「メガシンカとは 進化を超える進化なんだ!」
「命、爆発!!」
概要
『ポケットモンスターXY』に登場するキャラクター。
名前の由来は恐らくピクルスキュウリのフランス語「コルニション」。
カロス地方のシャラシティジムのジムリーダーで、かくとうタイプのポケモンの使い手。
勝利すると「ファイトバッジ」とわざマシン98「グロウパンチ」がもらえる。
キャッチコピーは「エボリューション ファイター!」
一人称は「あたし」。口癖は「なんてね!」。
本作で新たに登場するメガシンカに関わるキャラクターであり、旅の途中でも何度か出会う。ジム戦も含めると計3回バトルをする事になる。
ジムリーダーであると同時に、メガシンカに必要なキーストーンを優秀なトレーナーへと渡す「継承者」としての一面も持っている。メガリング(キーストーン)を継承する際のバトルでは、肩書きが「けいしょうしゃのコルニ」となり、バトル時のイラストも専用のものになっている。
彼女自身のキーストーンは左手のメガグローブとして身につけている。
格闘タイプ使いだけあって自らも身体能力が高く、設定画では必殺ローリングかかと落としなる必殺技が描かれている。
祖父はメガシンカについて詳しい「メガシンカおやじ」ことコンコンブル。(由来はキュウリのフランス語)
容姿
金髪のトライテールで、ヘルメットの前面から2つの房を出している。
ローラースケートにスパッツとスポーティーな容姿が特徴。一般トレーナーとして登場する「ローラースケート」と違い、サポーターは身に着けていない。着けると調子が狂って転ぶためらしい。
手持ちポケモン
3匹とも攻撃する度に攻撃力が上がる技「グロウパンチ」を覚えているので、格闘タイプが弱点のポケモンは出さないのが無難。
特に切り札のルチャブルは素早い上に、格闘と飛行タイプの両方を合わせ持つ技「フライングプレス」で広範囲に弱点を突いてくるので注意。
相性が有利なエスパータイプやひこうタイプ、フェアリータイプタイプ、または格闘わざを無効化できるゴーストタイプで攻めると良いだろう。飛行タイプ複合のルチャブルには、素早さの高いでんきタイプで攻めるのも手。
継承者としての手持ち
コルニのルカリオの内の一体が主人公側に付き、メガルカリオ同士でのイベント戦闘となる。基本的にグロウパンチを選択していれば勝てるのだが、メガシンカしてもまれに相手が急所に当ててきてKO…なんてこともある。とりあえずメガシンカしていれば勝敗に関係なくメガリングは貰えるが、勝ちにこだわるなら念のためにイベント前にセーブしておいた方がいいだろう。
バトルシャトー
ルチャブルは固定で、エンディング後になるとカイリキーに代えてルカリオ(メガルカリオ)を使用してくる。
コルニのルカリオも参照。
アニメ版
アニポケ・第1~第7シリーズ
CV:寺崎裕香
ゲーム版同様明るく活発な性格で、勝負をした後は腹が減るなど根っこはサトシとよく似ている。
ユリーカからシルブプレされなかった事を踏まえるなら、おそらくアニメだとシトロンおよびサトシやセレナと同年代と思われる。身長はローラースケート無しでもサトシ達より高い。
相棒のルカリオとはリオルの頃から一緒に育ち、「魂のパートナー」と呼ぶほどに信頼している。ただしそれ故、ルカリオが独断で技を繰り出しても特に注意せず逆に良しとしている一面もあった。
服装自体はゲームと同じだが、普段は白いTシャツを上に着て、ヘルメットを脱ぐ代わりにサングラスを頭にかけている。再登場時には髪下ろし+寝間着姿も披露した。
第5シリーズ
原作ゲームと異なり、初登場時点では「キーストーン」を譲り受けていたのみで、肝心の「ルカリオナイト」はまだ入手していなかった。祖父から「メガシンカにはメガストーンとポケモンとの絆が必要」と聞いて「要するに強くなればいい」と結論付け、ルカリオナイトのあるセキタイタウンに向かうまでにポケモンバトルで100連勝することを目標に旅に出た。
無印ゲストの非公認ジムのアキラが100連勝してから旅立ったのと似たような目標である。
そして旅の途中、シャラシティへ向かう途中だったサトシ達と邂逅し、99人目の相手としてサトシとバトルして勝利。それ以降は暫くサトシ達と行動を共にする。
ちなみに98勝目までのバトルの相手からは勝利の証として相手のポケモンの足形を貰っており、サトシのピカチュウからも貰っていたが、R団は飛んで逃げたので貰えなかった。
旅の間はルカリオのみを連れていた。XY32話ではピカチュウと即席コンビを組んでいる。
ジム戦ではシトロン同様にジム専用のポケモンも使用する。ゲーム版と違いルチャブルは不在。
セキタイタウンでの試練を突破しルカリオナイトを入手すると、遂にメガシンカの力を得たが、ルカリオはそれを制御できずに暴走し、R団にも舐められた。その理由を「ルカリオの事を理解していないから」と祖父から厳しく指摘され、新たな試練を課せられた上で旅を続けた結果、漸く波導をコントロール出来るようになり、シャラシティへ戻ることになりサトシたちと別れる。
