即物的なものが多い。


パートナーのホゲータと同じく辛い食べ物が大好きだが、それ以外でも美味しいモノには目が無い食いしん坊属性の持ち主。

ドットが「食事に興味ない」という事をマードックから聞かされた際には「この世にそんな人が居るなんて!?」と大声を出して吃驚していた。


故郷はかなりの田舎と言っても過言ではなく、ポケモンと共生はしているがポケモントレーナーが1人もいなかった。

しかし、ネット環境は整っており、スマホロトムを介し同世代の友人と会話し、オンライン講義を受ける。

リコと同じくぐるみんのファン。

村には同年代の子供すら見当たらないが共生するポケモン達を友達にしていた為、特に不自由する様子はなかった。


そんな彼の目標は「いにしえの冒険者のようなトレーナーになること」。

ロイによれば「伝説のポケモン達に挑戦し、世界を巡って旅を続け、いつか誰も知らない場所でポケモン達とお宝を目指す」冒険者とのことだが、それが誰なのかは謎に包まれていた。

後に幼い頃より慣れ親しんだ絵本がリコの父アレックスによる著書だと言うのをパルデアで知り、この基になった話は現役冒険家であるリコの母方の祖母のダイアナから聞いたのを教えて貰う。


いにしえの冒険者ルシアスの手持ちであった六英雄黒いレックウザに対して冒険に出る切っ掛けとなったので思い入れが強く、バトルに勝つと強く意気込んでいるがそれ故に視野が狭まり、黒いレックウザと二度目の対面をした際、アメジオが攻撃したとはいえ、暴れ出した黒いレックウザに無謀にもバトルしようと向かって行こうとした事で結果的にライジングボルテッカーズを危険な目に遭わせてしまう、早く強くなろうと焦るなど危うい所があった。テラスタルデビュー編以降はコルサライムとの関わりを経て周囲の様子を見て落ち着いて行動する視野の広さを持つようになっている。



能力編集

バトルは好きだが、バトルセンスは正直言ってあまり高くはなく、トレーナーなりたてなのもあって戦略的思考や搦め手に物事・言葉の裏を読む事が苦手で、経験不足も相まって、今のところ中々勝ち星を挙げられずにいる。


上記の性格のため、真正面からぶつかる真っ向勝負を好む。

安定感に欠けるものの、リコやドットに比べると、ポケモンとの絆と感情を高め、土壇場で窮地を乗り越え逆転するパワフルな戦い方が持ち味(敢えて言うなら前作主人公のサトシのバトルスタイルを少し劣化させた感じに近い)。

良くも悪くも純粋故に奇想天外な行動を取ることも多く、それが有利にも不利にも働くギャンブル要素になっている。


ライムとの応用テストから、バトル中に歌って自身とポケモンを鼓舞し、周囲も味方にしてテンションを上げる戦い方を習得。

勢い付くとジムリーダーでも呑まれる程のラッシュを仕掛けられるようになり、上記のゴリ押し戦術をより強化した戦闘法だけでなく周りの状況に合わせる視野の広さを身につけた。


さらに、テラスタル研修にてレベルアップしたのか、勝率もメキメキ上がり、サンゴを相手に勝利を収めるまで成長した。


容姿編集

ロイとホゲータ

褐色肌に赤い瞳、黒髪に赤(ピンク)色の前髪を持ち、身長はリコよりやや低く、彼女の額辺りに頭頂部が位置する高さ。

服装は、黒の上着と赤いシャツとハーフパンツサンダル姿の少年。

この赤いシャツには自身の名前(Roy)のイニシャルである「R」を崩したようなデザインが描かれている(もう一人の主人公であるリコは対となるように頭文字の「L」のような緑色の髪飾りをつけている)。

テラスタルデビュー編ではオレンジアカデミーの制服を着ている。

ロイとホゲータ


所有ポケモン編集



家族構成編集

当初は祖父(CV:浦山迅)と2人暮らしだった。その祖父はロイが暮らす村の長老を務めており、偏屈な性格で、フリード博士とも知り合いらしい。元々いにしえのモンスターボールは彼が少年時代に拾ったものである。62話で父方祖父であることが判明。


両親は62話より回想にて初登場。職業は船乗りであること、そして現在は遠乗りの為ロイを祖父に預けていることが判明している。


余談編集

  • 中の人は過去にポケモンXYでレギュラー出演しており、本作では主役の1人として再登板を果たした。

  • ロイの名前はアニポケの韓国語吹き替え版におけるロケット団コジロウの名前としても使われている。

  • 家族等がストーリー内で名前を含めほとんど判明しているリコに対し、ロイの親族の名前は現状一切判明していない(第62話にて両親の存在が回想で確認されたが名前は不明)。


  • ロイの英語名であるRoyゲール語「赤」を意味する言葉、フランス語「王、王にふさわしい」を意味する「roi」から派生した言葉を語源としている。他にもインドのベンガル地方では「roy」は「王」を意味する敬称ともされている。



関連イラスト編集

ロイとホゲータロイくん

ほ ほ ほ ほげー♬アニポケ(男の子主人公!)


関連タグ編集


関連人物編集

ライジングボルテッカーズ編集


他関連人物編集

  • アレックス:リコの父親。彼の書いた絵本がロイの目標のキッカケとなった。
  • ネモ:第10話以降、パルデア編でのロイとの交流が増えている。
  • コルサ:第10話以降、ロイとの交流が増え、第55話ではロイのことを「ロイギャルド」という呼び方で呼んでくるように。

声優繋がり編集


他の「ポケモン」シリーズの類似人物編集


歴代アニポケ主人公編集

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