そしてサマーキャンプ後シャラシティを訪れたサトシ達と再会。メガシンカも完全にコントロールできるようになっており、サトシと別れてから再開するまでのバトルも全戦全勝。秘伝書を盗み出そうとしたR団も容易く撃退している。それも、髪下ろし+寝間着姿のままで。(一同が寝静まった夜中に起きた騒動であるため全員寝間着姿だった)
ジム戦ではコジョフーを先鋒、ゴーリキーを中堅として出しているが、メガルカリオとの差は歴然であるも、ヒノヤコマやルチャブルにダメージを負わせる実力を持っている。
なおルカリオをメガシンカさせる際には、ゲーム中での台詞「命、爆発!」が字幕・演舞つきで出てきた。
XY&Zで再登場し、アランとジムバッジを懸けた勝負するも敗北を喫する。劇場版『ボルケニオンと機巧のマギアナ』に於いてのOPアバンシーンでこのバトルの冒頭が描かれており、メガルカリオへとメガシンカさせている。
巨石ジガルデとの決戦では(本編での場面は無いが)ゴジカの召集に答え、カルネや他のジムリーダー達と集結。サトシ達とも再会し、サトシゲッコウガの活躍に興奮しつつもハリさん救出の突破口を彼らに託した。
ちなみに、彼女のジム戦などコルニが主体のストーリーでは、サブタイトルの演出で彼女が大きく映し出され、サブタイトルには基本的にレギュラーキャラが登場する為、ゲストキャラとしては異例な事例となっている。
彼女が映し出された回数は6回で、レギュラーキャラであるムコニャの5回を上回っている。
第7シリーズ
21話以降のPVにて再登場が発表され、25話にてカロス地方で開催された「ポケモンWCS バトルフェス」でサトシと再会。彼女もまたダンデを目標に挑戦しており、サトシとスーパーランクに昇格するためのバトルを行う。当然、上記の行動も織り込み済み。
2VS2のバトルでコジョンド、ルカリオを手持ちにゲンガー、カイリューと戦う。
また、サトシが後に戦うサイトウとも交戦し敗北した経験があり、ストイックな彼女からはただ「甘い」とだけ評価されていた。
84話では、キーストーンを授けたり、メガ島で一緒にルカリオナイトを見つけたりと、サトシのルカリオがメガシンカするための手助けをした。続く85話~86話でサトシとサイトウのバトルを見届けるが、そこでコルニとサイトウは険悪どころか、実は親友であることが明かされる。その証拠に、コルニはカロスのスイーツをお土産に持ってきており、そこで上述の「甘い」発言の真相が明かされた。
XY編のゲストキャラが続編で再登場するのは、サン&ムーン編に登場したキャルとシン・リーに続き3人目。サトシたちと深く関わったキャラの中では初となった。
手持ち
他媒体
ポケモンマスターズ
CV:美波わかな
ルカリオをバディとして登場。
ストーリー第6章クリアすると仲間にすることができる。
本作ではルカリオと心を通わせた経緯が掘り下げられており、心を通わせる方法としてダンスを選んだものの、コルニはリオルのダンスの上手さに焦りを感じるあまり、転倒しそうになった所をリオルに助けられた時、自分本位だった考えを改めて心が通い合うようになった。この際に「ローリングかかと落とし」なる必殺技を編み出したとの事。(公式イラストに描かれたあのポーズがこの必殺技なのだと思われる。)
EX解放するバディーズを決める投票で3位になり、EX化するとルカリオをイメージした道着にカラーチェンジすることが可能になった。
バディーズの性能としてはトレーナー技で自身の攻撃、素早さ、急所率を上げられる自己完結型。インファイトを主軸に攻めるアタッカーである。
☆3配布でありながら攻撃ステータスが高く扱いやすいため、初心者はとりあえず彼女をチームに入れておけばメインストーリーは楽々クリアできる。その性能たるや恒常の★5に迫るものがあり、人気と強さを兼ね備えたキャラクター。
マジコス
7月16日に実装される事が告知される。
相棒はマーシャドーで、マーシャドーを模した軽装重視の格闘スタイルのコスチュームになっている。
EX化すると黒い所が白くなり、帯やブーツがマーシャドーの色違いと同じ紫色になる。
関連イラスト
関連タグ
他のかくとうタイプの使い手
シバ(ポケモン) シジマ トウキ スモモ(トレーナー) レンブ ハラ(ポケモン) サイトウ ビワ(ポケモン) キハダ先生
※同じ女性かくとう使いジムリーダーのスモモとは、幾つか共通点がある。
具体的には、
アニポケ関連タグ
アイリス:サトシのWCS昇格をかけたバトルをしたキャラクター繋がり。
ロイ:同じく寺崎裕香が演じる新シリーズで登場する主人公の一人。
カップリングタグ
ポケモン×人間:ルカコル